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DATE 2025年12月22日(月)

行政工事の実績がある塗装会社はなぜ選ばれる?一般住宅でのメリットを詳しく解説

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装を検討するとき、多くの方が悩むのが「どの会社を選べばいいのか」という点です。

価格や口コミだけでは判断しきれず、「行政工事の実績あり」と書かれていても、それが本当に信頼につながるのか分からない、という声もよく耳にします。行政工事の塗装は、一般住宅とはまったく違う基準や管理体制のもとで行われ、その経験がある会社には、施工の考え方や現場の向き合い方に明確な違いがあるのです。

今回のお役立ちコラムでは、行政工事で求められる基準の考え方と、その経験が一般住宅の塗装にどう活きるのかを、業界の内側を知る立場から整理して解説します。

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行政工事の塗装工事は、なぜ基準が高いのか

行政工事の塗装工事は、なぜ基準が高いのか

行政工事の塗装工事が「基準が高い」と言われるのには、はっきりとした理由があります。

まず前提として、使用する材料や施工方法、工程の順序まで、すべてが事前に仕様書で定められています。そのため現場の判断で工程を省略したり、材料を変更したりすることは認められません。

また、工事は自治体などの公的機関が発注者となるため、完了すれば終わりではなく、第三者による検査や書類確認が必ず行われます。施工内容が仕様どおりか、工程に不備がないかを、現場と記録の両面からチェックされるのが一般的です。

このような環境では、曖昧な作業や経験則だけに頼った施工は通用しません。行政工事の基準が高いと言われる背景には、「誰が見ても説明できる施工」が求められているという点があるのです。

行政工事の実績が信頼性の判断材料になる理由

行政工事の実績があること自体は、必ずしも「それだけで安心」という意味ではありません。重要なのは、その実績がどのような評価のもとで積み重ねられているかという点です。行政工事は、民間工事と比べて発注や管理の仕組みが異なり、会社としての総合力が問われます。

  • 工事ごとに審査が行われ、過去の施工内容が評価対象になる
  • 施工品質だけでなく、工程管理や安全管理、対応力も見られる
  • 一度きりではなく、継続して受注できるかどうかが重要視される

このような仕組みがあるため、継続して行政工事を任されている会社は、現場対応や説明責任の面でも一定の評価を受けていると考えられます。

実績を見る際は、「やったことがあるか」ではなく、「なぜ任され続けているのか」という視点を持つことが大切です。

この考え方は、一般住宅の塗装会社を選ぶ際にも、有効な判断材料の一つになります。

行政工事の経験は一般住宅でどう活きるのか

行政工事の経験は一般住宅でどう活きるのか

行政工事で求められる基準は、そのまま一般住宅に当てはめられるものではありません。しかし、厳しい現場を経験する中で身についた施工姿勢や管理の考え方は、住宅塗装の品質や安心感に確実に影響します。

ここでは、行政工事の経験が、一般住宅の塗装工事にどのような形で活きてくるのかを具体的に見ていきます。

施工品質が安定する

行政工事では、作業手順や判断基準が明確に定められているため、施工品質に大きなばらつきが生じにくい環境が整っています。この考え方は、一般住宅の塗装工事においても十分に活かすことが可能です。

誰が担当しても一定の品質を保つためには、作業手順を整理し、基準を共有しておくことが欠かせません。経験や勘だけに頼るのではなく、「なぜこの工程が必要なのか」を理解したうえで作業を進めることで、仕上がりは安定します。その結果、施工後の不具合や塗りムラといったリスクも抑えやすくなるのです。

工程管理と説明が丁寧

行政工事では、工程管理と説明が非常に重視されます。今日は何の作業を行うのか、どこまで進んでいるのかを把握し、説明できる状態でなければなりません。

この意識がある会社は、住宅塗装でも工程の見える化を大切にします。事前説明や進捗の共有、写真による記録などを通じて、施主が状況を把握しやすい環境を整えます。「いつの間にか工事が進んでいた」という不安が生まれにくいのも、行政工事経験が活きる点です。

トラブルを未然に防ぐ視点が身についている

行政工事の現場では、問題が起きてから対応するという考え方は通用しません。あらかじめ想定されるリスクを洗い出し、起きないように対策を講じることが求められます。

この姿勢は、一般住宅の塗装でも大きな意味を持ちます。近隣への配慮や安全管理、天候による工程調整など、事前の判断がトラブル防止につながるでしょう。住宅工事は生活の場で行われるからこそ、影響範囲が広いという認識を持っているかどうかが重要です。

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基準の厳しい仕事をしてきた会社ほど、住宅工事に慎重になる理由

基準の厳しい仕事をしてきた会社ほど、住宅工事に慎重になる理由

基準の厳しい現場を経験してきた会社ほど、住宅工事に対して慎重な姿勢を取る傾向があります。それは作業に時間をかけたいからでも、効率を落としたいからでもありません。一つひとつの判断や工程が、後から大きな影響を及ぼすことを、現場経験を通じて理解しているからです。ここでは、そうした会社に共通する慎重さの理由を整理します。

慎重さは責任の重さを知っている証拠

「確認に時間をかける、説明を省かない、小さな工程を軽視しない」これらは一見すると遠回りに見えるかもしれません。しかし、厳しい基準の仕事を経験してきた会社ほど、「問題を起こさないこと」そのものに価値を置いています。

行政工事の現場では、わずかな判断ミスや工程の省略が、手直しや是正につながることも少なくありません。その積み重ねが、「事前に確認する」「念のためを重ねる」という姿勢を生み出すのです。

判断を急がず、工程を省かないという選択

基準の厳しい現場を経験してきた会社は、「急ぐこと」よりも「省かないこと」を優先します。工程を短縮すれば一時的に効率は上がりますが、その分、仕上がりや耐久性に影響が出る可能性があることを理解しているからです。

住宅工事では、完成直後だけでなく、数年後の状態も重要です。判断を急がず、必要な工程をきちんと踏むという考え方は、長期的な視点で住まいと向き合っている証とも言えるでしょう。

FAQ|行政工事の実績がある塗装会社についてよくある質問

FAQ|行政工事の実績がある塗装会社についてよくある質問

行政工事の実績と聞くと「住宅とは関係ないのでは?」と感じる方も少なくありません。ここでは、外壁塗装を検討されている方から実際によく寄せられる疑問をもとに、行政工事の実績がどのように住宅塗装と関係してくるのかを整理してお答えします。

Q.行政工事の実績があれば、必ず住宅塗装も安心ですか?

A.行政工事の実績があること自体が「絶対に安心」というわけではありません。ただし、厳しい仕様や検査を前提とした現場を経験している会社は、工程管理や説明責任、品質への考え方に一定の基準を持っているケースが多いのは事実です。住宅塗装でも、その姿勢が活きるかどうかを確認することが大切です。

Q.行政工事と一般住宅の塗装は、やり方が違うのでは?

A.求められる仕様や規模は異なりますが、「工程を省かない」「記録を残す」「説明できる施工を行う」という基本姿勢は共通しています。行政工事で培われた考え方は、一般住宅の塗装においても品質の安定やトラブル防止に活かされます。

Q.見積や打ち合わせで、行政工事の経験はどう見極めればいいですか?

A.実績の有無だけでなく、工程説明の具体性や質問への答え方を見ることが重要です。なぜその工程が必要なのか、どんなリスクを想定しているのかを丁寧に説明できる会社は、行政工事で求められる考え方が身についている可能性が高いと言えるでしょう。

行政工事の実績多数「カトペン」にご相談ください!

行政工事の実績多数「カトペン」にご相談ください!

外壁塗装で後悔しないためには、価格や口コミだけでなく「その会社がどんな基準で仕事をしてきたのか」に目を向けることが欠かせません。行政工事の実績がある塗装会社は、仕様書どおりに施工する姿勢、工程を省かない判断、説明責任を果たす意識など、厳しい現場で鍛えられた考え方を持っています。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、そうした背景を踏まえたうえで、一般住宅でも安心できる塗装工事を重視しています。完成直後の見た目だけでなく、数年後まで見据えた判断を行うことが、結果として住まいを守ることにつながるからです。

「本当にこの工事内容で大丈夫なのか」「自分の家に合った進め方なのか」と迷ったときは、一人で抱え込まず、まずはカトペンにご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせはもちろん、メールやお電話でのご相談、ショールームへのご来店でも丁寧にお話を伺います。

基準のある仕事を知っているからこそできる提案で、納得できる外壁塗装を一緒に考えていきます。

カテゴリー:カトペンについて 塗装業者の選び方 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 屋根塗装について

DATE 2025年12月15日(月)

外壁塗装は補助金終了後いつやるべき?費用を損しない最適タイミングを解説

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

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外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装の補助金が終了したと聞くと、「今やると損なのでは?」「次の補助金まで待つべき?」と迷ってしまう方は少なくありません。特に費用を抑えたい、できるだけ合理的に判断したいと考えている方ほど、施工タイミングの判断は難しく感じるものです。

しかし「補助金がない=費用対効果が下がる」とは限りません。実は、補助金終了後だからこそ“損をしにくい時期”や“値上がりを避けられる判断基準”が存在するのです。今回のお役立ちコラムでは、補助金終了後に外壁塗装を検討する際の最適なタイミングと、後悔しないための考え方をわかりやすく解説します。

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補助金終了後でも外壁塗装を検討すべき理由

外壁塗装は補助金の有無だけで判断すると、かえってタイミングを逃してしまうことがあります。補助金はあくまで「後押し」であり、建物の劣化状況や市場環境の方が重要な判断材料になるケースも少なくありません。ここでは、補助金終了後でも外壁塗装を前向きに検討すべき理由を整理します。

補助金は「常にあるもの」ではない

外壁塗装の補助金は、「いつでも利用できる制度」ではありません。自治体ごとに実施期間や予算枠、対象条件が細かく定められており、毎年必ず行われるとは限らないのが実情です。実際には、予算上限に達した時点で受付が終了したり、事前の告知がないまま制度そのものが終了したりするケースも少なくありません。

「そのうち再開するだろう」と判断を先延ばしにした結果、気づけば数年が経過し、外壁の劣化が進んでしまうこともあります。補助金を前提に待ち続けることが、必ずしも賢い選択とはいえない点には注意が必要です。

劣化は補助金の有無に関係なく進行する

外壁のひび割れや塗膜の劣化は、補助金の有無や制度のスケジュールに関係なく、日々少しずつ進行していきます。劣化を放置している期間が長くなるほど、下地まで傷みが広がり、補修箇所が増えることで工事内容も大がかりになりがちです。

その結果、本来であれば不要だった補修費用が追加され、塗装全体のコストが高くなるケースも。補助金が使えなかったという理由だけで劣化を見過ごすことは、長期的に見て合理的な判断とは言いにくいでしょう。

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補助金がなくても「損しない」施工タイミングの考え方

補助金がなくても「損しない」施工タイミングの考え方

補助金が終了した後に外壁塗装を検討する場合、重要になるのは「今、このタイミングで行う意味があるかどうか」です。補助金の有無だけで判断すると、かえって施工時期を逃し、結果的に費用対効果が下がってしまうこともあります。

外壁の状態や将来的なコスト変動を踏まえて判断すれば、補助金がなくても損をしない選択は可能です。ここでは、無理なく合理的に外壁塗装を進めるための施工タイミングの考え方を解説します。

劣化サインが出始めた時が一つの目安

外壁塗装を検討するうえで、一つの判断基準になるのが「劣化サインが出始めているかどうか」です。外壁は日々、紫外線や雨風の影響を受けており、見た目に小さな変化が現れ始めた段階が、塗装の適切なタイミングといえます。

代表的な劣化サイン
・外壁を触ると白い粉が付くチョーキング現象
・髪の毛のような細かなひび割れ
・塗膜の色あせやツヤの低下

これらの症状が軽いうちに塗装を行えば、下地補修を最小限に抑えられる可能性が高く、工事費用も比較的安定します。補助金の有無に関わらず、目に見える劣化サインを見逃さず、早めに対処することが費用対効果を下げないポイントです。

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値上がり前に動くという視点

外壁塗装の費用は、施工時期によって大きく変わることがあります。近年は塗料価格の上昇に加え、職人不足による人件費の高騰も続いており、工事費全体は年々上がる傾向にあります。そのため、補助金が使えないからと数年先まで施工を先延ばしにすると、結果的に「補助金以上の値上がり分」を負担することになりかねません。

重要なのは、補助金の有無だけで判断するのではなく、「今の相場で工事ができるか」という視点を持つことです。現時点で適正価格だと感じられる見積もりが出ているのであれば、将来の値上がりリスクを避ける意味でも、早めに動く判断は十分に合理的だといえるでしょう。

季節・時期から考えるベストな外壁塗装のタイミング

季節・時期から考えるベストな外壁塗装のタイミング

補助金終了後に施工する場合、季節選びも費用対効果に大きく影響します。天候や業者の稼働状況を踏まえた、時期別の特徴を把握しておきましょう。

春・秋は安定しやすいが混みやすい

気温・湿度が安定する春と秋は、外壁塗装に適した時期とされています。その分依頼が集中し、希望日程が取りづらいこともあります。早めの相談が欠かせません。

夏・冬は調整次第で狙い目になることも

真夏や真冬は敬遠されがちですが、施工条件を満たせば問題なく工事が可能です。比較的予約が取りやすく、柔軟な対応をしてもらえるケースもあります。

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補助金終了後こそ重要になる「業者選び」の視点

補助金終了後こそ重要になる「業者選び」の視点

補助金がない状況では、業者選びがそのまま費用対効果に直結します。価格だけで判断せず、納得感のある施工につながるチェックポイントを押さえておきましょう。

見積もりの根拠が明確か

塗料の種類、塗装回数、下地補修の内容などが具体的に記載されているかは重要な判断材料です。安さだけを強調する見積もりには注意が必要です。

「今やらなくていい」と言ってくれるか

信頼できる業者ほど、無理に契約を急がせません。点検結果を踏まえ、「まだ様子を見ても大丈夫」と正直に伝えてくれるかどうかも判断基準になります。

FAQ|補助金終了後の外壁塗装についてよくある質問

FAQ|補助金終了後の外壁塗装についてよくある質問

補助金が終了したあとに外壁塗装を検討する際、多くの方が同じような不安や疑問を抱えています。ここでは、実際の相談現場でよく聞かれる質問をもとに、判断のヒントになるポイントを整理しました。

Q.補助金が再開するまで待ったほうが得ですか?

