DATE 2020年10月17日(土)
豊川市で屋根、外壁塗装、防水工事リフォーム工事をおこなっております。
株式会社カトペン プロタイムズ東三河店営業の小黒です!
本日は、豊川市でも非常に多く使用されるカラーベストコロニアルのメンテナンス方法についてお話していきたいと思います。
皆様のご自宅でも使用がされているかもしれない、カラーベストコロニアル。
こちらは新築時によく使用がされる建材として扱われています。
以前までのカラーベストの内容成分は、セメント質が85%と石綿(アスベスト)15%で構成されています。
しかし、2004年建築基準法の改正により石綿の使用が禁止となりました。
そのため、2004年以降に使用されるカラーベストコロニアルに関しては、石綿の代わりに、木片等の増量材が使用されています。
カラーベストコロニアルと呼ばれる他に、スレート瓦等の名称でも扱われています。
そんなカラースト、内容成分のほとんどがセメント質でできているため、必ず表面の塗装が必要になります。
塗装をおこなわず放置をすることで、カラーベストの反りや変形、最悪の場合割れが発生しています。
先日も豊川市内で建物の診断をおこないました。
こちらは築20年メンテナンスされていないカラーベストの様子です。表面の割れはありませんでしたが、防水機能が失われコケやカビの繁殖が目立っています。
こちらのカラーベストをメンテナンスする場合は、まず高圧洗浄を行います。
洗浄で表面の汚れを落としてから、下塗りの塗装を行います。この下塗りの塗装ですがカラーベストの劣化状況によっては、下塗り1回だけでは足りず、下塗り2回の施工が必要となってきますので、劣化状況に応じて見積を作成してもらうのがベストです。
下塗りを塗装した後は、タスペーサーの施工を行います。
ん??上塗りじゃないの??と疑問に思われた方もいるかと思いますが、カラーベストを塗装する際に必ずこの施工をおこなわないと、雨漏りにつながる恐れがありますので要注意です!!
タスペーサーの施工が終わったら、その後に中塗作業、そして最後の上塗り作業をおこなっていきます。
この工程をしっかり守って施工をおこなうことが重要になってきます。
カラーベストのメンテナンス方法は、塗装だけではありません。
屋根のカバー工法という方法もありますので、それは次回お話したいと思います。
☆株式会社カトペンは豊川市で最優良店をめざして活動しております☆
