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DATE 2025年3月15日(土)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
本日はスレート瓦についてのコラムになります。
屋根材として広く使われているスレート瓦。軽量かつカラーバリエーションの豊富さからさまざまな外観デザインにコーディネートができるのでとてもメジャーな瓦になります。
屋根のメンテナンスが重要な理由
家の屋根は、日々の紫外線や風雨にさらされ、経年とともに劣化が進みます。特にスレート瓦は多くの住宅で使用されている一方で、定期的なメンテナンスが必要です。本記事では、スレート瓦のメンテナンス方法や劣化のサイン、屋根塗装・カバー工法・葺き替えといった選択肢を解説し、長持ちさせるためのポイントを紹介します。
スレート瓦とは?特徴と耐久性
スレート瓦は、日本の住宅で広く採用されている屋根材のひとつです。セメントを主成分とし、軽量かつ施工が比較的容易であるため、多くの住宅に使用されています。しかし、適切なメンテナンスを怠ると、劣化が進み、屋根の防水性や耐久性が低下する恐れがあります。
スレート瓦の魅力は、そのコストパフォーマンスの高さにあります。価格が比較的安価でありながら、見た目のデザイン性も高く、多くのカラーバリエーションが用意されているため、住宅の外観に合わせて選ぶことができます。また、重量が軽いため、耐震性にも優れています。地震の多い日本において、建物への負担を減らしつつ、安全性を確保できるのは大きなメリットです。
しかし、一方でスレート瓦にはいくつかのデメリットもあります。まず、防水性が低い点が挙げられます。スレート瓦自体には防水性能がないため、塗装によるコーティングが不可欠です。この塗膜が劣化すると、雨水が浸透しやすくなり、コケやカビの発生を招く原因となります。また、長期間メンテナンスを怠ると、ひび割れや欠けが生じることもあり、最悪の場合、雨漏りにつながることもあります。
スレート瓦の耐久年数はおよそ20〜30年とされていますが、適切な塗装やメンテナンスを行うことで、その寿命を延ばすことが可能です。具体的には、10年から15年ごとに屋根塗装を行うことで、防水性を維持し、劣化を遅らせることができます。また、定期的に点検を行い、早期のひび割れや塗膜の剥がれを確認することが重要です。
スレート瓦は、適切なメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を長く維持できる屋根材です。次の章では、スレート瓦の具体的なメリット・デメリットについて詳しく解説し、その特徴を理解した上で、最適なメンテナンス方法を選ぶための知識を深めていきます。
スレート瓦のメリット
スレート瓦は、セメントを主成分とし、軽量で施工しやすい屋根材として人気があります。メリットとデメリットを確認しましょう。
- コストが比較的安い…スレート瓦は、瓦屋根や金属屋根に比べて安価であり、初期コストを抑えられます。
- デザインが豊富で美観が良い…カラーバリエーションが豊富で、住宅の外観デザインに合わせて選ぶことができます。
- 軽量で耐震性が高い…他の屋根材に比べて軽量なため、建物への負担が少なく、地震の揺れにも強いです。
- 施工が容易で工期が短い…工程が比較的シンプルなため、工期を短縮できる利点があります。
スレート瓦のデメリット
- 防水性が低い…スレート瓦自体には防水性がないため、定期的な塗装が不可欠です。塗膜が劣化すると雨漏りのリスクが高まります。
- コケやカビが発生しやすい…防水性能が低下すると、表面にコケやカビが生えやすくなり、美観を損ねることがあります。
- 経年劣化によるひび割れや欠け…経年劣化や飛来物の衝撃によって、スレート瓦がひび割れたり欠けたりすることがあります。
- 強風や雹によるダメージを受けやすい…強風や雹が原因で割れたり、ずれたりすることがあり、定期的な点検が必要です。
塗装や補修のメンテナンスが必須 長く使用するためには、10〜15年ごとに塗装を行い、耐久性を維持する必要があります。スレート瓦は、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できる屋根材ですが、防水性の低さや経年劣化による劣化リスクを考慮し、定期的な点検とメンテナンスを心がけることが重要です。
スレート瓦の劣化サインとメンテナンス方法
スレート瓦の劣化サイン
スレート瓦の劣化が進むと、以下のような症状が現れます。
- 色あせや塗膜の剥がれ
- コケやカビの発生
- ひび割れや剥がれ
- 雨漏りや水染みの発生
このような症状が見られたら、早めにメンテナンスを行いましょう。
メンテナンス方法の選択肢
- 屋根塗装(塗り替え)
- カバー工法(重ね葺き)
- 葺き替え(全面リフォーム)
それぞれの方法について詳しく見ていきます。
屋根塗装・カバー工法・葺き替えの選択肢

屋根塗装|塗装が必要なタイミングと費用相場
屋根塗装は、スレート瓦の表面を保護し、防水性や耐久性を向上させるメンテナンス方法です。ただし、耐候性は比較的低く、10〜15年ごとに塗り替えが必要です。
塗装が必要なタイミング
- 築10年〜15年:色あせや防水性低下が始まる
- 塗膜の剥がれが目立つ
- コケやカビが生えている
費用相場
- 30万円〜60万円(塗料の種類や面積による)
カバー工法|メリット・デメリットと適した屋根
カバー工法は、既存のスレート瓦の上に新しい屋根材を重ねる方法で、費用は塗装よりも高いですが、耐候性に優れ、トータルコストが抑えられます。耐久年数は約30年。
メリット
- 撤去費用がかからず、工期が短い
- 屋根の断熱性・防音性が向上
- 雨漏り対策として有効
デメリット
- 屋根が重くなり、耐震性に影響を与える可能性がある
- 既存の屋根の状態によっては施工不可
費用相場
- 80万円〜150万円
葺き替え|コスト・耐久性・施工期間の比較
葺き替えは、古いスレート瓦を撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。初期費用は高いですが、耐久性に優れ、長期的に見れば経済的な選択肢です。耐久年数は40年以上。
メリット
- 屋根全体を新しくするため、耐久性が向上
- 耐震性が向上し、家の資産価値が高まる
デメリット
- 費用が高額になりやすい
- 工期が長くなる(約1〜2週間)
費用相場
- 100万円〜200万円
豊橋市で屋根リフォームを検討する際のポイント
業者選びのポイント(施工実績・保証・口コミ)
屋根リフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
チェックポイント
- 施工実績が豊富であるか
- 保証内容がしっかりしているか
- 口コミや評判が良いか
助成金や補助金の活用(※地域の補助金情報をリサーチ)
豊橋市では、屋根リフォームに対する補助金制度がある場合があります。市役所や業者に相談して、助成金の適用を確認しましょう。
屋根メンテナンスのよくある質問(FAQ)
Q1:「屋根塗装は何年おきに必要?」
A:一般的に10〜15年ごとに塗装が推奨されます。
Q2:「カバー工法はどんな屋根でも可能?」
A:基本的にスレート瓦の上に施工できますが、劣化が激しい場合は適用できません。
Q3:「スレート瓦の補修と葺き替え、どっちがいい?」
A:予算と屋根の状態によります。補修は低コストですが、根本的な耐久性向上には葺き替えが有効です。
カトペンに相談して、最適な屋根メンテナンスを選びませんか?
スレート瓦の屋根は、定期的なメンテナンスを行うことで美観と耐久性を維持し、住宅全体の寿命を延ばすことができます。屋根塗装、カバー工法、葺き替えにはそれぞれメリットがあり、費用や耐久性を考慮しながら適切な方法を選択することが重要です。塗装はコストを抑えつつ手軽にメンテナンスできますが、耐候性の面では定期的な塗り替えが必要になります。一方で、カバー工法や葺き替えは初期費用こそ高くなりますが、長期的に見れば耐久性が向上し、トータルコストの削減につながります。
屋根の劣化を放置すると、雨漏りや建物内部の損傷の原因となり、結果的に大きな修繕費用がかかることになります。そのため、早めの点検と適切なメンテナンスが不可欠です。もし、どの方法を選ぶべきか迷っている場合は、カトペンにご相談ください。専門知識を持つプロが、お客様のご自宅の状態に合わせた最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
屋根のことでお悩みの方は、ぜひお問い合わせフォーム、メール、お電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。適切なメンテナンスで、大切な住まいを長持ちさせましょう。
DATE 2025年2月25日(火)

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こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
光熱費高騰が続く今、省エネ家電への買い替えは急務です。家庭のエネルギー消費量の大きな割合を占めているのが、給湯器です。エコキュートへの乗り換えは、光熱費削減に大きく貢献します。
しかし、エコキュートの導入費用は決して安くはありません。そこで活用したいのが、国や地方自治体による補助金制度です。
2025年も、エコキュート導入を支援する補助金制度が実施される見込みです。この記事では、最新情報に基づき、補助金制度の概要や対象条件、申請方法、注意点などを詳しく解説します。
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2024年最新!豊橋市の外壁塗装に使える補助金情報|助成金で外壁塗装はできない?
2025年エコキュート補助金制度の最新情報

