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DATE 2026年1月16日(金)

外壁塗装を考え始めたとき、最初に迷うのは「いま塗るべき?」「いくらかかる?」「どこに頼む?」の3つです。ところが検索すると、塗料の比較や最安の話が先に出てきて、判断の順番が見えにくくなります。
順番を誤ると「必要な補修を飛ばしたまま塗る」「見積もりの中身を見ず、金額だけで決める」という失敗に陥りがちです。その結果、数年後、早急に不具合が出て、再工事になるケースが現場ではよく見られます。
外壁は「面」がきれいでも、継ぎ目や窓まわりの小さなすき間から水が入り込むリスクもあるのです。
そのような不十分な施工にならないよう、信頼できる施工会社の選定が必要です。
そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市で適切な外壁塗装を成功させるためのポイント「時期」「相場の見方」「業者選び」を、3つの判断軸で整理しました。
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判断軸1:まず「急ぐ家か」を切り分ける(劣化と季節の考え方)
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塗装の必要性は築年数で決めると失敗しがちです。雨水の入りやすい場所が増えているかどうかで決定します。まずは「雨水の入口」を押さえたうえで、時期や段取りは天気を前提条件にして決めていきます。
水の入り口を2つに分けて点検
自分で点検する場合、外壁の面を見るのではなく「継ぎ目」と「割れ」を先に見ます。雨水は面からゆっくり入るより、すき間から一気に入り込むのです。以下は簡易的な点検のポイントです。
- 壁をこすると白い粉がつく(表面の保護が弱っている合図。チョーキング現象)
- 細い割れが増えている(雨水の侵入口になりやすい)
- ゴムの継ぎ目が割れている・はがれている(雨漏りの入口になりやすい)
白い粉は「塗膜の保護機能」が落ちてきたサインです。割れや継ぎ目の傷みは、そこから水が入り、下地や木部を傷める入口になりえます。見つけたら、まずはスマホで「場所が分かる引き」と「状態が分かるぐらいの寄り」で撮影しておきます。
ここで重要なのは、見つけた瞬間に塗ることではありません。「どの範囲をどのような方法で直すか」を決定することです。補修の考え方が固まると、塗料選びや相見積もりでブレるのを防げます。
豊橋は「雨の季節」を前提に工程を組む
豊橋は気象庁の平年値でも春から夏にかけて、降水量の多い月が続く傾向にあります。雨が多い時期、洗浄後や塗装後の「乾き」が足りないまま次の工程に進むのは、ふくれやはがれの原因になりかねません。そのため時期の判断は「何月が安いか」ではありません。
「乾かす日数を確保」「雨が読めない週は無理に進めない」「翌日の天気まで見て段取りを組む」この3つを押さえ、予定どおりに進まない日が出ること前提での、計画構築が必要です。工程に余裕を持たせている会社のほうが安心できる理由と言えます。
劣化が軽く見えても「今すぐ動いた方がいい家」の特徴
外壁の劣化は、見た目の派手さと危険度が一致しないことがあります。色あせが少なく、全体がきれいに見えていても「水の通り道」だけが先に傷んでいる家は、放置すると一気に状況が悪化しやすいのです。
代表的なのが、窓まわりやサッシ上部、外壁と屋根・庇が交差する取り合い部分です。これらは雨水が集まりやすく、乾きにくい構造になっています。表面は問題なさそうでも、内部では防水層が切れているケースも珍しくありません。
また、築年数が浅くても注意が必要です。強風を伴う雨が多い地域では、特定の面だけが集中的に傷むことがあります。豊橋市のように雨量の多い時期がはっきりしているエリアでは「全体が均等に劣化する」という前提が当てはまらないのです。
そのため、判断基準は「きれいかどうか」ではなく「雨水が入りやすい条件がそろっているか」です。風雨が当たりやすい面、乾きにくい面に劣化が集中している場合は、早めに補修計画を立てたほうが、結果的に工事範囲を抑えられます。
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判断軸2:相場は「金額」ではなく「前提のそろえ方」で見える

外壁塗装の金額差は、塗料の差よりも「どこまで直すか」と「工程が何回か」で大きく変動します。
見積書のポイントとは?何を・どこまで・何回の記載
見るべきは金額よりも「範囲と回数が具体的か」です。最低限「足場・洗浄・下地補修・下塗り・上塗り・付帯部」が分けて書かれているか確認します。
また、注意したいのが「一式」表記です。後から追加が出ても、説明が追えません。下地補修や継ぎ目の補修が分けられず混ざっているような見積もりほど、比較しにくいのです。
| 見る場所 | 確認すること |
| 数量 | 面積や延長が書かれ、根拠を説明できる |
| 範囲 | 塗る場所・直す場所が写真や図で特定できる |
| 回数 | 下塗り・上塗りなど工程が明記されている |
| 補修 | 割れ・継ぎ目の補修方法と範囲が別で書かれている |
相場の把握は同条件の比較でつかむこと
費用相場を把握するためには、2〜3社に同条件で相見積もりをすることです。差があるならその理由を言葉で説明してもらうといいでしょう。他社より「安い」「高い」との結論を急ぐと失敗しがちです。
「補修の範囲」「工程の回数」「追加が出る条件」がどこで違うか比較することで失敗が回避しやすくなります。金額が動きやすい代表例としては「外壁の形が複雑で、手間が増える(出隅入隅・窓が多い等)」「継ぎ目や割れの補修量が多い」「付帯部(雨樋や破風など)の範囲が広い」などです。
相見積もりでは、各社に同じ資料を渡すのが基本です。外周写真(引きと寄り)と「補修が要りそうな場所」「付帯部の範囲」をA41枚にまとめて提出してみてください。
見積もりの読み取りに迷ったり、説明がかみ合わないときは、住まいるダイヤルの「見積もりの相談窓口」で論点を整理すると、判断しやすくなります。
金額が途中で変わりやすい見積もりの共通点
外壁塗装の見積もりでトラブルになりやすいのは、最初の金額そのものではありません。問題は「あとから増える余地が、最初から残されているかどうか」です。
その代表例が「下地補修」「シーリング補修」が一式でまとめられている見積もりです。範囲や数量が書かれていない場合、工事が始まってから「想定より傷みが多かった」という理由で追加が発生しやすくなります。
もう一つの共通点は、劣化の説明と見積もり内容が対応していないケースです。たとえば、写真では割れや継ぎ目の傷みが確認できるのに、見積書では「塗装一式」としか書かれていない場合です。この状態では、どこまで補修する前提なのか判断できません。
金額が動きやすい見積もりほど「何を根拠に、この金額なのか」が曖昧です。逆に、最初から数量や範囲が具体的に書かれている見積もりは、多少高く見えても、後から大きく変わりにくい傾向があります。相場を見る際は、金額の大小よりも「動きにくさ」を基準にしたほうが、失敗を避けやすくなります。
判断軸3:会社は「説明の残し方」と「追加の決め方」で選ぶ

