
DATE 2025年5月5日(月)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
「外壁塗装をしたいけど、どの塗料を選べばいいのかわからない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、外壁塗装で使用する塗料の「種類」と「耐久年数」は、家の美観やメンテナンスコストに直結します。
塗料選びを間違えると、数年で塗膜が剥がれたり、結果的に高額な再塗装が必要になったりすることもあるので、塗料ごとの耐久年数や特徴、選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。
塗料選びが重要な理由とは?
外壁塗装はただ見た目を整えるだけのものではなく、建物を長く守るための重要なメンテナンスです。中でも「塗料選び」は、外壁の寿命やメンテナンス費用を大きく左右する非常に大切な要素です。塗料の種類や性能によって、劣化のスピードや再塗装までの年数に差が出るため、単に安さで選ぶのではなく、長期的な視点で最適な塗料を見極めることが求められます。ここでは、塗料が外壁にもたらす役割や、費用面における選定の重要性について概要を紹介します。
塗料で決まる外壁の寿命と美観
塗料は単なる「色」ではありません。紫外線や雨風から建物を守る「保護膜」の役割を果たしています。
適切な塗料を選ぶことで、建物の寿命を延ばし、長期間美しい外観を保つことができます。
安い塗料の落とし穴、高い塗料の価値とは?
「費用を抑えたいから一番安い塗料で…」と選ぶ方もいますが、それは危険です。
耐久年数が短ければ、数年おきに再塗装が必要になり、結果的に費用がかさむケースが多くあります。
一方で、高価な塗料には耐久性や汚れにくさなどの機能が備わっており、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いのです。
主な外壁塗料の種類と特徴
外壁塗装に使用される塗料には、さまざまな種類があり、それぞれに特性や寿命、価格帯があります。どの塗料を選ぶかによって、施工後の持ちやメンテナンスサイクルに大きな差が出てきます。今回は、一般的な住宅で使用される代表的な塗料を5種類紹介し、各塗料の耐久年数や性能の特徴を簡単にご説明します。
アクリル塗料(耐久年数:約5~7年)
アクリル塗料は、比較的安価で扱いやすい塗料です。耐候性や耐久性は他の塗料に比べて劣りますが、初期のコストを抑えたい場合には適しています。また、乾燥が早く、施工後の仕上がりが美しいため、施工スピードが求められる場合に使われます
- 最も安価でDIYにも使用される
- 耐久性が低く、頻繁な塗り替えが必要
- 新築や仮設住宅向き
ウレタン塗料(耐久年数:約7~10年)
ウレタン塗料は、柔軟性があり、ひび割れを防ぐ性能があります。塗膜が密着しやすく、光沢感が長期間持続することが特徴です。耐候性も高いです。
- 柔軟性があり、細かい装飾部にも対応
- 比較的安価だが、近年はあまり使用されない
- メンテナンスコスト重視の方向け
シリコン塗料(耐久年数:約10~15年)
シリコン塗料は、現在最も一般的に使用されている外壁塗料です。高い耐候性、耐熱性、耐水性を誇り、汚れがつきにくい特性があります。
- コストと耐久性のバランスが良い
- 汚れにくく、カビや藻にも強い
- 現在の主流塗料で、多くの住宅で使用されている
フッ素塗料(耐久年数:約15~20年)
フッ素塗料は、非常に高い耐久性と耐候性を持つ塗料で、汚れに強く、色褪せもほとんどありません。そのため、外壁の長期的な保護に優れています。価格は高めですが、長期間のメンテナンスが不要なため、トータルで見た場合にはコストパフォーマンスが良いです。
- 高い耐候性と撥水性を持つ
- 長寿命で再塗装回数を減らせる
- 高層ビルや公共施設でも採用される
無機塗料(耐久年数:約20~25年)
最も耐久性が高い塗料の一つで、紫外線や酸性雨にも強く、長期間にわたって外壁を保護します。特に耐熱性や防汚性が高いため、過酷な気候条件でも優れた効果を発揮します。
- セラミックなどの無機成分で構成され、圧倒的な耐久性
- 高額だがメンテナンス周期が長く、トータルコストは抑えやすい
- 劣化に強く、最高レベルの性能を求める方におすすめ
塗料の選び方のポイント