2025年もエコキュート補助金制度の継続が決定しました。まずは、補助金制度の概要や2024年の制度との変更点、エコキュート市場の最新動向について見ていきましょう。
補助金制度の概要
エコキュート補助金制度は、省エネ化の推進と電気料金の削減を目的として設立されました。国が主体となって実施する補助金制度は、高効率なエコキュートの普及を促進し、家庭のエネルギー消費量を削減することを目標としています。
補助金の対象となるのは、一定の性能基準を満たすエコキュートです。戸建て住宅や集合住宅に設置される一般的な機種も対象に含まれています。補助金額の目安は、以下の通りです。
| ・基本額:6万円/台
・A要件(インターネット接続機能など)を満たす場合:10万円/台 ・B要件(CO2排出量が基準値より5%以上少ない)を満たす場合:12万円/台 ・A要件とB要件の両方を満たす場合:13万円/台 ※家庭用燃料電池(エネファーム)は、さらに大きな補助が出るC要件に該当します。 |
補助金額は、エコキュートの機種や性能、設置状況などによって異なります。また、エコキュートの導入とあわせて既存の蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合は、撤去費用の補助(4万円~)も活用しましょう。
補助金制度の変更点
2024年の補助金制度と比較すると、一部の補助金がやや減額されていますが、お得なことには変わりありません。
減額されたのは、基本額と電気温水器の撤去費用です。基本額は8万円から6万円に減額されたものの、補助金の最大額は変わらず、条件を満たせば最大13万円/台の補助を受けられます。一方で、電気温水器の撤去費用は、5万円から4万円に減額されました。
毎年補助金の総額は決められており、2024年分は年末を待たずに上限に達する見込みとなりました。したがって、2025年分の補助対象期間は、2024年11月22日から2025年12月31日までの設置とされています。2025年分も予算には限りがあるため、エコキュートの導入を検討している方は、早めの工事がおすすめです。
エコキュート市場の最新動向
エコキュートが普及したのは、2000年代半ばです。初期に導入した家庭が更新時期を迎え、買い替え需要が増加しています。また、新築注文住宅のZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)化率も年々上昇しており、ZEH住宅へのエコキュート採用率は約7割に達しました。
補助金が維持されているのもエコキュート市場拡大の追い風となり、エコキュートの種類も多様化しています。省エネ性能を高めたものや、IoT機能が充実したもの、コンパクト型などさまざまな機種が増え、価格競争の激化により手に入りやすくなったとも言えるでしょう。
エコキュート補助金2025!対象条件と申請方法

エコキュートの導入を検討する上で、補助金制度の利用は大きなメリットです。しかし、補助金を受けるためには、さまざまな条件を満たし、適切な手続きを行う必要があります。
ここでは、2025年のエコキュート補助金制度の対象条件と申請方法を解説します。
対象となるエコキュートの条件
補助金額が10万円となるA要件に適合するのは、インターネットに接続可能で、天気予報や日射量予報に連動して昼間の沸き上げ時間をシフトする機能を有する機種です。補助金額12万円のB要件は、2025年度の目標基準値より性能が高いか、「おひさまエコキュート」であることが条件です。
補助金は全てのエコキュートに適用されるわけではなく、2025年度の目標基準値以下のエネルギー消費効率のものは対象外となります。カタログで年間保温効率3.5以上あれば基準額の6万円、年間保温効率3.7以上あれば12万円のB要件に該当すると判断できます。
補助金申請の流れ
補助を受けたい方は、「給湯省エネ事業2025」に登録している業者と契約して、エコキュートを導入しましょう。エコキュートの導入と補助金の申請は、以下の流れで行います。
|
補助金の申請に必要なものを一覧にまとめました。
| ・身分証明書(免許証やマイナンバーカード、パスポート)
・補助金振込口座情報 ・工事請負契約書(業者準備) ・実施規約(業者準備) ・保証書(業者準備) ・工事写真(業者準備) |
必要書類の大部分は業者が用意するため、準備や申請の手間はありません。
申請時の注意点
2025年のエコキュート補助金を申請するには、工事着手日が2024年11月22日以降である必要があります。申請受付は2025年3月中旬から開始予定です。予算がなくなり次第終了するため、早めの工事や申請をおすすめします。
補助金の申請は、個人で行うことはできません。「給湯省エネ事業2025」に登録している工事業者や販売業者が申請を行う必要がある点にも注意しましょう。
エコキュート導入で得られるメリット

エコキュートの導入は、初期費用こそかかるものの、長期的に見るとさまざまなメリットをもたらします。光熱費の削減、環境への貢献、そして快適な生活といったメリットを総合的に考えると、エコキュートは決して高い買い物ではありません。
最後に、エコキュートを導入するメリットを紹介します。
光熱費の削減
エコキュートの最大のメリットは、光熱費を大幅に削減できる点です。エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して、空気中の熱を効率的に利用してお湯を沸かせます。従来のガス給湯器と比べると、エコキュートの電気代は約1/3です。
さらに、深夜電力を利用すると、電気代をさらに抑えられます。家族構成や使用量、地域によって光熱費の削減額は異なりますが、年間数万円の節約になる場合も珍しくありません。
環境への貢献
エコキュートは、電気をエネルギー源としているため、化石燃料の使用量を減らせる環境にも優しい給湯器です。従来のガス給湯器に比べて、CO2排出量を大幅に削減できます。CO2排出量の削減は、地球温暖化対策にも貢献します。
エコキュートの導入は、家庭のエネルギー消費量を減らすだけでなく、地球全体の環境保護にもつながる社会貢献と言えるでしょう。
快適な生活
さまざまな機能をもつエコキュートは、快適な生活を送る支えにもなります。たとえば学習機能をもつエコキュートであれば、過去の使用量から必要な貯湯量を計算し、お湯切れを防げます。
キッチンとお風呂で同時にお湯を使用しても、湯量が安定しているため、忙しい夜の時間帯の使用にもぴったりです。停電時には、貯水タンクのお湯を生活用水として利用することもできます。寒冷地仕様の機種もあり、厳しい気候条件下でも安定してお湯を使えるのも魅力です。
特に、小さなお子さんがいる家庭や、共働きの家庭では、エコキュートの便利さを実感できるでしょう。
カトペンがサポートするエコキュート導入!今すぐお問い合わせください

2025年のエコキュート補助金制度は、省エネと光熱費削減を実現するための大きな支援策として、国や地方自治体から引き続き提供されています。最新の制度概要では、従来の補助金額が一部減額されたものの、対象となるエコキュートには高い補助金が適用され、基本額やA要件、B要件、さらにはC要件に該当する場合には最大13万円の補助が受けられます。
導入対象のエコキュートは、一定の省エネ性能を有するものに限定され、従来のエネルギー消費効率を上回る高性能モデルが補助対象となります。補助金申請の手続きは、国の「給湯省エネ事業2025」に登録している業者が代行するため、申請書類の大部分は業者側で用意される仕組みとなっており、工事の着手日や申請期間の管理に注意が必要です。
市場動向では、ZEH住宅への採用が進む中で、エコキュートの多様な機能が家庭の快適な生活をサポートし、長期的な光熱費削減と環境保全に大きく寄与しています。エコキュートの導入をお考えの方は、詳細な制度内容や最新の申請方法、さらにご不明な点については、ぜひお問い合わせフォームからのご連絡、メール、電話でのご相談、あるいはショールームへの来店で直接ご確認いただくことをお勧めします。
プロタイムズ東三河店/豊橋中央店:株式会社カトペンは、お客様の省エネ生活実現に向けた最適なプランの提案と、丁寧なサポート体制を整えておりますので、安心してご相談いただける環境をご提供いたします。
DATE 2025年2月14日(金)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
愛知県の冬は、厳しい寒さや雪、乾燥した風が吹き荒れるなど、外壁塗装にとって過酷な環境です。しかし、適切な対策を講じると、冬でも高品質な塗装工事を実施できます。
そこで今回のお役立ちコラムでは、愛知の冬に外壁塗装工事を行う際のリスクと対策、そして品質を向上させるための具体的なポイントについてくわしくお話ししていきたいと思います。
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愛知の冬に外壁塗装を行うリスクと対策

