お役立ちコラム

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DATE 2025年8月14日(木)

【台風対策】工場屋根・外壁の劣化セルフチェックリスト|今すぐできる簡単診断法

近年、大型台風や集中豪雨により工場にも被害が出ています。台風や豪雨によって工場の屋根や外壁が破損し、雨漏りに発展するようなケースです。

工場の屋根や外壁は広範囲に渡るだけでなく、高所にあります。台風や豪雨の影響をもろに受けるだけでなく、劣化や破損があっても気付くのが遅れることも多々あるのです。

元々劣化していた場合、台風や豪雨で一気に損傷が進行する場合もあります。台風に対する工場の雨漏りを防ぐには、破損につながらないよう定期的に劣化していないかチェックが必要です。

ただ、的確なチェックには「工場屋根や外壁の劣化」について、知っておかないといけません。有効なのは、工場屋根や外壁の劣化セルフチェックリストと照らし合わせる方法です。

そこで今回のお役立ちコラムでは、工場屋根や外壁の劣化セルフチェックリストについてご紹介します。すぐにでもできる簡単診断のため、積極的にご活用ください。

台風や豪雨による雨漏り対策は日頃から劣化チェックが必要

台風や豪雨による雨漏り対策は日頃から劣化チェックが必要

台風による雨漏り被害を未然に防ぐための「工場屋根・外壁セルフチェックリスト」をご紹介します。日常点検で確認すべき箇所や劣化のサイン、応急処置の方法、専門業者へ依頼する際のポイントを知っておきましょう。台風や豪雨で工場が破損すれば、生産停止や設備損傷といった甚大な損害リスクを大幅に軽減できます。

工場の屋根や外壁は、台風が来る前に必ず状態を点検しなければなりません。そのうえで必要に応じて補修を行うことが、雨漏り被害を防ぐ最も効果的な方法です。とくに台風は短期間で被害を拡大させるため「異常を見つけたら即対応」が鉄則です。そのためにもセルフチェックの習慣化が求められます。劣化を早期発見できると、生産停止や設備損害といった甚大な損失を避けられるのです。

雨漏りによる雨水が侵入した場合に発生する深刻な影響とは?

工場や倉庫における屋根裏の結露や雨漏りが原因で発生する、深刻なリスクについてまずはくわしくお話しします。

生産ラインの停止

設備保護や安全確保の観点から機械の稼働をストップしなければなりません。屋根裏からの水滴が生産ラインの設備に落ちれば、故障してもおかしくないからです。とくに精密機械や電子制御装置の弱点は水ですから、少しの水濡れでも誤作動につながります。誤作動だけでは収まらず、損傷につながる危険性もあるのです。生産ラインがストップすれば、当然、生産計画の遅延や機会損失に直結します。経営にも大きな影響を与えることになるでしょう。

原材料・製品の破損

保管している原材料や製品が雨漏りや結露による水濡れ被害に遭う可能性も考えられます。品質が著しく劣化すれば、製品としては出せません。とくに、紙製品や繊維のほか、食品などが水濡れ被害に遭うと使い物にならないのです。廃棄処分になれば、多額の損害が発生しますし、取引先への納品が遅れることになり、信用を落とす原因になります。

電気設備のショート

停電や火災のリスクも雨漏りによって引き起こされる重大な事故です。工場や倉庫の屋根裏には、照明や換気設備のほか、生産ラインにつながる配線などが設置されています。屋根裏の結露や雨漏りで濡れると、ショートが発生し、停電だけではなく火災事故にまで発展しかねません。従業員の命を脅かす大問題ですし、工場や倉庫全体に大被害をもたらす事態に発展します。

建物構造へのダメージ

劣化は鉄骨の腐食やコンクリートの爆裂現象を引き起こします。雨漏りを放置すると建物の構造体そのものにダメージを与えるからです。

とくに注意したいのは鉄骨造の建物と言えます。鉄骨が雨に濡れるとサビが発生し、建物全体の強度が低下する事態を招くのです。コンクリート造でも、ひび割れから雨水が内部に侵入する危険性があります。内部に設置された鉄筋が錆びると、体積が増えて周囲のコンクリートを圧迫して破損させるのです。爆裂現象と呼ばれる現象で、高所で発生すれば落下して危険過ぎます。

建物の耐久性や耐震性は失われますし、大規模修繕も必要です。被害額が数百万円から数千万円に及ぶケースさえあります。建物の倒壊リスクも高めるため、工場や倉庫の閉鎖さえ考えなければなりません。

このようなリスクを未然に防ぐためには、日頃から劣化リスクに対する意識を高めることが重要です。定期的な点検と、早期の対策が、工場や倉庫を守ります。結果、安定した工場や倉庫の運営を維持できるのです。

ただ、多くの工場や倉庫では「台風直前に慌てて補修依頼する」というケースが見受けられます。ただ、リフォーム業者や塗装業者もスケジュールが埋まっている場合も珍しくありません。対応が遅れ、被害が拡大する悪循環に陥るのです。

劣化を見極めるセルフチェックリスト

劣化を見極めるセルフチェックリスト

ここからは、工場の劣化サインを見極めるためのセルフチェックリストをご紹介します。台風シーズンが近づいてきたら、必ず点検しておきたい劣化サインをリストアップしました。セルフチェックにお役立てください。

【屋根】

  • 錆・腐食の発生(金属屋根の場合)
  • 塗膜が剥がれて下地が露出
  • 波板や折板の固定具が緩んでいる。紛失している箇所もある
  • 屋根材の割れや欠け(スレートや瓦の場合)

【外壁】

  • ひび割れ(ヘアクラックや構造クラックまで)
  • シーリング材の硬化・ひび割れ・剥離
  • 広範囲に塗装の浮きや剥がれが見られる
  • 広範囲に色褪せが見られる
  • 雨樋・排水設備の破損・変形・外れ
  • ゴミや落ち葉の詰まり
  • 支持金具の緩み

【屋根裏・天井裏】

  • 水染み跡(新しいものだけではなく、明らかに古いものもチェック)
  • 普段からカビ臭や湿気がこもっている

参照:国土交通省物流・自動車局貨物流通事業課 倉庫管理主任者マニュアル

台風後は48時間以内が理想

台風が通過した際も、チェックリストを活用して早期点検を実施してください。理想としては48時間以内に目視と写真記録を行って、損傷箇所を早めに明確化することです。また、被害箇所を写真撮影して記録することも重要です。

  • 保険申請の証拠になる
  • 補修範囲の正確な見積もりが可能
  • 複数業者の比較検討に活用できる

このような点で写真記録は重要な意味を持ちます。

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豊橋市で雨漏りが火災保険の対象に?適用条件とスムーズな申請手順ガイド

劣化を発見したら?応急処置

劣化を発見したら?応急処置

応急処置と言っても、工場管理者やメンテナンス担当者自身が行える内容には限界があります。ただ、何もしないよりも被害の拡大防止が期待できるのです。

  • 錆びた箇所に防錆スプレーや防錆塗料を塗布して進行を抑える
  • シーリングの劣化部分に防水テープを貼って雨水侵入を防止
  • 雨樋や排水口のゴミを除去し、排水路を確保
  • 屋根材の欠損部には仮の防水シートを固定
  • 応急処置は一時的な対策に過ぎない

工場の屋根や外壁の本格的な修繕は、専門のリフォーム業者や塗装業者に任せるしかありません。あくまで被害の拡大を防ぐための時間稼ぎ程度と考えておいたほうがいいでしょう。応急処置後、数年間保つものではありません。