必ずしも得とは限りません。補助金は毎年実施されるとは限らず、再開時期や条件も不透明です。その間に外壁の劣化が進めば、補修費用が増え、結果的に補助金以上の出費になるケースもあります。建物の状態と将来のコストを踏まえた判断が重要です。

Q.補助金がない時期でも見積もりを取る意味はありますか?

十分にあります。現時点での外壁の状態や必要な工事内容を把握することで、「今すぐやるべきか」「まだ待てるか」の判断材料になります。補助金の有無に関わらず、定期的な点検と相場把握は費用を損しないための基本です。

Q.補助金がない分、値引き交渉は可能ですか?

過度な値引きは施工品質に影響する可能性があるため注意が必要です。ただし、工事時期の調整や仕様の見直しによって、無理のない範囲で費用を抑えられる場合もあります。根拠のある提案をしてくれる業者かどうかが重要です。

カトペンと考える|補助金終了後でも後悔しない外壁塗装の進め方

カトペンと考える|補助金終了後でも後悔しない外壁塗装の進め方

補助金が終了したからといって、外壁塗装を先延ばしにすることが必ずしも得策とは限りません。大切なのは「今やるか、待つか」を感情や制度だけで決めるのではなく、建物の状態・将来の修繕リスク・市場価格を総合的に見て判断することです。劣化が進めば進むほど、塗装だけでは済まず、補修費用が膨らむ可能性も高まります。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、補助金の有無に左右されず、一棟一棟の状態を丁寧に確認したうえで「今が適切かどうか」を正直にお伝えしています。無理に工事を勧めることはありませんし、まだ様子を見たほうが良い場合はその理由も含めて説明します。

補助金がなくても、早めの点検と正確な判断が結果的に費用を抑えることにつながるケースは少なくありません。少しでも不安や迷いがある場合は、まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店をご検討ください。カトペンが、後悔しない外壁塗装の判断をサポートします。

カテゴリー:塗装はいつが最適? 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 補助金・助成金 費用について

DATE 2025年12月12日(金)

豊橋市の冬でも外壁塗装はできる?メリット・デメリットと工事リスク対策を専門家が解説

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、

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外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装を検討している方の中には「冬でも外壁塗装はできるのか」「寒い時期に工事して失敗しないのか」と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。とくに豊橋市は、太平洋側気候で比較的温暖とはいえ、冬場の気温や風の影響をどう考えるべきか迷いやすい地域です。

結論からお伝えすると、豊橋市でも冬の外壁塗装は可能です。ただし、どんな条件でも問題なく施工できるわけではなく、冬ならではの注意点と対策を理解したうえで判断することが重要になります。

今回のお役立ちコラムでは、豊橋市の地域特性を踏まえながら、冬の外壁塗装の可否やメリット・デメリット、工事リスクと具体的な対策についてわかりやすくお話していきます。

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豊橋市の冬は外壁塗装に向いているのか

豊橋市の冬は外壁塗装に向いているのか

外壁塗装が可能かどうかは、単に季節だけでなく、気温・湿度・天候条件が大きく関係します。

一般的に外壁塗装で注意される基準は以下の通りです。

  • 気温が5℃以上
  • 湿度が85%未満
  • 雨や雪が降っていない
  • 結露が発生しにくい状態

豊橋市の冬は、内陸部や日本海側と比べると気温が下がりにくく、積雪もほとんどありません。そのため、日中の条件が整えば冬でも塗装できる日が多い地域といえます。ただし、朝晩の冷え込みや、海からの風の影響を受けやすい点には注意が必要です。

冬に外壁塗装をおこなうメリット

冬の外壁塗装には、不安だけでなく意外なメリットもあります。

工事予約が取りやすい

外壁塗装は春や秋に依頼が集中しやすく、繁忙期には希望時期に工事ができないケースもあります。一方で冬は比較的依頼が落ち着くため、スケジュール調整がしやすいというメリットがあります。

職人の施工に集中力が出やすい

繁忙期と比べて工事が詰まりにくいため、現場管理や施工工程に余裕が生まれやすくなります。結果として、一棟一棟を丁寧に仕上げやすい時期でもあります。

夏の高温による施工トラブルを避けられる

真夏は塗料の乾燥が早すぎることで、仕上がりムラや不具合が起きることもあります。冬は極端な高温がないため、条件管理さえできていれば安定した施工が可能です。

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冬の外壁塗装で注意すべきデメリット

一方で、冬ならではの注意点も存在します。

低温による乾燥不良のリスク

気温が低すぎると、塗料が十分に乾燥せず、密着不良や耐久性低下につながる恐れがあります。とくに朝夕の気温低下には注意が必要です。

結露や霜の影響

夜間から早朝にかけて外壁に結露や霜が発生すると、そのまま塗装することはできません。

無理に作業を進めると、剥がれや膨れの原因になります。

工期が延びやすい

気温や天候条件を優先するため、作業時間が短くなったり、工程を一時中断することがあります。結果として、夏場より工期が長くなるケースもあります。

冬の外壁塗装で起こりやすい工事リスク

冬の外壁塗装で起こりやすい工事リスク

冬季の外壁塗装で注意すべきリスクは、単に「寒いから乾きにくい」という話だけではありません。実際の現場では、気温や結露への配慮不足が複合的に重なり、不具合につながるケースが見受けられます。

まず多いのが、気温条件を十分に確認しないまま作業を進めてしまうケースです。日中は条件を満たしていても、朝の気温が低すぎる状態で下地処理や塗装を始めてしまうと、塗料の密着性が落ちる原因になります。施工直後は問題がないように見えても、数年以内に剥がれや浮きが発生する可能性があります。

次に注意したいのが、乾燥時間を短縮してしまう工程管理の問題です。冬は塗料の乾燥に時間がかかるにもかかわらず、工期を優先して次の工程に進んでしまうと、塗膜内部に水分が残りやすくなります。これが後々、膨れや割れにつながることがあります。

また、結露や霜の影響を軽視した施工もリスクのひとつです。夜間から早朝にかけて外壁表面に水分が付着している状態で塗装をおこなうと、塗料が十分に定着しません。とくに豊橋市のように海風の影響を受けやすい地域では、見た目以上に湿気が残っていることもあります。

これらのリスクは、いずれも「冬だから必ず起こる」というものではありません。問題になるのは、冬特有の条件を理解せずに通常期と同じ感覚で施工を進めてしまうことです。そのため、冬季施工では通常以上に施工管理の質が問われます。

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豊橋市で冬に外壁塗装を成功させるための対策

豊橋市で冬の外壁塗装を成功させるためには、地域特性を踏まえた施工対策が欠かせません。単に「冬対応可能」とうたっているだけでなく、具体的にどのような管理をおこなうかが重要になります。

まず大切なのが、気温と天候を見極めた施工計画です。豊橋市は日中に気温が上がりやすい日が多いため、作業時間帯の調整が有効です。朝の霜や結露が完全に解消してから作業を開始し、夕方の気温低下前に塗装工程を終えることで、リスクをおさえやすくなります。

次に、冬季施工に適した塗料選定も重要なポイントです。塗料にはそれぞれ適正な施工温度があり、冬場でも性能を発揮しやすい種類があります。経験のある業者であれば、建物の状態や施工時期に合わせて塗料を選定し、無理のない提案をおこないます。

さらに、乾燥時間を最優先にした工程管理が欠かせません。冬は乾燥に時間がかかる分、工程間の間隔を十分に取る必要があります。工期が多少延びたとしても、乾燥を優先することで、長期的な耐久性と仕上がりの安定につながります。

加えて、結露や湿気への事前対策も重要です。外壁の状態を毎日確認し、少しでも条件が悪い場合は無理に作業を進めない判断が求められます。このような判断ができるかどうかが、冬季施工の成否を大きく左右します。

冬でも外壁塗装を検討した方がいいケース

冬でも外壁塗装を検討した方がいいケース

外壁塗装は春や秋が向いているといわれがちですが、状況によっては冬に施工した方が良いケースもあります。たとえば、外壁の劣化が進行しており、これ以上放置できない状態の場合です。ひび割れや塗膜の剥がれをそのままにしておくと、雨水の侵入や下地の傷みにつながり、結果的に補修費用が増えることがあります。このような場合は、条件を整えたうえで早めに施工する方が建物を守れます。

長い目で検討したい場合にも有効

春以降に住み替えや売却を予定しているケースでも、冬の外壁塗装は有効な選択肢です。繁忙期を避けることでスケジュール調整がしやすく、計画的に工事を進めやすくなります。繁忙期を避けて、じっくり相談しながら工事を進めたい方にも冬季施工は向いています。

業者側も比較的余裕がある時期のため、現地調査や説明に時間をかけてもらいやすく、納得したうえで契約しやすい傾向があるのです。このように、冬だから避けるべきというよりも、建物の状態や生活スケジュールに合わせて判断することが大切です。

判断の基準は季節ではなく施工管理にある

外壁塗装は「冬だからダメ」「夏だから安心」と単純に判断できるものではありません。重要なのは、その季節に合った施工管理ができているかどうかです。豊橋市のように比較的温暖な地域では、冬でも条件を守れば問題なく施工できるケースは多くあります。一方で、条件を無視した施工は季節を問わずリスクになります。

外壁塗装の冬施工についてよくある質問【FAQ】

豊橋市で冬施工をおこなう場合に、気になる点を質問形式でまとめました。

Q.豊橋市の冬は本当に外壁塗装しても大丈夫ですか?

豊橋市は太平洋側気候で、冬でも日中の気温が比較的安定しやすい地域です。そのため、気温や湿度などの条件を満たしていれば、冬でも外壁塗装は可能です。ただし、朝晩の冷え込みや風の影響を考慮した施工管理が前提となります。

Q.何月頃までなら冬でも外壁塗装できますか?

年によって気候差はありますが、豊橋市では12月から2月でも施工可能な日が多くあります。ただし、寒波が続く時期や天候が不安定な場合は、工期調整や施工延期の判断が必要になることもあります。具体的な時期は現地調査で判断するのが確実です。

Q.冬に塗装すると耐久性が下がることはありませんか?

適切な気温条件を守り、乾燥時間を十分に確保した施工であれば、冬だからといって耐久性が下がることはありません。問題になるのは、条件を無視した無理な施工です。施工管理の質が耐久性を左右します。

Q.工期はどれくらい長くなりますか?

冬は天候や気温を優先するため、夏場より数日から1週間程度工期が延びるケースがあります。ただし、これは品質を守るための調整であり、仕上がりや耐久性を考えると必要な期間といえます。

Q.冬の外壁塗装は費用が高くなりますか?

基本的に冬だからといって工事費用が大きく上がることはありません。むしろ繁忙期を避けることで、スケジュール調整がしやすくなる場合もあります。ただし、足場の養生や工程管理に配慮が必要なケースでは、状況に応じた調整が入ることもあります。

カトペンが伝える|豊橋市の冬でも外壁塗装で失敗しないための判断と相談先

外壁塗装の時期で迷ったらカトペンにご相談ください

「冬は外壁塗装に向かない」というイメージだけで判断してしまうと、かえって施工のタイミングを逃し、劣化を進行させてしまうことがあります。豊橋市は太平洋側気候で冬でも日中の条件が整いやすく、適切な施工管理ができれば冬の外壁塗装も十分に現実的な選択肢です。重要なのは季節そのものではなく、気温・湿度・結露を正しく見極め、無理のない工程管理をおこなえるかどうかにあります。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、冬季特有のリスクを前提に、気象条件や建物の状態を丁寧に確認したうえで「今やるべきか」「少し待つべきか」を正直にお伝えしています。急がせることなく、乾燥時間や施工品質を最優先に考えた提案をおこなうことで、冬でも長持ちする外壁塗装を実現します。

「冬でも本当に大丈夫か不安」

「自宅の状態を見て判断してほしい」

と感じている方は、まずは情報収集からで構いません。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店を通じて、カトペンにご相談ください。季節に振り回されない、納得感のある外壁塗装の判断をサポートします。

カテゴリー:地域・エリア情報 塗装はいつが最適? 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 工法について 豊橋市

DATE 2025年11月28日(金)

豊橋・豊川で外壁塗装業者を選ぶなら?口コミより確かな見極め方

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

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屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

愛知県東部の主要都市である豊橋市、豊川市にお住まいの皆様。ご自宅の壁にひび割れや色あせを見つけ、「そろそろ外壁塗装の時期かな」とお考えではないでしょうか?

外壁塗装は、住まいの美観を回復させるだけでなく、大切な家を長持ちさせるための最も重要なメンテナンスです。しかしいざ業者を探し始めると、地元の工務店や専門の塗装店、大手のリフォーム会社など、様々な看板を目にして「どこに頼めば良いのだろう?」と迷ってしまうはずです。

また、豊橋・豊川エリアは気候や環境が地域によって異なります。あなたの家を任せる業者が、その地域の特性を理解し、あなたの家の素材に最も適した技術を持っているかどうかが、塗装の耐久性を大きく左右するでしょう。

そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋・豊川で外壁塗装を検討する際に知っておくべき、塗装が得意な業者の主な種類と、それぞれの特徴・強みを徹底的に解説します!

