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DATE 2025年9月1日(月)
外壁塗装は、住まいの見た目を美しく保つだけでなく、建物そのものを長く守るために欠かせません。外壁は雨風や紫外線に常にさらされ、10年を目安に劣化が進むと言われています。塗装工事は劣化を防ぐ際に必要ですが「いつの季節に塗装すべきか」と悩む方も少なくなりません。
中でも夏の塗装は、太陽の照りつけや湿度の高さなどの気候条件があるため
- 「施工に適しているのか」
- 「暑さで不具合は出ないのか」
と不安に思う方も少なくありません。
春や秋の塗装が良いと聞いたことがある方もいると思います。今回のお役立ちブログでは、夏に外壁塗装を行うメリットやデメリット、失敗を避けるための注意点などをお話しします。
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夏に外壁塗装を行うメリットは多い!何がある?
夏に外壁塗装するメリットをみましょう。主なメリットは次の通りです。
- 施工環境が整いやすい
- 塗料の性能を最大限に発揮しやすい
- 予約を取りやすい場合がある
項目ごとにお話しします。
施工環境が整いやすい
夏は降水量が多い梅雨を過ぎると、晴天が続く傾向にあります。夏の安定した晴天は、塗装作業を進めやすいため工期の遅延リスクが小さくなるでしょう。湿度が高すぎると作業が制限されるものの、梅雨明け後のカラッとした日であれば乾燥時間を短くすることが可能です。
塗料の性能を最大限に発揮しやすい
塗料には「適正温度・湿度」が定められており、一般的には気温15〜30℃、湿度85%以下が理想的です。夏場は気温が30℃を超えることもあるものの、涼しい時間帯を選べば塗料の乾燥状態がよくなるため、クオリティが高まるでしょう。塗膜がしっかり形成されることで、耐久性や防水性の向上が期待できます。
予約を取りやすい場合がある
一般的に外壁塗装の繁忙期は春と秋です。気候が安定しており作業を進めやすいため、予約できないことも珍しくありません。一方、夏は閑散期になりやすいため地域や業者によっては、予約を取りやすくなるでしょう。
すぐに工事をしたい方にとって、夏は希望通りの時期に着工できるチャンスが広がります。
夏に外壁塗装を行うデメリットもある!何が起こる?
夏に外壁塗装を行うデメリットもあります。主な内容は次の通りです。
- 高温による施工リスク
- 職人や住まいへの負担
- 天候リスク
それぞれみてみましょう。
高温による施工リスク
夏の最大の課題は「高温」です。外壁の表面温度は日差しを浴びると想像以上に上がり、真夏日には50℃超になることもあります。たとえ気温は30℃前後でも、直射日光を受け続けた外壁は、高温になってしまうのです。
とくに濃い色を選んだ場合、表面温度が上がりやすくなるため、慎重に作業を進める必要があります。
職人や住まいへの負担
炎天下での作業は、職人の体力を大幅に減らします。熱中症のリスクも高まるため、施工時間が制限され、春や秋と比べて作業ペースが落ちると思った方が良いでしょう。
また、居住者側にとっても夏の塗装工事が負担になるかもしれません。塗装期間中は窓を養生シートで覆うため、窓を開けるのも厳しいでしょう。そのため、室内が暑くなりがちです。
天候リスクもある
夏は晴天が多い一方で、台風やゲリラ豪雨などの天候リスクもあります。とくに8~9月にかけては台風シーズンに突入するため、工事の中断や延期が発生するケースも珍しくありません。
突然の雨によって塗料が流れたり、乾燥途中の塗膜が不完全になったりすると、補修の手間や追加費用が発生する恐れもあります。
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夏の外壁塗装で失敗しないための注意点
夏の外壁塗装時は、注意点があります。チェックポイントは次の通りです。
- 塗料選びの工夫
- 業者の対応力
- 居住者への配慮
それぞれみてみましょう。
塗料選びの工夫
夏施工においては、塗料の選定が重要です。たとえば、遮熱性や断熱性に優れた塗料を選ぶと、塗装後に室内環境の快適さを高められる副次的な効果が期待できます。
また、各メーカーの施工条件を満たしている塗料であるかもチェックが必要です。ただし耐久性のある塗料を塗っても、施工条件を無視すると塗料の耐久性は弱くなります。塗料メーカーが設定しているルールを守るのは大前提です。
業者の対応力
施工経験が豊富な業者を選ぶことも成功のカギです。「高温時の作業に慣れているか」「気温や外壁温度を計測しながら柔軟に工程を調整できるか」を確認しましょう。
状況に応じてスケジュールを調整してくれる業者であれば、臨機応変に対応してくれる可能性が高いため、より安心して仕事を任せられます。
居住者への配慮
居住者の生活を守る配慮も重要です。たとえば、居住者が室内で過ごしやすいように養生してくれる場合、工事中も快適な時間を過ごせる確率が高いでしょう。
工期短縮の工夫や住まいの状況に合わせた提案ができるかも、業者選びの重要なポイントです。
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塗料別の具体的性能と夏施工でのポイントを知っておこう!それぞれの特徴は?