たとえば、雨漏りの原因箇所をブルーシートで覆ったとします。ただ、ブルーシートの耐候性は長くありません。紫外線や風雨で劣化しやすいため、数日〜数週間程度しか保たないと認識しておいたほうがいいでしょう。

根本原因は解決していない

屋根材や外壁材そのものの破損やシーリングの劣化、そのほか錆も含めた下地の腐食は何も解決していないのです。台風が過ぎたとしても、また次に台風が来れば保ちません。再び雨漏りが発生してもおかしくない状態です。

台風後は必ず本格的な補修を

応急処置後、早めに雨漏り修理の専門業者に相談してください。本格的な診断をすることで、的確に根本原因を特定して補修できるからです。

雨漏りでは、破損した箇所から数メートルほど離れた場所に水が回り込む場合もあります。天井裏や壁の内部まで静かに広がることもあるため厄介です。

専門業者の場合、以下のような科学的な調査で雨漏りの原因を特定します。

  • 赤外線カメラによる浸水範囲の特定
  • 散水試験で漏水経路を確認
  • ドローン点検による屋根・外壁の高所調査

このような対処は専門業者しかできない場合も多々あります。自己判断で放置すると損傷が拡大するため、早めにご相談ください。

保険対応は施工前に必ず確認

台風で被害に遭った場合、火災保険や企業向け動産保険の補償対象になる場合があります。保険金を受け取るには、補修する前に保険会社へ問い合わせをしてください。施工後だと、保険会社は被害の全貌を確認できないからです。その場合、保険金が支払われないリスクも出てきます。保険会社へ報告するまでに、損傷箇所の写真や動画撮影は必須です。

そのほか、修繕見積書の取得をしてください。複数社から見積もりを取るのがポイントです。その後、保険会社へ被害報告と現地調査の依頼をしましょう。

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台風対策のご相談はカトペンへ!セルフチェック後は専門診断が安心

台風対策のご相談はカトペンへ!セルフチェック後は専門診断が安心

工場や倉庫の屋根・外壁は、普段気づきにくい場所だからこそ、劣化が進んでいても台風や豪雨の際に一気に被害が拡大するリスクがあります。今回ご紹介したセルフチェックリストを活用することで、サビやひび割れ、シーリングの劣化などを早期に発見し、応急処置を行うことは可能です。

しかし、それだけでは根本解決にはつながりません。雨漏りは目に見える箇所以外に浸水が広がることも多く、赤外線カメラや散水試験、ドローン調査といった専門的な診断が必要になるケースも少なくありません。工場の生産停止や設備故障、製品の破損といった大きな損失を避けるためにも、セルフチェックをしたあとは信頼できる業者に早めに相談することが重要です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では台風被害の防止から補修、保険対応のアドバイスまで一貫してサポート可能です。お問い合わせはフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、またはショールームへのご来店でお気軽にご相談ください。

カテゴリー:外壁・屋根の基礎知識 工場・倉庫・大規模改修工事

DATE 2025年8月10日(日)

屋根裏換気のベストプラクティス|方法・効果・失敗しないポイント

屋根裏の換気は、屋根裏の換気は建物の快適性や耐久性にも影響する部分です。日本の気候は高温多湿ですから、夏場になると屋根裏の温度上昇が顕著に現れます。ときには60℃以上になる場合もありますし、冬場は外気との温度差の関係から結露のリスクもあるのです。

屋根裏の換気方法として採用されることが多い方法として、自然換気と機械換気が挙げられます。

工場や倉庫のような大規模施設では、屋根裏の換気方法は慎重に選択しなければなりません。繊細な温度管理が求められますし、製品とともに、従業員の健康を守るためにも屋根裏の換気方法は重要です。

そこで今回のお役立ちコラムでは、屋根裏の換気方法や効果とともに、失敗しないためのポイントをくわしくお話しします。

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屋根裏の換気方法を間違えると建物全体の劣化が早まる

屋根裏の換気方法を間違えると建物全体の劣化が早まる

通常、屋根裏は倉庫や工場で働く方は、あまり意識していない部分です。毎日点検するような場所ではありません。ただ、完全に放置していると、思わぬ劣化原因にもなるのです。とくに換気不足の状況だと、夏場はサウナのような高温になりかねません。

夏以外にも、冬には外気との温度差により結露が発生しやすい場所と言えます。劣化しても放置していると、建物全体に大きな負担を与えることになるのです。

たとえば、木材を使用している建物なら、湿度が高まり腐食する危険性もあります。鉄骨の場合だと、サビに注意しなければなりません。カビも発生しやすくなるため、製品だけではなく従業員の健康問題も関係します。

そのほか、断熱材が劣化するのも要注意です。工場や倉庫の作業環境は極端に低下しかねません。室内の温熱環境の悪化、電気代の増加など、深刻な状況をもたらします。日本の気候は高温多湿ですから、屋根裏の空気を停滞させるのは避けたいところです。長期的に見るほど大きな損失につながってしまいます。

また、古い施設の場合も注意してください。換気口が小さ過ぎる、塞がれている場合もあるからです。このような状況だと、十分な空気の流れが確保できません。

屋根裏の換気方法には自然換気と機械換気の2つがある

屋根裏の換気方法には自然換気と機械換気の2つがある

屋根裏換気を改善するには、自然換気と機械換気の2つをうまく組み合わせることが有効です。

自然換気

自然換気は風の圧力差や空気の温度差を利用して換気を行います。電力を使わないため、ランニングコストがかからず経済的なのはメリットです。騒音も発生しないのもメリットと言えるでしょう。

反面、デメリットもあります。自然の力を利用するため、天候や風の強さに効果が左右されるのです。換気量も不安定になりやすい点はデメリットでしょう。高気密、高断熱の施設ほど、風の流れができにくいために向いていない傾向にあります。また、3つの方法があるのも特徴です。

棟換気(むねかんき)

屋根と屋根が交差する場所には棟があります。建物のてっぺんに位置しており、そこに換気口を設置する方法です。熱い空気は上昇する性質を持っています。棟に設置することで、屋根裏に停滞した熱気や湿気を効率的に排出できる方法です。

軒裏換気(のきうらかんき)

屋根の軒裏に換気口を設置します。外気を取り入れるための吸気口として機能するのが特徴です。棟換気と組み合わせることで、屋根裏に空気の流れを作ります。

妻換気(つまかんき)

建物の側面にある妻壁に換気口を設置します。風の通り道となる方向に設置すれば、効率的な換気ができます。

機械換気

機械換気は換気扇のような機器を使った換気方法です。機器を稼働させて、空気の循環を作り出します。自然換気と異なり、外気の状況や気象条件に影響を受けません。安定して、一定の換気量を確保できるのが大きなメリットです。

自然換気では十分な効果を得られない、高気密な建物に適しています。ただし、機器を稼働させるには電気代が必要です。ランニングコストも考えて導入するかどうか、慎重な判断が求められます。また、機器の作動音が大きい点もデメリットと言えるでしょう。機械換気には換気扇だけではなく、拡散ファンなどがあります。

換気扇

屋根裏に直接換気扇を設置する方法です。熱気や湿気を強制的に排出できます。中には太陽光発電パネルと組み合わせたソーラー換気扇もあるのがポイントでしょう。機械換気の電気代という課題を、太陽光発電でカバーできます。日中の電力消費を抑えながら換気できるのは大きなメリットです。

拡散ファン

自然換気の方法と併用する方法です。屋根裏内部には、空気が滞留しやすい場所もあります。そこに送風ファンを設置して、空気の循環を作り出すのです。換気効率を高められる方法と言えるでしょう。

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「すが漏れ」トラブル!専門家が語る対処方法と3つの予防方法!|【豊橋市】外壁塗装・屋根塗装専門店

屋根裏換気を設置した際の期待できる効果とは?