施工業者選びをする際は信頼性を重視します。「説明が書面に残る」「変更時のルールが明確」このような施工業者ほど、工事中のもめごとが少なくなる傾向です。
選ぶ基準は「説明が書面に残るか」
担当者の口のうまさに振り回されると失敗しがちです。「再現できる資料」について提示できるかどうかをチェックしてみてください。最低限、次の5つを提示できる施工業者なら信頼性は高くなります。
- 劣化の位置が写真で分かる
- 原因の見立てが説明できる
- 補修の範囲と方法が書面にある
- 見積もりの数量根拠を説明できる
- 保証の範囲と対象外が書かれている
この5つは施工の根拠となります。反対に、質問しても答えが曖昧なままでも進めようとする施工業者には要注意です。工事中にコロコロ説明が変わりやすいため、避けたほうが無難と言えます。
迷わないため1週間の進め方
実務では「いつ、何をやるか」が決まると、見積もり比較が一気に楽になるものです。そこで、1週間で回せる進め方を順に示します。
1日目は住まいの外周を回って、割れ・継ぎ目・粉の有無をスマホで撮影しましょう。2〜3日目は写真に基づいて「補修が要る場所」「塗る範囲」「付帯部の範囲」をメモしておきます。
4〜7日目は、同条件で2〜3社に見積もり依頼をします。その際、金額の差について理由を質問するのです。書面で答えを残してくれる施工会社に絞ります。このような流れなら、条件と根拠に基づいた施工業者選びがスムーズにできるのです。
工事中にトラブルが起きやすい説明不足のパターン
施工トラブルの多くは、工事中の作業ミスよりも、着工前の説明不足が原因です。特に注意したいのが「工事が始まれば現場で調整します」と言われるケースです。一見柔軟に聞こえますが、判断基準が共有されていないまま進むため、認識のズレが起きやすくなります。
たとえば、補修範囲について「傷んでいるところは直します」という説明だけで進むと、どこまでが想定内で、どこからが追加なのか分からなくなります。結果として、工事途中で説明が変わり「聞いていなかった」という不満が生まれやすいのです。
安心できる施工会社は、判断基準を事前に言語化します。どの状態なら補修対象になるのか、どの時点で追加になるのかを、書面や図で示してくれます。
また、保証やアフター対応についても同様です。「何かあれば対応します」という言葉だけでは不十分です。対象範囲と対象外を事前に確認し、説明が残る形で共有できる会社ほど、工事中・工事後のトラブルが少なくなります。業者選びでは、人柄よりも「説明の残し方」を基準にすることが重要です。
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【カトペン】豊橋市で外壁塗装を成功させるための相談前チェックポイント

豊橋市で外壁塗装を検討する際、最も重要なのは「塗るかどうか」よりも「どの順番で判断するか」です。劣化の有無を見ずに時期や金額から決めてしまうと、本来必要な補修を後回しにしたまま塗装してしまい、数年で再工事になるケースも少なくありません。外壁は面だけでなく、継ぎ目や割れといった雨水の入口を含めて判断することが欠かせないのです。
相場についても、単純な金額比較ではなく、補修範囲や工程回数、追加が出る条件まで揃えたうえで比較することが失敗回避につながります。そして業者選びでは、説明が書面に残るか、変更時のルールが明確かという点が、工事中の安心感を大きく左右します。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、豊橋市の気候や住宅事情を踏まえた外壁診断を行い、必要な工事を過不足なく整理するお手伝いをしています。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店にも対応しています。判断に迷った段階でカトペンに相談し、後悔のない外壁塗装につなげてください。
DATE 2026年1月13日(火)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
積水ハウスの外壁で塗装を検討している方は「工事をしたのに不安が残る」「数年で不具合が出て、結局やり直しになる」を避けたいでしょう。ただ、外壁の場合、失敗の原因は塗料のグレードより、外壁の前提を確認しないことです。たとえば表面仕様や目地の考え方があげられます。
積水ハウスでは、外壁の耐久性を、塗装(タフクリア-30等)や目地(高耐久目地)や素材性能を組み合わせて説明しています。ここを外して判断すると「本当は先に直すべき箇所が抜ける」「逆にやらなくていい範囲まで全面塗装」といった失敗につながりかねないのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁材の特徴や塗装の際の注意点についてくわしくお話しします。
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積水ハウスの外壁材と表面仕様を先に特定する

塗装の可否や最適な手順は「外壁材」だけで決まりません。外壁では、防汚塗装のような表面仕様や目地の耐久性も含めてメンテナンスサイクルを考えているからです。
タフクリア-30前提の外壁は「30年=目安」を起点に段取りを組む
積水ハウスの外壁すべてが同一仕様とは限りません。そこで、まずは住まいの外壁がタフクリア-30か確認が必要です。その前提に合わせて、メンテナンス計画を組むことが失敗しにくい順番と言えます。
一般的なサイディング外壁の場合、築後15年・30年で、再塗装や目地交換が必要とされているのです。対してタフクリア-30(軽量・重量鉄骨の外壁塗装)は、高耐久目地や防汚塗装と組み合わせ、外壁のメンテナンスサイクルを約30年(目安)と説明されています。
また、目地も一般的に15年でシーリング材の交換を行うものです。積水ハウスは高耐久目地のため、30年間交換不要としています。さらに防汚塗装では、超親水仕様やハイブリッド光触媒仕様なのです。
ただし、30年はあくまでメンテナンスの「目安」で、保証ではありません。また、目地については所定の定期点検が必要です。
さらに保証の扱いも要確認です。初期30年保証を継続するには10年点検・20年点検を必ず受け、点検時に必要と判断された補修(無償)を前提にしています。
積水ハウス以外の業者による増改築などで、設計基準に合致しない場合は適用除外です。天災・事故による損傷も同様なので、工事前に条件の確認が求められます。
この点を考えると、塗り替えの要否は「築年数だけ」で決めると失敗します。「タフクリアなどの表面仕様の有無」「目地の状態」「雨水の入口(取り合い)」の状況を押さえたほうがいいのです。塗装をメインにするのか?それとも補修をメインにするのか切り分けることで失敗のリスクを低減できます。
ベルバーンは「塗り替え不要=ノーメンテ」と誤解すると痛い
積水ハウスには「陶版外壁ベルバーン」があります。釉薬を焼き付けて発色させており「半永久的に色あせることなく」と積水ハウスは示しているのです。メンテナンス性として「30年でも塗り替えや張り替えが不要で、目地の補修だけで済む」としています。
ただし「何もしなくていい」と受け取ると失敗するのです。ベルバーンの説明を見ると、目地補修を前提としています。美観はきれいでも、目地や端部が傷むと劣化し、雨水や湿気の入口になりえます。そのため塗装を検討する段階では「塗る・塗らない」より先に、目地補修の範囲と時期を計画に落とし込むことが重要です。
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積水ハウス住宅の失敗しやすいポイントと「選び方」の実務