外壁塗装に使われる塗料は種類によって性能が大きく異なります。とくに、夏に施工する場合は塗料の特性を理解してから選ぶことが大切です。代表的な塗料は、次の通りです。
- シリコン塗料
- フッ素塗料
- 無機塗料
塗料ごとにみてみましょう。
シリコン塗料
コストと性能のバランスが取れているため、外壁塗装で使われやすい塗料です。期待耐用年数は10〜15年で、耐候性・防汚性に優れています。
夏の施工でも扱いやすく、乾燥時間も短いため工期の短縮が期待できます。遮熱シリコン塗料を選べば、夏場の室内温度上昇を抑えやすいため、施工後の快適性も高まるでしょう。
フッ素塗料
耐久性が高く、期待耐用年数は15〜20年です。紫外線や雨風に強いため、夏の強烈な日差しや台風などの過酷な環境にも耐えられるでしょう。
高温下でも塗膜の安定性が高い分、夏施工との相性も良好です。予算に余裕がある方や塗装の頻度を減らしたい方に向いています。
無機塗料
期待耐用年数は20〜25年で、紫外線や高温による劣化に強いのが特徴です。夏場の施工環境でも塗膜トラブルが起きにくく、仕上がりが安定しやすい点で信頼されています。
防汚性にも優れており、夏のゲリラ豪雨や台風後でも美観を維持しやすいのも利点です。
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夏以外の季節と比較する
春や秋は気候が安定しているため、外壁塗装の「王道シーズン」とされています。また、冬は気温が低すぎると塗料が乾燥しにくく、作業内容が制限されることも珍しくありません。
夏は、高温や台風などのリスクがあるものの、必要な作業要件を把握しておけばスムーズに工事を進められます。「夏だから良い」「夏だからダメ」と一概に判断するのではなく、それぞれの季節の特徴を理解した上で、自宅の劣化状況やライフスタイルに合ったタイミングを選ぶことが大切です。
夏施工では業者選びが成功のカギを握る
夏に外壁塗装を行う際、塗料の性能や乾燥条件を最大限に活かすためには、施工を担当する業者の知識と経験が重要です。夏の塗装は塗料選びや工程管理を誤ると塗膜不良が起きやすいため、信頼できる業者を選ぶことが仕上がりと耐久性を左右します。
業者を選ぶ際は、次のことを意識しましょう。
- 高温環境での施工管理力
- 塗料性能を引き出す技術
- 居住者への配慮
- アフターサポートと保証
項目ごとに詳しくお話しします。
高温環境での施工管理力
経験豊富な業者であれば、温度計を使って外壁や屋根の表面温度を測定します。施工に適した時間帯を見極めながら、細やかな管理をします。炎天下や日中のピーク時間帯を避ける業者に依頼するのがベストです。
塗料性能を引き出す技術
塗布量や乾燥時間が適切に守られなければ、塗料の性能は引き出せません。夏の施工では乾燥が早いため、塗り重ねのタイミングを正確に見極めるスキルが求められます。技術力が不足している場合、塗膜の剥がれやひび割れなどの不具合につながるかもしれません。
居住者への配慮
夏場の工事では、窓を養生で塞ぐため室内が暑くなる傾向にあります。そのため、エアコン効率が下がらないように養生してくれる業者を選ぶことが大切です。単に施工技術があるだけでなく、居住者の生活を考慮しながら塗装する業者に依頼しましょう。
アフターサポートと保証
夏に施工した外壁は、強い紫外線や台風などの影響を受けやすいため、工事後に万が一の不具合が起こる可能性もゼロではありません。そのため、工事保証やアフターサポートの有無は確認しましょう。工事後も定期点検を行い、塗膜の状態を確認してくれる業者であれば安心できます。
カトペンに外壁塗装を相談するなら夏施工のポイントを押さえよう!
夏の外壁塗装は「晴天が多く工期が進めやすい」「予約が取りやすい」といったメリットがある一方で、「高温による塗膜不良」「台風やゲリラ豪雨のリスク」「居住者や職人への負担」といった注意点も存在します。大切なのは、こうした夏特有の条件を理解し、信頼できる業者に施工を依頼することです。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、高温環境での施工管理や遮熱塗料の提案、居住者への配慮など、夏施工を安心して任せられる体制を整えています。外壁塗装は住まいを守る大切な投資だからこそ、施工タイミングだけでなく業者選びが成功のカギを握ります。夏に外壁塗装を検討している方は、まずはカトペンへお気軽にご相談ください。
問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールでのご相談、電話でのお問い合わせ、ショールームへの来店など、ご都合に合わせた方法で対応いたします。お住まいに最適な塗装プランを一緒に見つけましょう。
DATE 2025年2月14日(金)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
愛知県の冬は、厳しい寒さや雪、乾燥した風が吹き荒れるなど、外壁塗装にとって過酷な環境です。しかし、適切な対策を講じると、冬でも高品質な塗装工事を実施できます。
そこで今回のお役立ちコラムでは、愛知の冬に外壁塗装工事を行う際のリスクと対策、そして品質を向上させるための具体的なポイントについてくわしくお話ししていきたいと思います。
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愛知の冬に外壁塗装を行うリスクと対策
愛知県の冬は、外壁塗装にとってさまざまなリスクが潜んでいます。気温低下による塗料の硬化不良や、結露による塗膜の密着不良、乾燥時間の長期化など、冬特有の課題を克服しなければ、高品質な塗装工事は実現できません。