屋根裏換気を設置した際の期待できる効果とは?

屋根裏換気を設置することでさまざまな効果を得られます。建物自体の劣化対策とともに、快適な作業環境の確保のためにも重要な意味を持つのです。以下で、導入して得られる効果やメリットについてくわしくお話しします。

夏場の屋根裏温度が低下する

真夏は工場や倉庫の屋根表面の気温上昇は、異常なほど高くなります。屋根の表面温度が70度以上になれば、直下の屋根裏の温度も同様に高くなるものです。

換気が不十分だと、天井を通じて建物内部にも伝わってきます。冷房の効果も下がるリスクがあるのです。屋根裏換気設備により、熱気を効率的に排出することで温度を低下させられるのです。建物内部に伝わる熱も減少しますから、体感温度も下がります。

冬場の結露防止によるカビ・腐朽リスク低減

冬場は、暖房機器を稼働し、機械からの熱が室内に充満します。湿った空気が屋根裏に流れ込んだ場合、外気との気温差によって、結露の発生リスクが高まるのです。

屋根裏に木材を使用していれば、木材腐朽菌という木材を腐らせる菌類の繁殖を招きます。また、カビの発生を引き起こす原因にもなるのです。

木材の腐朽は建物全体の耐久性にも悪影響を与えます。カビも製品だけではなく、従業員が吸い込むことによる健康被害をもたらしかねません。結露を防ぐためにも、屋根裏換気は有効と言えるでしょう。

参照:J-STAGE 木材腐朽のメカニズムとその防止

空調設備の負荷軽減による光熱費削減

屋根裏に熱気が停滞すれば、建物内部の温度も上昇します。夏場、空調設備によって温度を低下させようとしても効果が不十分というケースも出てくるのです。

空調設備の温度設定を下げれば、その分、電力消費量は高くなりがちです。風量も増えればなおさらでしょう。ただ、設定をいじったとしても、十分な効果を得られるとは限りません。

空調設備による電気代の高騰は、ときに経営を圧迫するほどの負担になります。夏場だけとは言え、そのコストは無視できないものと言えるでしょう。

屋根裏換気を行えば、空調設備だけに頼る状況から解放されます。空調設備のエネルギー効率化になるため電気代の高騰対策が期待できるのです。

建物寿命の延長とメンテナンスコスト削減

屋根裏の湿気や熱気は、鉄骨や木材のほか、断熱材の劣化を招きます。劣化が進むことで、建物の寿命は極端に低下するのです。サビまみれの工場や倉庫で、穴が空いて雨水が侵入したらどうでしょうか。大規模修繕をするとしても、大金を用意しなければなりません。

屋根裏換気だけをすれば、劣化の進行速度を極端に遅らせられるわけではないでしょう。ただ、屋根裏換気をしなければ早まるリスクは高まります。屋根裏換気とともに、他の施策を行うことで、工場や倉庫の長寿命化を実現するのです。

工場や倉庫の生産性と品質確保

工場や倉庫では、繊細な温度管理を行わなければなりません。阻害するのが屋根裏の熱気です。屋根裏換気をするだけでも、温度管理の負担を軽くできるのです。

作業環境の改善化が実現できれば、働きやすい環境を構築できるため、従業員にとってもメリットがあります。真夏の気温上昇は異常とも言えるほどで、熱中症のリスクは高まっている状況です。

熱中症を発症しなくても、暑過ぎる工場内や倉庫内では従業員の体力を無駄に削ります。作業でミスが多くなれば、不良品や製品の製造量に悪影響を与えかねません。

保管中の商品や原材料が、熱や湿気で劣化する危険性もあります。このような点でも、屋根裏換気は重要と言えるでしょう。

参照:厚生労働省労働基準局 令和7年「STOP!熱中症クーノレワークキャンペーン」の実施について

当てはまったら屋根裏換気の改善を検討

経営判断にもよりますが、基本的に2階や屋根直下の部屋が、夏場だと極端に暑くなるなら、屋根裏換気の改善を検討したほうがいいでしょう。

冬場になると天井や梁に結露やカビが発生する、温度・湿度管理が必要な生産・保管施設なら対策として期待できます。屋根裏換気が必要と感じたら、実績豊富で信頼できる施工業者に相談してみてください。

屋根裏換気のご相談はカトペンへ!

屋根裏換気のご相談はカトペンへ!

屋根裏換気は「快適な作業環境」「建物寿命の延長」「光熱費削減」といった多方面の効果が期待できます。特に工場や倉庫では、夏の異常な高温や冬の結露が生産効率や従業員の健康に直結します。

自然換気と機械換気を適切に組み合わせることで、結露防止や空調効率改善、さらには製品品質の安定化まで実現可能です。しかし、換気口の位置や換気方法を誤ると逆効果になるケースもあり、専門的な知見が欠かせません。老朽化施設では換気口の塞がりや不足が多く見られるため、改善には専門業者の点検が重要です。

屋根裏換気で失敗しないためにも、経験豊富で信頼できる「株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店」にご相談ください。お問い合わせはフォーム・メール・お電話、またはショールームへのご来店にて承っております。

建物の快適性と耐久性を守るため、まずはお気軽にご相談ください。

カテゴリー:その他 外壁・屋根の基礎知識 工法について

DATE 2025年8月7日(木)

失敗しない外壁塗装の色選び|シミュレーション活用法と人気カラー

外壁塗装は、単なる美観の向上だけでなく住まいの寿命を延ばすために重要ですが、「色選び」で悩む方もいます。外壁の色は家全体の印象を大きく左右し、一度塗り替えたら簡単にはやり直せません。

外壁塗装した方の中には、

  • 「想像と違った」
  • 「周囲の家と調和しない」
  • 「汚れが目立って後悔した」

といった声もあるため、色選びは慎重に行うことが大切です。これらの失敗を防ぐには、塗装前にしっかりとイメージを固め、客観的な視点から色を確認するプロセスが重要だといえます。そこで役立つのが、カラーシミュレーションの活用です。カラーシミュレーションをしてから塗装してもらうと、色選びの失敗を防げます。

今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装の色選びにおける失敗事例やシミュレーションの活用方法、代表的な外壁カラーや配色のコツなどをお話しします。

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クリアー塗装とは?メリットとデメリットを塗装専門店がくわしく解説!|【豊橋市】外壁塗装・屋根塗装専門店

外壁塗装の色選びでよくある失敗と原因

外壁塗装の色選びでよくある失敗と原因

失敗の代表例が、塗装完了後に「イメージと違う」と気付くケースです。同じ色でも小さな面と大きな面では、見え方が変わってしまう「面積効果」が原因で起こります。小さな色見本で見た際は落ち着いた色に見えたのに、家全体を塗ると予想以上に明るく感じてしまったり、暗く重たい印象になったりすることがあります。

また、色だけに気を取られて周囲の家との調和を考えずに選ぶと、家だけが浮いた存在になるため要注意です。たとえば、住宅街の中で目立つ鮮やかなブルーや原色系のカラーは、個性を出すには良い反面、時間が経つにつれて浮いてしまい「失敗した」と感じるケースも少なくありません。

一方、白や黒などもスタイリッシュではあるものの、汚れが非常に目立ちやすく、メンテナンスの頻度が高くなる傾向にあります。よって、街並みのことを考えながら色を選ぶことが大切です。

色選びのコツ|後悔しない配色テクニック

外壁の色選びをする際は見た目の好みだけでなく、機能性や周囲とのバランス、将来のメンテナンス性まで視野に入れることが重要です。家全体を3つの要素に分けて考えるとわかりやすくなります。

  • 建物の大部分を占める「ベースカラー」
  • 屋根や雨どい、破風板などの「アクセントカラー」
  • 玄関扉や窓枠などの「ポイントカラー」

配色バランスを考える際は、「ベースカラー70%、アクセントカラー25%、ポイントカラー5%」の比率で色を決めると、全体にまとまりが出るため失敗しにくくなります。

また、先ほど紹介した面積効果を考慮することも大切です。色の見本帳で見た際は良いと感じたカラーも、外壁全体に塗ると明るすぎたり、重苦しくなったりすることがあります。

さらに「外構や屋根、サッシ」など、塗装できない部分との統一感を持たせることも欠かせません。たとえ気に入った色でも、全体のバランスが悪ければ台無しになるでしょう。

シミュレーションツールを活用すれば色選びの失敗を防ぐことが可能!