ここからは、外壁塗装で実際に起きやすい失敗の流れについてお話しします。どちらも、確認不足と段取りの失敗で起きやすい内容です。
表面仕様を確かめず「強い洗浄と全面塗装」を行う
汚れが気になって、DIYできれいにしようと考えたとします。そうすると、高圧洗浄で「強めに洗う」ことを意識してしまうものです。中には研磨を行い、下地を作ろうとする方もいるかもしれません。
そのあと、一般的な下塗りでまとめて塗装したとします。仕上がり自体は一旦きれいに見えるでしょう。数年後、雨掛かり部や日射の強い面から「浮き・ムラ・剥がれ」が目立ち始めるのです。
タフクリア-30では、外壁表面の仕様と目地の高耐久化を組み合わせることで、長期的なメンテナンスサイクルを確保しています。
この前提を確認しないまま「すべて作り直す」感覚で進めると失敗するのです。回避策は、塗装前に表面仕様の有無や、どこが傷んでいるのか劣化の位置を押さえることと言えます。目的を「防水・防汚・美観回復」に分けて考えるのも重要です。そのうえで、必要な範囲だけメンテナンスするほうがいいでしょう。
目地を後回しにして「面だけきれい」にしてしまう
もう一つは、施工面の塗装に予算と工程を寄せすぎるケースです。その結果、雨水の入口になりやすい目地や取り合いが薄くなってしまいます。積水ハウスでは、外壁性能が高くても、目地が劣化すれば雨水や湿気が浸入して、住まい全体に悪影響があると指摘しているのです。
失敗の流れとしては「面は新築同様」→「でも窓まわり・端部・目地の弱点が残る」→「雨のたびに不安が消えない」→「結局、部分的にやり直し」です。
回避のポイントは、見積もり段階で「目地の工法と範囲」を「文字と図で残す」ことを塗装業者に確認しておきましょう。
見積もり前に聞くべき「5つの質問」
見積もりでは、以下、5つのポイントについて塗装業者に確認してみてください。根拠を答えられるなら、失敗の可能性は低くなります。
- 外壁材と表面仕様(タフクリア等)の前提を、どう特定しましたか?(写真・図示が出るか)
- 塗装の目的は何ですか?(防水/防汚/美観のどれを、どの部位で達成するのか)
- 目地はどこを、どの工法で、どこまでやりますか?
- 「30年」は目安であり、保証ではありません。目地は定期点検が必要なことを踏まえ、今回の計画を、どう組みますか?
- 保証・点検の条件との整合は取れていますか?(10年・20年点検の前提、設計基準不適合は適用除外など)
この5つが揃うと、見積もり比較は「安い・高い」ではなく「説明が再現できる・できない」に変わります。結果として、追加費用や手戻りの芽を早い段階で摘めるのです。
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積水ハウスの外壁塗装で判断を誤りやすいポイント