愛知県の冬は、外壁塗装にとってさまざまなリスクが潜んでいます。気温低下による塗料の硬化不良や、結露による塗膜の密着不良、乾燥時間の長期化など、冬特有の課題を克服しなければ、高品質な塗装工事は実現できません。
ここでは、愛知の冬に外壁塗装工事を行う上で特に注意すべきリスクと、具体的な対策について紹介します。
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低温による塗料の硬化不良
気温が低いと、塗料が十分に硬化せず、塗膜が剥がれたり、ひび割れたりする可能性があります。塗料は気温が5℃以下になると硬化が遅れたり、不均一な塗膜になったりする恐れがあると言われています。特に、氷点下になるような地域では、塗料が凍結してしまうこともあるでしょう。極端な低温下では、塗料本来の性能が発揮されず、耐久性が低下するだけでなく、美観も損なわれる可能性が否めません。
最も確実な対策は、気温が5℃以下の日は工事を避けることです。しかし、工期や予算の都合でどうしても冬に工事を行う必要がある場合は、低温でも硬化する塗料を選びましょう。また、現場の温度を上げる方法もあります。暖房器具やジェットヒーターなどを使用すると、塗料の硬化を促進できるでしょう。ただし、火災や事故には十分注意する必要があります。
結露による塗膜の密着不良
冬は日中と夜間の気温差が大きく、結露が発生しやすい環境です。結露した状態で塗装すると、塗膜が密着せず、剥がれの原因になります。結露は、外壁の表面だけでなく、塗膜と下地の間に発生することもあります。塗膜が膨れたり、剥がれたりするだけでなく、雨水が内部に浸入し、建物の劣化を早める原因になる可能性も考えられるでしょう。
雨の日や雪の日、また、朝晩の気温が低い時間帯は、結露が発生しやすいため注意が必要です。塗装前には、外壁の水分をしっかり拭き取ります。また、通気性を確保することも有効です。窓や換気口を開けると、湿気を逃がし、結露の発生を抑制できます。
乾燥時間の長期化
気温が低いと塗料の乾燥時間が長くなり、工事期間が長引く可能性もあります。塗料の乾燥時間は、気温だけでなく、湿度や風通しにも影響されるでしょう。冬は気温が低く、日照時間も短いため、塗料が乾燥しにくい状況です。乾燥が不十分な状態で次の工程に進むと、塗膜の剥がれやひび割れの原因になることがあります。
冬の塗装工事では、乾燥時間が短い塗料を選ぶのがおすすめです。さらに、暖房器具などを使用して乾燥を促すこともできます。ただし、急激な乾燥は塗膜に悪影響を与える可能性があるため、工程管理をしっかり行うことも重要です。各工程の乾燥時間を適切に管理し、次の工程に進むタイミングを見極める必要があります。
冬の塗装工事で品質を向上させるためのポイント

さまざまな工夫によって、冬の塗装工事の品質は向上させられます。ここからは、冬に愛知で行う外壁塗装工事の品質を向上させるための具体的なポイントを紹介します。
寒冷条件に合わせた塗料選び
冬の塗装工事では、寒冷条件でも性能を発揮できる塗料を選びましょう。低温硬化性や耐候性、防水性などを考慮して選ぶのがおすすめです。シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などの塗料は、低温下でも比較的硬化しやすく、耐久性や防水性にも優れています。ただし、塗料の種類によって特性が異なるため、業者と相談しながら適切な塗料を選びましょう。
丁寧な下地処理で密着度アップ
下地処理は、塗膜の密着性を高めるために非常に重要な工程です。冬は特に外壁の乾燥状態やひび割れなどを確認し、丁寧な下地処理を行う必要があります。下地処理が不十分だと、塗膜が剥がれたり、ひび割れたりする原因となるでしょう。丁寧な下地処理とは、以下のような工程を指します。
| 1.高圧洗浄
外壁の汚れやコケなどを落とします。 2.ひび割れ補修 ひび割れ部分を補修し、雨水の浸入を防ぎます。 3.下地調整 外壁の凹凸をなくし、塗料の密着性を高めます。 |
これらの作業を丁寧に行うことで、塗膜の密着性を高め、耐久性のある塗装工事につながります。
塗装工事の出来を左右するのは職人の技術力
冬の塗装工事は、職人の技術力によって仕上がりが左右される可能性があります。頻繁に行う工事ではないからこそ、経験豊富な職人に依頼し、高品質な施工をしてもらいましょう。厳しい条件下での施工を依頼する際には、以下のようなポイントを確認するのがおすすめです。
| ・冬の施工実績も豊富な業者
・資格や許可を持っている職人が在籍している ・自社職人による施工を売りにしている |
これらの点に注意して業者を選ぶことで、安心して冬の塗装工事を任せられます。
愛知の冬を乗り切る!外壁塗装のメンテナンス

外壁塗装は、完了後も定期的なメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を長期間維持できます。特に外壁にとって過酷な環境である愛知の冬は、適切なメンテナンスが重要です。ここでは、愛知の冬を乗り切るための外壁塗装のメンテナンスについて解説します。
定期的な点検がコストを抑えるカギ
定期的な点検は、外壁の劣化状況を早期に発見し、大規模な修繕を未然に防ぐために重要です。暑い夏を耐え抜いたあとの厳しい寒さは、外壁に大きな負担をかけます。外壁の些細なトラブルを見逃さないためにも、定期的な点検は欠かせません。
定期的な点検を行うことで、小さなひび割れや塗膜の剥がれなどを早期に発見し、部分的な補修で済むうちに修理できます。もし、劣化を放置してしまうと、雨漏りや建物の腐食につながり、大規模な修繕が必要になる可能性も否めません。
早めの補修で大きなトラブルを防ぐ
もし、定期的な点検で外壁の劣化が見つかった場合は、早めに補修することが大切です。小さなひび割れや塗膜の剥がれでも、放置すると雨水が浸入し、建物の内部を腐食させる原因になります。また、ひび割れが広がったり、塗膜が剥がれたりすると、美観も損なわれるでしょう。早めの補修は、外壁だけでなく、建物を長持ちさせることにもつながります。
また、小さなひび割れや塗膜の剥がれであれば、DIYでの補修も可能です。補修の主な手順は、以下の通りです。
| 1.ひび割れ部分の汚れを落としましょう。
2.ひび割れに沿ってカッターで切れ目を入れます。 3.シーリング材の密着性を上げるプライマーを塗布しましょう。 4.シーリング材を充填します。 5.シーリング材が乾いたら、塗料を塗りましょう。 6.塗料が乾いたらコーティング剤を重ねると、さらに耐久性が高まります。 |
DIYとはいえ、さまざまな工程が必要です。また、DIYでの補修はあくまで応急処置と言えるでしょう。大規模な補修や専門的な知識が必要な場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
塗り替え時期の目安を知っておく
外壁塗装の耐用年数は、一般的に10年~15年程度と言われています。しかし、昨今の厳しい自然環境を考慮すると、もう少し早めの塗り替えを検討しても良いでしょう。以下の条件に当てはまる場合、塗り替えを検討するのがおすすめです。
| ・塗膜の剥がれやひび割れが目立つ。
・外壁の汚れが落ちにくい。 ・塗膜の色褪せが気になる。 ・建物全体の印象が古くなった。 |
これらの症状が見られた場合は、塗り替えを検討する時期かもしれません。専門業者に相談し、外壁の状態を診断してもらいましょう。
カトペンで安心!冬の塗装工事を成功に導くご相談窓口

愛知県の厳しい冬でも高品質な外壁塗装を実現するためには、低温による塗料の硬化不良や結露による塗膜の密着不良、乾燥時間の延長といった冬特有のリスクを的確に把握し、対策を講じることが必要です。
適切な寒冷条件対応の塗料選びや、丁寧な下地処理、経験豊富な職人による施工管理により、耐久性と美観を保った仕上がりが期待できます。また、工事後の定期点検や早めの補修により、外壁の劣化を未然に防ぎ、長期にわたり安心してお住まいいただける環境を作ることが重要です。
厳しい冬の気候に左右されず、確かな技術と施工実績を持つ株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、安心の施工体制でお客様の大切な建物を守り続けるために万全のサポートを提供しております。施工に関するご相談やご不明点がございましたら、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、さらにはショールームへの来店といった複数の方法でお気軽にご連絡ください。
カトペンがご提案する確実な冬対策で、安心できる住まいづくりをぜひ実現していただきたいと考えております。
DATE 2025年1月29日(水)

こんにちは!カトペンの小黒です。
春の訪れとともに、自宅のメンテナンスを検討する方が増える季節です。その中でも、外壁塗装は家の美観や耐久性を維持するために非常に重要な作業です。
本コラムでは、春に外壁塗装を行うべき理由について詳しく解説し、最適な時期に塗装を実施するメリットをご紹介します。
春が外壁塗装に適している理由
気温と湿度が最適
外壁塗装に適した気温は15〜25℃とされており、春はこの条件を満たしやすい季節です。気温が低すぎると塗料の乾燥が遅れ、高すぎると塗膜が適切に形成されにくくなります。また、湿度が低めであるため、塗料がスムーズに乾燥し、美しい仕上がりを実現しやすくなります。
天候が安定している
春は梅雨や台風の影響を受けにくく、冬の寒さや積雪の心配もないため、塗装作業がスムーズに進みます。天候が安定していることで工期の遅延リスクが低減し、計画通りに塗装を完了させることができます。
劣化の進行を抑える
冬の寒さや夏の強い紫外線によるダメージを受けた外壁を、春のうちに修復することでさらなる劣化を防ぐことができます。特にひび割れや塗膜の剥がれが見られる場合は、早めの塗装が必要です。
春に外壁塗装を行うメリット

