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DATE 2025年4月28日(月)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
外壁塗装や補修を検討している方にとって、「下地処理」という言葉はあまりなじみがないかもしれません。
しかし、見た目の美しさや塗膜の耐久性を長く保つためには、この下地処理が非常に重要です。特に近年注目されているのが「カチオン系下地調整材」の使用です。
この記事では、豊橋市にお住まいの方に向けて、カチオン系下地調整材の基礎知識から、使用される場面、メリット・デメリット、そして業者選びのポイントまでわかりやすく解説していきます。
カチオン系下地調整材とは?
外壁補修で耳にする「カチオン系下地調整材」。名前だけではピンと来ない方も多いですが、その性能は非常に高く、特に劣化が進んだ壁面では欠かせない存在です。
外壁の補修工事を依頼すると、必ず耳にするのが「下地処理」という工程。その中でも注目を集めているのが「カチオン系下地調整材」です。
密着力に優れていると言われますが、なぜそれほどまでに重要視されているのか?まずは基本的な特性と役割について解説していきます。
下地処理の基礎知識
外壁塗装を行う前には、古くなった塗膜や汚れ、カビなどを除去し、塗料がしっかりと密着するように表面を整える必要があります。
これが「下地処理」と呼ばれる工程です。
下地処理が不十分だと、どんなに高品質な塗料を使っても、すぐに剥がれたり膨れたりしてしまいます。見た目にはわかりづらい部分ですが、施工の成否を左右する重要なポイントです。
なぜ「カチオン系」なのか?その特徴とは
「カチオン」とは陽イオンのこと。カチオン系下地調整材は、プラスの電荷を持つことで、マイナス電荷を帯びたコンクリートやモルタル表面と強力に引き付け合い、非常に優れた密着性を発揮します。
特に旧塗膜が劣化していたり、表面に微細なひび割れがあったりする場合に効果を発揮し、塗料の密着性と耐久性を高めてくれます。
耐久性と信頼性の面でプロからの評価も高く、公共施設などでも多く採用されています。
どんな場面で使われるの?カチオン系下地調整材の使用例
劣化の進んだ外壁に対し、カチオン系下地調整材はどのような状況で効果を発揮するのでしょうか。ここでは代表的なケースをご紹介します。
カチオン系下地調整材がどのような場面で効果を発揮するのかを知ることは、補修の必要性を判断するうえでも非常に重要です。ここでは、豊橋市でよく見られる外壁の状態や気候特性を踏まえてご紹介します。
塗膜の浮き・剥がれがある場合
既存の塗膜が膨れたり、剥がれている状態では、そのまま塗装してもすぐに再発します。カチオン系下地調整材はこうした浮きや剥がれを抑える補修材として活躍します。
塗膜が浮くことで見た目が損なわれるだけでなく、建物の保護機能が大きく低下するため、早期の補修が推奨されます。
モルタル外壁のクラック(ひび割れ)補修
モルタル外壁に多く見られるクラックは、放置すると雨水が内部に浸入し、さらに劣化が進行します。
カチオン系下地調整材は、微細なクラックにもしっかりと入り込み、補強層として機能します。
これにより、塗装後も長期にわたり美観と性能を維持することが可能になります。
旧塗膜の密着性が不安な場合
前回の塗装から年数が経過していると、旧塗膜の密着性が落ちていることがあります。
そんな時も、カチオン系下地調整材で表面を均一に整えることで、上塗り材の密着を大幅に向上させることができます。
密着力の向上は、結果として補修サイクルを延ばすことにもつながり、長期的なコスト削減にも寄与します。
メリット・デメリットを比較して理解
カチオン系下地調整材の導入を検討する際には、その長所と短所を正しく把握することが重要です。
ここでは、他の下地調整材との比較を交えながら、施工にあたって知っておくべきポイントをわかりやすくまとめました。
メリット:密着性・耐久性・防水性
- 高い密着力:陽イオン効果によりコンクリートやモルタルにしっかり密着
- 耐久性の向上:上塗り材の性能を長く維持
- 防水性の強化:雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を抑制
デメリット:費用や施工時間
- 材料費がやや高め:通常の下地材よりコストがかかることも
- 乾燥時間の管理が必要:湿度や気温によって施工時間が延びる可能性
他の下地調整材との比較
項目 | カチオン系下地調整剤 | 一般的な下地調整剤 |
密着性 | ◎ | 〇 |
耐久性 | ◎ | △ |
価格 | △ | 〇 |
施工の難易度 | △ | 〇 |
外壁補修は下地が命!失敗しないためのポイント
塗装や見た目ばかりに目が行きがちですが、実は「下地」が補修の出来栄えを大きく左右します。ここでは、施工の質を左右する下地処理について見ていきます。
見た目の美しさだけでなく、建物の寿命や快適性にも大きく関わる外壁補修。その成功のカギは「下地」にあります。補修の質を高めるために押さえておきたいポイントを、豊橋市の気候や建物事情を踏まえてご紹介します。
なぜ「下地処理を怠ると危険」なのか
外壁補修でよくあるトラブルは
「塗装がすぐ剥がれた」「ひび割れが再発した」というものが多いです。
これらの多くは、下地処理が甘かったことが原因です。見た目がきれいでも、内部がしっかり整っていないと意味がありません。
適切な下地処理は、外壁全体の強度や塗装の密着性を根本から支える役割を果たします。
施工前にチェックすべき劣化症状
- 外壁の変色・チョーキング現象(白い粉が手につく)
- クラック(ひび割れ)や爆裂(表面のはがれ)
- カビ・苔・藻の発生
これらの症状が見られる場合は、カチオン系下地調整材による補修が効果的です。
豊橋市の気候特性と外壁劣化の関係
豊橋市は沿岸地域で湿度が高く、また夏の強い日差しと冬の寒暖差が外壁への負担になります。
こうした環境では、特に下地処理の質が問われるため、適切な下地材選びが重要です。長年の経験と地域密着で施工している業者に相談することで、気候条件に合った最善の施工が可能となります。
豊橋市で外壁補修を頼むなら?信頼できる業者の選び方
多くの業者が存在する中で、どの業者を選ぶかは非常に大切です。後悔しないために、信頼できるパートナーの選び方をお伝えします。
いざ外壁補修を依頼しようと思っても、どこに頼めばいいのか迷う方は多いのではないでしょうか。豊橋市で信頼できる業者を選ぶためには、どのような点に注意すべきかを詳しく解説します。
専門知識のある外装劣化診断士に相談
補修の必要性や施工方法についてしっかりと説明できる診断士がいるかどうかは非常に重要です。見た目だけで判断せず、建物の構造や劣化の進行度まで把握できるプロに相談しましょう。
また、工事後にトラブルが起きたときの対応も重要です。保証期間や内容、点検の有無などを確認しましょう。
施工事例のある業者を選ぶ
豊橋市内で実績のある業者であれば、地域の気候や建物の特性を理解しており、適切な施工が期待できます。
実際の施工写真やお客様の声も参考になります。現地調査や診断を無料で行っている業者であれば、まずは気軽に相談してみるのもおすすめです。
外壁補修のご相談はカトペンへ!