ここでは、愛知の冬に外壁塗装工事を行う上で特に注意すべきリスクと、具体的な対策について紹介します。
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低温による塗料の硬化不良
気温が低いと、塗料が十分に硬化せず、塗膜が剥がれたり、ひび割れたりする可能性があります。塗料は気温が5℃以下になると硬化が遅れたり、不均一な塗膜になったりする恐れがあると言われています。特に、氷点下になるような地域では、塗料が凍結してしまうこともあるでしょう。極端な低温下では、塗料本来の性能が発揮されず、耐久性が低下するだけでなく、美観も損なわれる可能性が否めません。
最も確実な対策は、気温が5℃以下の日は工事を避けることです。しかし、工期や予算の都合でどうしても冬に工事を行う必要がある場合は、低温でも硬化する塗料を選びましょう。また、現場の温度を上げる方法もあります。暖房器具やジェットヒーターなどを使用すると、塗料の硬化を促進できるでしょう。ただし、火災や事故には十分注意する必要があります。
結露による塗膜の密着不良
冬は日中と夜間の気温差が大きく、結露が発生しやすい環境です。結露した状態で塗装すると、塗膜が密着せず、剥がれの原因になります。結露は、外壁の表面だけでなく、塗膜と下地の間に発生することもあります。塗膜が膨れたり、剥がれたりするだけでなく、雨水が内部に浸入し、建物の劣化を早める原因になる可能性も考えられるでしょう。
雨の日や雪の日、また、朝晩の気温が低い時間帯は、結露が発生しやすいため注意が必要です。塗装前には、外壁の水分をしっかり拭き取ります。また、通気性を確保することも有効です。窓や換気口を開けると、湿気を逃がし、結露の発生を抑制できます。
乾燥時間の長期化
気温が低いと塗料の乾燥時間が長くなり、工事期間が長引く可能性もあります。塗料の乾燥時間は、気温だけでなく、湿度や風通しにも影響されるでしょう。冬は気温が低く、日照時間も短いため、塗料が乾燥しにくい状況です。乾燥が不十分な状態で次の工程に進むと、塗膜の剥がれやひび割れの原因になることがあります。
冬の塗装工事では、乾燥時間が短い塗料を選ぶのがおすすめです。さらに、暖房器具などを使用して乾燥を促すこともできます。ただし、急激な乾燥は塗膜に悪影響を与える可能性があるため、工程管理をしっかり行うことも重要です。各工程の乾燥時間を適切に管理し、次の工程に進むタイミングを見極める必要があります。
冬の塗装工事で品質を向上させるためのポイント
さまざまな工夫によって、冬の塗装工事の品質は向上させられます。ここからは、冬に愛知で行う外壁塗装工事の品質を向上させるための具体的なポイントを紹介します。
寒冷条件に合わせた塗料選び
冬の塗装工事では、寒冷条件でも性能を発揮できる塗料を選びましょう。低温硬化性や耐候性、防水性などを考慮して選ぶのがおすすめです。シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などの塗料は、低温下でも比較的硬化しやすく、耐久性や防水性にも優れています。ただし、塗料の種類によって特性が異なるため、業者と相談しながら適切な塗料を選びましょう。
丁寧な下地処理で密着度アップ
下地処理は、塗膜の密着性を高めるために非常に重要な工程です。冬は特に外壁の乾燥状態やひび割れなどを確認し、丁寧な下地処理を行う必要があります。下地処理が不十分だと、塗膜が剥がれたり、ひび割れたりする原因となるでしょう。丁寧な下地処理とは、以下のような工程を指します。
1.高圧洗浄
外壁の汚れやコケなどを落とします。 2.ひび割れ補修 ひび割れ部分を補修し、雨水の浸入を防ぎます。 3.下地調整 外壁の凹凸をなくし、塗料の密着性を高めます。 |
これらの作業を丁寧に行うことで、塗膜の密着性を高め、耐久性のある塗装工事につながります。
塗装工事の出来を左右するのは職人の技術力
冬の塗装工事は、職人の技術力によって仕上がりが左右される可能性があります。頻繁に行う工事ではないからこそ、経験豊富な職人に依頼し、高品質な施工をしてもらいましょう。厳しい条件下での施工を依頼する際には、以下のようなポイントを確認するのがおすすめです。
・冬の施工実績も豊富な業者
・資格や許可を持っている職人が在籍している ・自社職人による施工を売りにしている |
これらの点に注意して業者を選ぶことで、安心して冬の塗装工事を任せられます。
愛知の冬を乗り切る!外壁塗装のメンテナンス
外壁塗装は、完了後も定期的なメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を長期間維持できます。特に外壁にとって過酷な環境である愛知の冬は、適切なメンテナンスが重要です。ここでは、愛知の冬を乗り切るための外壁塗装のメンテナンスについて解説します。
定期的な点検がコストを抑えるカギ
定期的な点検は、外壁の劣化状況を早期に発見し、大規模な修繕を未然に防ぐために重要です。暑い夏を耐え抜いたあとの厳しい寒さは、外壁に大きな負担をかけます。外壁の些細なトラブルを見逃さないためにも、定期的な点検は欠かせません。
定期的な点検を行うことで、小さなひび割れや塗膜の剥がれなどを早期に発見し、部分的な補修で済むうちに修理できます。もし、劣化を放置してしまうと、雨漏りや建物の腐食につながり、大規模な修繕が必要になる可能性も否めません。
早めの補修で大きなトラブルを防ぐ
もし、定期的な点検で外壁の劣化が見つかった場合は、早めに補修することが大切です。小さなひび割れや塗膜の剥がれでも、放置すると雨水が浸入し、建物の内部を腐食させる原因になります。また、ひび割れが広がったり、塗膜が剥がれたりすると、美観も損なわれるでしょう。早めの補修は、外壁だけでなく、建物を長持ちさせることにもつながります。