防水効果の向上
外壁の塗膜は防水性を持っていますが、経年劣化によりひび割れや剥がれが生じると、雨水が侵入しやすくなります。適切なタイミングで塗装を行うことで、建物内部への水の浸入を防ぎ、腐食やカビの発生を抑えることができます。
耐候性の向上
外壁は日々、紫外線や雨風にさらされており、劣化が進みます。最新の塗料を使用することで、紫外線や雨風に対する耐性を高め、建物を長持ちさせることが可能です。
断熱・遮熱効果
高機能な塗料を使用することで、外壁の断熱性や遮熱性を向上させることができます。これにより、夏の暑さや冬の寒さを和らげ、エネルギー効率を向上させる効果があります。
美観の向上
外壁の汚れや色褪せをリフレッシュし、家全体の美観を向上させることができます。塗装の色を変えることで、家のイメージを一新することも可能です。
資産価値の維持・向上
定期的なメンテナンスを行うことで、住宅の資産価値を維持・向上させることができます。特に売却を考えている場合、美しく保たれた外壁は査定額にも良い影響を与えます。
外壁塗装の適切なサイクル
外壁塗装の適切なサイクルは、使用している塗料や環境条件によって異なりますが、一般的には10〜15年ごとが目安とされています。以下のサインが見られた場合は、塗装の検討をおすすめします。
- 塗膜の色褪せ
- ひび割れや剥がれ
- カビや藻の発生
- 壁を触ると粉が付く(チョーキング現象)
施工の流れと注意点

外壁塗装の施工には、いくつかの工程があります。スムーズな施工のために、流れを理解しておきましょう。
- 現地調査と見積もり
- 足場の設置と養生
- 高圧洗浄による汚れ除去
- 下地処理(補修作業)
- 下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装
- 最終チェックと片付け
また、信頼できる業者選びも重要です。口コミや実績を確認し、適正な見積もりを提示する業者を選びましょう。
春は外壁塗装に最適な季節であり、美観の向上や耐久性の確保、資産価値の維持など、多くのメリットがあります。適切な塗料選びと定期的なメンテナンスを行うことで、大切な住まいを長持ちさせることができます。この機会に、ぜひ外壁塗装を検討してみてはいかがでしょうか?
カトペンと一緒に、春の外壁塗装で素敵な我が家をリフレッシュしませんか?

外壁塗装は、私たちの大切な家をもっと素敵に、そしてもっと長持ちさせるための大切なお手入れなんです。特に春は気温が15〜25℃くらいでとても心地よく、湿度もちょうど良いので、塗料がきれいに乾いてしっかり定着してくれる理想的な季節です。梅雨や台風の心配もほとんどなく、寒い冬も終わっているので、工事もスムーズに進められます。
外壁塗装をすることで、嬉しい効果がたくさんあるんですよ。最新の塗料を使えば、強い日差しや雨風にも強くなって、家が長持ちします。夏の暑さや冬の寒さも和らげてくれるので、エアコンの効きも良くなって、電気代の節約にもつながります。それに、きれいに塗り替えた外壁は、家全体の印象をグッと良くしてくれます。
外壁塗装は、だいたい10〜15年に一度くらいが目安なんですが、色あせやひび割れ、カビなどが気になり始めたら、早めのお手入れがおすすめです。春のうちにケアしておけば、これから訪れる暑い夏も安心して過ごせます。
カトペンでは、お客様の大切な我が家の外壁塗装について、最初の現地調査から施工まで、すべて心を込めてサポートさせていただきます。「どんな色にしようかな」「費用はどのくらいかかるのかな」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね。お電話やメール、問い合わせフォームでのご連絡はもちろん、ショールームにお立ち寄りいただければ、実際の塗装見本や施工実績を、じっくりとご覧いただけます。ベテランのスタッフが、お客様の理想の住まいづくりをお手伝いさせていただきます。
DATE 2025年1月22日(水)

外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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こんにちは。外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市の住宅において、スレート屋根が反っているケースも珍しくありません。スレート屋根の反りを放置すると、次のことが起こります。
- 屋根にひび割れが起こる
- 雨漏りの発生
- 建物内部にカビや腐食が発生
- 断熱性能の低下
しかし、対策すれば解消することが可能です。
今回のお役立ちコラムでは、スレート屋根の反りを放置する危険性についてお話ししながら、対策方法についてお話しします。
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豊橋市でスレート屋根の反りが見られる原因は気候!何が影響している?

豊橋市は三河湾に面しており、海からの潮風による塩害の影響を受けやすい地域です。夏は強い日差しと高温多湿、冬は強い季節風にさらされます。
さらに夏と冬の温度差が大きいため、スレートが膨張と収縮を繰り返しやすい環境にあります。結果、反りが起こってしまうのです。
とくに沿岸部では、塩害による金属部分の腐食が進行しやすく、屋根材の固定力を弱める原因にもなっています。
スレート屋根の反りを放置するとどうなる?
放置すると雨漏りが発生します。次第に雨漏りが広がっていくと、建物内部にカビや腐食が進行し、建物全体の耐久力が落ちてしまうでしょう。その他に、断熱効果の低下も挙げられます。光熱費が増加したり、建物の資産価値低下を招いたりするかもしれません。
なお、豊橋市では台風の影響を受けやすく、反りが大きくなると強風で屋根材が剥がれる危険性も出てきます。よって、早期発見・早期対応が重要です。
豊橋市でスレート屋根の反り対策はすぐできる!応急処置と点検方法は?

スレート屋根の反りは応急処置を施したり、点検したりすることで発見できます。ここでは、次の2つを中心にお話しします。
- 室内からできる確認ポイント
- 応急処置の手順と注意点
どこをチェックして、何を行えば良いのか確認してみましょう。
室内からできる確認ポイント
室内の点検では、天井の状態を観察します。「天井にシミがないか」「壁との境目に変色がないか」などをチェックすると良いでしょう。
なお、建物の天井裏に入れる場合は、木材の変色や結露の有無、カビの発生状況を確認することも大事です。
応急処置の手順と注意点
雨漏りが発生した場合、専門家に依頼するまでの間、応急処置を施すことが大事です。まず、雨漏りが確認された場所の真上にあたる屋根の部分を特定します。その後ブルーシートで養生することで、被害の拡大を防ぐことが可能です。
ただし、屋根に上がっての作業は危険を伴うため注意しなくてはいけません。
豊橋市におけるスレート屋根の補修プランは2種類!選ぶ基準とは?
スレート屋根の補修方法は、2種類あります。
- 部分補修
- 全面補修
建物の築年数、既存のスレートの劣化状態、予算、今後の使用計画などを総合的に考慮して選ぶ必要があります。とくに築20年以上経過している場合や、複数箇所に損傷が見られる場合は、部分補修を繰り返すよりも全面補修を選択する方が、結果として費用を抑えられるかもしれません。
どちらに該当しそうかイメージしながら、部分補修と全面補修の違いを確認してみましょう。
部分補修
部分補修は、限られた範囲の損傷に対して行う修理方法です。全面補修と比べて比較的短時間で完了し、費用を抑えられるのがメリットといえます。部分的なひび割れや欠けなど、比較的軽微な損傷が対象です。
部分補修の際は、損傷箇所を特定して周辺のスレートを慎重に取り外します。下地に問題がないことを確認したら、新しいスレートと交換して作業完了です。
全面補修
一方、全面補修は屋根全体を新しく張り替えるため、大規模な工事となるでしょう。屋根全体を一度で変えられるのがメリットです。経年劣化による全体的な損傷や、複数箇所に及ぶ雨漏り、見た目の統一性を重視する場合などに効果的です。
全面補修の際は、既存のスレートをすべて撤去し、点検・補修を行います。軒先から棟部分まで新品に取り換えるため、耐久性と美観を大きく向上させることが可能です。
豊橋市でスレート屋根の反りを防ぐポイントは複数ある!何をすれば良い?
補修後にスレート屋根の反りを防ぐには、次のことを行うことが大事です。
- 豊橋市の気候を考慮した維持管理
- 予防的メンテナンス
- 気候変動を見据えた対策
何を行えば良いか見てみましょう。
豊橋市の気候を考慮した維持管理
仮に沿岸部の住宅であれば、塩害対策として定期的な洗浄と防錆処理が効果的です。台風シーズン前には、屋根材の固定状態や防水性能のチェックを行っておくと良いでしょう。
また、日頃から落ち葉や小枝の除去、雨樋の清掃をしておくことも大事です。コマメに行えば、屋根の機能が低下しにくくなるため、建物の寿命を延ばせます。
反りを予防するメンテナンス
反りの予防を目的とするメンテナンスを、専門業者に依頼するのも効果的です。一見すると余分な出費に思えるかもしれません。
しかし点検費用を支払ったとしても、大規模な修理や突発的な雨漏り対応にかかる費用を削減できる可能性が高くなるため、長い目で見るとランニングコストを抑えるのに役立ちます。
気候変動を見据えた対策
昨今では、大雨が増えたり平均気温が上昇したりしているため、時間が経つにつれて屋根がダメージを受けやすくなるかもしれません。耐えるには、対策を強化する必要があります。
たとえば、高い耐候性を持つ材料の使用や防水性能の強化、換気システムの改善などが挙げられるでしょう。気候変化に合わせながら対策を講じれば、反りが起こりにくい屋根にすることが可能です。
豊橋市でスレート屋根の反り対策を行ってもらう場合は業者選びも重要!何を意識しながら選ぶと良い?