シミュレーションツールを活用すれば色選びの失敗を防ぐことが可能!

色選びの失敗や後悔を避ける際に有効なのが、外壁カラーのシミュレーションです。自宅やサンプル画像に希望のカラーを当てはめて、仕上がりを事前に確認できます。色見本帳だけではわからなかった外観全体のイメージを、リアルに視覚化できるため自宅に合う色を見つけやすくなるでしょう。

無料で提供しているオンラインツールも存在し、自宅の写真をアップロードしてシミュレーションできるサービスを展開しているメーカーもあります。自分の家の形状に合った画像を使うことで、より現実的な完成イメージを確認できることが魅力です。

また、地元の塗装業者やハウスメーカーの中には、独自のシミュレーションソフトを使って、現地調査後にカラーパターンを提示してくれるところもあります。

ただし、シミュレーションには限界があるため要注意です。たとえば、光の当たり方や素材の質感、時間帯による色の変化などは、画面上で再現できません。パソコンやスマートフォンの画面設定によっても色の見え方が異なるため、「目安」として利用することが大切です。

外壁塗装のシミュレーションを行う際のコツ

外壁塗装のシミュレーションを行う際は、ツールを使って終わりではなく、どのように活用するかが重要です。たとえば、明るい部屋と暗い部屋、昼間と夜間など異なる環境下でシミュレーション画像を見比べれば、見え方がどのように変わるか把握できます。

また、最近では専用アプリを使ってリアルタイムに色味を変更できるところも増えてきました。アステックペイントの「カラーシミュレーション」では、建物写真をアップロードするだけで100種類以上の組み合わせを試せます。

ただし、高性能なシミュレーションでも「質感」までは完全に再現できません。艶あり・艶なし、マット・グロスといった仕上げの違いによっても印象が変わるため、カタログだけでなく実物サンプルも見ておくことで、塗装後に後悔してしまう確率を下げられるでしょう。

代表的なカラーや特徴を知れば外壁塗装の色選びがしやすくなる!各色の特徴とは?

代表的なカラーや特徴を知れば外壁塗装の色選びがしやすくなる!各色の特徴とは?

外壁カラーの中には、指示されやすい色があります。今回は3種類のカラーについてお話しします。

  • ホワイト・アイボリー系
  • グレー・ベージュ系
  • ブラック・ネイビー系

系統ごとに詳しく見てみましょう。

ホワイト・アイボリー系

ホワイトやアイボリーなどの明るい色は、外壁カラーの中でも選ばれやすいでしょう。清潔感があり、住宅全体を明るく見せる効果があります。ただし、ホコリや雨だれなどの汚れが目立ちやすいのが欠点です。撥水性や防汚性の高い塗料を併用することで、美観を維持しやすくなります。

グレー・ベージュ系

グレーやベージュなどのナチュラルカラーは、落ち着いた印象を与えると同時に、汚れが目立ちにくいことです。和風・洋風どちらの住宅にも合わせやすく、周囲の景観にも自然になじむため、多くの住宅街で採用されています。ファミリー層から選ばれやすく、長期的に飽きがこない色としても定評があるでしょう。

ブラック・ネイビー系

ブラックやネイビーなどの濃色系は、重厚感や高級感を演出できるため、モダンな住宅で使われることもあります。しかし、太陽光を吸収しやすいため夏場は室内温度が上昇しやすいでしょう。さらに、日差しの強い地域や西向きの外壁では紫外線による退色が目立ちやすい分、耐候性の高い塗料を選ばないと外壁の見た目が悪くなるでしょう。

色選びに迷ったときはプロに相談を

色選びに迷ったときはプロに相談を

色選びに迷ったときはプロに相談することが大切です。依頼先を選ぶときのポイントは次の通りです。

  • 対応の柔軟さを見る
  • 施工事例の豊富さをチェック
  • 地域特性を踏まえた提案をしてくれるか確認

それぞれ詳しく見てみましょう。

対応の柔軟さを見る

理想の色に近づけるには1回限りの提案ではなく、希望に応じて何度も対応してくれる業者を選ぶことが大切です。色の濃淡や組み合わせを微調整しながら進めることで、「イメージと違った」という後悔を防げます。

シミュレーション画像を持ち帰れる業者であれば、家族と話し合う時間を持てるため慎重に色を選びやすくなるでしょう。

施工事例の豊富さをチェック

過去の施工事例が豊富な業者は、シミュレーション画像だけでなく過去の事例を用いた提案が可能です。自分の家と外観や立地条件が似ている事例を見せてもらえると、シミュレーション以上に、リアルな完成イメージを得られます。

施工事例が多い業者は経験値が高く、どのような色がベストかも教えてくれるため、サポートしてもらいやすいでしょう。

地域特性を踏まえた提案をしてくれるか確認

同じ色でも、日当たりや周囲の景観、気候条件で見え方や劣化のスピードが異なります。たとえば、日差しが強い地域では紫外線による退色を防ぐ耐候性塗料が効果的です。一方、雨の多い地域では防カビ・防藻性を重視した塗料が良いでしょう。

地域特性を踏まえた提案力がある業者の場合、見た目だけでなく長期的な耐久性やメンテナンス性も考慮したうえで、マッチする塗料を提案してくれます。

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外壁塗装の完全ガイド:タイミング・塗料選び・費用のポイントを抑えて賢く塗り替えを!

外壁塗装の色選びで後悔しないために|カトペンでシミュレーション相談を

外壁塗装の色選びで後悔しないために|カトペンでシミュレーション相談を

外壁塗装の色選びは、家全体の印象を左右するだけでなく、日々の暮らしの満足度やメンテナンス性にも直結します。面積効果や周囲の景観との調和、汚れの目立ちやすさなど、事前に考えるべき要素は多岐にわたります。特に「イメージと違った」「思った以上に汚れが目立つ」といった失敗を避けるには、シミュレーションを上手に活用することが不可欠です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、最新のカラーシミュレーションを活用し、ご自宅に合わせた複数のカラーパターンをご提案可能です。さらに、施工事例や地域特性を踏まえたアドバイスも行うため、安心して色選びを進められます。実際の仕上がりをイメージできる写真付きの提案で、家族とじっくり検討できるのも安心材料のひとつです。

外壁塗装は頻繁に行う工事ではありません。だからこそ、後悔のない選択をするために、専門知識と豊富な経験を持つカトペンにご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店も大歓迎です。

台風や気候の影響を受けやすい地域だからこそ、失敗しない色選びで安心と満足を手に入れてください。

カテゴリー:外壁・屋根の基礎知識 外壁塗装について

DATE 2025年8月3日(日)