また、小さなひび割れや塗膜の剥がれであれば、DIYでの補修も可能です。補修の主な手順は、以下の通りです。
1.ひび割れ部分の汚れを落としましょう。
2.ひび割れに沿ってカッターで切れ目を入れます。 3.シーリング材の密着性を上げるプライマーを塗布しましょう。 4.シーリング材を充填します。 5.シーリング材が乾いたら、塗料を塗りましょう。 6.塗料が乾いたらコーティング剤を重ねると、さらに耐久性が高まります。 |
DIYとはいえ、さまざまな工程が必要です。また、DIYでの補修はあくまで応急処置と言えるでしょう。大規模な補修や専門的な知識が必要な場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
塗り替え時期の目安を知っておく
外壁塗装の耐用年数は、一般的に10年~15年程度と言われています。しかし、昨今の厳しい自然環境を考慮すると、もう少し早めの塗り替えを検討しても良いでしょう。以下の条件に当てはまる場合、塗り替えを検討するのがおすすめです。
・塗膜の剥がれやひび割れが目立つ。
・外壁の汚れが落ちにくい。 ・塗膜の色褪せが気になる。 ・建物全体の印象が古くなった。 |
これらの症状が見られた場合は、塗り替えを検討する時期かもしれません。専門業者に相談し、外壁の状態を診断してもらいましょう。
カトペンで安心!冬の塗装工事を成功に導くご相談窓口
愛知県の厳しい冬でも高品質な外壁塗装を実現するためには、低温による塗料の硬化不良や結露による塗膜の密着不良、乾燥時間の延長といった冬特有のリスクを的確に把握し、対策を講じることが必要です。
適切な寒冷条件対応の塗料選びや、丁寧な下地処理、経験豊富な職人による施工管理により、耐久性と美観を保った仕上がりが期待できます。また、工事後の定期点検や早めの補修により、外壁の劣化を未然に防ぎ、長期にわたり安心してお住まいいただける環境を作ることが重要です。
厳しい冬の気候に左右されず、確かな技術と施工実績を持つ株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、安心の施工体制でお客様の大切な建物を守り続けるために万全のサポートを提供しております。施工に関するご相談やご不明点がございましたら、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、さらにはショールームへの来店といった複数の方法でお気軽にご連絡ください。
カトペンがご提案する確実な冬対策で、安心できる住まいづくりをぜひ実現していただきたいと考えております。
DATE 2024年12月5日(木)
年末だからこそ考えたい!外壁塗装の必要性とタイミング
こんにちは!外壁劣化診断士の小黒です。
年末は大掃除や片付けを通じて、家の中をきれいに整える季節です。しかし、家の外、特に外壁の状態にはどれだけ目を向けていますか?外壁は、風雨や紫外線などの自然環境から家を守るために常にダメージを受け続けています。そのため、外壁のメンテナンスは住まいを長く守る上で欠かせない重要なポイントです。年末のタイミングで外壁の状態を見直し、必要であれば塗装の計画を立てることは、新しい年を迎える前に行うべき賢明な準備と言えるでしょう。このコラムでは、外壁塗装が必要な理由や年末に検討するメリット、さらに最適なタイミングについて具体的にご紹介します。新しい一年を迎える準備として、ぜひご一読ください。
外壁塗装の必要性とは?
外壁塗装には大きく分けて以下の3つの目的があります。
美観の維持
外壁は家の「顔」とも言える部分です。色あせや汚れ、ひび割れが目立つと、家全体が古びて見えるだけでなく、住む人の印象にも影響を与える可能性があります。外壁塗装を適切なタイミングで行うことで、家の美観を保つことができます。特に年末に向けて外壁のチェックを行うことで、新年を新たな気持ちで迎える準備にもなります。
外壁の保護
外壁塗装は見た目を良くするだけでなく、外壁そのものを保護する役割を果たします。紫外線や雨風による劣化を防ぎ、建材の耐久性を高めることで、家の寿命を延ばす効果があります。また、防水性能を維持することで、雨水の侵入によるカビや腐食を防ぎます。塗装が剥がれたり、外壁のひび割れが放置されたままでは、建物内部にまでダメージが及ぶ可能性があります。
断熱・遮熱性能の向上
近年では、断熱や遮熱性能を高める塗料も多く登場しています。これにより、夏の暑さを軽減し、冬は暖かさを保つことで光熱費の節約にもつながります。特に冬場の寒さが厳しい地域では、遮熱・断熱性能を持つ塗料を使った外壁塗装が一石二鳥の効果を発揮します。
年末に外壁塗装を考えるメリット
外壁チェックを行う良いタイミング
年末の大掃除は、家全体を見直すきっかけとなります。このタイミングで外壁の状態をチェックし、問題がある場合は来年の春に向けた塗装の計画を立てるのが理想的です。例えば、以下のようなサインが見られる場合は、塗装が必要かもしれません。
- 外壁にひび割れや剥がれがある
- 手で触ると白い粉(チョーキング現象)が付着する
- 塗装が色あせている
- カビや苔が発生している
施工業者のスケジュールを確保しやすい
年末に塗装を計画することで、早めに施工業者とスケジュールを調整することができます。春先は外壁塗装の繁忙期になるため、希望の日程で作業を進めるためには早めの相談が重要です。年末に準備を始めれば、見積もりや施工内容をじっくりと検討する余裕が生まれます。
家の健康を長く保つ習慣づくり