豊橋市でスレート屋根の反りを解消してもらうには、信頼できる業者を見つけることが大事です。業者選びでは、次のポイントを抑えておくことが大事です。
- 地域に精通した業者を見極める
- 最新の補修技術や材料を使っている
- 保証が充実している
何を見ながら業者を選ぶと良いのか、項目ごとに詳しく見てみましょう。
地域に精通した業者を見極める
地域に精通した業者を選んだ方が良いのは、土地柄を理解しているためです。地域に応じて効果的な施工方法は異なります。地元に精通している業者を選べば、豊橋市の気候を熟知しながら作業を進めてくれるため、高クオリティの出来栄えが期待できるでしょう。
地域に精通しているか確認する際は、地域での施工実績と顧客からの評価を確認します。塩害対策や台風対策など豊橋市特有の気候に対して、知識が豊富かも確認した方が良いでしょう。その他に、見積もり時の説明が丁寧で現場調査をしっかりと行ってくれるかも大事です。施工も丁寧に行ってくれる可能性が高いため、安心して作業を任せられるでしょう。
最新の補修技術や材料を使っている
最新の補修材料は、従来よりも耐久性が高く、施工性も向上しています。とくに注目されているのが環境負荷の少ない素材や、高い断熱性能を持つ材料です。
新しい技術を活用している業者は、時代に取り残されていない証です。よって、高クオリティの作業が期待できます。
保証が充実している
工事の保証内容も重要です。たとえば、部分補修と全面補修では保証内容が異なるため、詳細を確認した方が良いでしょう。業者によっては、保証範囲が充実していないケースもあるため要注意です。
また、保証期間中のメンテナンス条件や保証適用外となるケースについて、書面上で明確にしてもらうことも大事です。明確にしておけば保証を受ける際、「言った言わない」のトラブルになってしまう可能性を防げます。
カトペンがサポート―お気軽にお問い合わせ・来店でスレート屋根対策を始めよう