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豊橋・豊川で外壁塗装が得意な業者とは

豊橋・豊川で外壁塗装が得意な業者とは

外壁塗装を豊橋・豊川の地元でおこなう際、依頼先としては主に外壁塗装業者・工務店・ハウスメーカー・リフォーム業者の4つが一般的です。それぞれに特徴とメリット・デメリットがあり、特にコストや品質、アフターフォローに違いがあるため、覚えておくと安心です。

外壁塗装専門業者(豊橋・豊川の地元業者)|オススメ

外壁塗装を専門としている、豊橋・豊川地域に密着した専門性の高い業者です。最大のメリットは、費用対効果の高さと専門性の高さにあります。

地元の塗装専門業者に依頼すれば、見積りから施工、アフターフォローまでを自社の職人や直接契約の職人が一貫しておこなう自社施工であるケースが多いため、仲介手数料などはほとんど発生しません。これにより、同じ塗料や施工内容でも、ハウスメーカーなどに依頼するよりもリーズナブルな価格で高品質な塗装を実現できる可能性が高くなります

また、外壁塗装の専門家であるため、塗料に関する知識が豊富であり、お客様の住宅の材質や劣化状況・ご予算・地域の気候風土(豊橋・豊川の環境)に合わせた最適な塗料や工法を提案してくれます。

くわえて長年培ってきた高い塗装技術と経験を持つ職人が直接施工を担当するため、下地処理から仕上げまで丁寧で確実な作業が期待でき、質の高い仕上がりになるでしょう。

更に地域密着型の業者であるため、お客様の自宅との距離が近く、契約前の現地調査や工事中の急な相談、そして工事後の不具合といった困りごとに対してすぐに駆け付けてくれます。大手のような複雑な受付フローがなく、担当者や責任者が直接対応してくれることも多いため、スムーズで迅速なトラブル対応も期待できるでしょう。

豊橋・豊川の工務店

工務店は住宅全体の構造を把握しているため、外壁塗装だけでなく、同時に屋根や内装など他の箇所のリフォームもまとめて相談しやすいというメリットがあります。自宅を建ててもらった工務店であれば、建物の構造や使用されている資材の情報をすべて把握しているため、安心して任せられるでしょう。

ただし自社で塗装職人を抱えておらず、下請けの塗装業者に外注する場合、専門業者ほど費用が安くならない可能性や、提案できる塗料の種類が限定される場合もあります。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、圧倒的なブランドの安心感と充実した保証制度が最大のメリットです。大手ならではの長期保証や、全国的なサポート体制を重視する方には適しているでしょう。

ただし、実際に施工するのは下請けの塗装業者である場合が多く、間に複数のマージンが発生するため、費用は最も割高になる傾向があります。また下請け業者に任せるため、施工品質にばらつきが出る可能性や、トラブル時の対応がサポートセンター経由となり、時間がかかる場合もあるでしょう。

リフォーム専門業者

リフォーム専門業者なら、塗装工事だけでなく、水回りや内装など複数のリフォームをまとめておこないたい場合に窓口を一本化できるメリットがあります。

要望に合わせて幅広い提案も可能ですが、塗装に精通していない業者の場合、工務店やハウスメーカーと同様に下請けの塗装業者に外注することが多いでしょう。外注する場合は仲介手数料が発生し、専門業者より費用が高くなるかもしれません。

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業者選び・相見積りで重要!見積り書の見方

業者選び・相見積りで重要!見積り書の見方

外壁塗装の見積り書を受け取った際に、適正な価格と高品質な施工を見極め、同時に悪徳業者による被害を防ぐために特に注目すべき重要なポイントについても解説します。外壁塗装の見積り書は、単なる費用の内訳を示すだけでなく、業者の信頼性や施工の品質を判断するための重要な書類です。

塗料名とメーカー名が明確に記載されているか

使用される塗料に関する項目を注意深く確認しましょう。「シリコン塗料一式」や「高耐久塗料」といった抽象的な記載ではなく、具体的な製品名、そして色名と艶(ツヤ)の有無が明確に記されているかチェックしてみてください。

悪徳業者は、知名度の低い安価な塗料を使いながら高性能を謳うため、製品名を伏せがちです。明確な製品名が記載されていれば、お客様ご自身でその塗料の耐久性やメーカー保証、適正価格をインターネットなどで調べられ、見積りの妥当性を判断する手助けとなります。

塗り回数(工程)が正しく記載されているか

外壁塗装は、耐久性を確保するために下塗り、中塗り、上塗りの合計3回塗りが標準的な工程です。見積り書の中で、これらの「下塗り」「中塗り」「上塗り」の工程と、それぞれに使用する塗料の名称、塗布量(平米単価)が詳細に記載されているかを確認しましょう。

特に悪徳業者は、コスト削減のためにこの中塗りや上塗りを省いて「手抜き工事」をおこなう場合があります。見積り書に「塗装一式」とだけ書かれている場合は、手抜きを防ぐためにも、必ず3回塗りが含まれているか、あるいは工程ごとの単価を明記してもらうように依頼しましょう。

下地処理に関する項目が詳細か

塗装工事において、塗料の性能を最大限に引き出し、塗膜を長持ちさせるために最も重要となるのが、ひび割れ補修や高圧洗浄といった下地処理です。この下地処理が不十分だと、いくら高価な塗料を使っても数年で塗膜が剥がれたり膨れたりする原因となります。

優良な業者の見積り書には、「高圧洗浄」「ひび割れ(クラック)補修」「シーリング打ち替え・増し打ち」といった項目が具体的な数量(例:シーリング〇メートル)や単価などと共に記載するのが一般的です。これらが「その他一式」などと大雑把にまとめられている場合は、手抜き工事の温床となる可能性があるため、注意しましょう。

FAQ|豊橋・豊川で外壁塗装業者を選ぶときによくある質問

FAQ|豊橋・豊川で外壁塗装業者を選ぶときによくある質問

豊橋市・豊川市で外壁塗装を検討すると、「結局どこに頼むのが正解なのか」「口コミだけで判断して大丈夫なのか」「見積りでどこを見ればいいのか」など、最初の一歩でつまずきがちです。ここでは、実際にご相談の多いポイントをQ&A形式でまとめました。

Q.豊橋・豊川では、やっぱり地元の外壁塗装専門業者に頼んだほうが良いのでしょうか?

A.一概に「絶対にこう」とは言えませんが、費用対効果と専門性のバランスで見ると、豊橋・豊川の気候や住宅事情に詳しい外壁塗装専門業者が有利なケースが多いです。自社施工や直接契約の職人が多ければ中間マージンが抑えられますし、地元の実例に基づいた塗料・工法の提案が受けられる点もメリットと言えます。

Q.口コミや評価サイトの点数は、どこまで参考にして良いですか?

A.口コミはあくまで「参考材料の一つ」と考えるのが安全です。良い口コミが多いに越したことはありませんが、点数だけで判断すると、広告色の強いサイトや偏った評価に振り回されてしまうこともあります。口コミに加えて、施工実績の掲載内容、見積りの分かりやすさ、現地調査時の説明、担当者との相性なども含めて総合的に判断することをおすすめします。

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Q.相見積りは何社くらい取るのがよいのでしょうか?

A.一般的には2〜3社程度の相見積りで十分です。あまり多く取りすぎると、内容の比較に時間がかかり、どこが何を言っていたか分からなくなりがちです。大切なのは、単純な金額の高い・安いではなく、「塗料名・メーカー名が具体的か」「下地処理やシーリングの項目が詳しく書かれているか」「工程数や保証内容が明記されているか」といった中身を比較することです。

Q.「他社よりかなり安い見積り」が出てきた場合、どこを疑うべきですか?

A.極端に安い見積りの場合は、①足場や下地処理が十分に含まれているか、②塗り回数がきちんと3回塗りになっているか、③塗料グレードが他社と同等かどうか、の3点を特に確認してください。「塗装工事一式」「雨漏り補修一式」といった曖昧な表記が多く、内訳の説明も不十分な場合は注意が必要です。不明点は遠慮せず「ここは具体的にどういう工事ですか?」と質問してみましょう。

Q.豊橋・豊川の気候を踏まえた提案をしてくれる業者かどうかは、どうやって見極めればいいですか?

A.現地調査のときに、「この地域特有の雨風・日当たり・塩害の影響」などに触れながら、劣化原因や塗料選定の理由を説明してくれるかが一つの目安になります。豊橋・豊川の実際の施工事例を見せながら、「なぜこの家にはこの塗料と仕様を選んだのか」を具体的に話してくれる業者であれば、地域性を踏まえた提案ができていると言えるでしょう。

豊橋・豊川で外壁塗装業者に迷ったらカトペンへ|口コミ以上に「中身」で選ぶお手伝いをします

豊橋・豊川で外壁塗装業者に迷ったらカトペンへ|口コミ以上に「中身」で選ぶお手伝いをします

外壁塗装業者選びでもっとも難しいのは、「工事が終わるまで本当の良し悪しが分かりにくい」という点です。インターネットの口コミやチラシの価格だけを見て決めてしまうと、いざ工事が始まってから説明不足や追加費用、仕上がりの差にモヤモヤした気持ちを抱えてしまうことも少なくありません。

本来、外壁塗装は大切な住まいを10年、15年と守るための重要な投資ですから、「誰に任せるか」「どんな仕様で塗るか」を納得して決められることが何より大事です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、豊橋市・豊川市の気候や住宅事情を踏まえたうえで、見積りの段階から塗料名・メーカー名・塗り回数・下地処理内容・保証年数までを分かりやすくご説明し、「なぜこの金額になるのか」「他プランとの違いは何か」を丁寧にお伝えすることを心がけています。まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談など、お客様のペースに合った方法でお気軽にご連絡ください。

実際の施工事例や色見本、見積りの比較ポイントをじっくり確認したい方は、ショールームへの来店も大歓迎です。

豊橋・豊川で「口コミだけに頼らず、本当に信頼できる外壁塗装業者を選びたい」とお考えの方は、地域密着でサポートするカトペンにぜひ一度ご相談ください。

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DATE 2025年11月24日(月)

ハウスメーカー住宅の再塗装で失敗しない!材質別の塗料選定ポイント

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

ハウスメーカー住宅にお住まいの皆さま。ふと外壁を見上げたとき、「そろそろ塗り替えの時期かな?」と感じることはありませんか?

住宅の顔とも言える外壁は、紫外線や雨風から家を守る最後の砦です。特に、緻密な設計に基づいたハウスメーカーの住宅こそ、その性能を維持するためにも、再塗装(塗装メンテナンス)が重要になってきます。

再塗装を考える際、注意したいのは、「どの素材に、どの塗料が最適か」を知らずに選んでしまうことです。窯業系サイディング・金属系サイディング・モルタル・ALCなど、あなたの家の外壁材によって、耐久性・美観の維持、そしてコストパフォーマンスを最大化できる塗料は全く異なります。

今回のお役立ちコラムでは、ハウスメーカーの住宅に多い主要な外壁素材ごとに、最適な塗料の種類を徹底解説しますので、参考にしてみてください。

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ハウスメーカー住宅の外壁に採用されやすい塗料とは

ハウスメーカー住宅の外壁に採用されやすい塗料とは

ハウスメーカー住宅の外壁に採用されやすい塗料は、シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料・ラジカル制御型塗料などです。

シリコン塗料

シリコン塗料は、現在の外壁塗装においてコストパフォーマンスと耐久性のバランスが最も取れている、いわば業界の標準的な塗料です。その主成分はシリコン樹脂であり、アクリルやウレタンといったより安価な塗料に比べて、紫外線や雨に対する耐候性が格段に優れています。

シリコン塗料なら初期費用を抑えながらも、一定の期間美観と建物を保護できるでしょう。また、色の種類や艶の調整が豊富で、多くの住宅で採用されている実績の多さも特徴の一つです。

フッ素塗料

フッ素塗料は、シリコンよりも上位に位置する、非常に耐久性の高い塗料グレードです。その主成分であるフッ素樹脂は結合力が非常に強いため、耐候性・耐久性は最高水準の一つとされ、とても長い耐用年数を誇ります。

この高い耐久性により、塗り替え回数を大幅に減らすことが可能となるため、長期的に見ればメンテナンスコストの削減に繋がるでしょう。また、長期間にわたって色褪せしにくく、防汚性にとても優れているため、建物の美観を長く維持したい場合に適しています。

ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料は、比較的新しい技術を用いた塗料です。塗膜の劣化を引き起こす主要因である、紫外線などによって発生する「ラジカル」という物質の発生や働きを特殊な顔料で抑制・封じ込める技術が組み込まれています。

ラジカル制御型塗料は、塗膜の表面が粉を吹いたようになるチョーキング現象などの劣化に強い塗料です。初期費用がノーマルのシリコン塗料に近い水準であるため、長期的なメンテナンスコストを抑えたい方に非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

無機塗料

無機塗料は、数ある塗料の中で最も長い耐久性を持つグレードとして位置づけられています。この塗料は、天然の石やガラス、鉱物といった無機物を主成分の一部に取り入れている点が特徴です。

紫外線で分解されやすい有機物を主体とする塗料とは異なり、無機物の特性によって極めて高い耐久性を発揮し、その耐用年数は20年~25年程度と非常に長寿命が期待できます。価格は他の塗料と比較すると初期費用が高額になりがちですが、メンテナンスサイクルを最長にできるため、生涯コストで考えれば経済的と言えるでしょう。