カチオン系下地調整材の特徴や使用場面を理解することで、外壁補修における失敗リスクを大きく減らすことができます。特に豊橋市のように気候変化の激しい地域では、適切な下地処理を行うことが長期的な建物保護につながります。
カトペンでは、外装劣化診断士による無料の現地診断を実施しており、お客様の外壁状態を的確に把握したうえで、最適な補修プランをご提案しています。
些細な疑問やご相談でも構いませんので、ぜひお気軽にご連絡ください。お電話・メール・問い合わせフォームからのご相談はもちろん、ショールームへのご来店もお待ちしております。
DATE 2025年4月22日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
外壁塗装や補修を検討している方にとって、「下地処理」という言葉はあまりなじみがないかもしれません。
しかし、見た目の美しさや塗膜の耐久性を長く保つためには、この下地処理が非常に重要です。特に近年注目されているのが「カチオン系下地調整材」の使用です。
この記事では、豊橋市にお住まいの方に向けて、カチオン系下地調整材の基礎知識から、使用される場面、メリット・デメリット、そして業者選びのポイントまでわかりやすく解説していきます。
ケイカル板とは?基本の概要をチェック
外壁材や下地材としての選択肢を検討している方にとって、ケイカル板という素材はあまり聞き馴染みがないかもしれません。
しかし、耐火性や加工性の高さから、プロの現場でも広く使われている実績があります。
この章では、ケイカル板の定義や基本的な使われ方、そして豊橋市での具体的な使用事例について解説します。基礎的な知識を押さえておくことで、素材選びに失敗しない判断が可能になります。
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)の定義
ケイカル板とは、ケイ酸質原料と石灰質原料を主成分とした不燃性の建材で、軽量で施工性に優れる乾式成形板として、火に強く加工も簡単な万能型素材とも言われています。
「ケイ酸カルシウム板」とも呼ばれます。セメント板と似た印象を受けますが、より軽量で加工しやすいのが特徴です。
一般的な用途と使われ方
ケイカル板は、防火性・断熱性を活かして、以下のような用途で使用されます。
- 内壁・天井の下地材
- 外壁の下地材(一部)
- 空調ダクト周辺の耐火被覆
- 浴室の壁・天井材
豊橋市での使用事例とは?
豊橋市では、木造住宅のリフォーム現場でケイカル板を外壁の下地材や軒天材として使用するケースが増えています。
軽量で施工が容易なため、短工期での改修に適しているといえるでしょう。
ケイカル板のメリットと選ばれる理由
ケイカル板を選ぶ理由には、単に不燃性という特長だけではありません。
軽量で扱いやすく、加工性に優れている点も、建築現場やリフォーム現場で重宝される理由のひとつです。
さらに、施工性の高さからトータルコストを抑えることも可能です。
この章では、ケイカル板の代表的なメリットを掘り下げ、なぜ多くの現場で採用されているのかをわかりやすくご紹介していきます。
耐火性・耐水性の高さ
国土交通省の不燃材料認定を受けている製品も多く、万が一の火災時にも延焼を防ぐことができます。
また、水に強い製品を選べば、湿気の多い場所でも使用可能です。
加工のしやすさと軽量性
木材と同じようにノコギリで切断でき、特殊な工具が不要です。現場でのカスタマイズ性が高く、DIYや小規模補修にも向いています。
施工コストが抑えられるケースも
製品価格はセメント板と比べてやや高い場合もありますが、軽量ゆえに施工性が高く、工期短縮や人件費の削減につながることもあります。
ケイカル板を使う際の注意点
ケイカル板は優れた建材ですが、使用方法や施工環境によってはデメリットも発生します。
特に、湿気に弱い性質を持っているため、防水処理が不十分だと劣化を早めることになりかねません。
この章では、ケイカル板を実際に使う際に注意すべきポイントについて、施工現場での経験を交えて詳しく解説します。
失敗しないための基礎知識をここでしっかりと確認しておきましょう。
湿気・水分による劣化のリスク
ケイカル板は水に濡れると劣化しやすく、含水状態が続くと変形や剥がれが生じることもあります。
防水処理や通気設計が不十分だと、その効果は十分に発揮されません。
カビの発生と対策
表面に塗装や防カビ処理がされていない場合、湿気の多い環境ではカビが発生するリスクがあります。塗装やシーリング処理での対策が必要です。
外壁下地に使用する場合の施工ポイント
外壁材の下地としてケイカル板を使用する場合、しっかりとした防水シートの施工、適切なビス留め、通気層の確保が必要です。これを怠ると、雨水が侵入しやすくなり、内部腐食の原因となります。
ケイカル板は外壁に使っても大丈夫?
ケイカル板は外壁そのものに使うことは少ないものの、外壁の下地材や軒天材として重要な役割を担っています。
しかし、正しい設計と施工が伴っていない場合、耐久性や安全性が損なわれることもあるため注意が必要です。
この章では、外壁材としてケイカル板を使用する場合の適正や注意点について、他の建材と比較しながら解説していきます。
他の外壁材との比較(サイディング・モルタルなど)
外壁材としては、サイディングやモルタルなどもよく使用されます。これらと比べると、ケイカル板は耐火性に優れるものの、直接雨にさらされる場所にはあまり向いていません。
よって、あくまで下地材または軒天などの間接的な部分での使用が現実的です。
ケイカル板を外壁下地に採用する際の注意点
重要なのは「湿気との付き合い方」です。通気層を確保し、外装材でしっかりとカバーする設計であれば、ケイカル板でも十分に下地材として活用できます。
また、防水紙や透湿防水シートの施工品質が耐久性に大きく関係します。
防水処理・通気構造の必要性
ケイカル板の耐久性を活かすには、防水と通気がセットです。水を弾きつつ内部の湿気を逃がす構造を確保することで、長期的な安心につながります。
施工はプロに任せるべき?セルフ施工との違い
ケイカル板は軽量で加工もしやすく、一見するとDIYにも向いていそうに思える建材です。
しかし、施工におけるポイントを押さえていないと、せっかくの性能を活かしきれず、かえって劣化を早めてしまうケースも少なくありません。
この章では、セルフ施工とプロ施工の違いや、株式会社カトペンならではの安心の診断・保証体制について詳しくご紹介します。
施工ミスのリスクと劣化スピードの関係
ケイカル板は施工自体は容易ですが、ポイントを押さえていないとすぐに劣化します。
特に防水処理の不備は、短期間での張替えリスクにつながります。
カトペンの外壁診断で分かること
株式会社カトペンでは、外装劣化診断士による無料診断を実施中。
ケイカル板の状態確認、防水層の劣化、通気構造の有無などをチェックし、最適な補修・リフォーム提案を行います。
保証やアフターフォローの違い
セルフ施工では施工保証がつかないことがほとんどですが、カトペンでは最大10年の施工保証付き。万が一のトラブルにも迅速に対応いたします。
ケイカル板のご相談はカトペンへ!専門診断と丁寧なご提案で安心施工を実現
ケイカル板は耐火性・加工性に優れた優秀な建材ですが、湿気や水分への対策が不十分なまま使用すると、かえって劣化を早める原因となります。
特に外壁や軒天など住宅の重要な部分に使う際には、建材の選定だけでなく、防水設計や通気構造、施工技術など多角的な視点での判断が求められます。
カトペンでは、外装劣化診断士や雨漏り診断士による的確な建物診断を無料で行い、お住まいの状態やご希望に合わせた最適な素材・工法をご提案しています。
初めての方でも安心してご相談いただけるよう、問い合わせフォームやメールでのご相談はもちろん、お電話でも丁寧に対応いたします。
ケイカル板の選定や施工でお悩みの方は、ぜひ一度カトペンへお問い合わせください。あなたの住まいに最適なご提案を、心を込めてお届けいたします。
DATE 2025年3月15日(土)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
本日はスレート瓦についてのコラムになります。
屋根材として広く使われているスレート瓦。軽量かつカラーバリエーションの豊富さからさまざまな外観デザインにコーディネートができるのでとてもメジャーな瓦になります。
屋根のメンテナンスが重要な理由
家の屋根は、日々の紫外線や風雨にさらされ、経年とともに劣化が進みます。特にスレート瓦は多くの住宅で使用されている一方で、定期的なメンテナンスが必要です。本記事では、スレート瓦のメンテナンス方法や劣化のサイン、屋根塗装・カバー工法・葺き替えといった選択肢を解説し、長持ちさせるためのポイントを紹介します。
スレート瓦とは?特徴と耐久性
スレート瓦は、日本の住宅で広く採用されている屋根材のひとつです。セメントを主成分とし、軽量かつ施工が比較的容易であるため、多くの住宅に使用されています。しかし、適切なメンテナンスを怠ると、劣化が進み、屋根の防水性や耐久性が低下する恐れがあります。
スレート瓦の魅力は、そのコストパフォーマンスの高さにあります。価格が比較的安価でありながら、見た目のデザイン性も高く、多くのカラーバリエーションが用意されているため、住宅の外観に合わせて選ぶことができます。また、重量が軽いため、耐震性にも優れています。地震の多い日本において、建物への負担を減らしつつ、安全性を確保できるのは大きなメリットです。