豊橋市におけるスレート屋根の反りは、塩害や温度変化など地域特有の気候条件から生じ、放置すれば雨漏り、ひび割れ、内部のカビや腐食、さらには断熱性能の低下といった大きなリスクにつながります。
沿岸地域では台風などの強風で屋根材が剥がれる危険性もあり、早期発見と対策が重要です。応急処置として、雨漏り部分を特定しブルーシートで一時的に養生することができますが、根本的な対策としては専門業者による点検と、損傷の程度に応じた部分補修または全面補修が必要となります。
補修方法の選択は、住宅の築年数や損傷箇所、予算などを勘案しながら行うため、信頼できる地元の施工実績のある業者を選ぶことが重要です。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、最新の技術と高品質な材料を用いて、豊橋市内でスレート屋根の反り対策を確実に実施しております。
もし、屋根の状態が気になる場合は、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店で、専門のスタッフが詳細な状況を確認の上、最適なプランをご提案いたします。大切な住まいを守るためにも、早期の対策と定期点検をぜひご検討ください。
DATE 2024年12月15日(日)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊川市・豊橋市地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
こんにちは!外壁劣化診断士の小黒です。
2024年、1年間の劣化症状が屋根に大きな負担をかけています。早めに対策を講じていくことで、大きな費用負担を抑えながらメンテナンスができるということを覚えておいてください。
劣化症状は軽いうちにメンテナンスをすることで、少ない負担だけで健全な状態を維持し続けることができるのです。特に、2024年は暑い日が長く続きました。そのため、紫外線による劣化は例年よりも長く発生しているはずです。
今回のお役立ちコラムでは「豊川市の屋根の劣化症状にある地域性」について少しお話ししたいと思います。
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豊川市の地域性から発生する屋根の劣化症状
豊川市は、基本的に平地が続く地域なので、特別な劣化症状が出ないという意見を持つ業者もあります。しかし、部分的に海浜エリアや山間エリアも存在しており、それらの特性による劣化症状が出やすいという地域もあるということを無視できません。
では、どのような地域性のある屋根の劣化症状が現れるのか考えてみましょう。
強い日差しによる紫外線の影響
豊川市は愛知県内でも比較的日差しが強い地域です。特に市街地は紫外線の影響による屋根の劣化が目立ちます。メンテナンス不足で十分な対策ができていない建物も多く、いつ雨漏りが発生してもおかしくないという建物も目につきます。
紫外線によって現れる劣化症状は以下のようなものが挙げられます。
- 屋根塗装のチョーキング現象
- 棟板金色褪せ
- 瓦材の黒ずみ
- セメント瓦のカルシウム成分流出による白汚れ
- 金属屋根材の塗膜浮き
これらの劣化症状は一部ですが、外壁塗装の専門家の目からするとこれらの劣化症状が現れている建物は比較的多く感じます。
台風の影響による雨漏り
豊川市は台風の影響で雨漏りが発生することが多いです。毎年、台風時期には何件もの雨漏りレスキューに伺うため、後日徹底した雨漏り診断による再発防止を施しています。
台風はさまざまな傷跡を残していく大きな問題ですが、建物の屋根にとって鳩と絵も重大な迷惑な存在です。
- 瓦のずれや滑落
- 太陽光パネルの破損
- ソーラー湯沸かし器の破損
- テレビアンテナのずれや破損
- 軒樋の破損
百害あって一利なしとはこのことです。自然災害なので防ぎようがないのですが、台風の季節は建物に大きなダメージが加わるということを忘れてはいけません。
北側の屋根は苔やカビに注意
豊川市の市街地はそこまでの被害になりづらいのですが、山間エリアに近づくにつれて「北側の屋根」には日が当たりづらくなります。その上、山からの湿った空気により結露が発生しやすくなるため、苔やカビが発生しやすくなってしまうのです。
北側がご自身の敷地内であれば、定期的に伐採することで日当たりを確保することも検討してください。
冬季の凍害は屋根の大敵
同じく山間エリアに大きな影響を与えるのが、山からの湿った空気により発生する結露が凍りついてしまうという症状です。屋根材自体が劣化してしまうものもあるので、屋根表面の凍結はかなり厳しい状態だと言えるでしょう。
屋根材に影響がない場合でも、屋根塗装にとっては好ましい状態ではありません。明け方の太陽風によって冷たい空気が流れ込むと、一気に凍結が始まります。その結果、屋根材に亀裂が走るということもあるので、適切な対策を講じたいところです。
海浜エリアは塩害が顕著
豊川市は海に面したエリア自体は多くありません。しかし、夕方以降の西風によって広範囲に潮風が入り込むため、塩害による被害が発生しやすいという点に注目したいです。一度塩害による劣化症状が現れてしまうと、そこから建材全体に劣化症状が現れてしまうのです。
屋根材はもちろんですが、付属の固定金具や周辺の金属材に次々と症状が確認できるようになってしまうので、メンテナンスは必要不可欠です。
樹木が近隣にある場合は落ち葉被害
樹木が周囲にある場合、落ち葉による劣化症状が発生することも覚えておかなければなりません。地面を彩る季節の楽しみではあるものの、建物にとっては破損の原因になる恐れもあるのです。
また、結露の上に降った落ち葉は、屋根材に張り付いてしまいます。綺麗に雨によって流れてくれれば良いのですが、多くの場合が跡を残したり、葉脈が残ったりするのです。
この汚れが屋根塗装を劣化させる原因になることもあるので、定期的なメンテナンスが必要になるわけです。
どんなメンテナンスをすべき?
上記のような劣化症状が現れるのに対し、どのようなメンテナンスをすれば良いかを知っておけば、ご自身で対処できる場合もあれば、適切に業者に依頼する必要性が見えてくるでしょう。
それぞれを簡単にご紹介しますので、今後のメンテナンスの参考にしてみてください。
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紫外線対策は「屋根塗装」
紫外線対策には「ラジカル制御型塗料」による屋根塗装で対応するのが最も効率的です。紫外線の影響を完全に遮断することはできません。そのため、少しでも劣化しづらい塗装でコーティングするしかないのです。
ラジカル制御型塗料というのは、紫外線によって発生する樹脂成分の破壊物質「ラジカル」の発生を抑制した塗料のことです。基本的な塗料に含まれる「白色顔料」が紫外線に晒されると発生する破壊物質なのですが、特殊な成分によって物質の生成を抑えることができるのです。
雨漏り対策は「定期的な雨漏り診断」
雨漏りは「定期メンテナンス」でそのほとんどを抑制することができます。しかし、劣化症状が進んでいない状態ではメンテナンスしたくないというのが正直な気持ちでしょう。だからこそ、実際に工事を行うのではなく「雨漏り診断を受ける」ことで、メンテナンスの必要性を確認することをおすすめしています。
耐候性能が優れている材料でメンテナンスしている場合、その耐候年数だけを盲信してしまうことで雨漏りにつながってしまうことがあるのです。メンテナンスの必要性をプロの目によって判断し、必要だと判断された場合には適切に対処することで被害を抑え込むと良いでしょう。
何が何でもメンテナンスをしなければならないという業者もあるでしょうが、弊社では「必要な時に適切な処置を施す」ことを重視します。建物のメンテナンスは「やりすぎ・過剰」という状態でも効果が発揮されます。
しかし、本来であれば「最適」な状態を維持するのが重要なので、やりすぎる必要はないのです。
苔やカビ対策は「洗浄と塗装」
苔やカビの対策は「洗浄」で行うのが一般的です。特殊な薬剤を使用して、苔やカビの成長をストップさせるのです。その上で洗い流すと、しばらくの間は新たな苔やカビの発生を抑制することができます。
ただし、この方法は完全ではありません。屋根表面に薬剤の成分が残っている間は有効ですが、経年により効果が薄れてしまうと再発するということを覚えておきましょう。その都度洗浄が必要になります。
この定期的な洗浄をも排除することができるのが「防カビ・防藻性能を持つ屋根塗装」です。屋根塗装事態に苔やカビの発生を抑える成分を含めることで、塗膜がある間は苔やカビの発生を抑えることができます。
つまり、剥離しない限り抑えられるということです。次のメンテナンス時に同様の成分を含む塗料を使用すれば、屋根の苔やカビは怖くありません。
凍害対策は「防水塗装と撥水コーティング」
屋根が凍ってしまうということは、水分が屋根に残ってしまうということです。反対に、屋根に水分が残らない状態を維持することができれば、凍る水分がないので対処する必要がなくなります。
しかし、現実的に結露を抑制するのは難しいため、防水塗装で屋根材をコーティングしつつ、撥水性能によって水分を孤立化させることで屋根材の表面全体を水分で覆われる状態を抑制します。
水の粒が凍っただけであれば、ちょっとした風で転がり落ちてくれるでしょう。
塩害対策は「防錆処置とエスジーエル鋼板への切り替え」
塩害対策は「防錆処置」が圧倒的な効果を発揮します。さらに、金属屋根材は「エスジーエル鋼板」に切り替えることで、サビづらい状況を作ることができるでしょう。
コスト的に大きくなりますので、現実的な対策は「防錆塗装」になるでしょう。
豊川市の屋根メンテナンスはカトペンの無料屋根診断から始めませんか?
豊川市の建物は、地域性のある劣化症状を確認できるため、それぞれにあったメンテナンスをしておくことをおすすめしています。たった数キロ離れただけで劣化症状の現れ方が変わるので、あなたのお住まいにあったメンテナンスの方法を、株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店の無料屋根診断で確認しませんか?
あなたからのご相談をスタッフ一同、心よりお待ちしております!
DATE 2024年7月23日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市で戸建てのスレート屋根材の屋根塗装を考えている方は「ニチハパミールの不具合」についてご存知でしょうか。「ニチハパミール不具合カバー推奨」というワードでインターネット検索すると多くの情報がヒットします。
パミールはニチハ株式会社が発売した屋根材です。1996年~2008年に販売されていましたが、不具合で姿を消しています。特徴は「アスベストが含まれていない」ことです。
アスベスト(石綿)は屋根のスレート材で使われていましたが、健康被害の問題で製造は禁止されました。アスベストが禁止されたことで登場したのがパミールです。そのパミールで不具合が続出しました。1996年〜2008年に家を建てたり葺き替えをしたりした方は確認してみてください。
パミールの不具合ならカバー工法や葺き替えを推奨します。そこで今回のお役立ちコラムでは、ニチハパミール不具合問題とカバー推奨の理由についてお話しします。
ニチハパミールとは?
1996年12月6日ニチハ株式会社はスレート屋根材「パミール」の販売をスタートさせました。社会問題にもなったアスベスト問題を解決する屋根材として登場したのです。「完全無石綿」つまりアスベストが含まれていない屋根材でした。
アスベストは天然の繊維状けい酸塩鉱物で、建材製品として1955年頃から使われはじめています。価格が安く、耐火性や断熱性の他、防音性能や絶縁性など多くの機能性を持った建材だったのです。
1960年代の高度成長期に多くの建築物に使用されました。「吹付け石綿」「吹付けロックウール」などの方法で施工されたのです。一方で昭和50年に保温断熱の目的で吹付け石綿は原則禁止されました。理由は健康被害です。