積水ハウスの外壁塗装は、一般的な住宅塗装と同じ感覚で考えると判断を誤りやすい分野です。理由は、外壁材そのものの性能だけでなく、表面仕様や高耐久目地、点検制度を前提に、住まい全体の耐久性が設計されているからです。この前提を外してしまうと「本来やらなくてよい塗装をしてしまう」「逆に優先すべき補修が抜ける」といったズレが生じやすくなります。ここでは、現場でよく見られる判断ミスの構造を整理します。
積水ハウスの外壁は「塗装ありき」で考えるとズレやすい
積水ハウスの外壁では、タフクリア-30やベルバーンのように、塗装を前提としない、または塗装周期を長く取る思想が採用されています。そのため「外壁が古く見えてきたから塗る」という一般的な判断基準をそのまま当てはめると、計画がズレやすくなるのです。
たとえばタフクリア-30は、防汚性の高い表面仕様と高耐久目地を組み合わせ、約30年のメンテナンスサイクルを想定しています。この前提を無視して研磨や強い洗浄を行い、一般塗装で覆ってしまうと、本来の性能を崩す可能性があります。ベルバーンについても同様で、塗り替え不要とされる一方、目地補修は前提条件です。「塗るかどうか」ではなく「この外壁は塗装で解決すべき状態なのか」を先に見極める必要があります。
メーカー仕様と地域施工店の役割は別物
判断を誤りやすいもう一つのポイントが、メーカーと施工店の役割を混同してしまうことです。積水ハウスは、外壁仕様・点検制度・保証条件を設計として示していますが、実際の補修や塗装工事をどう行うかは、地域の施工店が担います。
ここで重要なのは、どちらが優れているかではなく、役割が違うという点です。メーカーは「設計上の前提」を示し、施工店は「今の状態に対して何が必要か」を判断します。この切り分けができていないと、メーカー仕様を十分に理解しないまま工事が進んだり、逆に点検制度や保証条件を無視した計画になったりします。両者の立ち位置を整理したうえで、説明がつながるかどうかを見ることが、失敗回避につながります。
「一式見積もり」が失敗を呼びやすい理由
積水ハウスの外壁塗装で特に注意したいのが「外壁塗装一式」「目地補修一式」といった見積もり表記です。一見すると分かりやすく感じますが、実際には内容がブラックボックス化しやすく、判断ミスの温床になります。
外壁では、表面・目地・付帯部で劣化状況も工法も異なります。それにもかかわらず一式でまとめられていると「どこを、どの工法で、どこまで直すのか」が見えません。その結果、面はきれいになったが目地は最低限、あるいは不要な範囲まで全面施工してしまう、といったズレが起きやすくなります。
見積もり段階で、部位ごとの工事内容と目的を言語化できるかどうかが、失敗を防ぐ重要な判断材料になります。
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積水ハウスの外壁塗装で失敗しやすいのは、塗料の性能や価格だけで判断してしまうことです。タフクリア-30やベルバーンなど、積水ハウス特有の表面仕様や高耐久目地は、一般的な外壁塗装とは前提が異なります。築年数だけで塗り替えを決めたり「全面塗装ありき」で進めたりすると、本来優先すべき目地補修や取り合い対策が抜け落ちるリスクがあります。
重要なのは「塗るかどうか」ではなく「どこを・なぜ・どの順で直すのか」を整理することです。外壁材と表面仕様、目地の状態、保証や点検条件を踏まえて計画を立てれば、過剰工事や数年後のやり直しを避けやすくなります。無料診断は契約のためではなく、必要な工事を過不足なく切り分けるための手段として活用するのが賢明です。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、積水ハウスの外壁仕様や保証条件を前提にした診断と説明を行っています。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店にも対応しています。迷った段階でカトペンに相談し、納得できる外壁メンテナンスの判断につなげてください。
DATE 2026年1月12日(月)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
豊川市・豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
積水ハウスは、住宅を購入した方に初期30年保証と呼ばれるサービスを提供しているハウスメーカーです。全国的にも知名度が高く、人気のあるハウスメーカーと言っても過言ではないでしょう。
しかし、家が建ってから30年間建物に何も不具合が起こらないわけではありません。メンテナンスを怠ると、住宅は劣化するからです。
とくに、外壁の劣化が進むと建物の見栄えが悪くなるだけではなく、住宅全体の老朽化が進むため、定期的に外壁塗装を行った方が良いです。
中には、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼しなくては!と思った方もいるでしょう。
しかし、少しお待ちください!
外壁塗装は塗装専門業者に任せた方が良いかもしれません。なぜなら、塗装専門業者に依頼した方が安いからです。ハウスメーカーは外部に作業を委託するため、施工費用の他に委託料として中間マージンが発生します。
一方、塗装専門業者に依頼すれば、別の業者に委託されないため委託料は発生しません。しかも、外壁塗装に特化しているため他の作業をオプションで依頼しなくても良い分、トータルの費用を安く抑えられるのです。
今回は積水ハウスで使われている主な外壁材を紹介しつつ、外壁劣化時の塗装専門業者の対応をお話しします。
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積水ハウスの特徴
積水ハウスは、日本を代表する大手住宅メーカーの一つです。創業は1960年で、以来、住宅建設を中心に事業を展開し、品質の高さや技術力で知られています。ここでは、積水ハウスの特徴を項目ごとに見てみましょう。
積水ハウスの特徴①技術力と品質
積水ハウスは、独自の技術開発に力を入れており、「シャーメゾン」ブランドの賃貸住宅や「グランセゾン」の高級分譲住宅など、さまざまな住宅ブランドを提供しています。
また、耐震性や省エネルギー性能に優れた住宅を提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
積水ハウスの特徴②カスタマイズ性
顧客のニーズに合わせて、多彩なデザインやプランの中から選べるカスタマイズ性の高さも特徴です。
自由設計の家づくりに対応し、個々のライフスタイルに合わせた最適な住空間を提案しています。
積水ハウスの特徴③環境への配慮
環境に優しい住宅の開発にも力を入れており、「グリーンファースト」という環境配慮型住宅のブランドも展開しています。太陽光発電システムや高断熱材の採用など、CO2排出量の削減に貢献する住宅を提供しているのが強みです。
積水ハウスの特徴④アフターサービス
購入後のアフターサービスも充実しており、入居者に長期間安心してもらえるための保証を提供しています。「初期30年保証」や「ユートラスシステム」など、さまざまな保証を用意しているのが特徴です。
積水ハウスで使われている主な外壁材
積水ハウスでは、さまざまな種類の外壁材を使用しています。ここからは、主な外壁材の特徴や劣化内容・塗装専門業者の対応などを見てみましょう。
積水ハウスで使われている主な外壁材①SHウォール(サイディング)
SHウォールとは、積水化学工業で開発された外壁材のことです。高性能な断熱材を使用して、家全体を包み込むように設計されています。
結果、外部の気温変化から室内を保護でき、エネルギー効率の高い住環境を実現しているのです。
なお、SHウォールのメリット・デメリットは以下の通りです。
SHウォールのメリット
①耐久性と耐候性
SHウォールは、高い耐久性と耐候性を持ち合わせています。日照、雨水、風などの外部環境から建物を守り、長期にわたって美観を保てます。
②メンテナンス性
一般的にメンテナンスが容易で、定期的な清掃や点検で長持ちします。汚れが付きにくい素材を使用しているため、美観を維持しやすいでしょう。
③環境配慮
環境に配慮した素材を使用しており、持続可能な建築物の構築に貢献します。
SHウォールのデメリット
①初期費用
高品質な材料と技術を用いているため、他の外壁材に比べて初期費用が高くなりがちです。
②専門業者によるメンテナンスが必須
特殊な材料を使用しているため、メンテナンスや修理には専門の技術や知識が必要となり、一般の業者では対応できない場合があります。
SHウォールの劣化内容
SHウォールの主な劣化内容を見てみましょう。
①色あせ
紫外線や雨風による影響で、徐々に色あせが生じます。
②ひび割れ
温度変化による収縮や膨張によって、ひび割れが起こるかもしれません。
③汚れやカビ
雨や湿気による汚れやカビの発生があり得ます。
SHウォールが劣化した際の塗装専門業者の対応
SHウォールが劣化した際の塗装専門業者の対応は以下の通りです。
①点検と評価
外壁の状態を詳細に点検し、劣化の程度を評価します。
②清掃と下地処理
劣化や汚れを取り除き、外壁の表面を適切に清掃します。さらに、必要に応じて下地処理を行って塗料の密着性を高めます。
③適切な塗料の選択と塗装
SHウォールに適した塗料を選択し、塗装を行います。外壁の材質や劣化の度合い、顧客の要望によって選ぶ塗料は変わります。
④定期的なメンテナンスの提案
塗装後も長期にわたって美観と機能性を保つために、定期的なメンテナンスプランを提案します。
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積水ハウスで使われている主な外壁材②ベルバーン(陶器)
ベルバーンは、耐久性と美観に優れた特性を持っているのが特徴です。積水ハウス独自の技術による高機能外壁材として開発されました。
ベルバーンのメリット・デメリットは、以下の通りです。
ベルバーンのメリット
①ランニングコストを減らせる
ベルバーンは耐久性に優れており、定期的なメンテナンスや塗り替えの頻度を減らせます。結果、ランニングコストの削減に最適です。
②幅広くデザインをそろえている
幅広い色やテクスチャーから選べるため、建築家やホームオーナーのデザインニーズに応えられます。
ベルバーンのデメリット
①初期コストが高い
高品質であるため、一般的な外壁材と比べて初期コストが高くなるでしょう。
②専門的な施工が必要
ベルバーンの特性を最大限に活かすには、専門的な知識と技術を持った施工業者による施工が必要です。適切な施工業者を見つけられるかで、出来栄えが変わります。
ベルバーンの劣化内容
ヘルバーンの主な劣化内容は以下の通りです。
①外壁材の剥がれ
接着不良や下地の劣化によって、外壁材の剥がれにつながります。
②汚れやカビ
湿度の高い環境や汚れが蓄積することにより、汚れやカビが目立つかもしれません。
ベルバーンが劣化した際の塗装専門業者の対応
ヘルバーンが劣化した際の塗装専門業者の対応は以下の通りです。
①清掃
軽度の汚れやカビは、専用の清掃剤や方法で除去します。
②補修
ひび割れや小さな剥がれは、専用の補修材を使って修復していき、さらなる損傷を防ぎます。
③塗り替え
色あせや広範囲の劣化が見られる場合、外壁の塗り替えを行います。ベルバーンに適した塗料や施工方法を用いることが大事です。
④防カビ・防汚処理
汚れやカビの再発を防ぐために、防カビ・防汚処理を施すことがあります。
積水ハウスで使われている主な外壁材③プレキャストコンクリート
プレキャストコンクリートとは、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品を指します。塗装現場で生成しなくて良いため、塗装作業の効率化に最適です。
なお、プレキャストコンクリートのメリット・デメリットは以下の通りです。
プレキャストコンクリートのメリット
①品質の一貫性
工場で製造されるため、一定の品質を保てます。
②施工速度の向上
現場で製造する必要がないため、建設スケジュールを短縮できます。
③耐久性
コンクリート自体の耐久性に加え、工場製造による品質の高さが耐久性をさらに向上させます。
④低メンテナンス
コンクリートはメンテナンスが少なく、耐候性にも優れています。
⑤デザインの自由度
現場打ちコンクリートに比べて複雑な形状やデザインが可能で、外観の美しさを高められます。
プレキャストコンクリートのデメリット
①接合部の処理
現場での組み立てに際して、接合部の防水処理や仕上げを確実に行わなくてはいけません。作業が不十分だと、漏水や断熱性の低下を引き起こします。
②修正の難しさ
一度施工が完了すると、コンクリートの構造を後から修正するのは難しくなります。拡張や改修が必要になった場合、コンクリート構造の変更は大規模な工事を要することが多いです。
なお、積水ハウスでは「ダインコンクリート」と呼ばれる名前で提供されています。
プレキャストコンクリートの劣化内容
プレキャストコンクリートの主な劣化内容は以下の通りです。
①ひび割れ
温度変化、荷重の影響、収縮などにより生じます。場合によっては、住宅全体に影響を及ぼします。
②表面の剥離や浮き
水分の侵入や凍結融解作用によって、コンクリート表面が剥がれたり、浮き上がったりする現象です。
③腐食
水分や塩分の侵入が原因で、腐食が起こるかもしれません。鉄筋が腐食すると、内部が劣化していき最終的には建物全体の劣化につながります。
④カビや苔の発生
高湿度の環境下ではカビや苔が発生します。見た目の問題だけでなく、徐々に表面を劣化させる原因となるため注意した方が良いでしょう。
プレキャストコンクリートが劣化した際の塗装専門業者の対応
プレキャストコンクリートが劣化した際の、塗装専門業者の対応は以下の通りです。
①清掃と下地処理
高圧洗浄でコンクリート表面の汚れ、カビ、苔を除去します。ひび割れや剥離部分は適切に修復し、必要に応じて防水処理を施します。
②ひび割れの補修
表面的なひび割れは専用の充填材で修復します。
③防錆処理
鉄筋の露出がある場合は、防錆処理を行い、さらなる腐食を防ぎます。
④塗装
下地処理後、プレキャストコンクリートに適した塗料を選択して塗装します。コンクリートの特性に合った防水性や透湿性を持つ塗料の使用が求められるでしょう。
⑤定期的なメンテナンスの推奨
劣化の進行を抑え、長期的な耐久性を確保するためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
積水ハウスの外壁塗装のご依頼はカトペンへ!
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は、積水ハウスの外壁塗装経験を持っている塗装専門業者で、経験値の高い職人が外壁塗装を行っています。そのため、専門性のある塗装専門業者へ対応を任せたい方に向いているでしょう。
しかも当店には、雨漏り診断士や外壁塗装診断士が外壁に異常がないかチェックした上で、外壁塗装の最適な仕方を提案します。したがって、外壁塗装の依頼が初めてでも安心して任せていただくことが可能です。
当店の外壁塗装を利用した方々からは、喜びの声をいただいております。外壁塗装の事例も公式サイトに多く掲載しておりますので、参考にしていただけると幸いです。
また、当店は「アステックペイント認定店」となっていますので、同業他社と比べて耐久性のある塗料で作業を進めることが可能です。無料相談も実施しておりますので、外壁でお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
DATE 2026年1月9日(金)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
トヨタホームの住まいで外壁のメンテナンスを考え始めたら、不安や疑問も出てきます。「タイルだから塗装はいらない?」「サイディングなら何年で塗る?」「高圧洗浄で洗えば済む?」などの判断です。
現場目線で見ると、失敗しやすいのは外壁の「面」だけに注意しているケースです。目地が劣化すると、建物内部に雨水が浸入し、構造に影響をおよぼしかねません。目地や取り合いの確認を後回しにすると、雨水リスクが高まります。
また、DIYをしようとして強い洗浄や薬剤を使用し、塗膜や目地を傷めて補修範囲が広がる例もあるのです。そこで今回のお役立ちコラムでは、トヨタホームで採用されやすい外壁材の特徴を整理し、よく出る劣化症状をくわしくお話しします。
外壁材の特徴を押さえる(タイル/サイディング)
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外壁の素材次第で補修方法は変わります。まずは「何でできている外壁か」を押さえると、塗装の要否や点検の順番を理解しやすいのです。
タイル外壁は汚れに強い設計|保証対象外に注意
トヨタホームのタイル外壁は、雨で汚れが流れ落ちやすい「ナノ親水タイル」です。タイル外壁30年保証ですが注意点もあります。「外観の仕上げ」「表面のひび」「欠損」「浮き」「汚れ」「藻の付着」などは適用外と明記されているのです。(※適用条件もあります)
タイル面の悩みは「剥離のような保証に絡む不具合」と「美観」を混同しがちです。そのため、理解するための整理では「安全性(浮き・欠損)」「雨水リスク(目地・取り合い)」「美観(汚れ)」の順にするといいでしょう。相談の際もスムーズに進みます。
サイディング外壁|素材は4タイプで塗膜は保護膜として働く
サイディングは素材で大きく4種類(窯業・金属・木質・樹脂)に分かれています。おおまかにサイディングで分類されていても、素材で特徴が異なるのです。
サイディング系は、表面の塗膜が外壁材を守る保護膜として働きます。退色や表面の劣化が進むほど「塗装で保護膜を戻す」意味が大きくなるのです。
トヨタホームリフォームでは、外部塗装は美観だけでなく保護膜の役割があると説明しています。症状が出ると、塗装工事が必要とも説明しているのです。
サイディングは「塗装で延命しやすい」一方、下地(目地・取り合い)が傷んでいる場合、塗装しても雨水リスクは残ると考えたほうがいいでしょう。
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劣化症状は「目地→表面→付帯」の順で読む