さらに、燃えにくい不燃性や、雨水で汚れを洗い流す超低汚染性(セルフクリーニング機能)を持つ製品が多いことも、この塗料の大きな強みと言えます。

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ハウスメーカー住宅の外壁にオススメの塗料|材質別

ハウスメーカー住宅の外壁にオススメの塗料|材質別

外壁塗装において、塗料の選択は外壁材の特性を理解し、その材質が持つ弱点を補強したり、長所を最大限に引き出したりできるものを選ぶことが大切です。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、ハウスメーターの住宅において最も広く使われている外壁材です。窯業系サイディングに求められるのは、内部にこもる湿気を外に逃がす透湿性を確保しつつ、外からの雨水の侵入を防ぐ防水性を両立させることが重要となります。

この材質には、コストと耐久性のバランスに優れるシリコン塗料が最も一般的です。シリコン塗料なら透湿性にも比較的配慮された製品が多く提供されています。また高い耐久性を求めるなら、シリコン塗料と同程度の価格帯でありながら、より長持ちを期待できるラジカル制御型塗料が有力な選択肢となるでしょう。

長期間のメンテナンスフリーを希望される場合には、耐久性の最も高いフッ素塗料や無機塗料も選択肢に入ります。もし新築時の意匠性の高いデザインをそのまま活かしたい場合は、元の模様を透かして見せるクリヤー塗料という選択肢もありますが、これは外壁の劣化が少ない状態でのみ適用が可能です。

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モルタル外壁

モルタルの外壁は、セメントを塗り重ねて仕上げる性質上、ひび割れ(クラック)が発生しやすいという大きな特徴があります。そのため、モルタル外壁に適した塗料には、このひび割れの動きに追従できる弾性、すなわち柔軟性を持った性能が不可欠です。

具体的には、塗膜がゴムのように伸び縮みして小さなひび割れを覆い隠し、また新たなひび割れの発生を抑えやすい弾性塗料や、ピュアアクリル塗料などが適しています。弾性のない硬質な塗料を使用する場合でも、必ず下塗り材として微弾性フィラーと呼ばれる下地調整材を厚く塗布することで、外壁の動きへの追従性を高めることが推奨されるでしょう。

金属系サイディング

金属系サイディング、特にガルバリウム鋼板などを使用した外壁材は、錆びへの対策と熱への配慮が重要となります。この材質に塗装を行う際は、まず下塗りに防錆効果を持つ、プライマーを必ず使用することが大前提です。

金属は熱の影響を受けやすいため、塗膜の早期劣化を防ぐために耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料をオススメします。、金属の特性を活かして、太陽熱を反射して室内の温度上昇を抑える機能を持つ遮熱機能のあるものを選択すると、省エネルギー効果も期待できるでしょう。

ALCパネル(軽量気泡コンクリート)

軽量気泡コンクリートであるALCパネルの外壁は、断熱性に優れる反面、吸水性が高いため、塗膜による高い防水性が求められます。しかし、同時にパネル内部にこもる湿気を排出するための透湿性も重要となるため、この二つの性能を高いレベルで両立できる塗料を選ぶ必要があるでしょう。

一般的にはシリコン塗料やラジカル制御型塗料、フッ素塗料などの中から、透湿性の高いグレードの製品が推奨されます。

FAQ|ハウスメーカー住宅の再塗装と塗料選びについてよくある質問

FAQ|ハウスメーカー住宅の再塗装と塗料選びについてよくある質問

ハウスメーカー住宅の再塗装では、「うちはどの外壁材なのか」「どの塗料グレードを選べばいいのか」「メーカー以外の業者に頼んで大丈夫なのか」など、戸建てごとに悩みどころが違います。ここでは、材質別の塗料選定でよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。

Q.自分の家の外壁が何の材質か分からないのですが、どうやって確認すればいいですか?

A.図面や仕様書に外壁材が記載されていることが多いので、まずは新築時の書類を確認してみてください。それでも分からない場合は、現地調査時に塗装業者が窯業系サイディング・金属系サイディング・モルタル・ALCなどを判別してくれます。材質が分からないまま塗料を決めるのは危険なので、最初に必ずプロに確認してもらうことをおすすめします。

Q.ハウスメーカー指定の塗料や工法以外を使っても大丈夫でしょうか?

A.保証条件との関係があるため一概には言えませんが、築年数が進んでメーカー保証が切れている場合は、汎用のシリコン塗料やラジカル制御型塗料、フッ素・無機塗料を選ぶケースが多くあります。まだ保証期間内の可能性がある場合は、保証書の内容を確認したうえで、必要に応じてハウスメーカーか、ハウスメーカー住宅の施工実績が豊富な塗装会社に相談すると安心です。

Q.コストと耐久性のバランスを重視するなら、どの塗料グレードがおすすめですか?

A.一般的なハウスメーカー住宅の再塗装では、窯業系サイディング・ALCなどにはラジカル制御型やシリコン塗料、長期的なランニングコストを抑えたい方にはフッ素塗料や無機塗料がよく選ばれます。「とりあえず一番高いもの」ではなく、築年数・今後の住み替え予定・将来の塗り替え回数なども含めて、総額コストで考えることがポイントです。

Q.窯業系サイディングでクリヤー塗装を選ぶかどうかの目安はありますか?

A.クリヤー塗装は、デザイン性の高いサイディング柄をそのまま活かしたい場合に有効ですが、「チョーキングがほとんど出ていない」「大きなひび割れや欠けがない」など劣化が軽微な状態でないと適用が難しくなります。色あせや補修跡が目立っている場合は、通常の色付き塗料で塗りつぶしたほうが仕上がりがきれいになるケースが多いです。

Q.ハウスメーカー住宅でも、地元の塗装店に相談して問題ありませんか?

A.ハウスメーカー住宅の施工実績があり、外壁材ごとの下地処理やシーリング仕様を理解している塗装店であれば、むしろきめ細かな提案が期待できます。相談の際は、「どのメーカーの家をどのくらい施工した経験があるか」「材質別にどんな塗料を使い分けているか」などを聞いてみると、その会社の技術力やノウハウが見えやすくなります。

ハウスメーカー住宅の再塗装はカトペンへ|材質に合わせた塗料選びで後悔しない一回に

ハウスメーカー住宅の再塗装はカトペンへ|材質に合わせた塗料選びで後悔しない一回に

ハウスメーカー住宅の再塗装で失敗しないためには、「とりあえずシリコンで」「メーカー推奨だから」という選び方ではなく、窯業系サイディング・金属系サイディング・モルタル・ALCといった外壁材ごとの特性をきちんと押さえたうえで塗料を選ぶことが何より重要です。

同じシリコンやフッ素、無機塗料であっても、透湿性や弾性、防錆性、下塗り材との相性などが異なり、組み合わせを間違えると早期の剥がれやひび割れ、雨漏りリスクにつながりかねません。だからこそ、ハウスメーカーごとの仕様や材質に精通したパートナーと一緒に「なぜこの塗料なのか」という理由まで納得してから再塗装を進めることが大切です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、ハウスメーカー住宅の現地調査で外壁材・シーリング・付帯部の状態を細かく確認し、シリコン・ラジカル制御型・フッ素・無機塗料の中から、お住まいの材質とライフプランに合った複数プランをご提案しています。

お問い合わせは、ホームページの問い合わせフォームからのお問い合わせのほか、メールや電話でのご相談、実物の塗板や施工事例を見ながらじっくり相談できるショールームへの来店も大歓迎です。ハウスメーカー住宅の再塗装で「材質に合った塗料選びをしたい」「一度の塗り替えでできるだけ長く安心したい」とお考えの方は、ぜひカトペンにご相談ください。

カテゴリー:ハウスメーカーVS塗装専門店 塗装業者の選び方 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について

DATE 2025年11月21日(金)

外壁塗装のケレン作業とは?仕上がりを左右する下地処理の重要性

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

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プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装の工事において、お客様の視線は新しい塗料が塗られる工程に集中しがちです。しかし、プロの職人から見れば、塗膜の耐久性や美しさ、機能性を左右するのは、塗る前の「下地処理」が重要といえます。

この下地処理の中でも、特に手間と技術が求められるのが「ケレン作業」です。

今回のお役立ちコラムでは、普段あまり目にする機会がないケレン作業の目的や工程、耐久性への影響などを詳しく解説します。

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【基礎知識】ケレン作業とは?目的と手順

【基礎知識】ケレン作業とは?目的と手順

ケレン作業は、新しい塗料の性能を引き出すための下地処理の1つです。ここでは、ケレンに関する基礎知識と、職人が実際に行う具体的な手順を解説します。

ケレン作業が塗膜の剥がれ・膨れを根本から防ぐメカニズム

私たちがケレン作業を行う目的の1つに、外壁や付帯部の表面にこびりついた「塗料の密着を妨げるもの」を徹底的に除去することにあります。

外壁の表面には、長年の間にさまざまなものが付着し、堆積しています。

  • 古い塗膜の剥がれ残り:密着力が落ちて浮いてしまった古い塗膜の破片
  • サビや汚れ:特に鉄部やアルミ部に発生したサビ、あるいはカビ、コケ、埃
  • 劣化生成物:外壁材自体が紫外線などで化学変化を起こし発生した物質(チョーキング成分など)

これらの不純物が残ったまま新しい塗料を塗ってしまうと、新しい塗膜は不純物の上に形成されることになります。結果として、塗料と建材が直接密着できず、数年後には下地の不純物ごと新しい塗膜が浮き上がって剥がれてしまうのです。

手間を惜しまない!部位ごとの具体的な手順とは

ケレン作業は、大きく分けて以下の3ステップで進行します。職人は部位や劣化状況にあわせて道具を使い分け、作業を進めます。

【第1ステップ:浮き・サビの徹底除去】

ブラシや電動工具を使用し、サビを徹底的に除去します。塗膜の浮きには皮すきやスクレーパーを使用し、手作業で剥がれカスを取り除きます。

【第2ステップ:全体的な研磨(目粗し)】

サンドペーパーや耐水ペーパーを使い、塗料を塗る面全体を細かく研磨します。この作業により、表面に細かい凹凸ができ、塗料の密着度が飛躍的に向上します。

【第3ステップ:清掃と最終確認】

ワイヤーブラシや電動工具で削り落とした粉塵を払い、必要に応じて高圧洗浄を行います。この清掃を徹底することで、塗料が下地に完全に密着する準備の完了です。

この「手間を惜しまない手作業」こそが、塗膜の耐久性を決定づけるのです。

【職人の技術】耐久性と美観を決める「品質」の判断基準

【職人の技術】耐久性と美観を決める「品質」の判断基準

外壁塗装において、ケレンの品質が最終的な仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。ここでは、ケレン作業の重要性と、プロに任せるべき理由を紹介します。

塗料の性能を引き出す「研磨と目粗し」の役割

ケレン作業の目的は「汚れを落とすこと」だけではありません。新しい塗料が外壁材にしっかりと密着するためには、表面を研磨し、適度なザラつきを与える「目粗し」が重要です。

目粗しによって外壁材の表面に均一な細かい凹凸ができると、塗料がその凹凸に深く食い込みます。それにより、塗料の密着性が飛躍的に向上。この密着性が均一であるほど、塗料がムラなく均一に広がり、仕上がりの美しさ(ツヤや平滑性)も最大限に引き出されます。

家の状態に応じたケレンの「レベル(等級)」の判断

ケレン作業は、劣化の度合いに応じてレベル分けされており、職人は、お客様の家の外壁や付帯部の状態を診断し、最適な作業レベルを判断しています。主に一般住宅で行われるケレンは、以下の2種類です。

3種ケレン(中度のケレン):塗膜の浮きやサビが部分的に確認された場合に行います。密着していない古い塗膜やサビをしっかりと落とし、下地を露出させる作業が中心となります。
4種ケレン(軽度のケレン):劣化が少なく、塗膜の状態が比較的良好な場合に行います。主な目的は表面の清掃と目粗しです。

1種や2種ケレンは、重度のサビや劣化がある鉄骨構造物(橋梁や工場など)に対して行われる、強力なケレン作業です。

これらの等級判断を誤り、本来3種ケレンが必要な箇所に4種ケレンしか行わなかった場合、残された劣化層の下から塗膜が剥がれ落ちる結果を招きます。プロによる正確な診断と、それに基づいた適切なケレン作業こそが、長寿命な塗装を実現するカギです。

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長持ちする塗装を実現する「下地処理」で業者を見極める

長持ちする塗装を実現する「下地処理」で業者を見極める

ケレン作業はDIYでは難しく、その品質は職人の技術と姿勢に左右されます。ここでは、見積り比較や業者を選ぶ際に確認すべき重要なポイントを解説します。

「下地処理不要」を謳う業者は要注意

外壁は常に紫外線や雨風に晒されており、経年劣化や汚れの付着がないケースはあり得ません。高圧洗浄で汚れが除去できる場合は、ケレンが省かれる場合もあるでしょう。しかし、下地処理を疎かにした塗装は、どのような高性能な塗料を使ったとしても、数年で剥がれたり膨らんだりするリスクを抱えています。

見積金額の安さを強調するために、ケレン作業などの下地処理を省略したり、見積りから意図的に除外したりする業者も稀にあるようです。塗装工事の費用は、塗料のグレードだけでなく、職人がどれだけ手間をかけるかで決まります。安さに惑わされず、しっかりと作業をしてくれる業者を見極めましょう。

最終的に頼るべきは「品質と実績のある専門店」

ケレン作業のような見えない部分の品質こそが、塗装の持ちを決定づけます。「一生に一度の大きな買い物」である住まいを、長く快適に保てるようにするのが、私たちの仕事です。

業者選びの際には、長年の実績と地域密着の姿勢を示している業者を選ぶのがおすすめ。家の現状を正しく診断し、メーカーごとの仕様を理解したうえで最適な下地処理をご提案できるのが、塗装専門店の強みです。

外壁塗装で失敗したくない、長持ちする安心な塗装を実現したいとお考えでしたら、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

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FAQ|外壁塗装のケレン作業とは?仕上がりを左右する下地処理の重要性についてよくある質問

FAQ|外壁塗装のケレン作業とは?仕上がりを左右する下地処理の重要性についてよくある質問

外壁塗装の見積りや説明の中で「ケレン作業」という言葉はよく出てきますが、実際に何をしているのか、どこまで必要なのかは分かりにくい部分です。ここでは、ケレン作業に関してお客様からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。

Q.ケレン作業と高圧洗浄は何が違うのですか?