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アスベストの健康被害による禁止
アスベストは「飛び散った際に人が吸い込むこと」で施工する職人に健康被害をもたらしました。アスベストは繊維が細く、吸い込むことで肺線維症(じん肺)や肺がんの原因になることがわかったのです。アスベストを吸い込んだ時点では即座に健康被害は出ません。アスベストによる中皮腫の場合、35年前後の潜伏期間があると考えられています。ただし発症期間の関係性は不明点も多いのが現状です。
アスベストの健康被害が社会問題化した結果、2006年にアスベスト含有率0.1%以上の製品に関する製造と使用が禁止されています。ただし一部の製品、化学工業や鉄鋼業分野の代替できない部類のガスケットやパッキンなどは除かれました。
2006年以前も1975年や1995年、2004年にもアスベストに対して吹付けや製造は禁止されています。パミールが登場したのは1996年です。1995年の「労働安全衛生法施行令」の改正により、石綿のアモサイト及びクロシドライトの製造や輸入や譲渡の他、提供や使用が禁止されたタイミングでした。
参照:独立行政法人環境再生保全機構アスベスト(石綿)はどのような場所に使用されていたか
パミールはアスベスト使用のスレート屋根材に変わる画期的な製品
パミールはアスベストを使用していないスレート屋根材です。登場当初はニチハしかアスベスト屋根材を販売していませんでした。しかし7年~8年経過した頃、不具合が続出するようになったのです。スレート屋根の耐用年数は一般的に10年~20年保つと言われていますから10年以内の不具合は問題です。
劣化症状でよく見られたのはパミールがミルフィーユのように薄くめくれてはがれる現象でした。当然、雨が降ればめくれあがったところから雨水が侵入し、雨漏りに発展します。台風があれば、はがれた部分が飛ぶ危険性もありました。さらに使っている釘にも問題があったのです。
メッキ層が薄いパミールの釘
ニチハでは、パミール用の釘の一部に、耐食性表面処理のメッキ層の薄いものが混入していたことを認めています。通常のメッキ処理がされた釘と違って、経年劣化が早かったのです。
さびた釘だと強度はほとんど失われてずれますし、落下の危険性も高くなるのです。屋根の上から屋根材が落下して人に当たれば命も落としかねない大事故につながります。そのようなことからもパミールは製造中止となりました。
ただしアスベストを含んでいない屋根材として注目されたのは事実です。販売当初は多くの戸建て住まいに採用されました。その後、問題が発生しなかった住まいのパミールも、豊橋市には多数あります。
パミールの特徴
ここからパミールの見分け方や劣化の特徴についてお話しします。
パミールの見分け方
パミールの見分け方は複数あります。わかりやすいのは屋根材の設置工事をした年です。パミールは1996年〜2008年に販売されていました。該当する年に設置していなければ、パミールとは違うと判断できます。ただし発注のタイミングで2009年に設置された可能性もあるため、その点も踏まえた判断が必要です。また、屋根材の先端が、等間隔で凹凸になっています。
他には屋根をはがすことで確認する方法です。パミールは一枚ずつニチハパミールと大きく記載されています。普段、パミールは重なり合って隠れているため表面上ではわかりません。ただ自分で確認するのはお控えください。落下で命を落とす危険性があります。職業柄、屋根に上るのに慣れている方はともかく一般の方は危険です。
また、パミールをはがして確認しても再び貼り付けなければなりません。はがしたままだと雨が降れば雨漏りに発展します。基本的にパミールかどうか確認するなら屋根塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。
パミールの代表的な化症状
パミールには特有の劣化症状が見られます。中には経年劣化で他の屋根材でも見られるような劣化症状もありますが確認方法の1つです。以下に劣化症状をお話しします。
先端の変色
パミールは劣化すると先端が変色します。花粉や黄砂の影響で他のスレート屋根で現象で劣化状態を確認するための判断材料です。
屋根材の先端がめくれる
屋根材の先端が何層もめくれた状態になります。パイ生地やミルフィーユのように先端がボロボロになるのです。層間のはくりという現象ですが、放置すると屋根材はますます崩れて破片が落下します。
釘の腐食
パミールは販売元のニチハも公表している通り釘の腐食問題があります。パミールを販売した際の付属の釘が腐食し、釘頭がなくなる現象です。ただ、釘の腐食は屋根に上がってはがして確認しなければなりません。多くの場合、劣化してパミールが落ちたりずれたりした際、屋根塗装専門業者に確認してもらって初めて知ります。
クレーターのような穴が表面に開く
パミールの表面にクレーターのような穴が開くのも特有の劣化症状のひとつです。斑点模様のようで塗装のはがれに見えても実際は穴が開いています。
パミールは屋根塗装ができない
「屋根塗装のようなメンテナンスをすれば大丈夫ではないか?」と考える方もいるかもしれません。パミールの場合、外壁塗装ができないのです。
パミールは層間のはくりという問題点があります。屋根塗装をするには高圧洗浄や下地処理をしなければなりません。高圧洗浄だけでダメージを受ける可能性があります。塗料を塗ってもパミール自体がはくりするため意味はなく、屋根塗装によるメンテナンスができないのです。
ニチハパミール不具合はカバー工法を推奨
ニチハパミールの不具合はカバー工法か葺き替えを推奨します。カバー工法とは屋根の上に屋根を被せて問題を解決する工法です。屋根の葺き替えは屋根全体を新しいものに交換します。
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カバー工法
カバー工法は重ね葺きと呼ばれる工法です。既存屋根を撤去せずに新しい屋根材を被せます。既存の屋根の劣化が軽症の場合に適した工法です。スレートや金属屋根の他、アスファルトシングルならカバー工法ができます。屋根瓦は重量の問題があるため採用できません。重量が上のほうになるためバランスの悪さにより耐震性の問題が出てくるからです。
また、既存の屋根を残すために廃材が出ません。環境への意識が高まっている令和の時代に向いた工法とも言えるでしょう。すべてを新しくする葺き替えより、費用を抑えられるのもメリットです。
葺き替え
既存の屋根をはがして新しい屋根材に交換します。雨漏りやサビが全面に広がり少々の補修で対応できない場合に向いた工法です。パミールを使った屋根も問題をすべて解決できます。また、金属屋根に交換すれば住まいの重心が低くなるため耐震性の向上も期待できるのです。他にも防水シートまで交換するため、機能性も含めて屋根を一新できます。
ただし既存屋根を撤去するための処分費用が必要です。工期も長くなることが多い分、稼働する職人の人件費が増えるためトータルコストは高くなりがちです。
カトペンはパミールのカバー工法で問題を解決します
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊橋市の地域密着、創業77周年を迎えた外壁塗装と屋根塗装の専門業者です。自社職人による品質の高いカバー工法や葺き替えができます。
ニチハパミール瓦に対しても、カバー工法の実績が豊富です。パミール瓦から金属屋根を被せることで、断熱性や遮音性や防水性まで屋根の機能性を向上できます。「自分の家の屋根はパミールかもしれない」という方もお気軽にご相談ください。パミール瓦のカバー工法を行ってきた実績からしっかりと見極めます。
カトペンでパミールから他の屋根に交換したい、カバー工法をしたいという方はぜひご相談ください。ホームページの問い合わせフォームの他、電話やメールでも承っております。ショールームもあり、サンプルもご自身の目でご確認できるためぜひお越しくださいませ。
DATE 2024年7月23日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市で戸建ての外壁塗装を検討するなら、内容を知りたい方もいるでしょう。たとえば、業務用高圧洗浄機を使うのもコストがかかります。「塗料を塗るだけでいいのではないか?」と考える方にはムダに感じられるかもしれません。ただ、外壁塗装の工程にはすべて意味があります。
業務用高圧洗浄機の目的は汚れを落とすためです。メンテナンスや外壁塗装を10年以上していないと、表面は非常に汚れています。カビや苔などが増殖している場合もあるでしょう。手作業で頑固な汚れを落とすのには限界もあります。外壁塗装専門業者は、業務用高圧洗浄機で徹底的にキレイにしてから外壁塗装をするのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは高圧洗浄機の基礎知識や注意点をくわしくお話しします。
外壁の汚れは幅広い
外壁には多くの汚れがあります。ダメージを与える外部要因から大切な住まいを守っているのが外壁です。太陽光や雨や風などダメージを与える要因はさまざまで、汚れも無視できません。以下は外壁が汚れる代表的な原因です。
- チリやホコリ
- 花粉
- 苔や藻
- カビ
- サビ
- もらいサビ
- 排気ガス
- 雨だれ
- 換気扇からの排気汚れ
- チョーキング現象
以下で各汚れについてくわしくお話しします。
| チリやホコリ | 空気中には多くのチリやホコリが舞っています。外壁には凹凸があるために引っかかり付着します。チリやホコリが付着すると外壁はくすんだ色に。風の強い日はとくにチリやホコリが付着しやすいです。外壁が黒、グレー、茶色っぽい色になったらチリやホコリで汚れている可能性があります。 |
| 花粉 | 花粉症の季節になったら外壁の汚れにも注意が必要です。春や秋に植物は花粉を出しますが、風に乗って外壁に付着して汚れます。黄色っぽい斑点や粉っぽい汚れが特徴的です。 |
| 苔や藻 | 苔や藻も。外壁に付着することが多い汚れです。緑色や黒っぽい斑点状の汚れが特徴的です。住まいの周辺が湿気や緑の多い環境では気をつけたほうがいいでしょう。日当たりの悪さという条件が加わると繁殖しやすいです。ただし日光を好む苔や藻もいます。白い外壁だとよく目立ちます。 |
| カビ | 黒・緑・茶色の斑点の汚れ、まだら模様の汚れです。苔や藻と同様に湿気が多く、直射日光が当たらない通気性の悪い場所で増殖します。たとえば住宅密集地や隣家との距離が近い外壁でよく見られる汚れです。白い外壁だとよく目立ちます。 |
| サビ | 赤サビや白サビが発生します。赤サビは鉄の表面が空気や水に触れることで酸化した状態です。海水や塩分などは赤サビの原因となり劣化を進ませます。そのため海が近くの環境だと赤サビが発生しやすいです。また、白サビはアルミニウムや亜鉛表面に発生します。赤サビと同様に水分と酸素で発生するのが特徴です。
外壁にサビが発生するのは、外壁塗装による塗膜の劣化も関係します。金属サイディングやトタンのような金属外壁に、擦り傷や引っかき傷が付くだけでもサビは発生するのです。ただし金属サイディングは劣化でサビまで発生することはまれです。一方のトタンは、劣化の進行でサビだらけになることが多々あります。 |
| もらいサビ | もらいサビという現象もあります。近くのサビた金属が付いた外壁にサビが発生する現象です。たとえば雨どいの金具が最初にサビます。次に雨水が外壁を伝うことでサビることもあるのです。もらいサビは窯業系サイディングやモルタル外壁のような金属以外でも発生するため注意が必要です。 |
| 排気ガス | 黒いすすや、グレーや茶色の汚れです。交通量の多い道路沿いや工場地帯に建っている住まいでよく見られます。白い外壁だとよく目立つ汚れです。 |
| 雨だれ | 窓サッシや換気フードから下に伸びる黒い筋は、雨だれという汚れです。外壁に付いた汚れが雨で流されても残るものもあります。その残った汚れが雨だれになるのです。放置すると汚れはますます濃くなって頑固になります。 |
