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DATE 2025年9月19日(金)

外壁塗装におけるケレン作業とは?サビ落としと下地調整の重要性

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

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豊橋市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装を検討する際に多くの方は、

  • どの塗料を使うか
  • 費用はいくらか
  • 施工日数はどのくらいか

といった、目にみえる部分ばかりに注目しがちです。しかし、「下地処理」のクオリティも塗装の寿命に大きく影響します。中でも重要なのが「ケレン作業」です。ケレンという言葉は日常生活ではあまり耳にしないため「何のことだろう」と、疑問に思う方も多いでしょう。

実はケレン作業を丁寧に行うかで、外壁塗装の仕上がりや耐用年数に大きな差が出ます。今回のお役立ちブログでは、ケレンの意味や必要性、具体的な方法などをお話しします。

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ケレンとは外壁塗装に欠かせない下地処理の一部!役割とは?

ケレンとは外壁塗装に欠かせない下地処理の一部!役割とは?

「ケレン」とは、外壁や木部などに付着しているサビや古い塗膜・汚れを削り落とし、塗装の下地を整える作業のことです。金属部分においては「サビ落とし」という意味合いが強く、塗料を長持ちさせるために必要な工程とされています。

表面がサビや劣化した塗膜で覆われている状態だと、塗料を塗っても密着せず、数年で剥がれてしまいます。ケレンは塗膜の寿命を延ばすための大切な工程です。

ケレンと下地処理の関係

下地処理は「塗装を長持ちさせるための前工程」の総称です。ケレン作業は、その一部に過ぎません。ケレンのクオリティが高くても、ほかの作業が雑だとケレンの効果は発揮されないため、下地処理の工程をすべて高クオリティの仕上がりにすることが大切です。

ケレン作業が必要な部位

ケレン作業が必要な部位は、次の通りです。

  • 鉄骨階段
  • バルコニーの鉄柵
  • 雨戸・シャッター
  • トタン屋根・折板屋根
  • 木部

さまざまな箇所で、ケレンは行われます。

ケレン作業が必要な理由は塗装後の建物を守るため!メリットは?

ケレン作業が必要な理由は塗装後の建物を守るため!メリットは?

ケレン作業が必要な理由は次の通りです。

  • 塗料の密着性を高める
  • サビの進行を防ぐ
  • 美観を保つ

詳しくみてみましょう。

塗料の密着性を高める

塗装は下地と塗料が密着することで、効果を発揮します。表面にサビや古い塗膜が残っていると、塗料が定着せず剥がれにつながります。ケレンを丁寧に行うことで、塗膜が密着するため長持ちするでしょう。

サビの進行を防ぐ

中でも鉄部はサビが進行すると腐食して強度が低下し、最悪の場合は穴が開きます。サビの上から塗料を塗っても、内部で酸化反応が進むため、根本的な解決にはなりません。ケレンでサビを落とすことが、劣化の抑制につながります。

美観を保つ

ケレンを怠ると、塗料を塗った直後はきれいに見えても表面がデコボコになったり、数年後に浮きや剥がれが発生したりして、美観を損ないます。きれいな外観を維持するためにも、ケレンは欠かせません。

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ケレン作業を怠るとリスクがある!何が起こる?

ケレンは塗装の仕上がりと耐久性を大きく左右する重要な工程です。不十分なまま塗装すると、見た目だけでなく住宅の耐久性や維持費にも大きな影響が出てしまいます。ケレンを怠った場合に起こりやすい主なリスクは次の通りです。

  • サビが再発し、鉄部が腐食する
  • 美観が損なわれ、資産価値が下がる
  • 修繕費用が高額化する

詳しくみてみましょう。

サビが再発し、鉄部が腐食する

鉄部でケレンを怠ると、表面に残ったサビが再び酸化し、短期間で赤サビが浮き上がってしまいます。放置すれば鉄部の内部まで腐食が進み、強度低下の危険性があります。ベランダや階段の手すりなど、人が触れる部分はサビが進むと崩落する恐れがあるため気を付けましょう。

美観が損なわれ、資産価値が下がる

外壁や鉄部の劣化は見た目に大きく影響します。塗膜の剥がれやサビの浮きは、住宅全体を古びた印象に変えてしまい、美観を著しく損ねるでしょう。

修繕費用が高額化する

ケレンを怠ったことで劣化が進行すると、本来なら軽度の補修で済んだのに大規模な修繕を必要とする場合があります。たとえば、鉄部が腐食して穴が空いた場合は交換工事が必要となるため、塗装だけでは対応できなくなります。結果、当初の塗装費用の2倍以上かかるケースも珍しくありません。

ケレン作業は4種類にわかれる!違いとは?