A.高圧洗浄は水の圧力で汚れやコケ・カビを洗い流す作業で、一方のケレン作業はサンドペーパーやワイヤーブラシ、皮すきなどを使って、サビや浮いた古い塗膜、劣化した素地を「削り落とす・研磨する」工程です。高圧洗浄だけでは落としきれないサビや浮きは必ず残るため、金属部や劣化の進んだ部位ではケレンが不可欠になります。

Q.すべての外壁でケレン作業は必要ですか?

A.金属部や塗膜の浮き・剥がれが見られる箇所では必須ですが、毎回「全面に重いケレンが必要」というわけではありません。劣化が少ない場合は4種ケレン(軽い研磨と清掃)で十分なケースもあります。重要なのは、家の状態に応じて必要なレベルのケレンを見極めてもらうことです。

Q.ケレン作業を省略すると、どんな不具合が起きますか?

A.浮いた旧塗膜やサビの上に新しい塗膜を重ねることになるため、数年で「膨れ」「剥がれ」「サビの再発」が表面に現れやすくなります。見た目は塗装直後が一番きれいなので気付きにくいのですが、早期劣化のほとんどは下地処理不足が原因と言っても過言ではありません。塗料のグレード以前に、ケレンがしっかりされているかどうかが寿命を左右します。

Q.ケレン作業は騒音やホコリが心配ですが、どの程度影響がありますか?

A.ワイヤーブラシや電動工具を使う場面では、多少の作業音や粉じんは発生します。ただし一般住宅の場合は、橋梁や工場のような大規模ケレンとは違い、作業範囲も限定されます。養生や清掃をきちんと行う業者であれば、近隣への配慮をしながら作業を進められますので、事前に説明と配慮内容を確認しておくと安心です。

Q.見積書ではケレン作業が「下地処理一式」としか書かれていません。不安に感じてよいでしょうか?

A.「下地処理一式」という表記自体は珍しくありませんが、その内訳説明が全くない場合は内容を確認したほうがよいです。「どの部位にどのレベルのケレンをするのか」「サビ落としや浮き塗膜の処理をどこまで行うのか」などを、口頭でも良いので具体的に説明してくれる業者なら安心感があります。説明をあいまいにしたまま契約を急がせる業者は注意が必要です。

ケレン作業まで丁寧にこだわる外壁塗装はカトペンへご相談ください

ケレン作業まで丁寧にこだわる外壁塗装はカトペンへご相談ください

外壁塗装を長持ちさせるうえで、どんな高級塗料を使うか以上に重要なのが「ケレン作業を含めた下地処理をどこまできちんとしてくれるか」です。新しい塗膜は、あくまでも下地の状態に乗るだけなので、サビや古い塗膜の浮きが残っていれば、その弱い層ごと数年後には剥がれてしまいます。

塗装直後の見た目だけで判断してしまうと、「数年でまた塗装が必要になった」「思ったより早くサビや剥がれが出てきた」という結果になりかねません。だからこそ、ケレン作業の考え方や手間のかけ方まできちんと説明してくれる専門店を選ぶことが、外壁塗装の成功には欠かせないポイントです。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、豊橋・豊川エリアの気候や建物の状態をしっかり診断したうえで、どの部位にどのレベルのケレンが必要かを写真付きで分かりやすくご説明し、「なぜこの工程が必要なのか」を納得いただいてから工事を進めています。外壁塗装で失敗したくない方、ケレン作業や下地処理についてもう少し詳しく知りたい方は、まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談をお気軽にお寄せください。

実際のケレン前後の事例や使用する道具、塗装工程の流れを詳しく見たい方は、ショールームへの来店も大歓迎です。見えない部分の品質にとことんこだわるカトペンと一緒に、安心して長持ちする外壁塗装を計画していきましょう。

カテゴリー:修繕工事について 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 工法について

DATE 2025年11月17日(月)

一条工務店・富士ハウス系の外壁に多いトラブルと塗替え時期の目安

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

一条工務店や富士ハウスの住宅オーナー様から、「外壁のメンテナンスについて、ハウスメーカーとは違う意見を聞きたい」といったご相談を多くいただきます。

たしかに、ハウスメーカーごとに採用する外壁材や工法が異なるため、劣化症状や不具合の傾向、補修ポイントに違いはあります。特に大手メーカーの住宅は、独自の高機能な外壁材や特殊な施工方法を用いていることも珍しくありません。住まいの状況にあわせたメンテナンスを進めるためにも、まずはご自身の家の特徴を知りましょう。

今回のお役立ちコラムでは、一条工務店や富士ハウス系の住宅に多いトラブルと、適切な塗替え時期の目安を解説します。

一条工務店で建てた家の外壁トラブルと補修の方法

一条工務店で建てた家の外壁トラブルと補修の方法

一条工務店で建てた家の外壁には、ハイドロテクトタイルという独自の材料や高耐久サイディングが使用されている場合が多いでしょう。ハイドロテクトタイルは塗装メンテナンス不要と言われていますが、高耐久サイディングなどの外壁材の場合は定期的な塗り替えが必要です。

主な外壁材と警戒すべき「劣化サイン」

一条工務店で主に採用されている外壁材では、特に以下の劣化サインに注意しましょう。

主な外壁材の種類 警戒すべき劣化サイン
ハイドロテクトタイル 目地の汚れ、カビ、タイルの割れや剥がれ、タイル下地のシーリング、防水不良による浮きや剥離
高耐久サイディング シーリングの劣化・切れ、チョーキング(白い粉)、カビ・苔、ひび割れ、塗膜の退色や剥がれ
モルタル(リシン)仕上げ ひび割れ(クラック)、塗膜の膨れ、カビや苔、色あせ

たとえ塗り替えが不要なハイドロテクトタイルが使用されていたとしても、シーリングの劣化は避けられません。劣化サインが見られたら、速やかな補修をおすすめします。

症状別!外壁材の性能を維持するための補修やメンテナンス

外壁材の持つ高い性能を維持し、家を長持ちさせるためには、劣化症状に応じた適切な補修が必要です。

  • シーリングの全面打ち替え:劣化したシーリングを撤去し、下地防水層保護のため、適切なグレードの材料で打ち替えを行います。
  • 再塗装で防水性の回復:チョーキングを確認後、高圧洗浄と下地処理を行い、高耐久塗料で水の浸透を防ぎます。
  • 防カビ・防苔コートの徹底:バイオ洗浄でカビや苔の根を殺菌し、防カビ・防苔コートを施した塗料で再発を防止します。
  • ひび割れ(クラック)の補修:大きなひび割れは、U字型に削って補修材を充填し、水の浸入を確実に防ぎます。
  • タイル目地の防水再施工:タイルの割れや目地の防水不良に対し、部分的なタイル交換や専門的な防水処置を行います。

富士ハウス系の住宅の外壁に見られる特徴的な劣化と対策

富士ハウス系の住宅の外壁に見られる特徴的な劣化と対策

富士ハウス系の住宅もまた、意匠サイディングやリシン吹き付けなど、個性が強い外壁材を採用しています。ここでは、富士ハウス系の住宅で注意したい劣化サインや対策を紹介します。

意匠サイディング・リシン外壁で特に注意すべき劣化

富士ハウスの外壁は、装飾的な外壁材や、独特の質感や模様を生み出す手法を採用しているのが特徴です。

主な外壁材の種類 警戒すべき劣化サイン
意匠サイディング 目地シーリングの劣化・ひび割れや剥離、サイディングの継ぎ目の隙間(ドライジョイント劣化)、チョーキング、塗膜の退色や変色
リシン吹き付け 微細なクラック(ヘアクラック)、塗膜の膨れや剥離、カビや苔の発生

いずれの場合も塗膜の経年劣化は避けられないため、サインを見逃さないよう目視での点検を怠らないようにしましょう。

塗膜の剥離やクラックが発生した場合の具体的な補修方法

富士ハウス系の外壁は、塗膜の保護と継ぎ目の防水性の維持が重要です。

  • 目地・継ぎ目の徹底補修:シーリングを打ち替え、建材腐食を防ぎ、防水性を回復させます。
  • 意匠を活かす再塗装:サイディングの全面塗膜を回復させます。意匠性の高い外壁には、クリヤー塗装や複数色による塗り分けを検討します。
  • クラック補修:微細なクラックから水が浸入しないよう、深さに応じて樹脂補修を行い、高性能塗料で全面を保護します。
  • 腐食箇所の張替・入替検討:下地や防水層の腐食が確認された場合、塗装でなく張替や入替による抜本的な補修も検討します。
  • 付帯部の重点点検と処置:窓枠、サッシ周辺、付帯部品の錆なども点検し、外壁と同時に適切な処置を行いましょう。

塗替え時期を判断する最終基準と失敗しない業者選びのポイント

塗替え時期を判断する最終基準と失敗しない業者選びのポイント

外壁材の種類やメーカーが異なったとしても、外壁によくあるトラブルや劣化サインは共通しています。判断基準を知っておくことに加えて、新築後10~15年が経過しているのであれば、業者の点検を受けるのがおすすめです。

「10年〜15年サイクル」の根拠と今すぐ点検すべきサイン

一条工務店や富士ハウスどちらの住宅であったとしても、シーリング材や一般的な塗料の防水性能から、10年~15年サイクルでの目地補修や塗装メンテナンスを検討しましょう。高耐久のタイルやフッ素塗料を使用していたとしても、シーリング材の寿命はそれほど長くありません。

オーナー様自身で確認できる、緊急性の高い以下のサインを放置しないでください。

  • 目地の弾力性の消失(硬化、ひび割れ):コーキングを押してみて弾力が失われていたら危険信号です。
  • チョーキング(白い粉)の顕著化:外壁を触って白い粉が大量につくようになったら、塗膜の機能が失われています。
  • 苔や藻の広範囲な発生:常に湿気が留まっている証拠であり、外壁材の防水性能が低下してる可能性があるでしょう。

これらのサインを確認したら、すぐに専門家による無料診断をご利用ください。

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補修・塗替えは「メーカー推奨工法」を深く理解したプロに

外壁材の構造や素材、商品グレードごとに仕様は異なるため、メーカーの工法を熟知していない業者やDIYによるメンテナンスはおすすめできません。適切な下処理などを行わなければ、塗料やシーリング材などの本来の性能が発揮されず、数年でトラブルが再発する可能性もあります。

診断力と技術力で家の価値を維持できる塗装専門店に相談し、補修を依頼することが、長期的な安心につながるでしょう。一条工務店、富士ハウス系を問わず、外壁のトラブルや住まいのお悩みは、ぜひお気軽にご相談ください。

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FAQ|一条工務店・富士ハウス系の外壁トラブルと塗替え時期の目安についてよくある質問

FAQ|一条工務店・富士ハウス系の外壁トラブルと塗替え時期の目安についてよくある質問

一条工務店・富士ハウス系の住宅は、一般的な戸建てとは外壁材や工法が異なるため、「本当に今塗り替えが必要なのか」「メーカー以外に頼んで大丈夫なのか」といった不安や疑問を持たれやすいです。ここでは、オーナー様からよくいただくご質問をQ&A形式でまとめました。

Q.一条工務店に「まだ塗り替え不要」と言われましたが、10年以上経っていれば点検したほうがいいですか?

A.はい、外壁材の種類にかかわらず「築10〜15年」は一度専門家の点検を受けていただきたい目安です。ハイドロテクトタイルなどタイル本体の耐久性が高くても、シーリングや防水層の寿命はそこまで長くありません。目地のひび割れや硬化、チョーキング、カビ・苔が目立ってきたら、メーカーの判断だけでなく第三者の診断も合わせて確認すると安心です。

Q.ハイドロテクトタイルの家でも、将来的に塗装が必要になることはありますか?

A.基本的には「タイルそのもの」は塗装不要とされていますが、タイルの割れ・剥がれや下地の防水不良が進んだ場合、部分的な補修や保護を目的とした塗装が検討されるケースもあります。特にシーリングの劣化やタイル目地からの水の回り込みを放置すると、下地や構造材にダメージが広がる可能性があるため、「タイルだから何もしなくてよい」と考えるのは危険です。

Q.富士ハウスで建てた家で、図面や仕様書が手元にありません。塗替えは問題なくできますか?

A.図面がなくても、現地調査で外壁材の種類や仕上げ、シーリングの状態、過去の補修履歴の痕跡などを確認することで、適切な塗料や工法を選定することは可能です。意匠サイディングやリシン仕上げなど、富士ハウス系でよく見られる外壁パターンを把握している塗装店であれば、意匠性を生かしたクリヤー塗装や、模様を損なわない塗り分けの提案もできます。

Q.自分でコーキング材を足したり、市販塗料でクラックを埋めても大丈夫でしょうか?