年末は家族が集まり、住まいの状態について話し合う機会でもあります。外壁の状態を確認することを習慣化すれば、定期的なメンテナンスを行いやすくなります。外壁塗装は10〜15年ごとが目安とされていますが、状態によっては早めの対策が必要になることもあります。
外壁塗装のタイミングを見極めるポイント
外壁塗装が必要な時期を見極めるためには、以下のポイントを確認しましょう。
築年数を確認する
一般的に、外壁塗装は築10〜15年が目安とされています。ただし、使用されている塗料や地域の気候条件によって異なります。築10年を超えたら、定期的なチェックを欠かさないようにしましょう。
外壁の状態を目視で確認する
目で見てわかる劣化のサインがある場合は、早めの対応が必要です。ひび割れや剥がれ、汚れが目立つ場合は、放置せずに専門業者に相談するのがおすすめです。
プロの診断を受ける
外壁の劣化具合は、プロの目で見なければわからないこともあります。年末のタイミングで無料診断を実施している業者も多いため、この機会に利用してみると良いでしょう。
新年に向けて外壁もリフレッシュしよう
年末は、新しい一年を迎える準備として、住まいを見直す絶好のタイミングです。外壁塗装は、住まいを美しく保ち、雨風や紫外線から守るための重要なメンテナンスです。定期的な塗装によって家の寿命を延ばし、資産価値を維持することができます。外壁の劣化サインを見逃さず、必要に応じて塗装を計画することで、快適で安全な住環境を保ちましょう。外壁塗装や点検について気になることがございましたら、ぜひ株式会社カトペンにお問い合わせください。専門スタッフが丁寧に対応し、最適なご提案をいたします!
DATE 2024年10月21日(月)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
今回のお役立ちコラムは外壁塗装を検討中の皆様へ、最適な情報をお届けする完全ガイドです。
外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、耐久性を高め、資産価値を維持するために欠かせないメンテナンスです。
しかし、塗り替えのタイミングを逃してしまうと、雨漏りやひび割れといった深刻なダメージに繋がり、大規模な修繕が必要になることもあります。
そこで今回のコラムでは、塗り替えに最適なタイミングやチェックポイント、塗料の選び方、そして外壁塗装の費用相場について分かりやすく解説します。
また、信頼できる業者の選び方や見積もりの比較ポイントについても詳しく触れています。
外壁塗装に関する疑問を解決し、安心して施工を進めるためのサポートとなることを目指していますので、ぜひ参考にしてください。
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外壁塗装の役割とは?なぜ外壁塗装が必要なのか?
外壁塗装は、建物の耐久性を向上させ、美しい外観を維持するために非常に重要です。適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、資産価値を高めることができます。
美観の維持
年月が経つと、建物は汚れや色あせが目立ちます。外壁塗装によって新築のような美しさを取り戻すことができます。とくに住宅の外観は第一印象に直結するため、資産価値を高める効果も期待できます。
防水性能の向上
雨風や湿気から外壁を守るのも塗装の大切な役割です。ひび割れを放置すると、雨水が内部に侵入し、カビや腐食の原因になります。塗装をすることで、こうしたトラブルを未然に防ぎます。
建物の劣化防止
紫外線による劣化や雨風による腐食は、建物全体の寿命に影響を与えます。塗装することで、建物を長持ちさせ、余計な修繕コストを低減させられるでしょう。
外壁塗装のタイミングとチェックポイント
外壁塗装を行う適切なタイミングを知ることは、建物の保護において非常に重要です。劣化のサインを見逃さず、適切な時期のメンテナンスによって、建物を長持ちさせることができます。
塗り替えのサイン
塗り替えのサインを見逃さないことが重要です。以下のような症状が現れたら、早めの対策が必要です。
- チョーキング現象:壁を触ると手に白い粉がつく
- ひび割れ(クラック):小さなひびが多数見られる
- 色あせや変色:経年劣化による色の変化
- カビ・苔の発生:湿気が多い場所に見られる
一般的には10年ごとに塗り替えが推奨されますが、地域や気候条件によって異なります。塗り替えをせずに上記の劣化を放置した場合、建物の躯体(骨組みなどの重要な部分)に少なくない悪影響を及ぼします。
定期的な塗り替えの重要性
外壁塗装は一般的に10年ごとに塗り替えが推奨されていますが、建物の立地や使用する塗料の種類によっては、この周期が異なることもあります。定期的に専門家による診断を受けることで、最適なタイミングで塗装を行い、建物の劣化を最小限に抑えることが可能です。
塗料の種類と特徴
外壁塗装に使用する塗料の選び方は、塗装の効果を最大限に引き出すために重要です。それぞれの塗料の特徴を理解し、建物に最適なものを選ぶことが求められます。
アクリル塗料
- 価格:安価
- 耐用年数:5~7年
- 特徴:コストパフォーマンスは高いが、耐久性がやや低い。
アクリル塗料は手軽に外壁をリフレッシュしたい方に最適です。価格が安く、初期コストを抑えられるため、短期間での塗り替えが必要な場合に向いています。耐久性は他の塗料に比べて劣るものの、手軽さが魅力です。
ウレタン塗料
- 価格:中程度
- 耐用年数:7~10年
- 特徴:柔軟性があり、外壁のひび割れに強い。
