粘土瓦
DATE 2019年4月14日(日)
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株式会社カトペン プロタイムズ東三河店の鈴木です。
今回は、和瓦や陶器瓦の粘土瓦について復習します。
和瓦の中でも、粘土を瓦の形にかたどった後、釉薬をかけずに窯のなかにいれて焼き、
その後蒸し焼きにし、表面に炭素膜を成形させたいぶし瓦。
この瓦は、高級感のある色艶があり、瓦の表も裏も渋い銀色をしているのが特徴で、
和風住宅やお城や寺社によく使用される。
断熱性や通気性が高く、素材のリサイクルができるので環境性も良い。
塩害や凍害を起こしやすい特徴もある。
粘土を瓦の形にかたどった後、釉薬をかけずに仕上げた無釉瓦。
この瓦は大きく分けて3種類あり、生地をそのまま焼き上げる「素焼瓦」、
原料に金属酸化物を練り込み、その発色を利用した「練込瓦」
特殊な焼成方法で独自の色を出す「窯変瓦」がある。
粘土を瓦の形にかたどった後、釉薬をかけ、窯の中で高温で焼き上げた陶器瓦。
重厚な外観や波形状の伝統美で和風の住宅によく使用される。
釉薬がガラス造反面、雨仕舞が悪いため、瓦は長持ちするが下地の劣化のほうが早いという側面もある。
反面、雨仕舞が悪いため、瓦は長持ちするが下地の劣化のほうが早いという側面もある。
重量が重く、建物への負担が大きいことや、衝撃に弱く割れやすいという特徴もある。
なんの素材にもメリット・デメリットはあります。
しっかりと特徴を把握し、見合ったメンテナンスを行いましょう!!