しかし、一方でスレート瓦にはいくつかのデメリットもあります。まず、防水性が低い点が挙げられます。スレート瓦自体には防水性能がないため、塗装によるコーティングが不可欠です。この塗膜が劣化すると、雨水が浸透しやすくなり、コケやカビの発生を招く原因となります。また、長期間メンテナンスを怠ると、ひび割れや欠けが生じることもあり、最悪の場合、雨漏りにつながることもあります。
スレート瓦の耐久年数はおよそ20〜30年とされていますが、適切な塗装やメンテナンスを行うことで、その寿命を延ばすことが可能です。具体的には、10年から15年ごとに屋根塗装を行うことで、防水性を維持し、劣化を遅らせることができます。また、定期的に点検を行い、早期のひび割れや塗膜の剥がれを確認することが重要です。
スレート瓦は、適切なメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を長く維持できる屋根材です。次の章では、スレート瓦の具体的なメリット・デメリットについて詳しく解説し、その特徴を理解した上で、最適なメンテナンス方法を選ぶための知識を深めていきます。
スレート瓦のメリット
スレート瓦は、セメントを主成分とし、軽量で施工しやすい屋根材として人気があります。メリットとデメリットを確認しましょう。
- コストが比較的安い…スレート瓦は、瓦屋根や金属屋根に比べて安価であり、初期コストを抑えられます。
- デザインが豊富で美観が良い…カラーバリエーションが豊富で、住宅の外観デザインに合わせて選ぶことができます。
- 軽量で耐震性が高い…他の屋根材に比べて軽量なため、建物への負担が少なく、地震の揺れにも強いです。
- 施工が容易で工期が短い…工程が比較的シンプルなため、工期を短縮できる利点があります。
スレート瓦のデメリット
- 防水性が低い…スレート瓦自体には防水性がないため、定期的な塗装が不可欠です。塗膜が劣化すると雨漏りのリスクが高まります。
- コケやカビが発生しやすい…防水性能が低下すると、表面にコケやカビが生えやすくなり、美観を損ねることがあります。
- 経年劣化によるひび割れや欠け…経年劣化や飛来物の衝撃によって、スレート瓦がひび割れたり欠けたりすることがあります。
- 強風や雹によるダメージを受けやすい…強風や雹が原因で割れたり、ずれたりすることがあり、定期的な点検が必要です。
塗装や補修のメンテナンスが必須 長く使用するためには、10〜15年ごとに塗装を行い、耐久性を維持する必要があります。スレート瓦は、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できる屋根材ですが、防水性の低さや経年劣化による劣化リスクを考慮し、定期的な点検とメンテナンスを心がけることが重要です。
スレート瓦の劣化サインとメンテナンス方法
スレート瓦の劣化サイン
スレート瓦の劣化が進むと、以下のような症状が現れます。
- 色あせや塗膜の剥がれ
- コケやカビの発生
- ひび割れや剥がれ
- 雨漏りや水染みの発生
このような症状が見られたら、早めにメンテナンスを行いましょう。
メンテナンス方法の選択肢
- 屋根塗装(塗り替え)
- カバー工法(重ね葺き)
- 葺き替え(全面リフォーム)
それぞれの方法について詳しく見ていきます。
屋根塗装・カバー工法・葺き替えの選択肢
屋根塗装|塗装が必要なタイミングと費用相場
屋根塗装は、スレート瓦の表面を保護し、防水性や耐久性を向上させるメンテナンス方法です。ただし、耐候性は比較的低く、10〜15年ごとに塗り替えが必要です。
塗装が必要なタイミング
- 築10年〜15年:色あせや防水性低下が始まる
- 塗膜の剥がれが目立つ
- コケやカビが生えている
費用相場
- 30万円〜60万円(塗料の種類や面積による)
カバー工法|メリット・デメリットと適した屋根
カバー工法は、既存のスレート瓦の上に新しい屋根材を重ねる方法で、費用は塗装よりも高いですが、耐候性に優れ、トータルコストが抑えられます。耐久年数は約30年。
メリット
- 撤去費用がかからず、工期が短い
- 屋根の断熱性・防音性が向上
- 雨漏り対策として有効
デメリット
- 屋根が重くなり、耐震性に影響を与える可能性がある
- 既存の屋根の状態によっては施工不可
費用相場
- 80万円〜150万円
葺き替え|コスト・耐久性・施工期間の比較
葺き替えは、古いスレート瓦を撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。初期費用は高いですが、耐久性に優れ、長期的に見れば経済的な選択肢です。耐久年数は40年以上。
メリット
- 屋根全体を新しくするため、耐久性が向上
- 耐震性が向上し、家の資産価値が高まる
デメリット
- 費用が高額になりやすい
- 工期が長くなる(約1〜2週間)
費用相場
- 100万円〜200万円
豊橋市で屋根リフォームを検討する際のポイント
業者選びのポイント(施工実績・保証・口コミ)
屋根リフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
チェックポイント
- 施工実績が豊富であるか
- 保証内容がしっかりしているか
- 口コミや評判が良いか
助成金や補助金の活用(※地域の補助金情報をリサーチ)
豊橋市では、屋根リフォームに対する補助金制度がある場合があります。市役所や業者に相談して、助成金の適用を確認しましょう。
屋根メンテナンスのよくある質問(FAQ)
Q1:「屋根塗装は何年おきに必要?」
A:一般的に10〜15年ごとに塗装が推奨されます。
Q2:「カバー工法はどんな屋根でも可能?」
A:基本的にスレート瓦の上に施工できますが、劣化が激しい場合は適用できません。
Q3:「スレート瓦の補修と葺き替え、どっちがいい?」
A:予算と屋根の状態によります。補修は低コストですが、根本的な耐久性向上には葺き替えが有効です。
カトペンに相談して、最適な屋根メンテナンスを選びませんか?
スレート瓦の屋根は、定期的なメンテナンスを行うことで美観と耐久性を維持し、住宅全体の寿命を延ばすことができます。屋根塗装、カバー工法、葺き替えにはそれぞれメリットがあり、費用や耐久性を考慮しながら適切な方法を選択することが重要です。塗装はコストを抑えつつ手軽にメンテナンスできますが、耐候性の面では定期的な塗り替えが必要になります。一方で、カバー工法や葺き替えは初期費用こそ高くなりますが、長期的に見れば耐久性が向上し、トータルコストの削減につながります。
屋根の劣化を放置すると、雨漏りや建物内部の損傷の原因となり、結果的に大きな修繕費用がかかることになります。そのため、早めの点検と適切なメンテナンスが不可欠です。もし、どの方法を選ぶべきか迷っている場合は、カトペンにご相談ください。専門知識を持つプロが、お客様のご自宅の状態に合わせた最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
屋根のことでお悩みの方は、ぜひお問い合わせフォーム、メール、お電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。適切なメンテナンスで、大切な住まいを長持ちさせましょう。
DATE 2025年2月26日(水)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは!外壁劣化診断士の小黒です。
外壁のシーリング(コーキング)は、家の防水や気密性を保つために非常に重要な役割を果たしています。しかし、時間が経つと劣化し、ひび割れや剥がれが発生することがあります。
シーリングの劣化は雨漏りの原因になりやすいため、適切なタイミングでの補修が必要です。今回のお役立ちコラムでは、シーリングの役割や劣化のサイン、打ち替えの適切な時期について詳しく解説します。
シーリング(コーキング)とは?その役割と重要性
シーリング(コーキング)は、外壁や窓枠の隙間を埋めるためのゴム状の材料です。主な機能として以下の3つが挙げられます。
・防水性:雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持する
・機密性:外気の侵入を防ぎ、室内の快適な温度を保つ
・耐久性:建材の隙間を補強し、構造の安定性を保つ
シーリング材は、建物の防水性、気密性、耐久性を維持するために非常に重要な役割を果たしています。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物を長持ちさせることができるのです。
外壁や窓枠まわりにシーリングが使用される主な理由は、建物の構造と外部環境にあります。
建物は、気温の変化や地震、風などの様々な要因で常に微細な動きをしています。外壁の継ぎ目や窓枠まわりは、異なる部材同士が接合しているため、特に動きの影響を受けやすく、隙間が生じやすい箇所です。もし、これらの隙間を放置すると、雨水が浸入し、建物内部の腐食や雨漏りの原因となります。
また、外壁や窓枠は、外部の気候に直接さらされるため、温度変化が激しい箇所です。温度変化によって建材が膨張・収縮することで、継ぎ目に隙間が生じやすくなります。シーリング材は、伸縮性のある素材でできているため、建物の動きや温度変化に追従し、隙間を埋め続けることができます。
さらに、シーリング材は、防水性、気密性に優れています。雨水の浸入を防ぐだけでなく、外気の侵入を防ぐことで、室内の温度を快適に保ち、冷暖房効率を高める役割も果たします。
このように、シーリング材は、建物の構造と外部環境の両面から、建物を保護するために非常に重要な役割を果たしているのです。
シーリングの劣化を放置するとどうなる?