ウレタン塗料は柔軟性が高く、ひび割れの多い箇所や複雑な形状の建物に適しています。中程度の価格で、ある程度の耐久性を持つため、外壁の保護とコストのバランスを取りたい方におすすめです。
シリコン塗料
- 価格:やや高い
- 耐用年数:10~15年
- 特徴:汚れに強く、コストと耐久性のバランスが良い。
シリコン塗料は人気の高い塗料で、耐久性とコストのバランスが取れています。また、汚れに強いため、メンテナンス頻度を減らしたい方に最適です。美観を長く保つことができるのが大きな魅力です。
フッ素塗料
- 価格:高価
- 耐用年数:15~20年
- 特徴:長寿命でメンテナンス回数を減らしたい人におすすめ。
外壁塗装の施工手順
足場の設置
作業の安全性と品質を確保するため、足場を設置します。足場設置は、職人がしっかりと作業できる環境を整える重要な手順です。
足場の設置が不十分だと、施工品質に影響が出るだけでなく、事故のリスクも高まります。しっかりとした足場設置は、安全で効率的な施工を実現する基礎となります。
高圧洗浄
古い汚れやカビを落とし、塗料の密着性を高めます。外壁の汚れを取り除くことで、塗料がしっかりと定着し、塗膜の剥がれを防ぎます。
とくにカビや苔がある場合、これを取り除かずに塗装を行うと、仕上がりが悪くなり、耐久性も低下します。高圧洗浄は塗装の基礎を整える大切な作業です。
下地処理
ひび割れや剥がれを補修し、平らな下地を作ります。下地がしっかりしていないと、どれほど高品質な塗料を使用しても、その効果を十分に発揮できません。
下地処理では、ひび割れ部分を埋めたり、浮いている古い塗膜を取り除いたりして、塗料が安定して定着するための準備を行います。
下塗り
塗料の定着を良くするためのプライマーを塗ります。下塗りは、上塗り塗料を外壁にしっかりと結びつけるための重要なステップです。プライマーを塗ることで、塗膜の剥がれを防ぎ、最終的な仕上がりを美しく長持ちさせることができます。
この作業により、塗料の持つ性能を最大限に発揮させることが可能です。
中塗り・上塗り
仕上がりの色と耐久性を出すために、2回以上塗り重ねます。中塗りでは塗膜の厚みを確保し、上塗りでは美しい仕上がりと防水効果を強化します。複数回の塗り重ねを行うことで、外壁の保護能力が向上し、長期間にわたって建物を守ります。
また、均一な色味とツヤが得られ、見た目の美しさにも貢献します。
仕上げと検査
塗りムラや不備がないか確認し、足場を解体して完了です。仕上げの段階では、全体の仕上がりをチェックし、塗りムラや不具合がないことを確認します。
この確認作業は、品質を保証するために欠かせません。最終検査が完了した後、足場を解体し、きれいに清掃して工事は終了となります。
業者選びのポイント
外壁塗装を成功させるには、信頼できる業者に依頼することが重要です。以下の点に注目しましょう。
- 実績と口コミ:地元での施工実績が多い業者は安心感があります。
- 見積もりの内訳が明確:材料費や人件費が不明確な見積もりには注意。
- 保証内容の確認:施工後のアフターフォローが充実しているか確認。
- 相見積もりを取る:複数の業者から見積もりを取り、比較検討する。
実績と口コミ
地元での施工実績が豊富な業者は、信頼性が高く、安心感があります。実績が多い業者は、地域特有の気候条件や建物の特徴を熟知しており、適切な施工方法を選択できます。
また、過去の顧客からの口コミも業者選びの判断材料になります。特に、実際に施工を受けた人の満足度が高ければ、その業者に依頼する安心感も増します。口コミや施工事例は、ウェブサイトやSNSで確認できることが多いため、事前にチェックしましょう。
見積もりの内訳が明確
外壁塗装の見積もりを依頼する際は、材料費や人件費、施工工程ごとの費用が明確に示されているかを確認しましょう。内訳が不明瞭な見積もりは、後々の追加費用やトラブルの原因になることがあるため注意が必要です。
また、見積もりに含まれる作業内容を把握することで、どの部分にどのくらいのコストがかかるのかを理解できます。透明性のある見積もりを提示する業者は、信頼性が高く、トラブルを防ぐための重要な要素です。
保証内容の確認
外壁塗装後の保証内容がしっかりしている業者を選ぶことも大切です。施工後のアフターフォローが充実していると、万が一のトラブルが発生した際にも迅速に対応してもらえます。
例えば、施工後数年間の保証期間があるか、保証対象となる範囲がどこまでカバーされているかを確認しましょう。保証が充実している業者は、品質に自信を持っている証でもありますので、信頼性を判断する一つの基準となります。
相見積もりを取る
複数の業者から相見積もりを取ることは、適正価格で施工を依頼するために非常に重要です。相見積もりを行うことで、価格だけでなく、各業者の対応や提案内容を比較し、自分に最適な業者を選ぶことができます。
また、相場を知ることで、不当に高額な料金を請求されるリスクも軽減できます。相見積もりを取る際には、費用の比較だけでなく、各業者の対応の良さや提案内容にも目を向けることがポイントです。
外壁塗装の費用相場
費用は建物の広さや塗料の種類によって異なります。一般的な一戸建て(30坪程度)の場合の相場は以下の通りです。
- アクリル塗料:60万~80万円
- ウレタン塗料:80万~100万円
- シリコン塗料:100万~120万円
- フッ素塗料:120万~150万円
価格だけでなく、耐久性やメンテナンスの頻度を考慮して選ぶことが大切です。
アクリル塗料