豊川市のエクステリア無料点検|台風前に点検するべき理由

「カーポートの屋根が、グラグラしている気がする」「フェンスの根元が少し錆びてきたかも」と、エクステリアに関する悩みは多数あるものです。

豊川市にお住まいの方で、エクステリアについて気になることがあったら、早めに点検をしてみてください。エクステリア業者の中には無料点検サービスを設けているところもあります。

豊川市は年々台風や突風によって多くの被害が出ているエリアです。住まいだけではなく、門扉・フェンス・カーポート・物置などのようなエクステリアにも被害が出ています。ただ、住まいはともかく、エクステリアは少々劣化しても直接的に日常生活に問題が出ないものです。そのため後回しにする方もいるのではないでしょうか。

ただ、ある日フェンスやカーポートが倒れたらどうでしょう?物置の扉が開かなくなるケースもあります。

そこで今回のお役立ちコラムでは、豊川市にお住まいの方に、エクステリアの無料点検や悪質業者を見極めるポイントについてくわしくお話しします。

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豊橋市のカーポート台風対策完全ガイド|事前補強と修理のポイント

エクステリアに異変?見落とすとどのようなリスクがある?

エクステリアに異変?見落とすとどのようなリスクがある?

豊川市ではこれまで多くの台風に見舞われてきました。風速30m/s以上の突風も観測されるようになっています。エクステリアも台風被害に遭う可能性は否定できません。

カーポートの屋根パネルが強風に煽られて飛ばされる可能性もあります。フェンスが倒れると歩行者に接触する危険性もあるのです。

こうした被害が発生すると、補償責任が発生しかねません。損害の範囲が敷地の外に広がる可能性さえあります。「劣化しているのに何も対処していなかった」と判断されると、保険適用ができない可能性もあるのです。

補修費用が高額化しやすい

「少しのヒビや傾きなら大丈夫」と、見て見ぬふりをするのは誰しもあることです。結果、台風が通過した後、エクステリアが壊れることもあります。

カーポートが倒壊した場合、下に駐車してある自動車にまで損害が発生しかねません。もちろんカーポートをはじめ、門扉でもフェンスでも軽微な補修で済まないでしょう。部材の交換や基礎部分から補修が必要な場合も出てきます。そうなると数十万円単位の修繕工事になる可能性もあるのです。

だからこそ無料点検を利用

エクステリアが突然破損するのは「大きな台風が理由」の場合もあるでしょう。ただ、多くの場合、劣化していても放置していた結果の可能性も否定できません。

「すでに基礎の土台部分が劣化していた」「フェンスの固定部分が錆びていた」など、破損する大きな原因があったというわけです。そこに大きな台風が来たから一気に壊れたとも考えられます。

エクステリアの業者に無料点検を依頼していたら、壊れていなかったかもしれません。とくに軽微な劣化程度なら、その場で修繕できる場合もあるからです。ビスを締めるだけで済んでいたら、費用もほとんどかからないでしょう。経済的な負担を軽くするためにも、エクステリアの無料点検は有効と言えるのです。

豊川市でエクステリアの損壊がある背景

豊川市を含んだ東三河地域は、これまで大型台風の被害に遭ってきました。暴風と強い雨が短時間に集中する場合ほど、エクステリアに対する負担は大きなものになります。

カーポートの場合、屋根パネルが強風で一枚抜けたとします。そうするとカーポートの耐久性を確保していたバランスが崩れる可能性もあるのです。

強風にあおられて連鎖的に他の部材にも被害が出る場合もあります。たとえば、フレームが折れ曲がる、基礎部分が破損するなどです。フェンスも同様の連鎖的な破損が出てくるかもしれません。

参照:国土交通省 豊川の主な災害

築10年以上なら点検が必要不可欠

エクステリアを構築して、築10年以上なら注意してください。設置から築年数が経過しているほど、目に見えない部分で部材の劣化がはじまっています。部材だけではなく、ボルトも揺らいで基礎部分もぐらつきが進行している可能性は高まるからです。

耐風基準も現状より当時のほうが緩かった可能性も考えられます。巨大台風の強風に対し、十分な強度が確保されていない可能性もあるため要注意です。

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【豊橋市】外壁塗装の点検をまかせたい! 外装劣化診断士とは?

無料点検サービスで何がわかる?どこまで見てもらえる?

無料点検サービスで何がわかる?どこまで見てもらえる?

無料点検はすべての業者が提供しているわけではありません。また、業者次第で点検内容が変わる点に注意してください。

一般的にエクステリアリフォーム業者がチェックするのは以下のような部分です。

【カーポート】

  • 屋根パネルは固定されているか
  • 支柱にサビや歪みはないか
  • ボルトに緩みはないか・・・など

【門扉やフェンス】

  • 開閉の動作に異常はないか
  • 支柱に傾きはないか
  • 基礎が浮いていないか・・・など

【ブロック塀・境界塀】

  • クラック(ひび割れ)はないか
  • 傾斜はないか
  • 基礎は沈んでいないか・・・など

【物置や倉庫】

  • 扉は破損していないか
  • 屋根に腐食はないか
  • 転倒防止の金具に緩みはないか・・・など

このような部分を目視します。また実際に動かしてみて、動作に異常がないかチェックするのです。

点検の所要時間と当日の流れ

一般的に点検の時間は長くて60分程度です。もちろんエクステリア設備が多ければ、その分点検時間も長くなります。流れはエクステリアリフォーム業者によって変わりますが、一般的には以下の内容です。

  1. 挨拶と内容説明
  2. 設備の目視チェック
  3. 写真撮影(記録として)
  4. 動作確認や部材のぐらつきはないかを点検
  5. 結果報告とアドバイス(必要なら見積もりまで)

丁寧なエクステリアリフォーム業者なら写真付きで診断レポートを作成してくれます。視覚的に「この部分にこのような不具合が発生している」と、内容がくわしくわかります。家主はリポートをチェックして、補修するかどうか冷静に判断できるのです。

点検後に補修やリフォームの相談は可能?

無料点検後、流れで補修やリフォーム相談したら、対応してくれるエクステリアリフォーム業者は多数あります。

軽微な補修程度ならその場で対応してくれるケースも多々あるのです。たとえば、既存のボルトやネジが錆びついているように、劣化が深刻ではなければ締めるだけで解決する場合もあります。

このような軽微な補修程度なら、無料の範囲で対応してくれるところもあるのです。もちろん、費用がかかる場合もあるため、その点は各業者の方針を確認してください。まともな業者なら「費用はかかりますが、いいですか?」と確認してくれます。

リフォームや交換の相談もできる体制がある

「このままでは危ない」「交換を考えるべき」点検結果、早急に対処が必要なケースもあります。その場合、注意したいのは「いますぐ契約してください」と強引に、契約を結ぼうとする業者です。

まともなエクステリアリフォーム業者なら最低でも以下の段階を取ります。

  • 写真付きの報告書
  • 見積書
  • 工期や費用の説明

一旦、帰ってから、報告書や見積書を作成してくれます。「見積もりを取ってきます」といって、その場で契約を取ろうとすることはありません。ベテランなら経験上「この程度はかかるかもしれないが」という可能性はあるでしょう。それでも、すぐに契約を結ぼうとすることはないのです。

また、台風後にエクステリアが破損したとします。火災保険の風災補償が出る場合もあるのです。エクステリアリフォーム業者の中でも、保険会社に申請のサポートができるところを選んだほうがいいでしょう。