シーリングの劣化を放置した場合、最悪の場合、雨漏りなどの不具合が発生する可能性が高くなります。ここでは、実際に弊社カトペンにご相談いただいたお客様からのご相談を例に、シーリングの劣化放置がいかに危険であるかについてお話ししていきたいと思います。
シーリングの劣化を放置するとどうなる?①実体験:外壁の張替えが必要になったケース
あるご家庭では、築15年を迎えたころから窓枠まわりのシーリングがひび割れ始めました。しかし、特に問題がないと考え、そのまま放置していました。数年後、大雨が降った際に室内の壁に雨染みができていることに気づき、調査を依頼したところ、シーリングの劣化による雨漏りが原因でした。
雨水は外壁材の内部にまで浸透し、下地の木材を腐食させていました。その結果、外壁の一部を張り替える大掛かりな工事が必要になり、費用も通常のシーリング補修の数倍に膨れ上がってしまいました。
このように、シーリングの劣化を放置すると、外壁全体にダメージが及ぶ可能性があるため、早めの点検と補修が重要です。
シーリングの劣化を放置するとどうなる?②実体験:室内のクロスが剥がれてしまったケース
あるマンションのオーナー様から、所有している物件の1室で、雨漏りが発生しているというご相談をいただきました。早速現地調査に向かうと、窓枠まわりのシーリングが完全に劣化し、剥がれ落ちている状態でした。
雨水はシーリングの隙間から侵入し、窓枠内部を伝って室内に漏れていました。その結果、室内のクロスが広範囲に渡って剥がれ、床材も一部腐食していました。
このケースでは、シーリングの打ち替えだけでなく、クロスの張り替え、床材の補修も必要になり、費用が大幅に膨れ上がってしまいました。もし、シーリングの劣化に早めに気づき、適切な補修を行っていれば、雨漏りを防ぎ、費用を抑えることができたはずです。
このように、シーリングの劣化を放置すると、雨漏りだけでなく、建物内部の様々な箇所に深刻なダメージを与える可能性があります。定期的な点検と早めの補修が、建物を守る上で非常に重要なのです。
シーリングの打ち替えタイミングの目安と劣化サイン
シーリングが以下のような状態になったら、補修のタイミングです。
- ひび割れが入っている
- シーリング材が剥がれている
- 表面が硬化し、弾力がなくなっている
- 隙間ができている
- 触るとボロボロと崩れる
これらの劣化サインを見つけた場合は、早めの補修を検討しましょう。シーリングの劣化を放置すると、雨漏りや建物の損傷につながる可能性があります。
一般的に、シーリングの寿命は10年前後と言われていますが、日当たりや気候の影響で劣化の進行が異なります。特に、直射日光が当たりやすい場所や、雨風が強い場所では、シーリングの劣化が早まる傾向があります。定期的な点検を行い、適切なタイミングで補修しましょう。専門業者に依頼することで、より正確な診断と適切な補修が可能です。
豊橋市でのシーリング工事の流れ
豊橋市において、シーリングの補修工事がどのような流れで行われるか簡単に解説していきます。
無料診断の依頼
- 施工業者に連絡し、無料診断を依頼。
- 建物の現状を確認し、シーリングの劣化状態を調査。
- 相談時に施工の大まかな流れや工期の説明を受ける。
現場の確認と見積もり
- 診断結果をもとに、劣化の程度を詳しくチェック。
- 劣化が軽微であれば増し打ち、重度なら打ち替えを提案。
- 使用するシーリング材の種類、工期、施工方法などを説明。
- 正式な見積書を発行し、施工費用の内訳を提示。
- 見積もりの内容を確認し、納得したら契約を締結。
施工開始(シーリングの撤去・打ち替え)
- 既存のシーリングを撤去し、目地の清掃を行う。
- 必要に応じてプライマー(下地処理剤)を塗布し、新しいシーリング材を充填。
- 充填後、ヘラで均して密着性を高め、仕上げを行う。
- 乾燥時間を確保し、しっかり硬化させる。
完了・最終チェック
- 施工完了後、目視や触診で仕上がりを確認。
- 施工業者とともにチェックし、問題がなければ引き渡し。
- 施工後のメンテナンスや保証内容について説明を受ける。
シーリング工事は診断がもっとも重要です。しっかりと調査、診断してくれる塗装業者にお願いすることをおすすめします。
信頼できる業者の選び方と注意点
シーリング工事は、建物の寿命を左右する重要な工事です。信頼できる業者を選ぶことは、工事の成功と、その後の安心につながります。以下に、業者選びの際に注意すべき点を詳しく解説します。
- 適正価格であるか
- 施工実績が豊富であるか
- 口コミや評判が良いか
- 保証がしっかりしているか
- 見積もりの説明が丁寧であるか
適正価格であるか
複数の業者から見積もりを取り、価格を比較検討しましょう。極端に安い価格を提示する業者には注意が必要です。安価な材料の使用や、手抜き工事の可能性があります。相場を把握し、適正な価格を提示する業者を選びましょう。
施工実績が豊富であるか
業者のホームページやパンフレットなどで、過去の施工実績を確認しましょう。豊富な実績を持つ業者は、様々な状況に対応できる経験と技術力を持っていると考えられます。特に、類似の建物での施工実績があるかを確認すると良いでしょう。
口コミや評判が良いか
インターネット上の口コミサイトや、実際に業者を利用した人の評判を参考にしましょう。ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、鵜呑みにしすぎないように注意が必要です。複数の情報を総合的に判断することが大切です。
保証がしっかりしているか
施工後の保証内容を確認しましょう。万が一、施工に不備があった場合や、シーリング材の劣化が早かった場合などに、無償で補修してもらえるかなどを確認します。保証期間や保証内容が明確な業者を選びましょう。
見積もりの説明が丁寧であるか
見積もりの内訳や、使用する材料、施工方法について、丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。質問に対して、曖昧な答えしか返ってこない業者や、一方的に契約を迫る業者には注意が必要です。
これらの点に注意して業者選びを行うことで、安心してシーリング工事を任せることができます。
【カトペン】の施工品質と保証内容
(株)カトペンでは、高品質なシーリング材を使用し、経験豊富な職人が施工を行います。また、施工後の保証も充実しており、万が一のトラブルにも迅速に対応します。
シーリング(コーキング)の劣化を放置すると、外壁の損傷や雨漏りのリスクが高まります。豊橋市でシーリング工事を検討されている方は、信頼できる業者に診断を依頼し、早めの対応を心がけましょう。
プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンは、外壁、シーリングの無料診断を実施しております。一度大切なお家の状態を診断してみてはいかがでしょうか?
お気軽にお問い合わせください!