メンテナンスを年数だけで決め打ちする場合、過不足が出かねません。そこで劣化症状を「雨水の入口」から考えていくと、メンテナンスの時期に関する判断を適切に行いやすいのです。
先に見るのは目地のひび割れ(雨水の入口になりやすい)
外壁の継ぎ目である目地が劣化すると、建物内部に雨水が浸入します。そうすると構造自体に影響をおよぼす危険性が高まるのです。
目地に関しては、塗装より優先順位が上と考えてもいいでしょう。美観はきれいだとしても、目地が割れていれば雨水リスクは高まるからです。逆に目地がまだまだ健全なら、外壁面の塗装時期について落ち着いて判断できます。
変色・退色・チョーキングは「塗装検討」の合図になりやすい
外壁の変色・退色などが現れたら、保護膜の役割が少なくなっているサインです。また、点検の現場で分かりやすいのがチョーキング現象です。触ると指先に白い粉がつく現象で、塗膜が弱ってきたサインとして知られています。塗装工事を実施し、保護回復を検討する段階に至っていると判断できるのです。
トヨタホームリフォームの案内では、発生する症状例を「経過年数10年〜20年」「経過年数20年〜」など、経過年数の区分で整理しています。一方で、住宅産業協議会の資料では「外回りは地域環境でメンテナンス時期は異なる」という記載もあるのです。
そのため、外壁塗装を考える場合、年数は「目安」とします。劣化症状はメンテナンス判断の根拠として考えるのです。美観の劣化に、目地や取り合いまで含めて判断するほうが確実と言えます。
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トヨタホームで外壁メンテナンスの判断を誤りやすいポイント
トヨタホームの外壁メンテナンスで後悔が出やすいのは「外壁材の性能が高い=何もしなくていい」と短絡的に判断してしまうケースです。実際の現場では、外壁材そのものよりも、目地や取り合いといった“防水の要”が先に傷んでいることが少なくありません。ここでは、判断を誤りやすい代表的なポイントを整理します。
タイル外壁は「塗らない前提」だが、点検不要ではない
トヨタホームのタイル外壁は、ナノ親水性能によって汚れが付着しにくく、塗装を前提としない設計です。そのため「30年保証がある=長期間メンテナンス不要」と誤解されがちですが、注意が必要です。保証の対象外には、美観の変化や表面の細かなひび、欠損、浮き、藻の付着などが含まれています。
特に重要なのは、タイルそのものではなく、周囲の目地や取り合い部分です。ここが劣化すると、タイル面が健全でも雨水が内部に回り込むリスクが高まります。タイル外壁の場合「塗る・塗らない」ではなく「浮きや欠損がないか」「目地の防水が保たれているか」を軸に点検することが、判断を誤らないための基本になります。
サイディングは塗装で延命できるが「下地次第」で結果が変わる
サイディング外壁は、表面の塗膜が保護膜として機能するため、塗装によるメンテナンスと相性が良い外壁材です。退色やチョーキングが出てきた段階で塗装を行えば、防水性と耐久性を回復しやすくなります。
ただし、見落とされがちなのが下地の状態です。目地や取り合いが劣化したまま塗装をしても、雨水の侵入口が残り、根本的な解決にはなりません。結果として「塗ったのに不具合が出た」「思ったより早く再補修が必要になった」という事態につながります。サイディングは塗装で延命できる一方で、下地補修を含めた判断が欠かせない外壁材だと理解しておく必要があります。
年数目安だけで判断すると、過剰工事と先送りの両方が起きる
外壁メンテナンスの相談で多いのが「築10年だからそろそろ」「20年経ったから全部やるべき」といった年数基準だけの判断です。メーカー資料では年数目安が示されていますが、実際の劣化スピードは地域環境や立地条件で大きく変わります。
日当たりの強さ、風雨の当たり方、沿岸部かどうかなどによって、同じ築年数でも状態は大きく異なります。年数だけで判断すると、本来不要な工事をしてしまったり、逆に必要な補修を先送りして雨水リスクを高めたりすることになりかねません。年数はあくまで参考情報とし、劣化症状と目地の状態を根拠に判断することが、過不足のないメンテナンスにつながります。
塗装可否・時期の目安・地域相談について