アクリル塗料は、外壁塗装の中でも最も手軽に利用できる選択肢で、価格が安いため、初期コストを抑えたい方に最適です。しかし、耐久性は他の塗料に比べて短めで、5〜7年程度の耐用年数となります。短期間での塗り替えが必要となるため、メンテナンスの頻度が多くなりますが、コストを重視する方にとっては有力な選択肢です。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、価格と耐久性のバランスが取れた塗料です。7〜10年程度の耐用年数を持ち、柔軟性が高いことからひび割れのリスクを軽減できるのが特徴です。価格はアクリルよりもやや高めですが、外壁の形状が複雑な場合や、ひび割れが多い場所には適しています。柔軟性と価格のバランスを重視したい方におすすめです。
シリコン塗料
シリコン塗料は、外壁塗装において最も人気のある選択肢で、価格と耐久性のバランスが非常に良い塗料です。耐用年数は10〜15年と比較的長く、汚れに強いためメンテナンス頻度を抑えることができます。価格は中程度で、耐久性がありながらも手の届きやすい選択肢として、多くの住宅で採用されています。
フッ素塗料
フッ素塗料は、耐用年数が15〜20年と長く、耐久性が最も高い塗料です。その分価格も高めですが、長期間にわたって外壁を美しく保つことができ、メンテナンス回数を減らしたい方に適しています。初期費用はかかりますが、長期的にはメンテナンスコストを抑えられるため、総合的なコストパフォーマンスを重視する方にとって理想的な選択肢です。
カトペンに相談して外壁塗装を安心スタート!
外壁塗装は建物の保護と美観の維持、そして資産価値の向上に非常に重要です。本ガイドでご紹介した塗料の選び方やタイミングのチェックポイントを参考にすることで、最適な塗装を行い、長く快適な住環境を保つことができます。外壁の劣化サインを見逃さず、定期的なメンテナンスを行うことが、トラブルを未然に防ぐカギとなります。信頼できる業者の選定もまた、外壁塗装の成功に欠かせません。
外壁塗装に関して不安な点やご質問がありましたら、ぜひ株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にご相談ください。
私たちは豊富な経験と確かな技術で、皆様の大切な建物を守るお手伝いをいたします。お問い合わせは、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店にて承っております。皆様のご相談を心よりお待ちしております。
DATE 2024年4月7日(日)
豊川市・豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
屋根塗装が必要になるタイミングは、常に天候の良い時とは限りません。梅雨時に必要になることもあれば、豪雪地域の真冬になることだって十分に考えられます。実際に工事が必要になった時、天候や気象条件によって工期にどんな影響が出るかを覚えておきましょう。
今回の記事では「屋根塗装に向いている時期と、天候や気象条件の作業への影響」について考えていきたいと思います。
屋根塗装に向いている季節とは
屋根塗装をする際、どの季節に施行すべきでしょうか。常に天気が良ければ良いですが、日本の気候の都合上、風が吹くことも湿度が高いこともあるはずです。実際にはどの季節のどのタイミングで屋根塗装をするのがベストなのかを考えてみましょう。
春の場合
3月から5月が暦上の春とされています。この時期は「施工に適した気候が続く」ので、屋根塗装を施しやすい時期だと言えるでしょう。塗料も安定した状態で使用できるので、工期の遅れは発生しづらい季節だと言えます。
しかし、この時期に工事依頼が集中しやすいということもあるため、希望する時期に工事開始できるとは限りません。下手をすると、夏まで工事開始がずれ込む可能性もあります。
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夏の場合
6月から8月が暦上の夏とされています。この時期は「晴天が続きやすく乾燥時間が短くなる傾向にある」ため、工期が短縮されることが多い時期だと言えます。
ただし、上昇気流の発生によって塗装面が砂まみれ・埃まみれになることも考えられるため、丁寧な作業をしても塗装面が荒れやすい時期だとも言えるでしょう。また、猛暑によって光化学スモッグが発生して作業できない時間も出てきます。職人の健康被害によって工期遅れが発生する可能性もあるということです。
他にも、突然の通り雨でせっかくの作業が台無しになる日もあるでしょう。そのため、夏の屋根塗装は「乾燥は早くて工期を短縮できるものの、完了までにトラブルが発生しやすい時期」だと考えられます。
1番の問題は、塗装用に用意した塗料(ネタ)が早期硬化してしまうため、慌てる職人も出てきてしまう恐れがあることです。
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秋の場合
9月から11月が暦上の秋とされています。この時期は「安定した気候が続くため屋根塗装に適している」季節だと言えるでしょう。空気も乾燥しているため、塗料の状態がとても安定する季節だと言えます。
ただし、9月以降に台風が活発的に発生するため、工事できない期間もあります。また、連発することもあるため、丸2ヶ月程度工事開始が遅れることもあり得るため、依頼のタイミングには十分な余裕が必要です。
台風シーズンの前後は依頼が殺到することも考えられるため、工期がずれ込む恐れもあります。この場合、秋シーズンに工事が完了しないことも考えなければなりません。
さらに、台風ではない突発的な低気圧により、急な天候変化に悩まされる可能性もあるため、安定した作業がしづらい時期だとも考えられます。それでも、気候としては屋根塗装を施しやすい時期だと言えるでしょう。
冬の場合