豊川市で信頼できるエクステリアリフォーム業者を見つけるチェックポイント

豊川市で信頼できるエクステリアリフォーム業者を見つけるチェックポイント

改めて、豊川市で信頼できるエクステリアリフォーム業者を見つけるためのポイントをお話しします。

現地調査の報告書に写真が添付されるか

信頼できる業者は報告を口頭だけで済ませません。点検内容を「見える化」する傾向にあります。文書だけではなく、写真も添付して問題箇所をわかりやすくするのです。

施工前と施工後の比較もできますし、劣化箇所の記録も残ります。リフォーム後、内容を振り返ったり、他社と比較検討したりする際、助けとなるのです。

点検だけでも親切にアドバイスしてくれるか

見積もり前提ではなく「現状工事は不要」「半年後に再点検でもOK」というように、顧客目線の判断ができる業者は安心できます。質問に対しても丁寧に答えてくれるかを確認してみてください。

注意したいワード

信頼できない業者には多くの共通する特徴があります。以下、業者の口から出てきたら契約は避けたほうが無難です。

「このままだと台風ですぐに倒壊する」

「今すぐ契約してくれるなら特別割引」

「すぐにやらないと保険が出ない」

などです。その場で契約を迫るような業者は警戒したほうが無難です。

基本的に、ホームページをチェックしたり名刺をもらったりしたら、記載している住所や電話を確認してみてください。所在地がレンタルオフィス、固定電話ではなく携帯電話なら要注意です。そもそも住所も連絡も記載されていないなら、契約しないほうがいいでしょう。

台風前の安心点検はカトペンへ|豊川市のエクステリアを守るために

台風前の安心点検はカトペンへ|豊川市のエクステリアを守るために

豊川市は台風や突風の被害が少なくない地域であり、カーポートやフェンスなどのエクステリアは特にリスクが高い部分です。築10年以上経過している設備や、サビやぐらつきが気になる箇所を放置していると、台風時に倒壊や飛散につながり、隣家や歩行者に被害を及ぼす可能性もあります。補償責任が発生すれば経済的負担は大きくなり、修繕費用も高額化しかねません。だからこそ、無料点検サービスを利用し、事前に安全を確かめることが重要です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、写真付きの診断レポートを用いた丁寧な点検を行い、必要に応じて補修やリフォームのご相談にも対応しています。点検の段階であれば軽微な修繕で済むケースも多く、将来的な出費を抑える効果も期待できます。

台風シーズンを前に「自宅のエクステリアは大丈夫かな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店も歓迎しております。

豊川市で安心を得る第一歩として、ぜひカトペンの無料点検をご活用ください。

カテゴリー:付帯部修理工事 地域・エリア情報 外壁・屋根の基礎知識 豊川市 雨漏りについて 雨漏り調査

DATE 2025年7月25日(金)

雨樋修理の費用を抑える方法|豊川市での業者選びポイント

豊川市にお住まいで、雨樋の修理費用が不安な方もいるでしょう。雨樋のトラブルは珍しくありません。

雨樋のトラブルは「たいしたことがない」と判断しがちですが、放置すると住まいにダメージを与えかねないのです。

豊川市も台風やゲリラ豪雨のような大雨の日があります。強風と大雨によって、雨樋へのダメージは決して小さくありません。ダメージが蓄積して、広範囲で破損が見られると大幅な修繕工事で、費用が高額になるリスクもあります。

そこで今回のお役立ちコラムでは、豊川市の雨樋修理の費用についてくわしくお話しします。信頼できる業者の選び方や保険に関してもお話ししますので、是非チェックしてみてください。

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雨樋の不調を放置すると損する可能性がある

「雨が降ると家の周りに水が溢れる」「軒先からポタポタと水が落ちてくる」そのような現象は、雨樋が破損している可能性もあります。

雨樋は屋根の端部分に設置していますが、高所のため、頻繁に目視確認できない場所です。見落とされやすい設備ですが、重要な役割を担っています。

雨樋は屋根に落ちた雨水が、直接屋根の端から地上へ落ちないように受け止めて、スムーズに地上へ排出するための設備です。雨樋が破損したままだと、屋根からの雨水が外壁や基礎部分に直接かかることになります。建物の劣化は早まりますし、破損次第では雨樋全体だけではなく、外壁や基礎の修繕工事にまで発展しかねないのです。

雨樋修理の費用に関すること

雨樋修理の費用に関すること

雨樋は屋根の端にありますが、破損していた場合、地面に立ったまま修繕できる高さにはありません。修理や交換をするとしても、高所作業が必要です。職人が安全に作業するためには、足場を組まなければなりません。

足場費用も単価1,300円/㎡はかかり、規模によっては10万円~20万円かかってしまいます。雨樋修理自体は費用がかからなくても、足場の設置が必要になると、高額になりがちです。

破損箇所でも工事内容と費用が異なる

雨樋は破損箇所や原因で修理費用は大きく変わります。継ぎ目がずれていたり、外れていたりする程度なら、修繕作業も再接着したり、金具の交換をしたりするだけで終わるでしょう。そのため数千円程度に抑えられる可能性があります。

ゴミが詰まっていて雨水が溢れている程度なら1万円以下で収まる可能性は高いです。ただ、雨樋をすべて交換するなら5万円〜40万円かかってもおかしくありません。

豊川市では災害で雨樋が破損してもおかしくない

豊川市は愛知県の南東部に位置し、南には三河湾があります。過去には伊勢湾台風のような、記録的な被害が出ているエリアです。風だけではなく大雨被害にも警戒しなければなりません。台風に限らず、ゲリラ豪雨も、雨樋に大きなダメージを与える要因です。

築年数が経過した住まいだと、劣化リスクも高まります。昭和や平成初期に建てられた住まいもまだ残っているエリアです。一度も、雨樋の交換をしていない住まいもあります。

雨樋の耐用年数は長くて25年程度ですから、見えないところでヒビや腐食などの劣化が進行している可能性もあります。

参照:国土交通省 豊川

参照:豊橋市 Ⅲ 災害

雨樋が破損すると外壁や基礎にダメージを与える

雨樋の破損は雨樋だけが問題になるわけではありません。雨樋の「地上へスムーズに排水する」という機能が損なわれると、外壁や基礎がダメージを受けます。屋根の端から直接、大量の雨水が長時間、ぶつかることになるからです。

外壁に雨水が当たれば、外壁塗装で形成した保護膜である塗膜がダメージを受けます。基礎の周辺に雨水が流れ落ちると、周辺の土壌に侵食して地盤が緩むリスクも出てくるのです。

基礎コンクリートも、常に水分が触れる状態になります。小さなひび割れから侵入し、内部の鉄筋が錆びる危険性もあるのです。鉄筋は錆びると膨張し、周囲のコンクリートを破壊します。

また、基礎周辺が湿っている状態は、シロアリにとっても望ましい好環境です。侵入して繁殖することで、住まいに大ダメージを与えます。

このように、雨樋の破損は雨樋だけでは収まらない危険性をはらんでいるのです。

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火災保険・風災補償が適用できる可能性

火災保険・風災補償が適用できる可能性

「雨樋の破損が問題なのはわかる。ただ10万円も20万円も出せない」という方もいるでしょう。雨樋の修繕は決して、安いものではありません。もし明らかに台風の強風で雨樋が破損したら「火災保険の風災補償」の対象になる可能性があります。雨樋について保険が使えるかくわしくお話しします。

火災保険で風災補償が適用されるには条件がある

火災保険は火災だけをカバーしているわけではありません。特約として、「風災」「雪災」「雹災」のような、自然災害も補償対象にしている場合が多々あるのです。

もちろん契約内容次第のため、火災保険に加入されている方はチェックしてみてください。以下、台風被害に関してどのようなケースが風災補償の対象になるかお話しします。

台風や突風による破損(風災)