ここでは「塗装で解決するものとしないもの」の判断についてくわしくお話しします。
塗装で解決しやすいのはサイディングでタイルは塗る前提になりにくい
サイディングは、塗装が外壁材への保護膜として機能します。そのため退色や表面劣化が進むほど、再塗装をする理由に、合理性が出てくるのです。
一方タイルは、メーカー側の説明でも「汚れが流れ落ちやすい」設計が前提です。30年保証では、美観や表面ひびなどは適用外とされています。
つまり、タイル面は「色を塗り替えて更新する」という発想だと失敗しがちです。浮きや欠損の安全確認や、目地や取り合いの防水を重視します。この点を間違えると、やるべき補修が後回しになりかねません。その結果、費用や工期がふくらむリスクも出てくるのです。
また、保証や点検制度には、プランや条件があります。保証書・対象プラン・免責条件の確認がスタート地点です。
DIYは「水洗い+中性洗剤」まで。迷ったら無料の現地診断を手順化して実施
トヨタホームのOWNER’SBOOKでは、目地やサッシのほか、換気扇の排気口の中に水を直接当てないことが記載されています。また、外壁や目地の破損につながるため、高圧洗浄機の使用は避けることとされているのです。
DIYでメンテナンスをする基本は「上から下へのホースによる水洗いと、汚れが残る場合は薄めた中性洗剤程度で止めたほうが無難です。そのうえで、塗装業者には以下の3ステップを基準にして相談するといいでしょう。
- 保証書・プラン・免責条件を手元で確認
- 症状の写真(全景/近景/雨が当たる面/目地)をそろえる
- 地域の施工店やメーカー窓口で現地確認を依頼(点検・診断。無償/有償は、プラン・年数・条件で異なるため事前確認が必要)また「目地」「取り合い」「外壁面」の順で根拠付きの説明をもらう
無料診断は「申し込むこと」が目的ではありません。やるべき工事を過不足なく特定するための手段なので。ここまで整理してから動くことで、相見積もりをする際の比較が落ち着いて行えるのです。
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トヨタホームの外壁メンテナンスは「塗れるか・塗れないか」だけで判断すると失敗しやすいのが実情です。タイル外壁は塗装前提ではない一方、目地や取り合いの劣化を放置すると雨水リスクが高まります。サイディング外壁は塗装で保護膜を回復できますが、下地が傷んだままでは十分な効果は得られません。つまり、外壁の種類・劣化症状・保証条件を整理したうえで判断することが重要です。
DIYについても同様で、水洗いや中性洗剤までに留めるのが基本です。強い洗浄や薬剤を使う前に、保証書やプラン内容を確認し、症状を写真で整理したうえで専門家に見てもらうほうが、結果的に費用も工期も抑えやすくなります。無料診断は契約のためではなく「やるべき工事を過不足なく特定する手段」として活用するのが賢明です。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、トヨタホームの外壁材や保証条件を踏まえた現地診断を行っています。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店にも対応しています。迷った段階で一度カトペンに相談し、納得できるメンテナンス判断につなげてください。
DATE 2026年1月5日(月)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
住まいの外壁にペンキが付くと「とにかく早く落としたい」と焦るものです。その場合、DIYで清掃して失敗する方が多数います。
現場で見てきて感じるのは、失敗の大半はペンキ汚れそのものではありません。「落とし方」が原因で、外壁を傷めるケースです。
外壁は仕上げの塗膜や目地(シーリング材)で、防水性と美観を保っています。高圧洗浄を至近距離で当てたり、溶剤をいきなり広範囲に使ったりするとトラブルにつながるのです。汚れが消える前に「塗膜の白化」「艶ムラ」「目地の傷み」「浸水」に発展しかねません。
そこで今回のお役立ちコラムでは「DIYで触ってよい線引き」について、外壁材別のリスクと、高圧洗浄・溶剤のNG例についてくわしくお話しします。
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乾く前・乾いた後で押さえておきたいポイント

ペンキは乾燥の進み方で、外壁へのなじみ方が変わります。最初に「触ってよい作業」を限定し、被害を増やさない順で進めるのが無難です。
乾く前なら「広げない」を最優先
濡れている段階では、落とすより「広げない」ことが重要です。柔らかいウエスを使い「押さえて吸わせる」を行い、「きれいな面に替えながら回収」を基本とします。
ここでゴシゴシ擦れば、外壁側の塗膜に、微細な傷が入ってもおかしくないからです。傷に色が入り込めば、余計に残ります。水性塗料なら、ぬるま湯+中性洗剤で薄く落ちる場合はありますが、「必ず落ちる」とは、言い切れません。
塗装の世界では「濡れた塗膜」と「乾燥した塗膜」は区別して扱われています。状態が変わると、対処方法も変更する意識が必要です。
乾いた後なら「落とし切る」より「外壁を守る」
乾くと凹凸へペンキが食い込んでしまいます。そのため完全に除去しようとするほど、外壁側のダメージが増えてしまいます。プロが意識して優先するのは「外壁を壊さず、見た目を最小限の違和感に収める」ことです。以下は安全性を高めるための手順です。
- ぬるま湯
- 中性洗剤
- 樹脂ヘラで角度を寝かせて薄く削る(金属ヘラやカッターは、サイディングの表層や塗膜を傷付けるためNG)
中にはペンキ汚れに対し「高圧洗浄を使えばいい」と考える方もいます。高圧洗浄は便利ですが、条件を満たしていないと外壁の塗膜や下地を傷めかねないのです。
公共の改修仕様でも高圧水洗は工程としてありますが、加圧力は付着強度で変動するため、試験施工と承諾が前提条件としてあります。一般家庭で同じような管理をするのも困難です。DIYにおいて高圧洗浄の乱用はリスクがあると考えたほうがいいでしょう。
DIY可否の線引きとは?小面積テストで止められるか
DIYで触ってよいのは「小さく試し、すぐ止められる範囲」だけです。目立たない場所で名刺2枚分ほどの範囲で施工のテストを行ってください。もし外壁側に「白化・艶ムラ・ベタつき・色抜け」のような異変が発生したら即時に中止します。特に溶剤類は塗膜への影響が非常に大きいため、既存塗膜の変質につながりかねません。
溶剤を使用する可能性があるなら、換気対策といった健康被害の予防も含め、専門業者に相談した方が結果的に安く済むのです。
ペンキの種類で判断が変わる|水性・油性・ラッカーの違いを見誤らない
外壁に付いたペンキへの対処は、「付いた量」や「乾いたかどうか」だけでなく、ペンキの種類によって難易度が大きく変わります。現場でトラブルになりやすいのは、「水性だから大丈夫だろう」と自己判断して触ってしまうケースです。
水性塗料は確かに溶剤ほど攻撃性は強くありません。ただし、外壁側の塗膜が劣化している場合や、凹凸の深い外壁材では、色が食い込んで残ることがあります。表面上は落ちたように見えても、乾燥後にうっすら色ムラが浮き出てくる例も少なくありません。
一方、油性塗料やラッカー系は、既存塗膜を溶かす性質があります。無理に落とそうとすると、ペンキと一緒に外壁の塗膜まで侵され、白化や艶ムラが残るリスクが一気に高まります。種類が分からない場合は「落としにいかない」が正解です。残材や缶の情報が確認できない時点で、DIYの判断領域を超えていると考えたほうが安全です。
築年数・前回塗装時期で失敗率が変わる|外壁は年数分だけ弱くなる
同じペンキ汚れでも、建物の築年数や前回の塗装時期によって、許容できる対応は変わります。新築から数年の外壁と、10年以上メンテナンスされていない外壁では、表面の耐久性がまったく異なるからです。
塗膜が健全な状態であれば、軽い清掃で影響が出にくい場合もあります。しかし、年数が経過した外壁では、塗膜が薄くなり、防水性や密着力が落ちています。その状態で擦る、削る、高圧を当てると、「汚れを落としたつもりが外壁を壊した」という結果になりがちです。
特に注意したいのは、見た目では判断できないケースです。色あせ程度に見えても、実際には塗膜が粉化している場合があります。築年数が10年を超えている、または前回塗装から年数が経っているなら、「落とせるか」より「触っていいか」を先に考えるべきです。
勝手に触ると揉めやすい|近隣・第三者工事が関係するペンキ汚れ
ペンキ汚れが発生した背景によっては、自分で落とす行為そのものがトラブルの火種になることもあります。隣家の工事や第三者の作業が原因の場合、安易に触ってしまうと、責任の所在が曖昧になりかねません。
例えば、付着直後に自己判断で清掃し、外壁に艶ムラや変色が出た場合、「どこまでがペンキ被害で、どこからが自己施工の影響か」が分からなくなります。その結果、補修費用をめぐって話がこじれるケースも現場では見られます。
こうした場合は、まず写真で状況を記録し、触らずに専門家へ相談するのが無難です。特に保険や補償が絡む可能性がある場合は、「何もしない」という判断が、結果的に住まいを守ることにつながります。
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高圧洗浄・溶剤で失敗しやすいポイント