A.応急処置として一時的に水の侵入を抑えられる場合もありますが、長期的にはおすすめできません。既存シーリングとの相性が悪かったり、下地処理が不十分だと、内部で水が回ってしまい、かえって劣化を早める恐れもあります。特に一条工務店・富士ハウス系の外壁は構造が複雑なことも多いため、「目に見える部分だけをとりあえず塞ぐ」DIY補修は控え、早めにプロの診断を受けてください。

Q.無料診断ではどこまで見てもらえますか?どのくらい時間がかかりますか?

A.一般的には外壁材の種類、シーリングの状態、チョーキングやクラックの有無、苔・カビ・汚れの付着状況、ベランダや笠木、サッシ周りなど雨漏りリスクの高い部分を目視と簡易計測で確認します。建物の大きさにもよりますが、30坪前後の戸建てであれば1〜2時間程度が目安です。診断後に写真付きの報告や、必要な補修・塗替え時期の目安も説明してもらえる業者を選ぶと、判断材料として役立ちます。

一条工務店・富士ハウス系の塗替え相談はカトペンへ|適切な時期と工法選びで大切な住まいを守りましょう

一条工務店・富士ハウス系の塗替え相談はカトペンへ|適切な時期と工法選びで大切な住まいを守りましょう

一条工務店・富士ハウス系の住宅は、高性能な外壁材や独自工法が使われている分、「本当に今塗り替えが必要なのか」「どこまでがタイルや外壁材の性能で、どこからが劣化なのか」が分かりづらく、判断を先送りにしてしまいがちです。

ただ、目地シーリングの硬化やひび割れ、チョーキング、苔・カビの広がりといったサインを放置すると、せっかくの高性能外壁の内部で、見えないところからダメージが進行してしまいます。タイルだから安心、ハウスメーカーの家だからまだ大丈夫、と考えてしまう前に、一度専門家の目で「今の状態」と「必要なメンテナンスの優先順位」を確認しておくことが、住まいの寿命と資産価値を守るうえで大切です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、一条工務店・富士ハウス系の外壁トラブルや塗替え時期の目安について、現地診断と写真付きレポートをもとに分かりやすくご説明し、メーカー推奨工法や材質に配慮した補修・塗装プランをご提案しています。まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談など、お客様の負担にならない方法でお気軽にご連絡ください。実際の施工事例や塗料サンプルを見ながらじっくり相談したい方は、ショールームへの来店も歓迎しています。

一条工務店・富士ハウス系の外壁について「そろそろかな?」と少しでも気になってきたら、地域密着でサポートするカトペンに一度ご相談いただければ幸いです。

カテゴリー:ハウスメーカーVS塗装専門店 塗装業者の選び方 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について

DATE 2025年11月3日(月)

【豊橋市】トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁を徹底比較!それぞれの特徴と塗装の注意点

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

豊橋市で外壁塗装を検討する場合「ハウスメーカーの住まいでも普通の塗装業者に頼んで大丈夫?」「メーカーによって外壁の素材が違うって本当?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

「トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウス」は日本を代表する大手ハウスメーカーです。それぞれ独自の外壁材や構造を採用しており、劣化の仕方も再塗装の方法も異なります。たとえば金属系パネル・セラミックコート・ALCパネルなど、素材によって塗料の密着性や耐候性は異なるのです。適切な処理をしないと、早期剥離や変色などのリスクがあるのです。

大手ハウスメーカーの外壁塗装を検討するなら、施主さまも事前に外壁に対する基礎知識は把握しておいたほうが失敗を回避できます。

そこで今回のお役立ちコラムでは、トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁を比較し、特徴と塗装時の注意点をわかりやすくお話しします。

トヨタホームの外壁:金属+セラミック層の高耐久パネル

トヨタホームの外壁は高い意匠性があり高耐久です。反面再塗装時の密着処理に注意が求められます。沿岸部の豊橋市では、とくに塩害対策を考えておきたいところです。

金属系外壁の構造と特徴

トヨタホームでは「ストーンデザインパネル」「セラミックコート鋼板」など、金属系パネルを多く採用しています。ガルバリウム鋼板をベースに、無機コート層を重ねる構造で、耐候性・防汚性・意匠性に優れた外壁です。これによって10年以上、美観が維持できる仕上げを実現しています。

劣化の特徴と豊橋市での注意点

無機コート層は高い耐久性を誇りますが、再塗装時に塗料を弾く性質があるのです。下地処理を怠ると、塗膜の密着不良を起こすため、再塗装時は研磨と専用プライマー処理が求められます。

また、豊橋市のような沿岸地域だと、潮風による金属腐食にも注意が必要です。塩害対策としては、フッ素系や無機系といった高耐候塗料が適しています。あわせて塗膜に十分な厚みの確保が必要です。

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積水ハウスの外壁:ダインコンクリートと磁器タイルの重厚設計

積水ハウスの外壁:ダインコンクリートと磁器タイルの重厚設計

積水ハウスの外壁は、高級感と断熱性が特徴的です。そのため再塗装をする場合、専用下塗り材と付着試験が欠かせません。

ダインコンクリート外壁の特性

積水ハウスは「ダインコンクリート」と呼ばれる、独自の軽量コンクリート外壁を採用しています。

親水性コーティングが施されており、雨で汚れを落とせる、セルフクリーニング機能を備えているのが強みです。ただし、このコート層は、再塗装時に塗料を弾く特性があります。そのため、再塗装時には、クロスカット試験のような密着テストが必要です。塗装や塗膜が下地に対し、どれほどの強度で密着しているかを測定、評価します。品質管理において重要な意味を持った試験です。

磁器タイル外壁のメンテナンス

磁器タイルは基本的に塗装不要です。ただし、シーリング目地や付帯部に経年劣化が見られるため完全にメンテナンスフリーというわけではありません。塗装対象はタイルそのものではなく、目地・軒天・笠木・鉄部などの補修が必要です。定期的に、高圧洗浄と防水点検を行うことで美観と防水性を維持します。

豊橋市での塗装の注意点

梅雨時期や秋雨の多いために、シーリング材の膨れや剥離が起こりやすい傾向です。透湿性を確保できる弾性フッ素塗料や微弾性シリコン塗料を選ぶことで、湿度に強くなります。

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大和ハウスの外壁:ALCパネルの断熱と吸水に注意

大和ハウスの外壁:ALCパネルの断熱と吸水に注意

大和ハウスのALC外壁は、断熱性自体は高いのですが、多孔質のため吸水・膨れ対策を徹底する必要があります。多孔質とは内部に小さな穴があることを指します。

ALC外壁の構造と性能

大和ハウスでは、「ジーヴォシリーズ」に代表されるALC(軽量気泡コンクリート)外壁を採用しています。ALCは軽量で断熱性・耐火性に優れていますが、表面が多孔質のため吸水しやすく、塗装時には下地の乾燥状態の確認が必要です。

劣化症状と対策

ALCは経年劣化により、チョーキングといった表面の粉化やヘアクラックが発生します。これらを放置すると、雨水の侵入や塗膜膨れの原因になるのです。塗装前には強めの高圧洗浄や含水率のチェックが求められます。

豊橋市での適正塗料と施工時期

湿度が高く塩分を含む海風が吹くため、通気性のある塗料が適しています。たとえばアクリルシリコンや無機断熱フッ素塗料などです。

また、冬季の結露や霜を避けるため、塗装時期は梅雨前や秋の乾燥期を選ぶと施工品質が安定します。

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共通する塗装メンテナンスのポイント

共通する塗装メンテナンスのポイント

ハウスメーカーの住まいの塗装では、素材ごとに異なる下地処理とシーリングの管理が重要です。ここでは共通の基本を解説します。

シーリングの打ち替え

ハウスメーカーの住まいに対しては、シーリングが外壁防水にとって重要な意味を持ちます。外壁自体は強固だとしても、シーリング材も強いわけではありません。時間の経過により硬化やひび割れが発生します。再塗装時には、必ず撤去・打ち替えを実施したほうがいいのです。

下地処理と洗浄の重要性

高圧洗浄とバイオ洗浄で藻・コケ・汚染物質の除去が求められます。豊橋市のような湿潤地域では、表面汚染を残すと密着不良の原因となります。洗浄後は十分に乾燥時間を確保し、含水率を安定させてから塗装するのが基本です。

適正プライマーの選定

外壁材に応じて、下塗り材であるプライマーを使い分けることが、塗膜の寿命に大きく影響します。

  • 金属系:エポキシプライマー
  • セラミック系:特殊密着プライマー
  • ALC系:浸透シーラー

この点で選定を誤ると、早期剥離の原因となりかねません。施工前には、素材確認を徹底することが重要です。

豊橋市の気候と塗装時期の目安

豊橋市は年間を通じて湿度が高く、海風の影響で塩害リスクもあります。この環境では、外壁の劣化が早まりやすいため、10〜12年を目安に点検・塗装計画を立てるのが理想です。

また、純正仕様や保証制度を継続したい場合、メーカー指定工法に準拠した施工が必要なケースもあります。そのため施工前には、必ず確認が必要です。加えて、塩害に強い無機塗料や厚膜仕上げが適しています。その点を踏まえると、ハウスメーカーの外壁塗装実績がある、豊橋市の地元業者への相談がいいでしょう。。

参照:トヨタホーム

参照:積水ハウス

参照:大和ハウス

参照:豊橋市 第2章 環境の現況

FAQ|トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁塗装

FAQ|トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁塗装

トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスといった大手ハウスメーカーの住まいは、外壁材や工法が一般的な戸建てとは少し異なります。そのため「普通の塗装業者に頼んで大丈夫?」「メーカー保証はどうなるの?」といった不安の声をよくいただきます。ここでは、ハウスメーカー住宅の外壁塗装について、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q.ハウスメーカー以外の塗装会社に依頼しても大丈夫でしょうか?

A.結論から言うと、「ハウスメーカー住宅の構造や外壁仕様をきちんと理解している塗装会社」であれば問題ありません。ただし、ダインコンクリートやALC、金属+セラミックコート鋼板など、それぞれの素材に合った下地処理・専用下塗り材の選定ができることが条件です。ハウスメーカーごとの施工実績がある会社かどうか、事前に確認しておくと安心です。

Q.トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁塗装は何年ごとに検討すべきですか?

A.外壁材や立地条件にもよりますが、豊橋市のように塩害・湿気の影響を受けやすいエリアでは、10〜12年を目安に一度専門家の点検を受けることをおすすめします。磁器タイルなど「塗装不要」の部位もありますが、シーリングや付帯部は必ず劣化するため、目地のひび割れ・チョーキング・色あせが目立ってきた段階で一度相談するとよいでしょう。

Q.メーカー純正塗料や指定工法でないと保証が切れてしまいますか?

A.保証条件はハウスメーカーや建築時期によって異なります。「外壁塗装をするときはメーカー指定工法のみ」などの条件が付いているケースもあれば、一定条件を満たせば第三者施工でも問題ないケースもあります。まずは保証書の内容を確認し、不明な場合はハウスメーカーか、ハウスメーカー施工実績のある塗装会社に確認するのが安心です。

Q.見積もりはハウスメーカーと地元塗装店、どちらにも取った方がいいですか?

A.可能であれば両方から見積もりを取ることをおすすめします。ハウスメーカーは純正部材や指定工法での提案が中心になる一方、地元塗装店は現状に合わせて塗料グレードや工法を柔軟に選べるメリットがあります。価格だけでなく、仕様書・使用塗料・シーリング工事の範囲などを比較し、「内容」と「説明の分かりやすさ」で判断すると失敗しにくくなります。

Q.カトペンに相談する場合、どんな情報を伝えておくとスムーズですか?

A.建てたハウスメーカー名(トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスなど)、新築時期(築年数)、これまでのメンテナンス履歴(塗装済みかどうか)、現在気になっている症状(ひび割れ・色あせ・苔・汚れなど)を教えていただけると、現地調査や提案がスムーズです。図面や過去の点検資料、保証書などがあれば、あわせてご用意いただくとより正確な診断が可能です。

ハウスメーカー外壁塗装のご相談はカトペンへ|豊橋市で仕様に合わせた最適プランをご提案

ハウスメーカー外壁塗装のご相談はカトペンへ|豊橋市で仕様に合わせた最適プランをご提案

トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁は、それぞれ金属系パネル、ダインコンクリート、ALCパネルなど、素材も構造も大きく異なります。そのため「どの塗料でも塗れる」というものではなく、適切な下地処理や専用プライマーの選定を誤ると、早期のはがれや膨れにつながってしまいます。豊橋市のように塩害や湿気の影響を受けやすい環境であればなおさら、ハウスメーカー住宅の実務に慣れた塗装店に相談することが重要です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、トヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスそれぞれの外壁仕様や過去の施工事例を踏まえたうえで、シーリング工事、高圧洗浄、下地処理、使用塗料まで一棟ごとに最適なプランをご提案しています。「メーカー以外に相談して大丈夫?」「うちの外壁材に合う塗料が知りたい」「予算の範囲でベストなグレードを選びたい」といったご相談も大歓迎です。お問い合わせは、ホームページの問い合わせフォームからのお問い合わせはもちろん、メールやお電話でのご相談、ショールームへの来店も承っております。

豊橋市でトヨタホーム・積水ハウス・大和ハウスの外壁塗装をご検討中の方は、まずはお気軽にカトペンへご相談ください。仕様に合わせた適正な工事で、大切な住まいを長く美しく守るお手伝いをさせていただきます。

カテゴリー:ハウスメーカーVS塗装専門店 地域・エリア情報 塗装業者の選び方 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 豊橋市

DATE 2025年9月22日(月)

【豊川市・外壁塗装】悪徳業者リストの使い方・主な手口を解説

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊川市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

豊川市で外壁塗装を検討中の皆様。悪徳業者の噂を聞いて不安になったり、いま交渉中の業者がいまいち信用できず困っていたりしませんか?