ケレン作業は、1~4種に分類されます。住宅リフォームの場合、基本的に2~4種のケレンを組み合わせて作業を進めます。それぞれ、どのような違いがあるのかみてみましょう。

1種ケレン

1種ケレンは「ブラスト処理」と呼ばれ、研削材(砂や金属粒など)を高圧で吹き付けることで、表面を素地まで戻す方法です。サビや古い塗膜を完全に取り除くため、非常に高い精度が求められます。

ただし、施工には大掛かりな機械設備が必要でコストや手間もかかるため、一般的な住宅塗装には、ほとんど使われません。

2種ケレン

2種ケレンは、ディスクサンダーやグラインダーなどの電動工具を用いて、サビや劣化した塗膜を徹底的に削り落とす方法です。サビの進行が激しい鉄部に適しており「階段・鉄骨・門扉・ベランダの手すり」などで、用いられることが多いでしょう。

3種ケレン

3種ケレンは、住宅塗装で用いられやすい方法です。ワイヤーブラシやスクレーパー(皮スキ)、ヤスリなどの手工具を使い、浮いているサビや塗膜を除去します。完全に素地に戻すわけではなく、浮きや剥がれの原因となる部分を取り除くのが目的です。

4種ケレン

4種ケレンは、サンドペーパーや研磨スポンジを使って表面を軽く研磨し、細かい凹凸や汚れを整える方法です。サビや大きな剥がれはなく、比較的きれいな状態の下地に行われます。

表面を少しザラつかせて塗料の密着性を高める役割もあるため、仕上げ調整や軽度の補修に使われることが多いでしょう。

ケレン作業の流れは決まっている!手順とは?

ケレン作業の流れは決まっている!手順とは?

ケレン作業は、塗装前の下地処理として欠かせない工程です。正しく行うことで塗料の密着性や耐久性が格段に高まり、仕上がりの美しさや寿命に大きく影響します。ケレン作業時の手順は次の通りです。

  1. 現地調査
  2. 養生
  3. ケレン作業
  4. 清掃
  5. 下塗り

詳しくみてみましょう。

1.現地調査

外壁や鉄部の劣化状況を確認し、サビの進行度合いや塗膜の浮き・剥がれの程度をチェックします。調査結果を参考に、どの種類のケレン(1〜4種)が必要か判断されます。

現地調査が不十分だと、後の作業効率や塗装の仕上がりに悪影響を及ぼすため重要です。

2.養生

作業中に出る「削りカス・粉じん」などが、周囲に飛散しないよう養生します。ビニールシートや養生シート、マスキングテープを使い、周囲の「壁・床・窓・植栽」などを保護します。

中でも住宅街では近隣への配慮も必要になるため、丁寧な養生が求められるでしょう。

3.ケレン作業

養生が終わったら、ケレン作業そのものに入ります。「ワイヤーブラシ・スクレーパー・サンドペーパー」などの手工具や、「ディスクサンダー・グラインダー」などの電動工具を用いて、サビや古い塗膜を取り除きます。

鉄部の劣化が激しい場合は2種ケレン、住宅の鉄部では一般的に3種ケレン、仕上げ調整では4種ケレンを選ぶことが多いでしょう。必要に応じて複数の方法を組み合わせてケレン作業をします。

4.清掃

ケレン作業を終えた後は、表面に残った粉じん・削りカスなどを清掃します。エアブローで吹き飛ばしたり、掃除機や刷毛で細かいゴミを取り除いたりなど、素材に応じて清掃の仕方は変わります。

清掃を怠ると下地を処理しても塗料が密着せず、剥がれや浮きの原因となってしまうため重要です。

5.下塗り(サビ止め塗料)

鉄部の場合、ケレン後すぐにサビ止め塗料を塗布することが鉄則です。金属は空気に触れると短時間で酸化が進み、サビが再発してしまうため、時間を空けずに塗装する必要があります。

下塗りは塗膜全体の基盤となる作業です。しっかりとサビ止めを塗ることで、上塗り塗料の性能を発揮させられます。

FAQ|外壁塗装におけるケレン作業についてよくある質問

外壁塗装の耐久性を左右する「ケレン作業」ですが、一般の方にはなじみが薄い工程です。ここでは実際によくいただく質問にお答えします。

Q.ケレン作業を省略するとどうなりますか?

A.表面に残ったサビや劣化塗膜が原因で、新しい塗膜が密着せず、数年以内に剥がれや浮きが発生します。見た目だけでなく建物の耐久性も下がります。

Q.ケレン作業は外壁全体で必要ですか?

A.外壁材によって異なります。鉄部や木部、トタン屋根、雨戸などサビや劣化が目立ちやすい部分に特に必要です。コンクリートやサイディングでも下地調整として軽度のケレンを行う場合があります。

Q.ケレン作業にはどのくらい時間がかかりますか?

A.部位や劣化状態によります。鉄部が多く劣化が進んでいる場合は数日を要することもありますが、一般的な住宅では塗装工程全体のうち1〜2日程度です。

Q.ケレン作業はどのような道具で行うのですか?

A.ワイヤーブラシやスクレーパーなどの手工具、サンドペーパーや電動サンダーを使い分けます。鉄部が重度にサビている場合はグラインダーなど電動工具を使用することもあります。

Q.DIYでケレン作業はできますか?

A.軽度のサビ落としなら可能ですが、適切な処理をしないと再発が早く、かえって費用がかさむ恐れがあります。サビ止め塗料の塗布も含めて、プロに依頼するのがおすすめです。

ケレン作業を重視した外壁塗装ならカトペンにお任せください

ケレン作業を重視した外壁塗装ならカトペンにお任せください

ケレン作業は外壁塗装の「見えない基盤」を整える工程であり、塗膜の密着性・耐久性・美観を左右する非常に重要な役割を担っています。ここを省略したり手を抜いたりすると、数年でサビや剥がれが再発し、高額な修繕につながるリスクがあります。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、鉄部や木部の劣化状況を丁寧に調査し、最適なケレン方法を選択。サビ止め塗料まで一貫して行うことで、長期間にわたり美しく強い外壁を守ります。外壁塗装をご検討の際は、ぜひ一度カトペンにご相談ください。

お問い合わせはフォーム・メール・電話で承っております。ショールームでのご相談も大歓迎です。

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