DATE 2025年1月22日(水)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市の住宅において、スレート屋根が反っているケースも珍しくありません。スレート屋根の反りを放置すると、次のことが起こります。
- 屋根にひび割れが起こる
- 雨漏りの発生
- 建物内部にカビや腐食が発生
- 断熱性能の低下
しかし、対策すれば解消することが可能です。
今回のお役立ちコラムでは、スレート屋根の反りを放置する危険性についてお話ししながら、対策方法についてお話しします。
▼合わせて読みたい▼ 【屋根の塗装は本当に必要?】塗装の必要性と意味のないケースを外装劣化診断士が徹底解説! |
豊橋市でスレート屋根の反りが見られる原因は気候!何が影響している?
豊橋市は三河湾に面しており、海からの潮風による塩害の影響を受けやすい地域です。夏は強い日差しと高温多湿、冬は強い季節風にさらされます。
さらに夏と冬の温度差が大きいため、スレートが膨張と収縮を繰り返しやすい環境にあります。結果、反りが起こってしまうのです。
とくに沿岸部では、塩害による金属部分の腐食が進行しやすく、屋根材の固定力を弱める原因にもなっています。
スレート屋根の反りを放置するとどうなる?
放置すると雨漏りが発生します。次第に雨漏りが広がっていくと、建物内部にカビや腐食が進行し、建物全体の耐久力が落ちてしまうでしょう。その他に、断熱効果の低下も挙げられます。光熱費が増加したり、建物の資産価値低下を招いたりするかもしれません。
なお、豊橋市では台風の影響を受けやすく、反りが大きくなると強風で屋根材が剥がれる危険性も出てきます。よって、早期発見・早期対応が重要です。
豊橋市でスレート屋根の反り対策はすぐできる!応急処置と点検方法は?
スレート屋根の反りは応急処置を施したり、点検したりすることで発見できます。ここでは、次の2つを中心にお話しします。
- 室内からできる確認ポイント
- 応急処置の手順と注意点
どこをチェックして、何を行えば良いのか確認してみましょう。
室内からできる確認ポイント
室内の点検では、天井の状態を観察します。「天井にシミがないか」「壁との境目に変色がないか」などをチェックすると良いでしょう。
なお、建物の天井裏に入れる場合は、木材の変色や結露の有無、カビの発生状況を確認することも大事です。
応急処置の手順と注意点
雨漏りが発生した場合、専門家に依頼するまでの間、応急処置を施すことが大事です。まず、雨漏りが確認された場所の真上にあたる屋根の部分を特定します。その後ブルーシートで養生することで、被害の拡大を防ぐことが可能です。
ただし、屋根に上がっての作業は危険を伴うため注意しなくてはいけません。
豊橋市におけるスレート屋根の補修プランは2種類!選ぶ基準とは?
スレート屋根の補修方法は、2種類あります。
- 部分補修
- 全面補修
建物の築年数、既存のスレートの劣化状態、予算、今後の使用計画などを総合的に考慮して選ぶ必要があります。とくに築20年以上経過している場合や、複数箇所に損傷が見られる場合は、部分補修を繰り返すよりも全面補修を選択する方が、結果として費用を抑えられるかもしれません。
どちらに該当しそうかイメージしながら、部分補修と全面補修の違いを確認してみましょう。
部分補修
部分補修は、限られた範囲の損傷に対して行う修理方法です。全面補修と比べて比較的短時間で完了し、費用を抑えられるのがメリットといえます。部分的なひび割れや欠けなど、比較的軽微な損傷が対象です。
部分補修の際は、損傷箇所を特定して周辺のスレートを慎重に取り外します。下地に問題がないことを確認したら、新しいスレートと交換して作業完了です。
全面補修
一方、全面補修は屋根全体を新しく張り替えるため、大規模な工事となるでしょう。屋根全体を一度で変えられるのがメリットです。経年劣化による全体的な損傷や、複数箇所に及ぶ雨漏り、見た目の統一性を重視する場合などに効果的です。
全面補修の際は、既存のスレートをすべて撤去し、点検・補修を行います。軒先から棟部分まで新品に取り換えるため、耐久性と美観を大きく向上させることが可能です。
豊橋市でスレート屋根の反りを防ぐポイントは複数ある!何をすれば良い?
補修後にスレート屋根の反りを防ぐには、次のことを行うことが大事です。
- 豊橋市の気候を考慮した維持管理
- 予防的メンテナンス
- 気候変動を見据えた対策
何を行えば良いか見てみましょう。
豊橋市の気候を考慮した維持管理
仮に沿岸部の住宅であれば、塩害対策として定期的な洗浄と防錆処理が効果的です。台風シーズン前には、屋根材の固定状態や防水性能のチェックを行っておくと良いでしょう。
また、日頃から落ち葉や小枝の除去、雨樋の清掃をしておくことも大事です。コマメに行えば、屋根の機能が低下しにくくなるため、建物の寿命を延ばせます。
反りを予防するメンテナンス
反りの予防を目的とするメンテナンスを、専門業者に依頼するのも効果的です。一見すると余分な出費に思えるかもしれません。
しかし点検費用を支払ったとしても、大規模な修理や突発的な雨漏り対応にかかる費用を削減できる可能性が高くなるため、長い目で見るとランニングコストを抑えるのに役立ちます。
気候変動を見据えた対策
昨今では、大雨が増えたり平均気温が上昇したりしているため、時間が経つにつれて屋根がダメージを受けやすくなるかもしれません。耐えるには、対策を強化する必要があります。
たとえば、高い耐候性を持つ材料の使用や防水性能の強化、換気システムの改善などが挙げられるでしょう。気候変化に合わせながら対策を講じれば、反りが起こりにくい屋根にすることが可能です。
豊橋市でスレート屋根の反り対策を行ってもらう場合は業者選びも重要!何を意識しながら選ぶと良い?
豊橋市でスレート屋根の反りを解消してもらうには、信頼できる業者を見つけることが大事です。業者選びでは、次のポイントを抑えておくことが大事です。
- 地域に精通した業者を見極める
- 最新の補修技術や材料を使っている
- 保証が充実している
何を見ながら業者を選ぶと良いのか、項目ごとに詳しく見てみましょう。
地域に精通した業者を見極める
地域に精通した業者を選んだ方が良いのは、土地柄を理解しているためです。地域に応じて効果的な施工方法は異なります。地元に精通している業者を選べば、豊橋市の気候を熟知しながら作業を進めてくれるため、高クオリティの出来栄えが期待できるでしょう。
地域に精通しているか確認する際は、地域での施工実績と顧客からの評価を確認します。塩害対策や台風対策など豊橋市特有の気候に対して、知識が豊富かも確認した方が良いでしょう。その他に、見積もり時の説明が丁寧で現場調査をしっかりと行ってくれるかも大事です。施工も丁寧に行ってくれる可能性が高いため、安心して作業を任せられるでしょう。
最新の補修技術や材料を使っている
最新の補修材料は、従来よりも耐久性が高く、施工性も向上しています。とくに注目されているのが環境負荷の少ない素材や、高い断熱性能を持つ材料です。
新しい技術を活用している業者は、時代に取り残されていない証です。よって、高クオリティの作業が期待できます。
保証が充実している
工事の保証内容も重要です。たとえば、部分補修と全面補修では保証内容が異なるため、詳細を確認した方が良いでしょう。業者によっては、保証範囲が充実していないケースもあるため要注意です。
また、保証期間中のメンテナンス条件や保証適用外となるケースについて、書面上で明確にしてもらうことも大事です。明確にしておけば保証を受ける際、「言った言わない」のトラブルになってしまう可能性を防げます。
カトペンがサポート―お気軽にお問い合わせ・来店でスレート屋根対策を始めよう
豊橋市におけるスレート屋根の反りは、塩害や温度変化など地域特有の気候条件から生じ、放置すれば雨漏り、ひび割れ、内部のカビや腐食、さらには断熱性能の低下といった大きなリスクにつながります。
沿岸地域では台風などの強風で屋根材が剥がれる危険性もあり、早期発見と対策が重要です。応急処置として、雨漏り部分を特定しブルーシートで一時的に養生することができますが、根本的な対策としては専門業者による点検と、損傷の程度に応じた部分補修または全面補修が必要となります。
補修方法の選択は、住宅の築年数や損傷箇所、予算などを勘案しながら行うため、信頼できる地元の施工実績のある業者を選ぶことが重要です。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、最新の技術と高品質な材料を用いて、豊橋市内でスレート屋根の反り対策を確実に実施しております。
もし、屋根の状態が気になる場合は、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店で、専門のスタッフが詳細な状況を確認の上、最適なプランをご提案いたします。大切な住まいを守るためにも、早期の対策と定期点検をぜひご検討ください。
DATE 2024年10月23日(水)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
最近肌寒くなり、お客様から
『今塗装するのがいいの?いつ塗装するのがいいの?』
とご質問いただくことが多くなりました。
結論を言うとまさに「いまでしょ!」の秋と春です。
どうして秋と春が塗装工事に最適なのでしょうか?そこで今回のお役立ちコラムでは私たちプロ目線から見た当たり前の話ではなく、一般の方にも分かりやすく「なぜ秋と春が塗装工事に最適なタイミングなのか?」についてお話出来たらと思います。
塗り替え時期決めの参考にしていただければと思います!