結論から言えば、豊川市で外壁塗装を検討する際には悪徳業者を事前に調べ、怪しい手口を見抜くことが必須です。なぜなら、豊川市でも訪問販売や不正な契約によるトラブルが毎年のように報告されており、「契約して後悔した」という声が後を絶たないからです。

今回のお役立ちコラムでは、以下の2つについてをわかりやすく解説します。

  • 外壁塗装の悪徳業者を調べられる公的リストの使い方
  • 豊川市で注意すべき悪徳業者の典型的な手口

「いま交渉中の業者が信用できない」

「どこに相談すべきか迷っている」

といった方にとって、信頼できる業者を選ぶための具体的なアドバイスです。この記事を読み終える頃には、どの業者を避けるべきか、どう調べれば安心できるかが明確になるはずです。

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外壁塗装の悪徳業者を調べるリスト3選

外壁塗装の悪徳業者を調べるリスト3選

まずは悪徳業者を調べるのに便利なリストを3つ紹介します。過去に何らかのトラブルを起こした業者は見つけられるため、どのリストも頼りになりますが、いまだ所業が浮き彫りになっていない悪徳業者は掲載されていません。ですので「リストにない=悪徳業者ではない」と判断するのは早計です。

リストに載っていなくても怪しいと感じる業者がいる場合は、後述の「豊川市で注意したい!外壁塗装の悪徳業者の特徴や手口」をご確認ください!

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騙されないで!豊橋市でマンションの外壁塗装をするなら業者の資格の確認を忘れずに!

【悪徳業者のリスト①】消費者センター(東三河広域連合消費生活豊川センター)

消費者センターには消費者による苦情や報告が沢山集まっています。豊川市であれば、東三河広域連合消費生活豊川センターが管轄なので連絡してみると良いでしょう。

消費者センターを使うメリットは過去のリストをさかのぼって調べてもらえるだけでなく、不安なことや困っていることを相談できることです。電話で相談することも可能ですが、消費者センターに直接行って話をすれば心強い味方となってくれるでしょう。

消費者センター(東三河広域連合消費生活豊川センター)
〒442-8601 豊川市諏訪1-1 豊川市役所北庁舎4階

・電話番号

(0533)89-2238

・受付時間

月曜日9:00~16:30

火曜日9:00~16:30

水曜日9:00~16:30

木曜日9:00~16:30

金曜日9:00~16:30

※祝日、振替休日、年末年始は除く

上記は豊川市を管轄に置く消費者センターですので市外の方は利用できません。豊川市以外にお住まいの方は、消費者ホットライン(局番無し・188)に連絡すると最寄りの消費者センターを教えてくれます。

【悪徳業者のリスト②】特定商取引法ガイド(消費者庁)

特定商取引法ガイドの使い方(外壁塗装の悪徳業者を調べる方法)
①特定商取引法ガイド(https://www.no-trouble.caa.go.jp/)にアクセスする

②「執行事例の検索」をクリック(タップ)する

③事業者名に気になる業者名を入力して「検索」をクリック(タップ)する

特定商取引法ガイドで検索できるのは、特定商取引法に引っかかった業者です。他の法律に反して捕まった業者は検索できないため気をつけてください。

特定商取引法に引っかかる外壁塗装業者というのは、書面に虚偽の記載を行った業者や契約書に不備がある業者、迷惑勧誘や重要な事柄に関して嘘をついて説明した業者などが含まれます。さかのぼれるのは大体5年くらい前までで、処分のほとんどは業務停止命令です。業務停止命令には期限があるため、活動を再開している業者が見つかるかもしれません。

【悪徳業者のリスト③】ネガティブ情報等検索サイト(国土交通省)

ネガティブ情報等検索サイトの使い方(外壁塗装の悪徳業者を調べる方法)
①特定商取引法ガイド(https://www.mlit.go.jp/nega-inf/index.html)にアクセスする

②STEP1で「建設工事」をクリック(タップ)する

③STEP2で「建設業者」をクリック(タップ)する

④「商号又は名称」で業者名を入力して「検索」をクリック(タップ)する

ネガティブ情報等検索サイトでは、行政処分を受けた業者を調べることが可能です。

④の段階で「処分を行った者」で愛知県を選択して(他は空欄)検索すれば、愛知県全域で処分を受けた業者のリストを見ることもできます。こちらもさかのぼれるのは大体5年くらい前までです。

カトペンが選ばれる理由|公共工事実績と高い技術力

カトペンが選ばれる理由|公共工事実績と高い技術力

外壁塗装や屋根塗装を依頼する際、多くのお客様が「この業者は本当に信頼できるのか?」という不安を抱えています。特に豊川市・豊橋市エリアでも悪徳業者の噂がある以上、確かな裏付けを持った業者に依頼することが重要です。

カトペンは、地域密着でありながら公共工事や大手ゼネコンの一次協力案件を数多く担当してきた実績を持つ、数少ない優良塗装会社です。ここでは、私たちが信頼され続けてきた理由を具体的にご紹介します。

官公庁・ゼネコン案件で培った品質基準

カトペンは、戸建て住宅の塗装にとどまらず、学校・公共施設・道路関連施設といった官公庁の公共工事や、大手ゼネコン一次協力としての大規模プロジェクトに参画してきました。

これらの現場では、作業スピードだけでなく「安全管理」「塗料規格の遵守」「耐用年数を見据えた仕様提案」といった高度な品質基準が求められます。厳しいチェックをクリアしてきたノウハウを、地域のお客様の戸建て塗装にもそのまま応用しているため、美観性・耐久性・安全性のすべてにおいて安心できる仕上がりをお約束できます。

資格保有職人と徹底した施工管理

技術力の高さを裏付けるのが、カトペンに在籍する一級・二級塗装技能士の職人たちです。現場ごとに最適な塗料や工法を判断し、確実な施工を行える国家資格者が多数所属しています。さらに、施工の前段階では外装劣化診断士が劣化状況を正確に診断し、建物の状態に合わせた最適なプランを作成します。

工事中も「工程ごとの写真管理」「現場責任者によるチェックリスト」などを徹底し、完工後には定期点検や保証対応を実施。施工が終わった後も安心して暮らせるよう、長期的なアフターサポート体制を整えています。

豊川市で注意したい!外壁塗装の悪徳業者の特徴や手口

豊川市で注意したい!外壁塗装の悪徳業者の特徴や手口

前述のリストに載っていなくても、まだ処分を受けていない悪徳業者がいるかもしれません。豊川市で注意したい外壁塗装の悪徳業者の特徴や手口を解説しますので、いずれかに1つでも当てはまるなら注意してください。

悪徳業者の特徴・手口①|キャンペーン中なので本日にかぎり〇〇が無料です

豊川市の外壁塗装業者が何らかのキャンペーンを行って安くすることはありますが、「本日契約してくれれば、〇〇が無料になります。(大幅値引きします)」という業者には気をつけてください。

多くの業者は見積り書に有効期限が設定されており、大体1ヶ月から2ヶ月くらい有効です。「本日まで見積りをしていただければ」ならわかりますが、本日中に契約しなければならないケースは、消費者を焦らせて判断を鈍らせようとしている可能性が高く、警戒すべきです。

悪徳業者の特徴・手口②|火災保険に上手く申請して、安く工事しましょう

火災保険を使って外壁塗装の費用を抑えることは可能です。実際に火災や災害にあったのならば、保険会社に連絡し火災保険を使えるか聞いてみると良いでしょう。

一方で被災した事実はないのに、「火災保険に上手く申請して(虚偽の申請をして)安くしよう」と誘ってくる業者は100%悪徳業者です。「書類はこちらで用意します」と言われても断ってください。書類を作ったのが業者でも虚偽が見つかって処罰されるのは申請者です。

とても悪徳な業者は、後々になって「虚偽の申告をしましたよね」と脅してくるかもしれません。

悪徳業者の特徴・手口③|オリジナル塗料で安くします!

塗装業者がオリジナルの塗料を作ることなどありえません。オリジナルの塗料をすすめる理由は、実際よりも質の悪い塗料やグレードの低い塗料をごまかすためかと思われます。

オリジナル塗料に関する勧誘がなくても、怪しいと感じるなら見積り書に塗料名やメーカー名などが記載されているか確認してください。記載されていなければ警戒すべきで、記載されていたとしても、インターネットでどのような塗料なのか調べてみましょう。

多くのメーカーは公式ホームページで製品(塗料)の詳しい仕様を公開しているため、情報が出てこない場合は架空の塗料かもしれません。

オリジナル塗料を使う悪徳業者が厄介なのは、悪徳だとわかりにくい点です。たとえばグレードの低い塗料をグレードの高い塗料のように見せかけて使ったとしても、施工直後は差がわかりにくく、差が出るのは数年後になってしまいます。

悪徳業者の特徴・手口④|本日無料で点検します。(訪問販売)

豊川市の外壁塗装業者が点検を無料で行うこと自体は不思議ではありませんが、訪問販売で当日に点検をするというのは、怪しいと言わざるを得ません。無料という言葉で誘って、どうにか契約しようとしている魂胆なので、点検すらさせないでください。

豊川市で暗躍する悪徳業者によっては、故意に外壁を傷つけて「こんなに劣化しているから塗装しないとまずい」と言ってくる場合もあります。

悪徳業者の特徴・手口⑤|今すぐ修理しないと、次の雨や台風には耐えられないかも

やたらと消費者を焦らせてくるような言い方で「今すぐ修理しましょう」と誘ってくる業者は悪徳業者かもしれません。中には大げさな外壁塗装業者の営業もいるかもしれませんが、警戒はした方が良いでしょう。

点検をしっかり行った上での発言ならまだわかりますが、さらっと見ただけで危険だと言い張る業者は信用しないでください。

悪徳業者の特徴・手口⑥|全額前払いなら費用を安くします

豊川市の外壁塗装業者は前後2回払いか後払いが基本です。全額前払いを求める外壁塗装業者はお金に困っていて自転車操業となっているか、悪徳業者でお金を持ち逃げする可能性があります。

いずれにしても信用できないため断りましょう。

悪徳業者の特徴・手口⑦|近所の足場を流用するため、安くなります

近所の足場を流用することなどできません。何かしらのキャンペーンで足場代が安くなるならわかりますが、近所の足場をそのまま持ってきて使うという業者がいたら、その時点で断ってください。

悪徳業者の特徴・手口⑧|豊田市の者です・〇〇(大手ハウスメーカー)の者です

本物の豊川市役所や大手ハウスメーカーの方が来訪する可能性もゼロではありませんが、「助成金を使って外壁塗装しませんか」「モニターになってくれれば安くします」というのは怪しいと言わざるを得ません。

気になる場合は彼らにもらった連絡先などに頼らず、自分で連絡先を調べて事実かどうか聞いてみてください。

悪徳業者の特徴・手口⑨|他社の見積り書を見せて!それより安くします

しっかりとした点検や診断を行ってもいないのに、いきなり「他社の見積り書を見せてください。それより安くします」と言ってくるのであれば、悪徳業者の可能性が高いでしょう。

見積りを行うには、点検や診断で得た情報が絶対に必要です。お金だけの話で値引きを誘ってくる業者は信用しないでください。

悪徳業者かも?工事の出来映えに違和感があったらご相談ください!

悪徳業者かも?工事の出来映えに違和感があったらご相談ください!

工事の出来映えに違和感があって「手抜き工事されたかも」「もしかしたら悪徳業者だったかもしれない」と感じ、不安な場合もあるでしょう。

そんな時は弊社(プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペン)にご連絡ください!点検や「確認すべき点はどこなのか」といった相談など、できるかぎり手伝わせていただきます。

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豊川市で外壁塗装業者に迷ったら|消費生活センター活用法

豊川市で外壁塗装業者に迷ったら|消費生活センター活用法

外壁塗装を検討していると「この業者で本当に大丈夫だろうか…」という不安はつきものです。特に豊川市でも訪問販売や悪質リフォーム業者の被害報告が後を絶たないため、第三者機関を上手に活用することが重要です。

その代表的な相談先が東三河広域連合消費生活豊川センターです。公的な立場から客観的な助言や情報提供を行ってくれるため、業者選びに迷った時や契約内容に不安を感じた時の強い味方となります。

東三河広域連合消費生活豊川センターの相談窓口

豊川市にお住まいの方は、まず東三河広域連合消費生活豊川センターに相談するのがおすすめです。

豊川市にお住まいの方は、まず東三河広域連合消費生活豊川センターに相談するのがおすすめです。

  • 所在地:豊川市諏訪1丁目1番地豊川市役所北庁舎4階
  • 電話番号:0533-89-2238
  • 受付時間:平日9:00〜16:30(祝日・年末年始を除く)

平日に相談が難しい場合は、愛知県消費生活総合センターを利用することも可能です。

  • 電話番号:052-962-0999
  • 受付時間:平日9:00〜16:30/土日9:00〜16:00(祝日・年末年始を除く)

消費生活センターでは、過去に寄せられた相談事例や行政処分情報を調べてもらえるほか、悪質な手口に遭遇した際の具体的な対応方法についてもアドバイスを受けられます。

相談を有効に活用するためのポイント

相談をよりスムーズに進めるためには、見積書・契約書・工事中や施工後の写真といった証拠資料を準備して持参することが大切です。こうした情報があれば、担当者が状況を正確に把握でき、より具体的な助言が得られます。

また、「すでに契約してしまったけど大丈夫?」「工事後に不備がある気がする」といったケースでも相談可能です。問題が深刻化する前に早めに相談することで、トラブルの拡大を防げます。

FAQ|外壁塗装と悪徳業者についてよくある質問

外壁塗装を検討する際に、多くの方が抱く疑問をまとめました。悪徳業者を避け、安心できる工事を依頼するための参考にしてください。

Q.もし悪徳業者に契約してしまったらどうすればいい?

