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DATE 2025年6月20日(金)
豊橋市で屋上の遮熱防水塗料をする場合、効果は本当に期待できるのでしょうか?近年の夏は、酷暑という言葉がぴったりの異常とも言える温度上昇を見せています。毎年、建物内に居ただけなのに、冷房をしていないだけで熱中症による救急搬送が多発している状況です。
RC造や鉄骨住宅で、陸屋根やベランダを備えている住宅は、直射日光を受けた屋上の気温は上昇します。屋上の床面が熱くなり、熱は住まい内部にまで影響するのです。
屋上の真下にある部屋ではエアコンをつけてもなかなか冷えない状況も発生します。長時間、エアコンが全力で稼働することで電気代は高騰するのです。こうした状況を解決できるかもしれないのが「遮熱防水塗料」です。紫外線や赤外線を反射し、防水機能も兼ね備えるなどメリットが多数あります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、「室温マイナス5℃」を目指せる遮熱防水塗料についてくわしくお話しします。電気代削減や投資回収年数までお話ししますので、ぜひチェックしてみてください。
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遮熱防水塗料は、一般的な防水塗料に遮熱機能を加えているのが特徴です。遮熱塗料は塗膜に含まれる特殊な顔料によって太陽光中の赤外線を反射します。屋根材は赤外線を吸収しませんから、表面温度の上昇が抑えられる仕組みです。
その遮熱機能に防水機能を加えたものが、遮熱防水塗料の強みと言えるでしょう。防水性の高い塗料としては弾性塗料が挙げられます。高機能を誇る弾性塗料なら、屋上に小さなひび割れが発生しても追随するのです。ひび割れが表に出ることを予防できるために、雨漏りを食い止められます。屋上だけではなく、ベランダへの施工にもぴったりの塗料です。
遮熱防水は遮熱だけではなく防水機能も高いのがポイント
遮熱機能を備えた塗料は、屋根にダメージを与える赤外線を反射します。そのため高耐候性が高くなるのは必然です。その上、防水機能も高くなります。そのためフッ素や無機塗料と同様の耐用年数15年程度を誇るのです。
塗料を採用するなら、耐用年数を重視しなければなりません。投資の回収を早期に考えるならなおさらです。塗装工事では耐用年数が高ければ、その分、塗装工事のサイクルが長くなります。
足場代金や養生、下地調整なども加わると簡単に50万円以上になる計算です。耐用年数が短いとその分、劣化するのも早くなります。その点を考えると、遮熱防水塗料の耐用年数の長さは魅力に感じられるのではないでしょうか?
遮熱防水塗料の採用に適しているケース
遮熱防水塗料が適した住まいもあります。たとえば、陸屋根やRC住宅などが挙げられるでしょう。RC構造や鉄骨構造の場合、屋根断熱が不十分なケースもあります。最上階が寝室や子ども部屋なら、より快適性の向上が期待できるのです。
築年数が20年以上で防水層が劣化している住まいにも適しています。防水層が劣化しているなら、遮熱防水塗料に切り替えるのもいいでしょう。一度の施工で遮熱と防水、2つの機能を得られます。長期的に住み続けられる住まいになるのです。
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遮熱塗料は本当に効果があるのか?
遮熱塗料に対して「本当に効果はあるの?」と考える方もいるかもしれません。屋上だけではなく、外壁でも屋根でも塗装工事はまとまった費用が必要です。大金を支払ったのに「まったく効果がなかった」では、大きな後悔となります。ただ、遮熱塗料メーカーも独自の実験により、効果を実証しているのです。
たとえば、遮熱塗料メーカーNO.1のアステックペイントでは実験を行いました。福岡県の自社工場で、2016年8月22日というまさに炎天下の中行った実験です。
外気温は35.8度で、遮熱塗料を塗布した部分と塗布していない部分を作って比較をしました。結果、17.9度もの違いが出たのです。遮熱塗料を塗っていない部分は、59.5度になりましたが、塗っていた部分は41.6度でした。この実験からでもわかるように、遮熱塗料は効果が期待できるのです。
豊橋市の気候条件と屋上遮熱の親和性
豊橋市は5月から8月の夏場は非常に気温が高くなる傾向です。令和5年のデータでは、月の最高気温が5月で30.9度、6月32.4度でした。5月と6月の時点で30度を超えているのです。7月は36.0度、8月36.1度という内容です。
5月から8月にかけては湿度も高い傾向を示します。月の平均湿度は、5月こそ73.3%ですが、6月80.6%、7月79.8%でした。8月83.4%で9月81.7%です。高温多湿とも言えますから、快適な住環境を構築するには工夫が求められます。その工夫の1つとして、遮熱防水塗料が挙げられるのです。
直射日光による屋上温度は50度以上
陸屋根に限らず、普通の屋根でも真夏の太陽光が当たり続けると、表面温度が50度を超えることもあります。その熱は屋根に蓄積されて建物内部にも放射されるのです。物体は温度が高くなると電磁波を出すことで、周囲に熱を伝えるという特徴があります。
輻射という現象で、伝わる熱が輻射熱です。輻射熱は夜でも続きますから、寝苦しい熱帯夜になります。当然、多くの方はエアコンの冷房を使って、快適な室温環境にするでしょう。