外壁塗装の必要性と適した時期
外壁塗装は、住宅の美観を保ち、建物の寿命を延ばすために欠かせない作業です。本節では、外壁塗装の重要性や、塗装に適した時期について詳しく解説します。
外壁塗装の必要性
外壁は、日々の風雨や紫外線、気温の変化にさらされ、時間と共に劣化が進行します。劣化が進むと、ひび割れや剥がれ、カビの発生などが見られ、最終的には建物内部にも影響を及ぼす可能性があります。外壁塗装は、これらの劣化を防ぎ、建物を保護するために非常に重要です。
また、美観を保つことで資産価値の維持にも良い影響を与えます。ハウスリースバックや不動産売買など、多彩なマイホーム管理方法がある昨今では、外壁塗装は資産価値の維持にも重要な影響を与えているのです。
外壁塗装に適した時期
一般的に、外壁塗装に最も適した時期は春と秋です。これには以下の理由があります。
- 気温: 塗料が適切に乾燥するには、5℃以上の気温が必要です。春と秋は気温が安定しており、塗装作業に適しています。
- 湿度: 湿度が高いと塗料の乾燥が遅れ、塗膜がうまく形成されない可能性があります。春と秋は比較的湿度が低く、塗装には理想的な環境です。
- 天候: 雨が少ない季節を選ぶことで、作業の中断を避け、品質の高い塗装を行うことが可能です。
建物の劣化具合によっても塗装時期は変わります。色あせやひび割れ、塗膜の剥がれ、カビや藻の発生といった兆候が見られた場合は、早めの塗装を検討しましょう。
外壁塗装のタイミングと業者選びのポイント
最近、肌寒くなってきたこともあり、弊社にも「今が塗装に適したタイミングなのか?」というご質問をいただくことが増えています。
この章では外壁塗装に適した時期とタイミング、そして業者選びのポイントについてしていきたいと思います。
【緊急度MAX!】建物の劣化状態によっては季節関係なく検討すべき!
建物の劣化具合によっても塗装時期は変わります。以下の兆候が見られた場合、早めの塗装を検討すべきです。
- 色あせ: 外壁の色が明らかに褪せている。
- ひび割れ: 外壁にひびが入っている場合。
- 剥がれ: 塗膜が剥がれている部分が見られる。
- カビ・藻の発生: 湿気が原因でカビや藻が繁殖している。
上記4つは外壁や屋根に使っている塗料の劣化によって引き起こされる症状です。上記の症状の度合いがひどくなると、最終的には雨漏りや躯体(建物の骨組み)に悪影響を与えます。
シロアリや害獣などの侵入を許してしまうケースもあるため、早めの塗り替えや住まい点検が重要です。
定期点検で判断する
建物を長持ちさせるためには、外壁の状態を定期的に点検することが欠かせません。新築から約5年を目安に初回の点検を行い、その後は3–5年ごとに状態を確認することが推奨されます。
劣化の兆候が見られた場合は、早めに塗装を検討することで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
屋根や雨樋の点検で判断する
外壁塗装を行う際、屋根や雨樋の状態も併せて確認することが重要です。雨漏りや水漏れがあると、外壁塗装の効果が十分に発揮されないため、これらの点検も同時に行うことをおすすめします。
屋根は使用している屋根材の状態だけでなく、下地材の劣化症状の確認も必要です。雨樋は雨樋本体の劣化だけではなく、雨樋を支えている金具などの点検も重要です。
屋根や雨樋はただでさえ高い位置にあるため、自分自身で確認するのはオススメできません。脚立などから落下するリスクもあるためです。雨漏り無料点検サービスなどを利用すると良いでしょう。
業者選びのポイント
外壁塗装を依頼する業者選びは非常に重要です。以下のポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
口コミや評価
実際に塗装を依頼した人の口コミや評価を確認することは、業者選びの第一歩です。インターネットやSNSでの評判をチェックし、実績のある業者を見つけましょう。
提案内容の確認
業者によっては、提案内容が異なります。複数の業者から見積もりを取り、提案内容や使用する塗料の種類、工法についてしっかりと比較検討しましょう。
施工保証
施工後の保証があるかどうかも重要なポイントです。保証内容を確認し、万が一のトラブルに備えましょう。
直接訪問しての確認
業者を選ぶ際は、実際に事務所や作業現場を訪問してみることをおすすめします。信頼できる業者であれば、誠実に対応してくれるでしょう。
外壁塗装の準備と注意点
塗装作業をスムーズに進めるために、以下の点に注意しましょう。
- 近隣への配慮
- 家具や植木の移動
- 施工中の確認
近隣への配慮
外壁塗装は騒音や臭いを伴う作業です。事前に近隣住民への挨拶や説明を行い、配慮することが大切です。
家具や植木の移動
塗装作業中は、周囲の家具や植木に塗料が飛ぶ可能性があります。事前に移動させるか、カバーをかけて保護しましょう。
施工中の確認
施工中は、進捗状況を確認し、疑問点や不安な点があればすぐに業者に伝えることが重要です。
信頼できる業者に依頼して安心の外壁塗装を!豊川市・豊橋市で業者をお探しならカトペンにご相談ください!
外壁塗装は建物の保護と美観の維持、そして資産価値の向上に非常に重要です。
今回のお役立ちコラムでお話しした塗料の選び方や塗り替えタイミングのチェックポイントを参考にすることで、最適な塗装を行い、長く快適な住環境を保つことができます。
外壁の劣化サインを見逃さず、定期的なメンテナンスを行うことが、トラブルを未然に防ぐカギとなります。信頼できる業者の選定もまた、外壁塗装の成功に欠かせません。
外壁塗装に関して不安な点やご質問がありましたら、ぜひ株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にご相談ください。
私たちは豊富な経験と確かな技術で、皆様の大切な建物を守るお手伝いをいたします。お問い合わせは、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店にて承っております。皆様のご相談を心よりお待ちしております。
DATE 2024年7月23日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市で戸建てのスレート屋根材の屋根塗装を考えている方は「ニチハパミールの不具合」についてご存知でしょうか。「ニチハパミール不具合カバー推奨」というワードでインターネット検索すると多くの情報がヒットします。
パミールはニチハ株式会社が発売した屋根材です。1996年~2008年に販売されていましたが、不具合で姿を消しています。特徴は「アスベストが含まれていない」ことです。
アスベスト(石綿)は屋根のスレート材で使われていましたが、健康被害の問題で製造は禁止されました。アスベストが禁止されたことで登場したのがパミールです。そのパミールで不具合が続出しました。1996年〜2008年に家を建てたり葺き替えをしたりした方は確認してみてください。
パミールの不具合ならカバー工法や葺き替えを推奨します。そこで今回のお役立ちコラムでは、ニチハパミール不具合問題とカバー推奨の理由についてお話しします。
ニチハパミールとは?