A.訪問販売形式であれば契約書受領から8日以内ならクーリングオフが可能です。また、消費生活センターへ相談すれば契約解除や紛争解決のサポートを受けられます。

Q.カトペンは信頼できる業者ですか?

A.はい。カトペンは公共工事・ゼネコン一次協力案件の経験があり、戸建住宅でも同等の品質で施工します。職人は一級・二級塗装技能士の資格を保有し、厳格な施工管理体制を整えています。

Q.豊川市で相談できる窓口はありますか?

A.東三河広域連合消費生活豊川センターが相談窓口です。電話番号は0533-89-2238、平日9:00〜16:30に対応しています。

Q.信頼できる塗装業者を見極めるポイントは?

A.以下の点をチェックしましょう。

  • 使用塗料のメーカー・仕様を明記しているか
  • 詳細な見積書を提示するか
  • 資格保有職人や施工実績があるか
  • 保証・アフター点検を実施しているか
  • 公共工事や地域密着の実績があるか

Q.豊川市でよくある悪徳業者の手口は?

A.「本日契約で大幅値引き」「火災保険を不正に利用」「オリジナル塗料を強調」「全額前払いを要求」などです。これらに当てはまる場合は警戒してください。

カトペンにご相談を!悪徳業者の不安を解消して安心の外壁塗装を

カトペンにご相談を!悪徳業者の不安を解消して安心の外壁塗装を

豊川市で外壁塗装を検討されている皆様にとって、悪徳業者の存在は非常に大きな不安材料です。今回のコラムでは、悪徳業者を見極めるためのリストの使い方や、彼らに共通する手口を詳しくご紹介しました。もし、現在進行中の工事や、過去に行った工事に違和感を感じている場合には、お気軽に株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にご相談ください。

当社では、適切な点検と専門的なアドバイスを通じて、お客様が抱える不安をしっかり解消いたします。また、外壁塗装に関する疑問や見積りに関しても誠実に対応いたします。お問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、あるいはショールームへのご来店など、どのような方法でもお気軽にご連絡ください。あなたの大切なお住まいを守るために、私たちが全力でサポートいたします!

カテゴリー:地域・エリア情報 塗装業者の選び方 外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 屋根塗装について 悪徳業者・悪質業者 豊川市

DATE 2025年9月19日(金)

外壁塗装におけるケレン作業とは?サビ落としと下地調整の重要性

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!

お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。

豊橋市で地域密着の優良塗装業者、

プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンです。

屋根・外壁塗装工事はお任せください!


外装劣化診断士の小黒です!

外壁塗装を検討する際に多くの方は、

  • どの塗料を使うか
  • 費用はいくらか
  • 施工日数はどのくらいか

といった、目にみえる部分ばかりに注目しがちです。しかし、「下地処理」のクオリティも塗装の寿命に大きく影響します。中でも重要なのが「ケレン作業」です。ケレンという言葉は日常生活ではあまり耳にしないため「何のことだろう」と、疑問に思う方も多いでしょう。

実はケレン作業を丁寧に行うかで、外壁塗装の仕上がりや耐用年数に大きな差が出ます。今回のお役立ちブログでは、ケレンの意味や必要性、具体的な方法などをお話しします。

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ケレンとは外壁塗装に欠かせない下地処理の一部!役割とは?

ケレンとは外壁塗装に欠かせない下地処理の一部!役割とは?

「ケレン」とは、外壁や木部などに付着しているサビや古い塗膜・汚れを削り落とし、塗装の下地を整える作業のことです。金属部分においては「サビ落とし」という意味合いが強く、塗料を長持ちさせるために必要な工程とされています。

表面がサビや劣化した塗膜で覆われている状態だと、塗料を塗っても密着せず、数年で剥がれてしまいます。ケレンは塗膜の寿命を延ばすための大切な工程です。

ケレンと下地処理の関係

下地処理は「塗装を長持ちさせるための前工程」の総称です。ケレン作業は、その一部に過ぎません。ケレンのクオリティが高くても、ほかの作業が雑だとケレンの効果は発揮されないため、下地処理の工程をすべて高クオリティの仕上がりにすることが大切です。

ケレン作業が必要な部位

ケレン作業が必要な部位は、次の通りです。

  • 鉄骨階段
  • バルコニーの鉄柵
  • 雨戸・シャッター
  • トタン屋根・折板屋根
  • 木部

さまざまな箇所で、ケレンは行われます。

ケレン作業が必要な理由は塗装後の建物を守るため!メリットは?

ケレン作業が必要な理由は塗装後の建物を守るため!メリットは?

ケレン作業が必要な理由は次の通りです。

  • 塗料の密着性を高める
  • サビの進行を防ぐ
  • 美観を保つ

詳しくみてみましょう。

塗料の密着性を高める

塗装は下地と塗料が密着することで、効果を発揮します。表面にサビや古い塗膜が残っていると、塗料が定着せず剥がれにつながります。ケレンを丁寧に行うことで、塗膜が密着するため長持ちするでしょう。

サビの進行を防ぐ

中でも鉄部はサビが進行すると腐食して強度が低下し、最悪の場合は穴が開きます。サビの上から塗料を塗っても、内部で酸化反応が進むため、根本的な解決にはなりません。ケレンでサビを落とすことが、劣化の抑制につながります。

美観を保つ

ケレンを怠ると、塗料を塗った直後はきれいに見えても表面がデコボコになったり、数年後に浮きや剥がれが発生したりして、美観を損ないます。きれいな外観を維持するためにも、ケレンは欠かせません。

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ケレン作業を怠るとリスクがある!何が起こる?

ケレンは塗装の仕上がりと耐久性を大きく左右する重要な工程です。不十分なまま塗装すると、見た目だけでなく住宅の耐久性や維持費にも大きな影響が出てしまいます。ケレンを怠った場合に起こりやすい主なリスクは次の通りです。

  • サビが再発し、鉄部が腐食する
  • 美観が損なわれ、資産価値が下がる
  • 修繕費用が高額化する

詳しくみてみましょう。

サビが再発し、鉄部が腐食する

鉄部でケレンを怠ると、表面に残ったサビが再び酸化し、短期間で赤サビが浮き上がってしまいます。放置すれば鉄部の内部まで腐食が進み、強度低下の危険性があります。ベランダや階段の手すりなど、人が触れる部分はサビが進むと崩落する恐れがあるため気を付けましょう。

美観が損なわれ、資産価値が下がる

外壁や鉄部の劣化は見た目に大きく影響します。塗膜の剥がれやサビの浮きは、住宅全体を古びた印象に変えてしまい、美観を著しく損ねるでしょう。

修繕費用が高額化する

ケレンを怠ったことで劣化が進行すると、本来なら軽度の補修で済んだのに大規模な修繕を必要とする場合があります。たとえば、鉄部が腐食して穴が空いた場合は交換工事が必要となるため、塗装だけでは対応できなくなります。結果、当初の塗装費用の2倍以上かかるケースも珍しくありません。

ケレン作業は4種類にわかれる!違いとは?

ケレン作業は、1~4種に分類されます。住宅リフォームの場合、基本的に2~4種のケレンを組み合わせて作業を進めます。それぞれ、どのような違いがあるのかみてみましょう。

1種ケレン

1種ケレンは「ブラスト処理」と呼ばれ、研削材(砂や金属粒など)を高圧で吹き付けることで、表面を素地まで戻す方法です。サビや古い塗膜を完全に取り除くため、非常に高い精度が求められます。

ただし、施工には大掛かりな機械設備が必要でコストや手間もかかるため、一般的な住宅塗装には、ほとんど使われません。

2種ケレン

2種ケレンは、ディスクサンダーやグラインダーなどの電動工具を用いて、サビや劣化した塗膜を徹底的に削り落とす方法です。サビの進行が激しい鉄部に適しており「階段・鉄骨・門扉・ベランダの手すり」などで、用いられることが多いでしょう。

3種ケレン

3種ケレンは、住宅塗装で用いられやすい方法です。ワイヤーブラシやスクレーパー(皮スキ)、ヤスリなどの手工具を使い、浮いているサビや塗膜を除去します。完全に素地に戻すわけではなく、浮きや剥がれの原因となる部分を取り除くのが目的です。

4種ケレン

4種ケレンは、サンドペーパーや研磨スポンジを使って表面を軽く研磨し、細かい凹凸や汚れを整える方法です。サビや大きな剥がれはなく、比較的きれいな状態の下地に行われます。

表面を少しザラつかせて塗料の密着性を高める役割もあるため、仕上げ調整や軽度の補修に使われることが多いでしょう。

ケレン作業の流れは決まっている!手順とは?

ケレン作業の流れは決まっている!手順とは?

ケレン作業は、塗装前の下地処理として欠かせない工程です。正しく行うことで塗料の密着性や耐久性が格段に高まり、仕上がりの美しさや寿命に大きく影響します。ケレン作業時の手順は次の通りです。

  1. 現地調査
  2. 養生
  3. ケレン作業
  4. 清掃
  5. 下塗り

詳しくみてみましょう。

1.現地調査

外壁や鉄部の劣化状況を確認し、サビの進行度合いや塗膜の浮き・剥がれの程度をチェックします。調査結果を参考に、どの種類のケレン(1〜4種)が必要か判断されます。

現地調査が不十分だと、後の作業効率や塗装の仕上がりに悪影響を及ぼすため重要です。

2.養生

作業中に出る「削りカス・粉じん」などが、周囲に飛散しないよう養生します。ビニールシートや養生シート、マスキングテープを使い、周囲の「壁・床・窓・植栽」などを保護します。

中でも住宅街では近隣への配慮も必要になるため、丁寧な養生が求められるでしょう。

3.ケレン作業

養生が終わったら、ケレン作業そのものに入ります。「ワイヤーブラシ・スクレーパー・サンドペーパー」などの手工具や、「ディスクサンダー・グラインダー」などの電動工具を用いて、サビや古い塗膜を取り除きます。

鉄部の劣化が激しい場合は2種ケレン、住宅の鉄部では一般的に3種ケレン、仕上げ調整では4種ケレンを選ぶことが多いでしょう。必要に応じて複数の方法を組み合わせてケレン作業をします。

4.清掃

ケレン作業を終えた後は、表面に残った粉じん・削りカスなどを清掃します。エアブローで吹き飛ばしたり、掃除機や刷毛で細かいゴミを取り除いたりなど、素材に応じて清掃の仕方は変わります。

清掃を怠ると下地を処理しても塗料が密着せず、剥がれや浮きの原因となってしまうため重要です。

5.下塗り(サビ止め塗料)

鉄部の場合、ケレン後すぐにサビ止め塗料を塗布することが鉄則です。金属は空気に触れると短時間で酸化が進み、サビが再発してしまうため、時間を空けずに塗装する必要があります。

下塗りは塗膜全体の基盤となる作業です。しっかりとサビ止めを塗ることで、上塗り塗料の性能を発揮させられます。

FAQ|外壁塗装におけるケレン作業についてよくある質問

外壁塗装の耐久性を左右する「ケレン作業」ですが、一般の方にはなじみが薄い工程です。ここでは実際によくいただく質問にお答えします。

Q.ケレン作業を省略するとどうなりますか?

A.表面に残ったサビや劣化塗膜が原因で、新しい塗膜が密着せず、数年以内に剥がれや浮きが発生します。見た目だけでなく建物の耐久性も下がります。

Q.ケレン作業は外壁全体で必要ですか?

A.外壁材によって異なります。鉄部や木部、トタン屋根、雨戸などサビや劣化が目立ちやすい部分に特に必要です。コンクリートやサイディングでも下地調整として軽度のケレンを行う場合があります。

Q.ケレン作業にはどのくらい時間がかかりますか?

A.部位や劣化状態によります。鉄部が多く劣化が進んでいる場合は数日を要することもありますが、一般的な住宅では塗装工程全体のうち1〜2日程度です。

Q.ケレン作業はどのような道具で行うのですか?

A.ワイヤーブラシやスクレーパーなどの手工具、サンドペーパーや電動サンダーを使い分けます。鉄部が重度にサビている場合はグラインダーなど電動工具を使用することもあります。

Q.DIYでケレン作業はできますか?

A.軽度のサビ落としなら可能ですが、適切な処理をしないと再発が早く、かえって費用がかさむ恐れがあります。サビ止め塗料の塗布も含めて、プロに依頼するのがおすすめです。

ケレン作業を重視した外壁塗装ならカトペンにお任せください

ケレン作業を重視した外壁塗装ならカトペンにお任せください

ケレン作業は外壁塗装の「見えない基盤」を整える工程であり、塗膜の密着性・耐久性・美観を左右する非常に重要な役割を担っています。ここを省略したり手を抜いたりすると、数年でサビや剥がれが再発し、高額な修繕につながるリスクがあります。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、鉄部や木部の劣化状況を丁寧に調査し、最適なケレン方法を選択。サビ止め塗料まで一貫して行うことで、長期間にわたり美しく強い外壁を守ります。外壁塗装をご検討の際は、ぜひ一度カトペンにご相談ください。

お問い合わせはフォーム・メール・電話で承っております。ショールームでのご相談も大歓迎です。

カテゴリー:外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について 工法について

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