強風で雨樋が煽られて外れたり、ひび割れたりした場合が該当します。他にも、風で物が飛んできて変形したり破損したりした場合も当てはまるのです。

保険適用の注意点

明確に自然災害で引き起こされた損害と、客観的に判断できなければなりません。つまり経年劣化は対象外となります。

長年、手入れをしておらず、錆や色あせやひび割れなどは、経年劣化と判断されて保険対象外です。

また、契約上、免責金額が設定されています。保険会社はすべてをカバーするわけではありません。免責金額という家主の自己負担額を設定しています。

たとえば、免責金額が20万円で、修繕費用が15万円なら保険適用されないのです。修繕費用が25万円なら、免責金額が20万円のため5万円が保険金として支払われる仕組みです。

また、損害金が免責金額を超えさせすれば全額保証する、免責方式もあります。フランチャイズ方式では、損害額が免責金額を超えると、差し引いた額を保証する契約もあるのです。保険金を検討するなら、免責金額も確認しておいたほうがいいでしょう。

期間制限(時効)も設定されている

火災保険の保険金請求は保険法に基づいて「事故発生から3年以内」という時効が定められています。そのため、被害に気づいたら、早めに保険会社へ連絡して申請手続きを進めてください。すぐに修理ができない状況もあるでしょう。その場合でも、まずは保険会社に連絡することが肝心です。

また、被害状況を伝えるための書類を求められます。破損した雨樋の状態を写真撮影してください。あらゆる角度から撮影し、損傷箇所が特定できるように複数の写真が必要です。

他にも工事見積書や「いつ・どこで・どのような状況で被害が出たか」を示す、事故状況説明書も求められます。大規模災害なら、市町村発行の罹災証明書も、状況によっては必要です。

豊川市で任せられる雨樋修理業者を見つけるポイント

豊川市で任せられる雨樋修理業者を見つけるポイント

ここからは豊川市で雨樋修理業者を見つけるためのポイントをくわしくお話しします。

火災保険・風災補償の申請サポート経験がある

火災保険や風災補償の申請には、書類を用意しなければなりません。経験がない方にとっては、不備が出る可能性もあります。

そのため、火災保険や風災補償に手慣れた修理業者に依頼するのがポイントです。保険申請に慣れている雨樋修理に対応できるリフォーム業者なら、スムーズに保険申請ができます。「適切に支払われる」という点で頼りになるのです。

適切な見積もりが作成できる

保険会社には工事見積書も求められます。被害箇所を特定し、修理費用の妥当性が必要です。保険申請に慣れているなら、保険会社も納得できる形の修理内容と費用を、詳細に記載してくれます。

豊川市で信頼できる業者を見極める方法

風災補償の申請に慣れている業者は、雨樋修理にも慣れている可能性が高くなります。その上でより良いリフォーム業者を見つけるには、信頼性を重視してください。

たとえば、優良業者なら契約前に必ず現地調査を行います。被害状況を正確に把握してから、調査結果を写真付きの報告書として提出するのです。

電話や口頭だけで見積もりを出し、現地調査も行わずに概算の金額を提示する業者は注意してください。実際に自分の目で見て確認もしていないのに、適切な金額を出せるわけがありません。信頼性に欠ける悪質業者の可能性があります。

雨樋修理実績が豊富かどうか

雨樋に対する施工実績が豊富かチェックしましょう。雨樋は雨水の流れをコントロールする設備です。専門的な知識がなく経験の浅い業者の場合、施工不良となって詰まりが発生する危険性もあるため要注意です。

ホームページに雨樋修理の事例写真が豊富に掲載されているかチェックしてみてください。保証書も正式な文書で出してもらいましょう。保証書があったとしても、保証期間や内容が明確に記載されているかあわせて確認することも重要です。

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雨樋修理のご相談はカトペンへ!豊川市で費用も安心のサポート

雨樋修理のご相談はカトペンへ!豊川市で費用も安心のサポート

雨樋修理は放置すると、外壁や基礎の劣化、シロアリ被害など、住まい全体に深刻なダメージが広がるリスクがあります。「費用が高そう」「どこに頼んだらいいかわからない」と不安を感じている方も、まずは早めの相談が肝心です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、豊川市で数多くの雨樋修理実績を持ち、現地調査や見積もりも丁寧かつ無料で対応しています。

火災保険や風災補償の適用経験も豊富なカトペンなら、保険申請のサポートや必要書類のアドバイスも万全。余計な費用負担を減らしつつ、適正価格と確かな施工をお約束します。悪質な業者に多い「現地調査なし・見積もり一式だけ」という対応は一切ありません。

豊川市で雨樋修理・交換を検討中の方は、カトペンの問い合わせフォーム・メール・電話・ショールーム来店からお気軽にご相談ください。費用・施工・保険の不安をワンストップで解決できるのが、地元密着のカトペンです。あなたの住まいを守るお手伝いを、心を込めてさせていただきます。

カテゴリー:付帯部修理工事 外壁・屋根の基礎知識 防水工事 雨漏りについて

DATE 2025年7月21日(月)

テラス屋根が壊れた時の修理手順と注意点【豊橋市版】

豊橋市でテラス屋根が台風や経年劣化で破損したら慌てるものです。ただ、台風ばかりが原因とは言えません。経年劣化していて、台風によりトドメを刺された可能性もあります。

また、テラス屋根が破損した際、経済的な不安も出てくるものです。保険は使えるのか?信頼できる修理業者といってもあてがない場合もあります。

豊橋市は過去から現在にかけて、多くの台風被害にあってきました。経年劣化したテラスに台風のダメージがあると、破損してもおかしくありません。

日頃から、家主の方でも点検は欠かせないのです。劣化が見つかったら早期に修理するのが適切なタイミングと言えます。

そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市にてテラス屋根の修理に関する基礎知識についてくわしくお話しします。

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豊橋市のテラス屋根は突然の破損にどう対応する?

豊橋市のテラス屋根は突然の破損にどう対応する?

豊橋市は台風の通り道になることが多いエリアです。台風のような巨大な自然エネルギーで、テラス屋根が壊れることもありえます。

屋根テラスのパネルがひび割れたり飛散したりしたら、早急に修理したいものです。フレームの歪みなどがあると、いつ倒壊してもおかしくありません。

ただ、修理も「どこに依頼するのか?」「保険は適用できないか?」など気になることは多数あります。

台風・強風による被害の実態

豊橋市は太平洋沿岸部に位置しています。台風が接近し、上陸しやすい環境下にあるのです。南東からの強風が直接的に吹きつけるため、過去から現在にかけて台風被害が多発しています。

昭和34年の伊勢湾台風や、台風7号や20号などです。令和に入ってからも台風の被害はありました。令和5年には台風第2号の接近により記録的な豪雨が発生しています。

このような環境下だからこそ、台風には注意を払わなければなりません。

参照:国土交通省 豊川の主な災害

参照:豊橋市令和5年6月大雨の記録(本編)

テラス屋根が台風で破損するのはどこ?