1996年12月6日ニチハ株式会社はスレート屋根材「パミール」の販売をスタートさせました。社会問題にもなったアスベスト問題を解決する屋根材として登場したのです。「完全無石綿」つまりアスベストが含まれていない屋根材でした。
アスベストは天然の繊維状けい酸塩鉱物で、建材製品として1955年頃から使われはじめています。価格が安く、耐火性や断熱性の他、防音性能や絶縁性など多くの機能性を持った建材だったのです。
1960年代の高度成長期に多くの建築物に使用されました。「吹付け石綿」「吹付けロックウール」などの方法で施工されたのです。一方で昭和50年に保温断熱の目的で吹付け石綿は原則禁止されました。理由は健康被害です。
▼合わせて読みたい▼
屋根塗装の豆知識|令和5年10月施行!アスベストの有資格者調査が義務化されました!
アスベストの健康被害による禁止
アスベストは「飛び散った際に人が吸い込むこと」で施工する職人に健康被害をもたらしました。アスベストは繊維が細く、吸い込むことで肺線維症(じん肺)や肺がんの原因になることがわかったのです。アスベストを吸い込んだ時点では即座に健康被害は出ません。アスベストによる中皮腫の場合、35年前後の潜伏期間があると考えられています。ただし発症期間の関係性は不明点も多いのが現状です。
アスベストの健康被害が社会問題化した結果、2006年にアスベスト含有率0.1%以上の製品に関する製造と使用が禁止されています。ただし一部の製品、化学工業や鉄鋼業分野の代替できない部類のガスケットやパッキンなどは除かれました。
2006年以前も1975年や1995年、2004年にもアスベストに対して吹付けや製造は禁止されています。パミールが登場したのは1996年です。1995年の「労働安全衛生法施行令」の改正により、石綿のアモサイト及びクロシドライトの製造や輸入や譲渡の他、提供や使用が禁止されたタイミングでした。
参照:独立行政法人環境再生保全機構アスベスト(石綿)はどのような場所に使用されていたか
パミールはアスベスト使用のスレート屋根材に変わる画期的な製品
パミールはアスベストを使用していないスレート屋根材です。登場当初はニチハしかアスベスト屋根材を販売していませんでした。しかし7年~8年経過した頃、不具合が続出するようになったのです。スレート屋根の耐用年数は一般的に10年~20年保つと言われていますから10年以内の不具合は問題です。
劣化症状でよく見られたのはパミールがミルフィーユのように薄くめくれてはがれる現象でした。当然、雨が降ればめくれあがったところから雨水が侵入し、雨漏りに発展します。台風があれば、はがれた部分が飛ぶ危険性もありました。さらに使っている釘にも問題があったのです。
メッキ層が薄いパミールの釘
ニチハでは、パミール用の釘の一部に、耐食性表面処理のメッキ層の薄いものが混入していたことを認めています。通常のメッキ処理がされた釘と違って、経年劣化が早かったのです。
さびた釘だと強度はほとんど失われてずれますし、落下の危険性も高くなるのです。屋根の上から屋根材が落下して人に当たれば命も落としかねない大事故につながります。そのようなことからもパミールは製造中止となりました。
ただしアスベストを含んでいない屋根材として注目されたのは事実です。販売当初は多くの戸建て住まいに採用されました。その後、問題が発生しなかった住まいのパミールも、豊橋市には多数あります。
パミールの特徴
ここからパミールの見分け方や劣化の特徴についてお話しします。
パミールの見分け方
パミールの見分け方は複数あります。わかりやすいのは屋根材の設置工事をした年です。パミールは1996年〜2008年に販売されていました。該当する年に設置していなければ、パミールとは違うと判断できます。ただし発注のタイミングで2009年に設置された可能性もあるため、その点も踏まえた判断が必要です。また、屋根材の先端が、等間隔で凹凸になっています。
他には屋根をはがすことで確認する方法です。パミールは一枚ずつニチハパミールと大きく記載されています。普段、パミールは重なり合って隠れているため表面上ではわかりません。ただ自分で確認するのはお控えください。落下で命を落とす危険性があります。職業柄、屋根に上るのに慣れている方はともかく一般の方は危険です。
また、パミールをはがして確認しても再び貼り付けなければなりません。はがしたままだと雨が降れば雨漏りに発展します。基本的にパミールかどうか確認するなら屋根塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。
パミールの代表的な化症状
パミールには特有の劣化症状が見られます。中には経年劣化で他の屋根材でも見られるような劣化症状もありますが確認方法の1つです。以下に劣化症状をお話しします。
先端の変色
パミールは劣化すると先端が変色します。花粉や黄砂の影響で他のスレート屋根で現象で劣化状態を確認するための判断材料です。
屋根材の先端がめくれる
屋根材の先端が何層もめくれた状態になります。パイ生地やミルフィーユのように先端がボロボロになるのです。層間のはくりという現象ですが、放置すると屋根材はますます崩れて破片が落下します。
釘の腐食
パミールは販売元のニチハも公表している通り釘の腐食問題があります。パミールを販売した際の付属の釘が腐食し、釘頭がなくなる現象です。ただ、釘の腐食は屋根に上がってはがして確認しなければなりません。多くの場合、劣化してパミールが落ちたりずれたりした際、屋根塗装専門業者に確認してもらって初めて知ります。
クレーターのような穴が表面に開く
パミールの表面にクレーターのような穴が開くのも特有の劣化症状のひとつです。斑点模様のようで塗装のはがれに見えても実際は穴が開いています。
パミールは屋根塗装ができない
「屋根塗装のようなメンテナンスをすれば大丈夫ではないか?」と考える方もいるかもしれません。パミールの場合、外壁塗装ができないのです。
パミールは層間のはくりという問題点があります。屋根塗装をするには高圧洗浄や下地処理をしなければなりません。高圧洗浄だけでダメージを受ける可能性があります。塗料を塗ってもパミール自体がはくりするため意味はなく、屋根塗装によるメンテナンスができないのです。
ニチハパミール不具合はカバー工法を推奨
ニチハパミールの不具合はカバー工法か葺き替えを推奨します。カバー工法とは屋根の上に屋根を被せて問題を解決する工法です。屋根の葺き替えは屋根全体を新しいものに交換します。
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外壁リニューアル!「カバー工法」とは?施工に有効なタイミングとメリットを徹底解説|【豊橋市】外壁塗装・屋根塗装専門店
カバー工法
カバー工法は重ね葺きと呼ばれる工法です。既存屋根を撤去せずに新しい屋根材を被せます。既存の屋根の劣化が軽症の場合に適した工法です。スレートや金属屋根の他、アスファルトシングルならカバー工法ができます。屋根瓦は重量の問題があるため採用できません。重量が上のほうになるためバランスの悪さにより耐震性の問題が出てくるからです。
また、既存の屋根を残すために廃材が出ません。環境への意識が高まっている令和の時代に向いた工法とも言えるでしょう。すべてを新しくする葺き替えより、費用を抑えられるのもメリットです。
葺き替え
既存の屋根をはがして新しい屋根材に交換します。雨漏りやサビが全面に広がり少々の補修で対応できない場合に向いた工法です。パミールを使った屋根も問題をすべて解決できます。また、金属屋根に交換すれば住まいの重心が低くなるため耐震性の向上も期待できるのです。他にも防水シートまで交換するため、機能性も含めて屋根を一新できます。
ただし既存屋根を撤去するための処分費用が必要です。工期も長くなることが多い分、稼働する職人の人件費が増えるためトータルコストは高くなりがちです。
カトペンはパミールのカバー工法で問題を解決します
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊橋市の地域密着、創業77周年を迎えた外壁塗装と屋根塗装の専門業者です。自社職人による品質の高いカバー工法や葺き替えができます。
ニチハパミール瓦に対しても、カバー工法の実績が豊富です。パミール瓦から金属屋根を被せることで、断熱性や遮音性や防水性まで屋根の機能性を向上できます。「自分の家の屋根はパミールかもしれない」という方もお気軽にご相談ください。パミール瓦のカバー工法を行ってきた実績からしっかりと見極めます。