実は外壁材はそれぞれ弱点があります。各外壁材でなにがNGなのか、くわしくお話しします。
サイディング(窯業・金属)
サイディングの窯業系では、表面塗膜が美観と防水の要となっています。
ただ、溶剤によってペンキだけでなく既存塗膜が変質するリスクは高いのです。失敗すると艶ムラや白化が残るリスクもあります。
さらに危険なのはシーリング周辺です。シーリング材が切れたり痩せたりすれば、雨漏り箇所につながるリスクが高まります。
モルタル/ALC
モルタルやALCは表面部分が劣化して脆弱化していると、水圧に負けるリスクが高まります。ひび割れると水が回り込んで、浸水リスクが高まるのです。
ただし、高圧洗浄そのものが全面NGなのではありません。高圧洗浄は公共改修の仕様でも、工程として採用されています。一方で、施工前にはテストと承諾が必要なのです。
「高圧洗浄機を壁に近づけすぎる」「一点に当て続ける」「目地や取り合いに直撃させる」このような使い方だと失敗します。その点を理解したうえで「DIYでやっても大丈夫かどうか」を判断するのです。
タイルや石材
タイルの問題は、目地材と周辺のシーリング材です。ここへ溶剤や強い洗浄を当てると、痩せ・切れが起きかねません。
また、石材系は吸い込みのある種類もあります。塗料が入り込むと洗浄ではなく補修・研磨の領域になるのです。
「タイルだから大丈夫」と決めつけるのは危険と考えてください。DIYをするのはリスクがあると考えたほうがいいでしょう。
業者に相談すべき境界線は?無料診断で確認すること
DIYか業者に相談したほうがいいのか?適切な判断のためには、境界線を意識してみてください。境界線を超えたら、早めに専門業者に相談したほうが被害を抑えられるのです。
失敗リスクが高まるラインとは?

以下、いずれかの内容に当てはまるなら、専門業者に相談したほうが無難です。「除去」ではなく「外壁を壊さず復旧する」工程が必要になるからです。
- ペンキが目地(シーリング材)にかかっている。切れ・痩せが見える
- 腕一本以上の広範囲や高所で安全確保が必要な場合
- 外壁の塗膜が白く曇っている・艶が飛ぶ・ベタつく
- 高圧洗浄や溶剤を使いたい
特に溶剤やはく離剤は、公共仕様でも試験施工と承諾が求められます。さらに「残留物が新規塗膜へ影響しないような除去」が必要です。DIYでいい加減に使用すると、再塗装になりかねません。
ペンキを落とす以外の方法はある?
現場では「100%の除去」よりも「外壁を守って違和感を消す」方が早く、確実な結果を出せることが多々あります。軽い除去で止めて、残った影は部分補修やタッチアップで補修するのです。外壁材や既存塗膜が弱っているほど、トータルコストを下げられます。
無料診断では「ペンキの種類の推定(可能なら残材・缶の情報)」「外壁材」「塗膜の劣化状況」「目地の状態」までプロに見てもらったほうがいいでしょう。
【カトペン】外壁のペンキ汚れで後悔しないために|触っていい線引きと正しい相談先

外壁にペンキが付いたとき、多くの方が「自分で何とかできないか」と考えます。しかし現場で実際に多いのは、汚れそのものよりも「落とし方」が原因で外壁を傷めてしまうケースです。外壁は塗膜や目地によって防水性と耐久性を保っており、無理な高圧洗浄や溶剤の使用は、白化や艶ムラ、シーリングの劣化、さらには浸水リスクにつながります。
DIYで許されるのは、目立たない場所で小さく試し、異変があればすぐ止められる範囲までです。それを超える場合は「除去」ではなく「外壁を壊さず復旧する」判断が必要になります。無理に落とそうとして再塗装になるより、早めに専門家へ相談したほうが、結果的に費用も被害も抑えられるのです。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、ペンキの種類や外壁材、塗膜や目地の状態を踏まえた無料診断を行っています。問い合わせフォームからのご相談、メールやお電話でのご相談、ショールームへのご来店にも対応しています。外壁を守るための最適な判断を、カトペンと一緒に確認してみてください。
DATE 2025年12月22日(月)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市・豊川市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
外壁塗装を検討するとき、多くの方が悩むのが「どの会社を選べばいいのか」という点です。
価格や口コミだけでは判断しきれず、「行政工事の実績あり」と書かれていても、それが本当に信頼につながるのか分からない、という声もよく耳にします。行政工事の塗装は、一般住宅とはまったく違う基準や管理体制のもとで行われ、その経験がある会社には、施工の考え方や現場の向き合い方に明確な違いがあるのです。
今回のお役立ちコラムでは、行政工事で求められる基準の考え方と、その経験が一般住宅の塗装にどう活きるのかを、業界の内側を知る立場から整理して解説します。
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カトペンの確かな技術力
行政工事の塗装工事は、なぜ基準が高いのか