豊橋市でテラス屋根が台風によって破損する理由はいくつかあります。よくあるのは屋根パネルの飛散です。テラス屋根のポリカーボネート製パネルは軽量ですから、強風の影響力で持ち上げられることがあります。その際、固定部が破損して飛ばされる事故が多数あるのです。

フレームの歪みや柱の破損

台風の強風は一度で治まりません。繰り返しテラス屋根に吹き付けますし、瞬間的な強い力もかかります。

フレーム全体にかかった場合、金属疲労によって歪むこともあるのです。フレームだけではありません。柱の破損や傾斜も発生します。

テラス屋根全体にかかる風圧が支柱に集中すると発生しやすいトラブルです。根本はアンカーボルトで固定されていますが、破損することがあります。コンクリート基礎が破損すれば、傾斜しますし支柱が折れる場合もあるのです。

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経年劣化による破損の兆候と進行

台風ばかりでテラス屋根が破損するわけではありません。日々、テラス屋根は紫外線や雨風にさらされ続けているのです。徐々にダメージは蓄積すると、経年劣化による破損が発生します。以下、気をつけたい劣化症状についてくわしくお話しします。

ポリカーボネートパネルの劣化

紫外線は物質の分子構造に大きなダメージを与える要因です。1日程度なら目に見えた問題は出てきません。

ただ、1か月、1年、10年と時間が経過すればダメージは大きなものになっています。テラス屋根に採用されることが多いポリカーボネートパネルは、本来、高い耐候性を備えているものです。

カーポートにも採用されている素材ですが、ダメージが蓄積されると徐々に劣化症状が出てきます。

パネルが黄ばむといった変色、もろくなってひび割れも発生するのです。ポリカーボネートパネル自体だけではなく、固定するパッキンやビスが劣化する場合もあります。

固定するものが劣化するわけですから、パネルが歪んだり脱落したりする危険性も出てくるのです。

フレームの腐食や接合部の緩み

テラス屋根のフレームでよく採用されているアルミは、基本的にさびにくい素材です。ただし、表面にはコーティングがされています。

経年劣化でコーティングがはがれると、徐々に腐食がはじまるのです。溶接部やボルトの接合部の歪みも出てきます。

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修理の適切なタイミングと判断基準

修理の適切なタイミングと判断基準

テラス屋根の修理について、適切なタイミングはあるのでしょうか?その点が気になる方も多数いるでしょう。

テラス屋根の修理のタイミングは、判断基準に沿って判断する方法もあります。以下、テラス屋根の修理のタイミングについて押さえておきたい注意点をくわしくお話しします。

軽微な破損でも放置しない

基本は油断しないことです。「これくらいなら大丈夫だろう」と、小さな破損を放置すると、やがてテラス屋根全体の劣化につながります。

「小さなひび割れやビスの緩み程度」と考えるのは禁物です。次に台風が上陸した際、強風で劣化が進行するリスクがあります。

一度の台風でテラス屋根が破損した場合「すごい台風だったのだな」と思いがちです。実際は、劣化が進んでいたのかもしれません。そのタイミングで台風によって限界が来た可能性も考えられるのです。

素人判断は危険

小さな破損や違和感だけなら「大丈夫」と思いたいものです。たとえばフレームが微妙に歪んでいる「気がするだけ」の場合もあります。固定部がさびている、緩んでいるのを見つけても一箇所だけなら「まだ大丈夫」と思いたくなるものです。

「小さな破損程度ならDIYで対応できる」と判断する方もいます。多くの場合「たいしたことのない劣化」と感じられるものかもしれません。ただ、素人判断で修理しようとすると、中途半端な修理で終わる可能性があります。

修理のタイミングは「少しの劣化も油断せず」が基本

修理のタイミングは「少しでも問題を感じたら、専門業者に相談」と考えたほうがいいでしょう。

まともな職人なら「破損の原因」「範囲」「テラス屋根の構造」を適切に診断できます。そのうえで、部分的な修理で済むか、全体交換が必要か見極められるのです。

「たいしたことがない劣化」と考えていても、フレームの歪みや基礎部分の劣化が激しいと判断したら、全交換を提案することもあるかもしれません。

まともな職人は安全性も含めて提案するからです。どちらにしても、専門知識が必要なため、基本的には専門業者に点検してもらったほうがいいでしょう。

二次被害の危険性

劣化したテラス屋根の場合、台風が来たときに思わぬ二次被害をもたらす危険性があります。

たとえばパネルが強風に煽られて飛散して隣家の外壁にぶつかるかもしれません。通行人にぶつかったら、深刻な事故につながります。

カーポートの所有者の責任問題に発展しかねないのです。その点も踏まえて、修理するかどうか冷静な判断が家主には求められます。

保険で経済的負担が軽くなる

テラス屋根の修理費用は安くありません。ただ、台風による破損なら、火災保険をチェックしてみてください。火災保険に風災補償があるなら、経済的な負担を軽減できる可能性があります。

テラス屋根は補償対象になる可能性が高い

テラス屋根は「建物」の付属物として補償対象に含まれているものです。台風の場合、火災保険の「風災補償」でカバーされています。

風災補償とは、 台風や暴風や突風などで破損した場合、補償をするという契約です。屋根パネルの飛散やフレームの歪み、柱の破損なども含まれます。強風で飛来して、テラス屋根が破損した場合もカバーしているのです。

経年劣化は対象外

風災保証の場合、あくまで自然要因による破損が大前提です。年月の経過で、素材が劣化した、老朽化で破損した場合は保険適用外になります。

経年劣化なのに「台風で破損した」とウソを付くと保険金詐欺として刑事事件に発展しないため注意してください。

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豊橋市で信頼できるテラス屋根修理業者の選び方

豊橋市で信頼できるテラス屋根修理業者の選び方

適切な修理と保険活用のためには、信頼できる業者選びを重視してください。基本的には以下のポイントをチェックしましょう。

  • 地域での実績と評判
  • 専門知識と技術力
  • 明確な見積もりと説明の丁寧さ
  • アフターサービスの有無と保証内容

このようなポイントが多ければ信頼性は高まります。

豊橋市でテラス屋根の修理を多数行っているなら、構造や素材についても深い知識と技術を有しているものです。

悪質業者は見積もり時でも、内訳を一式だけにして内訳がわからないようにします。まともな修理業者は、材料費や工事費、諸経費まで明確に記載しているものです。

担当者も具体的な修理方法や費用の理由まで、丁寧に説明してくれるか確認してください。

アフターサービスや保証内容もあるのか?修理後の保証期間や不具合発生時の対応も事前確認しましょう。「保証がない」という業者は避けたほうが無難です。

また、最低限3社から見積もりを取って相見積もりをしてください。費用以外に、提案内容や担当者の対応を比較検討することで適切な修理業者を見つけられます。

テラス屋根修理のご相談はカトペンへ!豊橋市で安心の点検・見積もりを

テラス屋根修理のご相談はカトペンへ!豊橋市で安心の点検・見積もりを

テラス屋根が破損したとき、どのタイミングで修理を依頼するべきか、どこまで保険が適用されるのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。豊橋市は台風被害が多い地域ですが、経年劣化も含めた点検・早期修理が重要です。「この程度なら大丈夫」と自己判断で放置せず、違和感を覚えたらプロに相談するのが賢明です。

株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、地域密着ならではの豊富な施工実績と、専門知識・技術力を活かした点検・見積もりを無料で行っています。火災保険や風災補償の適用についても、カトペンが丁寧にご説明しながらサポートいたします。また、内訳が分かりやすい明瞭な見積もりや、修理後のアフターサービス・保証内容も充実。悪質業者にありがちな“工事一式”の曖昧な見積もりはありません。

豊橋市でテラス屋根の修理・交換にお悩みの方は、まずはカトペンの問い合わせフォーム・メール・電話・ショールーム来店でお気軽にご相談ください。複数社の見積もり比較も大歓迎。あなたの大切な住まいを守るため、カトペンが確かな技術と誠意でお応えします。

カテゴリー:修繕工事について 劣化症状について 外壁・屋根の基礎知識 災害発生時について

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