カトペンでパミールから他の屋根に交換したい、カバー工法をしたいという方はぜひご相談ください。ホームページの問い合わせフォームの他、電話やメールでも承っております。ショールームもあり、サンプルもご自身の目でご確認できるためぜひお越しくださいませ。
DATE 2024年5月14日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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欧風建築を目指す方には、使用する屋根材にもこだわっていただきたいのですが、なかなか機能性の高い欧風屋根材が見つかりません。できることなら、メンテナンス性も良い屋根材であることがベストでしょう。
そんな時は「ディーズルーフィング」も選択肢の一つにしてみてください。葺き替えでもカバー工法でも、十分に魅力的な屋根材です。
今回お役立ちコラムは「ディーズルーフィングとはどんな屋根材か」についてご紹介したいと思います。
ディーズルーフィングとは
ディーズルーフィングとは、とても軽量な金属屋根材のことです。しかも、表面には細かな石粒を配置しているため、従来の金属屋根が持っていたネガティブ要素が解消されているのです。
ディーズルーフィングが持つ特徴についてご紹介しましょう。
自然石粒ガルバリウム鋼板屋根材
通常のガルバリウム鋼板屋根材も、1m2あたり約5kgという軽量な屋根材ですが、ディーズルーフィングもそれに負けない軽さの屋根材です。1m2あたりの重さは約7kgと、通常のスレート瓦の1/3ほど、和瓦に対しては1/7ほどの重量しかありません。
熱伝導率を下げて快適性アップ
表面に設置されている石粒が無機質ということもあり、太陽熱を伝えづらいという特徴を持っています。これは屋根の表面温度を下げることにつながるため、室内を暑くならないようにできるという大きな効果を発揮してくれるのです。
石粒が雨音をシャットアウト
通常の金属屋根の場合、雨が表面に当たる際の音が生活の雑音になってしまう場合があります。気になってしまうと、非常に不快な音なのです。しかし、ディーズルーフィングは表面に石粒を配していることで、金属屋根特有の雨音を抑えることができます。
圧倒的な防水性・防火性
ディーズルーフィングは、設置の際に「インターロッキング工法」を用いるため、屋根材同士の一体感が高まります。このおかげで防水性や防火性が向上するのです。また、暴風に対しても強い効果を発揮して、屋根から屋根材が脱落するようなことがありません。
耐久試験では、日本で発生することがないほどの厳しい条件の台風を再現し、シリーズ全てが1,000パスカル以上の風圧に耐えられることが証明されています。
高耐久のジンカリウム鋼板
一般的には「自然石粒ガルバリウム鋼板屋根材」として認知されていますが、実際にはディーズルーフィングに使用されている鋼板は「ジンカリウム鋼板」です。基本的な構成は同じものなのですが、製造したアメリカのBHP社が、従来のガルバリウム鋼板のメッキよりもサビに強い状態に改良したものがジンカリウム鋼板なのです。
つまり、ガルバリウム鋼板よりも若干優秀な金属屋根だということになります。
ディーズルーフィングのメリット
ディーズルーフィンを使用することには、いくつかのメリットがあります。なぜディーズルーフィングを使用するのかを知り、選択肢に入れるかを判断してみましょう。
ディーズルーフィングのメリット①|価格が安い
国産の金属屋根は非常に高価な屋根材になるのですが、韓国や中国で作られたディーズルーフィングは価格を抑えることができます。そのため、工法として安く工事できるカバー工法を用いる際には、非常におすすめしたい屋根材だと言えるでしょう。
工法でも価格を抑えられて、屋根材も据え置き価格にできるため、トータルコストを抑えることができます。
ディーズルーフィングのメリット②|工事が楽
通常の金属屋根材を使用した場合、設置中に曲げ加工をして止水性能を高めなければなりません。しかし、ディーズルーフィングは表面に石粒がついているため、このような余計な作業を行う必要がないのです。そのため、工事期間の短縮にもつながるのです。
ディーズルーフィングのメリット③|見た目が良い
一般的な金属屋根は、意匠に期待はできません。余分な装飾を排除して、シンプルな印象の屋根が金属屋根の特徴になります。そのため、性能は良くても面白みがありません。
その点、表面に石粒を配するディーズルーフィングは、異色の金属屋根材だと言えるでしょう。石の持つ色の濃淡によって景色・印象が変わるため、面白みのある屋根でオシャレな感じが楽しめます。
ディーズルーフィングのメリット④|雪止めがいらない
金属屋根は、表面が滑らかなので雪止めを設置しないと降雪時にすぐに滑り落ちてしまう危険性があります。しかし、石粒付きのディーズルーフィングは、全体が滑り止めの役割を持っているので、余計な雪止めを設置する必要がないのです。これは美観的にも貢献してくれる特徴です。
例えば、テラコッタ風の屋根塗装をした金属屋根に、点々と黒っぽい雪止めが設置されているのを想像してみてください。せっかく綺麗なイメージで仕上がっているのに、余計なものがついてしまうので台無しになってしまいます。
しかし、ディーズルーフィングはそのままの印象を維持できるので、イメージ通りの屋根が実現できるというわけです。
ディーズルーフィングのメリット④|作業性が良い
新しいディーズルーフィングは、表面の石粒が簡単には剥がれ落ちないように強力な接着がされています。そのおかげで、工事業者としては落下の危険性が大幅に少なく済むのです。もちろん、安全帯を着用しているので地上まで落下するというようなことはありません。しかし、屋根の上で点灯するというリスクは付き纏っているのです。
これが一般的なガルバリウム鋼板だった場合、滑りやすさは折り紙つきです。そのせいで怪我をすれば、工事期間にも影響を及ぼすばかりでなく、屋根に損傷ができてしまう可能性もあります。施工業者としても、ディーズルーフィングはありがたい金属屋根なのです。
ディーズルーフィングのデメリット
多くのメリットを持っているディーズルーフィングですが、良い点ばかりではないことも覚えておきましょう。
ディーズルーフィングのデメリット①|屋根の継ぎ目が多い
ディーズルーフィングの設置方法は「インターロッキング工法」だとお伝えしましたが、これは上下の屋根材をつなぐ方法であり、上から下に流れていく雨水に対しては非常に優秀な性能を発揮してくれます。しかし、左右のつながりに関しては少し状況が変わってくることを覚えておきましょう。
基本的には側面同士を突き合わせて隙間なく設置する方法なので、施工直後は綺麗な屋根が完成します。しかし、経年劣化や屋根調査で歩き回られた際に隙間が生じてしまうと、その隙間が非常によく目立ってしまうのです。
ディーズルーフィングのデメリット②|板金部材が乏しい
カバー工法でディーズルーフィングを採用する場合、軒先の板金には石粒付きのものが用意されているわけではないため、統一感がある屋根にはなりません。そのため、屋根は非常に綺麗に仕上がっているのに、外壁との境目には枠線のような見た目になってしまうでしょう。
ディーズルーフィングのデメリット③|石が剥がれる
表面の石粒は、経年劣化によって剥がれ落ちてしまいます。接着剤への熱や、紫外線による硬化で接着力が落ちてしまうため、これを避けることは難しいです。また、石が剥がれてしまうことで、雨樋の詰まりも懸念点となるでしょう。
ディーズルーフィングのデメリット④|通気性が悪いものもある
通常の屋根材は、綺麗に取り付けられているだけで「かなり通気性が高い」ことを覚えておきましょう。しかし、ディーズルーフィングのインターロッキング工法は、通気性の観点からすると非常に弱い設置方法だと言えるでしょう。
水が入らないことは良いのですが、通気性が悪いと断熱性能にも影響を及ぼしてしまうので、ある程度の通気性は必要なのです。
ディーズルーフィングは塗装が必要
ディーズルーフィングの石粒には、当初から色がついています。そのため、屋根塗装をしないでも問題がないという誤認が発生しているので注意してください。適切な時期に屋根塗装を施すことで、石粒の剥がれを抑えることにつながり、快適性アップも図れるのです。
また、石粒の剥がれてしまった箇所は、非常に見栄えが悪くなります。石粒の持つ熱伝導率の低さは、遮熱性能として恩恵を受けられる素晴らしいものですので、しっかりと性能維持を心がけてください。
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