ただ、陸屋根をはじめとして屋上が暑すぎると間に合いません。冷房を過剰に稼働させなければならないのです。当然、冷房効率は落ちますし、電気代が高騰します。毎年、真夏になると電気代に一喜一憂される方もいるのではないでしょうか。
エアコンで冷房をつけた場合1時間あたりの電気代の仕組み
エアコンの電気代を算出する方法があります。
【1時間当たりの電気代=消費電力(kW)×電力料金単価(円)×1(時間)】
電力料金単価を31円とします。「公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会」が決めているものです。この計算式で1時間あたりの電気代を算出できます。つまり稼働時間が長くて、消費電力が上がるとその分、エアコンによる電気代は高くなるのです。
また、エアコンは設定温度になるまで、全力で稼働します。室温が高ければその分、設定温度になるまでの時間は長くなるのです。たとえば室温が35度のとき、エアコンを使って16度まで下げるなら、その分、電力消費量はふくらみます。
真夏に電気代の高騰を抑えるには、屋上からの輻射熱に影響されないための対策が必要です。エアコンの冷房だけに頼っていると、毎年、夏になると経済的な負担は大きなものになります。
参照:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか
遮熱塗料で5度低下も現実的になる
アステックペイントでは、遮熱塗料によるエアコンの消費電力実験も行いました。遮熱塗料を塗布したものと遮熱なしのプレハブを対象にした実験です。遮熱塗料に効果があれば、室内天井温度にも差が出てきます。遮熱塗料の白色を塗布したものと一般塗料で比較してみると、温度差は4.4度というものでした。
実際の所、遮熱塗料を採用した場合、していない場合と比較して、室温マイナス5度という数値も現実的なものになります。
参照:AP ONLINE 省エネ⁈節約⁈遮熱塗料の効果とは?プレハブ小屋で徹底検証
エアコン稼働率が下がれば電気代も抑えられる
真夏の電気代は、エアコン稼働率によって大きく変わります。遮熱防水塗料を使用すれば、屋上の過剰な温度上昇を食い止められる可能性が高まるのです。そうすると輻射熱の影響も抑えられますから、室温にもいい影響が出ます。エアコンの使用時間や設定温度も極端にしなくても済むのです。
気になる費用と回収年数
通常の屋根塗装(下塗り・上塗り)の場合、仮に77㎡を塗装するとなれば、フッ素塗料を使用した場合、単価は5,000円で385,000円程度です。そこに、養生や高圧洗浄などまで含めると620,000円程度の金額になります。
ただ、陸屋根だと通常は防水工事となります。防水工事の目安は以下のとおりです。
- ウレタン防水:4,500~7,500円/㎡
- シート防水(塩ビ・ゴム):5,000~8,000円/㎡
- アスファルト防水:6,000~9,000円/㎡
ただし、屋根塗装も外壁塗装も使用する塗料によって費用は大きく変動します。遮熱防水塗料を使用した場合、フッ素塗料と同程度がそれ以上の費用になる可能性はあるのです。費用に関しては、各塗装業者に確認してみてください。
遮熱防水塗料を使用するとどの程度で投資分が回収できる?
大まかな計算ですが、仮に冷房の1時間あたりの電気代目安を15.5円とします。夏場、毎日8時間つけるなら124円です。124円×31日だと3,844円となります。
もちろん家族が自室でエアコンをつけているなら、その分、エアコンの電気代は高くなるでしょう。ただ、遮熱防水塗料によって仮にエアコンの稼働率が減り、10円となれば、毎日8時間でも80円です。80×31だと2,480円となり、約1,364円の節約が期待できます。
仮に遮熱塗料が385,000円程度とするなら20年で元を取れる計算です。この数値だけ見ると現実的には思えません。ただ、上記の計算はあくまで1室、1人のみの計算となります。
一戸建て住まいだと、子どももいますし、高齢者も同居しているでしょう。そうなると、節約数も2や3倍となります。2台エアコンを使うとしたら、単純計算ですが約12年で元が取れる計算になります。
カトペンで遮熱防水塗料の効果を体感!電気代節約&快適な夏を豊橋市で叶える方法
真夏の厳しい暑さや高騰する電気代にお悩みの方は、遮熱防水塗料の導入を本気で検討してみてはいかがでしょうか?屋上やベランダに遮熱防水塗料を施工することで、室温が最大マイナス5℃、エアコンの稼働率も大幅ダウンが期待できます。初期投資はかかりますが、電気代の節約や住環境の快適性が格段にアップすることで、長期的には十分なメリットを感じられるでしょう。
特に豊橋市のように夏場の気温や湿度が高い地域では、その効果を最大限に発揮できます。遮熱防水塗料は、紫外線や赤外線を反射して屋根やベランダの熱ダメージを抑えるだけでなく、雨漏り予防や防水機能の維持にも効果的です。
「でも費用が気になる」「自分の家に合うかわからない」という方も、まずはカトペンの無料相談や現地診断をご活用ください。
プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンでは、豊橋市での施工事例も豊富にご紹介でき、補助金の最新情報や費用対効果も丁寧にご説明します。
お問い合わせはフォーム・メール・お電話・ショールームで受け付けています。快適な夏を手に入れるなら、遮熱防水塗料のプロ・カトペンにぜひご相談ください!
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