12月から2月までが暦上の冬とされています。冬は全国的に換気に悩まされる時期です。この時期は「塗料の乾燥が遅れがちで、工期が長引く恐れがある」と言えるでしょう。また、湿度の関係で安定した状態で塗装が行えないことも覚えておきましょう。
冬の天候は日本海側と太平洋側の地域差が生まれやすいです。日本海側は大陸からの寒気の影響により、豪雪地帯になってしまい屋根塗装が行える状況にありません。寒気の合間に作業しようと考えても、1日を通して5度を下回るような日が続いてしまうため、塗料が完走できないのです。
一方、太平洋側は晴天が続き、低気圧の影響も少なくなっているため、屋根塗装がしやすくなっています。ただし、夜明けと夕方の気温の下がり方が激しく、日中の作業で塗装から乾燥までを完了できないと、夜間に霜が降りてしまい全工程をやり直さなければならない状況にもなりやすくあります。
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冬の気象条件は屋根塗装に厳しい
先の項でもご説明しましたが、冬は屋根塗装にとって悪条件が揃った時期だと言えます。その悪条件について、もう少しくわしく考えていきましょう。実際に冬時期にしか作業を依頼できないケースもあるので、どうすべきか対応策も含めて考えていきます。
雨や雪は工期に影響する
屋根塗装を施した面は、雨や雪が乗ることで塗面が荒れてしまいます。雨粒が落ちれば水玉模様になり、平滑な塗面になりません。雪は氷の粒により塗面を凸凹の状態に荒れさせます。
これらを防ぐために、屋根塗装後にカバーをかけるという方法もありますが、カバーと屋根材の間は高温多湿になることで乾燥がうまく進まないという欠点があります。塗面の荒れは防げますが、実際に乾燥するまでに時間がかかるほど埃や砂つぶの付着する確率が上がってしまいます。
他には、速乾性の塗料による施工も一つの方法です。ただし、速乾性塗料といっても、完全硬化までに48時間必要なものが24時間まで短縮できるというように、数分で固まるような代物ではないということで、確実な施工方法とは言えないのも否めません。
そうなると、冬場は屋根塗装以外の方法を検討することも必要になってくるでしょう。
例えばカバー工法で、数日中に作業を完了するという方法があります。屋根塗装を施す理由にもよりますが、瓦やスレートを上から被せて行くという「重ね葺き」という方法であれば、見た目も良く効果的な結果を手に入れられるでしょう。
硬化時間の変化
冬場の硬化時間は長引きます。基本的には、外気温の低下が大きな理由です。塗装用の塗料は、5度以下になると表面硬化できずに垂れてしまいます。せっかく塗装しても、全く意味をなさないのです。
他にも、湿度の問題も出てきます。秋は乾燥しますが、冬になると朝晩の湿度が上がってしまい、空気は乾燥しているものの施工面は湿度を保ってしまうのです。そのため、塗料がうまく乗らないということも出てきます。
さらには、その湿度のせいで塗膜が硬化しない状況が生まれてしまうのです。特に北側の面は湿度の影響を受けやすくなります。仮に作業する場合には、南側の面からせめて行く必要があるでしょう。
屋根塗装の費用相場
屋根塗装は、50m2〜80m2の建物の場合、足場を含めて40万円から60万円ほどの費用が発生します。ただし、この金額はランク的に下の方の塗料を選んだ場合になります。上位の塗料を選ぶほど、費用は膨れ上がるということを理解しておきましょう。
塗料のグレードは以下の通りです。
第1位:無機塗料
第2位:フッ素塗料
第3位:ラジカル塗料
第4位:ウレタン塗料
第5位:アクリル塗料
条件が良いものほど材料費自体が高額になってしまうため、先に挙げた費用では対応できないのでご注意ください。
ただし、良い塗料=グレードの高い塗料を使用すれば、耐久年数も長くなります。塗装費用を耐久年数で割った1年あたりのコストは安価になるため、弊社では良い塗料をオススメしております。
100万円で15年の耐久性を持った塗料の場合、1年あたりの塗装コストは6.6万円です、対して50万円で5年しか持たない塗料であれば、1年あたり10万円のコストがかかるということですね。5年後にはまた50万円を支払って5年耐久の塗装工事をするとなると、15年スパンで見たときに50万円もの差がついてしまうのです。
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屋根塗装に適している季節は「春・秋」の2シーズンです。ただし、どちらの場合もシーズンを通して好条件であるというわけではないこともしっかりと理解しておきましょう。
また、ここ数年で大きく問題になるのが「黄砂・花粉」です。どちらの季節も、花粉が飛びやすい時期になるため、塗面に黄色い粉が付着する可能性があることも十分に理解しておきましょう。
夏場と冬場でも、作業ができないことは決してありません。ただし、条件が非常に厳しいということも理解しておいてください。
今回のお役立ちコラムでは、屋根塗装に適した季節についてお話ししてきました。弊社ではどの季節に塗装しても品質が変わらないように、塗布量(塗装で使用する塗料の量)の管理や乾燥時間の遵守、温度湿度の厳しい管理、ITツールを駆使した現場管理を徹底しております。
どの季節でも安心してご依頼いただけます。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は外壁塗装・屋根塗装のプロの職人集団です。一流の職人たちがあなたの大切なマイホームを塗り替えいたします!屋根塗装をご検討中ならば、ぜひ当社にご相談ください!
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