数ある塗料の中からどれを選ぶかは、お住まいの立地や築年数、今後のライフプランによって大きく変わってきます。ここでは、塗料選びをする際にチェックすべきポイントをご紹介いたします。住宅ごとに最適な塗料は異なるため、ご自身のニーズや将来設計に合わせて、後悔しない選択をするための判断軸をこの章でつかんでいただければと思います。
立地条件別に求められる塗料
〇海沿いの地域
海風に含まれる塩分は、外壁にとって大きな劣化原因となります。特に塩害に強い塗料を選ぶ必要があります。このような環境には、耐候性が高く、塩害から守る効果のあるフッ素塗料や無機塗料がおすすめです。これらの塗料は、耐久性が高く、厳しい環境でも長期間美しさを保つことができます。
〇風の強い地域
風の強い地域では、塗料の剥がれや色あせが進行しやすくなります。風の力で外壁が摩耗するため、シリコン塗料やフッ素塗料など、強度があり長持ちする塗料が適しています。特にフッ素塗料は、風雨に強く、塗膜が安定して長期間維持されるため、費用対効果が高いです。
〇湿気の多い地域(梅雨や台風が多い地域)
湿気が多い地域では、カビや藻が発生しやすいため、防水性が高く、汚れに強い塗料が求められます。シリコン塗料は汚れにくく、カビや藻を防ぐ特性があり、特に湿度の高い地域での塗装に向いています。また、無機塗料も非常に強力な耐水性を持っており、湿気の多い場所でも優れた効果を発揮します。
築年数に応じた最適な塗料選び
▶築年数が10年未満の住宅
比較的新しい住宅の場合、外壁の劣化がそれほど進んでいないことが多いため、シリコン塗料やウレタン塗料といった標準的な塗料で十分です。これらの塗料はコストパフォーマンスが良く、塗装後も長期間にわたり安定した性能を発揮します
▶築年数が10年以上の住宅
築年数が経過している住宅では、塗装前に外壁のひび割れや劣化が進んでいる可能性があるため、下地補修が必要です。補修をしっかり行ったうえで、耐久性が高く、長期的にメンテナンス回数を減らせるフッ素塗料や無機塗料を選ぶと良いでしょう。これらの塗料は、高い耐久性と防汚性を誇り、老朽化が進んだ住宅でも効果的に機能します。
▶築年数が15年以上の住宅
外壁の劣化が目立つ15年以上経過した住宅では、強い耐候性を持つ無機塗料やフッ素塗料を選ぶと、再塗装の回数を減らすことができます。特に、無機塗料は圧倒的な耐久性を誇り、長期的なメンテナンスを減らせるため、初期投資が高くてもトータルコストを抑えることができます。
プロが教える!塗料選びのリアルな注意点
外壁塗装に関する情報はインターネットや業者のパンフレットで簡単に手に入りますが、そこには「売り手目線」の情報も少なくありません。実際には、塗料の性能だけでなく、施工技術や下地の状態によって仕上がりや耐久性に差が出ることも多いのです。この章では、専門家の立場から見た塗料選びにおける注意点と、見積もりや保証でチェックすべき落とし穴について概要をお伝えします。
営業トークに惑わされない比較の視点
一部の業者は「この塗料なら絶対に20年持ちます!」と断言することがあります。
しかし、塗料の性能だけで耐久年数が決まるわけではありません。
- 下地の状態
- 施工技術
- 塗布量や乾燥時間の管理
これらの要素が整って初めて、カタログ通りの耐久年数が実現するのです。
保証年数と塗料の耐久年数は別物?
よくある誤解が、「20年持つ塗料=20年保証される」という認識です。
実際には、保証は10年程度に設定されていることが多く、施工後のトラブル対応などが対象になります。塗料によって10年もつ塗料でも7年保証だったり、5年保証など種類によって変わってくるのでそこはしっかりと確認いたしましょう。
外壁塗装で後悔しないために―塗料選びは「カトペン」にご相談ください!
外壁塗装は一度の施工で10年、20年と家を守る大切な工事です。その分、使用する塗料の選定は非常に重要であり、価格だけで決めるのではなく、耐久年数や建物との相性、施工技術との組み合わせによって長期的な満足度が大きく変わってきます。
でも塗料によっていろいろ特徴もあるし悩んで決められない…そんな方は「カトペン」にご相談ください。まずは、お問い合わせフォームやメール・電話にてお気軽にご相談ください。塗料選びで失敗しない第一歩は、信頼できるプロに相談することから始まります。ショールームへの来店も歓迎しております!
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