寒さによる劣化とは?
DATE 2017年11月10日(金)
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最近、特に、寒くなってきました。
そこで、今回からは、この寒さが原因で、外壁や屋根の素材にどんな影響が
発生するのかを、お話していきたいと思います。
株式会社カトペン プロタイムズ東三河店の鈴木です。
今回は、その中でも、屋根材の「スレート瓦(カラーベスト・コロニアル)」
についてお話します。
この瓦は、厚さ4.5㎜で、内容成分の85%はセメント、残りの15%が石綿(アスベスト)で構成されていおり、
厚さが4.5㎜と軽量なため建物への負担が少なく地震対策として大変有利な瓦なのですが、
寒さに弱く、寒冷地では使用できない瓦なのです。
ということは、冬の寒さにより、凍害が発生します。
一番多く見られるのは、やはり瓦自体のひび割れです。
このの瓦は、内容成分の85%がセメントの為、塗膜が劣化してしまうと
雨水を吸収してしまいます。
その、吸収した雨水が寒さにより、瓦の中で凍結してしまいます。
そうすると、瓦の中で凍結した水は、体積が膨張し、爆裂といって、
瓦自体にひび割れが発生してしまう現象が発生します。
このひび割れが発生してしまうことにより、ひび割れから甘水賀侵入し雨漏れへとつながる可能性がございます。
屋根は、小屋裏があるためすぐに雨漏りに気づくことがとても難しいです。
定期的に点検や、メンテナンスを行い、早期発見を心がけることが、家が長持ちする秘訣です。