行政工事の塗装工事が「基準が高い」と言われるのには、はっきりとした理由があります。
まず前提として、使用する材料や施工方法、工程の順序まで、すべてが事前に仕様書で定められています。そのため現場の判断で工程を省略したり、材料を変更したりすることは認められません。
また、工事は自治体などの公的機関が発注者となるため、完了すれば終わりではなく、第三者による検査や書類確認が必ず行われます。施工内容が仕様どおりか、工程に不備がないかを、現場と記録の両面からチェックされるのが一般的です。
このような環境では、曖昧な作業や経験則だけに頼った施工は通用しません。行政工事の基準が高いと言われる背景には、「誰が見ても説明できる施工」が求められているという点があるのです。
行政工事の実績が信頼性の判断材料になる理由
行政工事の実績があること自体は、必ずしも「それだけで安心」という意味ではありません。重要なのは、その実績がどのような評価のもとで積み重ねられているかという点です。行政工事は、民間工事と比べて発注や管理の仕組みが異なり、会社としての総合力が問われます。
- 工事ごとに審査が行われ、過去の施工内容が評価対象になる
- 施工品質だけでなく、工程管理や安全管理、対応力も見られる
- 一度きりではなく、継続して受注できるかどうかが重要視される
このような仕組みがあるため、継続して行政工事を任されている会社は、現場対応や説明責任の面でも一定の評価を受けていると考えられます。
実績を見る際は、「やったことがあるか」ではなく、「なぜ任され続けているのか」という視点を持つことが大切です。
この考え方は、一般住宅の塗装会社を選ぶ際にも、有効な判断材料の一つになります。
行政工事の経験は一般住宅でどう活きるのか

行政工事で求められる基準は、そのまま一般住宅に当てはめられるものではありません。しかし、厳しい現場を経験する中で身についた施工姿勢や管理の考え方は、住宅塗装の品質や安心感に確実に影響します。
ここでは、行政工事の経験が、一般住宅の塗装工事にどのような形で活きてくるのかを具体的に見ていきます。
施工品質が安定する
行政工事では、作業手順や判断基準が明確に定められているため、施工品質に大きなばらつきが生じにくい環境が整っています。この考え方は、一般住宅の塗装工事においても十分に活かすことが可能です。
誰が担当しても一定の品質を保つためには、作業手順を整理し、基準を共有しておくことが欠かせません。経験や勘だけに頼るのではなく、「なぜこの工程が必要なのか」を理解したうえで作業を進めることで、仕上がりは安定します。その結果、施工後の不具合や塗りムラといったリスクも抑えやすくなるのです。
工程管理と説明が丁寧
行政工事では、工程管理と説明が非常に重視されます。今日は何の作業を行うのか、どこまで進んでいるのかを把握し、説明できる状態でなければなりません。
この意識がある会社は、住宅塗装でも工程の見える化を大切にします。事前説明や進捗の共有、写真による記録などを通じて、施主が状況を把握しやすい環境を整えます。「いつの間にか工事が進んでいた」という不安が生まれにくいのも、行政工事経験が活きる点です。
トラブルを未然に防ぐ視点が身についている
行政工事の現場では、問題が起きてから対応するという考え方は通用しません。あらかじめ想定されるリスクを洗い出し、起きないように対策を講じることが求められます。
この姿勢は、一般住宅の塗装でも大きな意味を持ちます。近隣への配慮や安全管理、天候による工程調整など、事前の判断がトラブル防止につながるでしょう。住宅工事は生活の場で行われるからこそ、影響範囲が広いという認識を持っているかどうかが重要です。
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カトペンの強み|公共工事基準の品質を一般住宅へ
基準の厳しい仕事をしてきた会社ほど、住宅工事に慎重になる理由

基準の厳しい現場を経験してきた会社ほど、住宅工事に対して慎重な姿勢を取る傾向があります。それは作業に時間をかけたいからでも、効率を落としたいからでもありません。一つひとつの判断や工程が、後から大きな影響を及ぼすことを、現場経験を通じて理解しているからです。ここでは、そうした会社に共通する慎重さの理由を整理します。
慎重さは責任の重さを知っている証拠
「確認に時間をかける、説明を省かない、小さな工程を軽視しない」これらは一見すると遠回りに見えるかもしれません。しかし、厳しい基準の仕事を経験してきた会社ほど、「問題を起こさないこと」そのものに価値を置いています。
行政工事の現場では、わずかな判断ミスや工程の省略が、手直しや是正につながることも少なくありません。その積み重ねが、「事前に確認する」「念のためを重ねる」という姿勢を生み出すのです。
判断を急がず、工程を省かないという選択
基準の厳しい現場を経験してきた会社は、「急ぐこと」よりも「省かないこと」を優先します。工程を短縮すれば一時的に効率は上がりますが、その分、仕上がりや耐久性に影響が出る可能性があることを理解しているからです。
住宅工事では、完成直後だけでなく、数年後の状態も重要です。判断を急がず、必要な工程をきちんと踏むという考え方は、長期的な視点で住まいと向き合っている証とも言えるでしょう。
FAQ|行政工事の実績がある塗装会社についてよくある質問

行政工事の実績と聞くと「住宅とは関係ないのでは?」と感じる方も少なくありません。ここでは、外壁塗装を検討されている方から実際によく寄せられる疑問をもとに、行政工事の実績がどのように住宅塗装と関係してくるのかを整理してお答えします。
Q.行政工事の実績があれば、必ず住宅塗装も安心ですか?
A.行政工事の実績があること自体が「絶対に安心」というわけではありません。ただし、厳しい仕様や検査を前提とした現場を経験している会社は、工程管理や説明責任、品質への考え方に一定の基準を持っているケースが多いのは事実です。住宅塗装でも、その姿勢が活きるかどうかを確認することが大切です。
Q.行政工事と一般住宅の塗装は、やり方が違うのでは?
A.求められる仕様や規模は異なりますが、「工程を省かない」「記録を残す」「説明できる施工を行う」という基本姿勢は共通しています。行政工事で培われた考え方は、一般住宅の塗装においても品質の安定やトラブル防止に活かされます。
Q.見積や打ち合わせで、行政工事の経験はどう見極めればいいですか?
A.実績の有無だけでなく、工程説明の具体性や質問への答え方を見ることが重要です。なぜその工程が必要なのか、どんなリスクを想定しているのかを丁寧に説明できる会社は、行政工事で求められる考え方が身についている可能性が高いと言えるでしょう。
行政工事の実績多数「カトペン」にご相談ください!

外壁塗装で後悔しないためには、価格や口コミだけでなく「その会社がどんな基準で仕事をしてきたのか」に目を向けることが欠かせません。行政工事の実績がある塗装会社は、仕様書どおりに施工する姿勢、工程を省かない判断、説明責任を果たす意識など、厳しい現場で鍛えられた考え方を持っています。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、そうした背景を踏まえたうえで、一般住宅でも安心できる塗装工事を重視しています。完成直後の見た目だけでなく、数年後まで見据えた判断を行うことが、結果として住まいを守ることにつながるからです。
「本当にこの工事内容で大丈夫なのか」「自分の家に合った進め方なのか」と迷ったときは、一人で抱え込まず、まずはカトペンにご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせはもちろん、メールやお電話でのご相談、ショールームへのご来店でも丁寧にお話を伺います。
基準のある仕事を知っているからこそできる提案で、納得できる外壁塗装を一緒に考えていきます。
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