| 換気扇からの排気汚れ | キッチンや浴室の換気口の周辺が黒っぽくなった汚れです。家から出ていく空気中のホコリや調理中の油汚れが一緒になって形成されます。 |
| チョーキング現象 | 外壁塗装で塗料を塗ると塗膜という外壁を保護するものができます。塗膜は顔料、樹脂、添加物が固まったものです。塗膜が紫外線や雨風や汚れから外壁を守っています。
ただし塗膜も経年劣化すると、機能性が失われるのです。塗膜が分離すると顔料が表面に出てきます。外壁に触れて指に付く白い粉は分離した顔料です。チョーキング現象は外壁塗装の機能がほぼ失われた状態と言えます。 |
このように外壁の汚れは多種多様です。汚れも軽いならまだホースで水を出して洗えば落とせます。ただ、放置して頑固な汚れになると落とすのはむずかしいでしょう。美観を損なうだけでなく外壁の劣化を早めます。
外壁が劣化して亀裂が発生した場合、雨天時に雨水が建物の中へ侵入するのです。防水シートという水対策の防水層もあるため、すぐには雨漏りになりませんが時間の問題です。防水シートも劣化すれば、台風のような暴風雨で大量の雨水が侵入します。雨水や湿気で木材が腐れば住まいを支える力は低下し、限界がくると倒壊の危険性もあるのです。
高圧洗浄機で汚れを落として外壁塗装
外壁塗装専門業者は汚れを落とすのに、業務用高圧洗浄機を使います。業務用洗浄機には、家庭用と業務用があります。家庭用高圧洗浄機は価格も安いですし、軽くて扱いやすいです。ただ、業務用のほうが圧倒的にパワフルで高い洗浄力を持っています。家庭用高圧洗浄機で落とせない頑固な汚れもキレイにできるのです。外壁塗装では塗装前の下準備として、必ず工程に組み込まれます。
- 砂やホコリや雨だれなどの汚れもキレイにできる
- はがれた塗膜やチョーキングなど劣化した古い塗膜もキレイにできる
- 苔や藻やカビも洗い落とせる
苔や藻やカビは表面的にはキレイになっても根があると再び増殖するリスクがあります。その場合、特殊な洗浄剤を使ったバイオ洗浄で対策可能です。高圧洗浄では古い塗膜やサビは、サンドペーパーやブラシで研磨して除去します。下地処理でも行う作業で、業界用語ではケレンです。
業務用高圧洗浄で下地をキレイな状態にするのは外壁塗装専門業者なら当たり前の作業と考えましょう。逆に「うちは高圧洗浄をしないから大幅に値下げできます」と提案する業者は、悪質業者の可能性があるため注意してください。外壁が汚れた状態で外壁塗装をしてもまたすぐに不具合が出てもおかしくないからです。
高圧洗浄は家族全員の協力が必要
高圧洗浄ではいくつか注意点もあります。家族の協力も不可欠です。たとえば高圧洗浄をする際は養生をします。養生とは建築関係の場合、破損や汚れを防止するための保護や手当のことです。高圧洗浄は激しく水が飛び散ります。中には水がかかってはいけない設備もあるのです。たとえば以下が高圧洗浄で養生する場所です。
- インターホン
- 照明器具
- コンセント
- 換気口
- 天窓など
- 植物
コンセントや照明器具は水がかかれば壊れるだけではなく、ショートの危険性もあります。ショートして火花が散った場合、燃えやすいものに引火すると火災の危険性もあるのです。また、バイオ洗浄を行う際には植物にも養生します。カビや苔や藻を除去する洗剤のため、植物にかかると枯れるからです。
隣家に近い場合、水がかからないためにも養生します。基本的に外壁塗装業者に任せれば多くの場合、問題は起きません。ただ、一応家主も要望を伝えたほうがいいでしょう。とくにバイオ洗浄をするなら絶対枯らしたくない庭木や盆栽があるなら伝えておきましょう。物に隠れたり死角になったりして、確認しにくい場所にコンセントがあれば伝えたほうが無難です。
窓は鍵を閉めておき家族にも伝えておく
高圧洗浄中は窓を開けてはいけません。少しでも開けると激しい水が飛び込んできて大惨事です。家電にかかれば故障します。窓やドアなど水が入る可能性のある場所は閉めておきましょう。また、引き違い窓のように横に滑られて開く窓は鍵を閉めておきます。
業務用高圧洗浄のパワーは大きいため、鍵を閉めていないと開くリスクがあるからです。高圧洗浄をする日は家族全員に伝えておきましょう。
洗濯物にも注意が必要です。建物をキレイにする作業ですが高圧洗浄の水は飛び散ります。高圧洗浄の水以外に塗料が飛散する可能性もあるからです。洗濯物があると職人も配慮してスムーズに作業ができなくなります。
高圧洗浄の作業時間
高圧洗浄は約3時間〜8時間です。住まいの外壁の面積や形状で時間は変動します。汚れや古い塗膜の他、カビや苔や藻が広範囲にあるほど作業時間は長くなるでしょう。外壁だけなら半日はかかります。屋根塗装も含めれば丸一日かかってもおかしくありません。
その他、注意したいのは高圧洗浄終了後にすぐ外壁塗装には移れない点です。外壁材が乾燥するまで外壁塗装はできません。下処理程度ならできる場合もありますが、強引に塗装をしても水で塗料が垂れます。外壁塗装自体は早く終わってもすぐに不具合が出ればやり直しです。
豊橋市で戸建て外壁塗装を業務用高圧洗浄機でキレイにできるのはカトペン
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊橋市の地域密着、外壁塗装と屋根塗装専門業者です。創業から愛知県東三河地域を中心に、実績を積み重ねてきました。住まいの劣化状況や外壁材などの素材を適格に見極めた提案ができます。優秀施工者国土交通大臣顕彰も受賞した元職人が、技術顧問として後輩に技術を伝えています。外壁塗装、屋根塗装や高圧洗浄も含めた工程の技術研鑽を欠かしません。
適切な足場と養生を行い近隣住民にも迷惑をかけない高圧洗浄や外壁塗装を提案します。カトペンへの戸建てに関する外壁塗装の相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やメールでもご相談を受け付けております。
DATE 2024年7月16日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市のマンションの外壁塗装を検討しているオーナー様は、下塗り塗料にこだわってみてください。外壁、屋根関係なく、下塗りをしないと不具合のリスクが高まるからです。ハイグレードな無機塗料や光触媒を採用していても外壁塗装は失敗します。
下塗りは4つの重要な役割を担っているからです。
「外壁と上塗り塗料との接着」
「外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐ」
「塗装機能の向上」
「下地の色を隠す」
これらの効果がなくなりますから失敗も当然です。マンションの外壁塗装は戸建てより施工面積が広くなります。その分コストもかかりますが、外壁塗装専門業者の行う全工程には意味があるのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市のマンションオーナー様に外壁塗装の下塗りについてくわしくお話しします。
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一般的な外壁塗装の工程
外壁塗装は「塗料を塗るだけ」と言えるほど簡単ではありません。近隣へのあいさつや高圧洗浄、下地処理まで塗料を塗布するまで多くの工程があります。以下は一般的な外壁塗装の工程です。
- 近隣へのあいさつ
- 足場の設置
- 高圧洗浄
- 養生
- 下塗り
- 中塗り~上塗り
- 工事完了検査と仕上がりの確認
- お引渡し
これら多くの作業が必要です。塗装業者によって細部で異なる部分はあるかもしれませんが、ほぼ同じ流れです。
大手塗料メーカーアステックペイントの運営組織プロタイムズは、下塗り工事後に中間検査を行います。塗り残しや手抜きをしていると、失敗する可能性が高くなるからです。
下塗りとは?4つの重要な役割
マンションの外壁塗装で塗料を塗る工程だけ取り出すと「下塗り」「中塗り」「上塗り」の4つです。塗料を塗る工程の最初に施工します。4工程の各目的についてくわしくお話しします。
外壁と上塗り塗料との接着
外壁と上塗りの塗料と接着させるために下塗り塗料が必要です。上塗り塗料を外壁に直接塗っても、接着力がないためにはがれます。下塗り塗料は外壁と上塗り塗料の接着剤として機能するのです。
下塗り塗料を選ぶ際は、外壁材や上塗り塗料との相性も考えなければなりません。過去に伸縮性のある塗料を塗っていたとします。時間が経過して新しく外壁塗装をするなら下塗り塗料には伸縮性が必要です。過去に使った塗料と違う伸縮性のない下塗り塗料を使うと、塗膜にヒビが入る可能性もあるからです。
塗膜は太陽光の紫外線や赤外線の他、雨や風から守るために行います。外壁塗装は塗膜を作って外壁を守るのが目的です。塗膜に不具合が出れば外壁塗装の意味はありません。外壁塗装完了後、すぐに塗膜が劣化しても不思議ではないのです。
外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐ
最初に建てて10年以上の長い時間が経過すると、外壁にヒビのような劣化も出ます。その状態の外壁は新築とは違い、塗料を吸い込むようになっているのです。塗料を吸い込むと、上塗り塗料に厚みを出せません。厚みが不足すると塗膜の劣化は早まります。色やツヤにもムラができるため、本来の美観を得られません。下塗り塗料を塗布しておけば、上塗り塗料が外壁に吸収されるのを防げるのです。本来の色ツヤも出るため、希望する美観を得られます。
基本的に下塗りは1回ですが例外もあります。たとえば劣化が激しい場所や新築のモルタル外壁への塗布です。下塗り塗料も上塗り塗料と同様に、外壁に吸い込まれるため接着剤として機能しません。下塗り塗料が吸い込まれなくなるまで2回以上塗布する場合もあります。
塗装機能の向上
下塗り塗料に機能性を持たせたものがあります。たとえば防カビや防サビの他、遮熱機能などです。下地表面を固められるものもあります。カビやサビは美観を損なう劣化です。とくにサビは美観だけではなく、耐久性を低下させるトラブルに発展しかねません。
遮熱機能は室内の気温上昇を抑えるのに役立ちます。遮熱機能とは太陽光を反射させる機能です。太陽光が外壁材に当たると表面温度が高くなります。屋根だと60度になることもあるほどです。外壁材に蓄えられた熱は夜になってもじわじわと放出するために室温が上昇します。マンションの場合、断熱材だけでなく遮熱塗料も施工すると快適性が増すでしょう。コストと利益を考えて採用の判断はするべきですが、マンションの売りの1つになります。
下地の色を隠す
下塗り塗料は、下地の色を隠すことができます。元々が濃い色の外壁材だった場合、淡い色にしようとしてもうまくいきません。下地の色が濃過ぎると、薄い色で隠しきれないからです。その場合、白い下塗り塗料で下地の色を隠せます。そのうえで上塗り塗料を塗ると、希望通りの色を実現できます。
下塗り塗料の種類
下塗り塗料は1つだけでなく「シーラーやプライマー」「フィラー」などがあります。以下にシーラーやプライマー、フィラーについて具体的にお話しします。
シーラーやプライマー
シーラーやプライマーには「水性タイプ」と「溶剤タイプ」があります。水性タイプのシーラーは臭いが少なく、劣化症状が軽い場所の施工に適したタイプです。一方の溶剤タイプは臭いの強さが特徴です。外壁の傷んでる場所に対応でき、吸い込みを防げるだけでなく乾燥時間も短くて済みます。
フィラー
シーラーとプライマーは液体でサラサラしており、フィラーは逆に粘り気があります。凹凸のある外壁に採用されることが多い下塗り塗料です。フィラーを塗布すると下地を平らで滑らかにできるからです。ヒビ割れに塗布して覆うような役割もあります。
また、シーラーやープライマーより厚みが必要です。そのためシーラーやプライマーと異なり厚みを2倍〜3倍にできる砂骨ローラーを使います。
これらは代表的な下塗り塗料ですが他にもあります。「微弾性フィラー」は伸縮性とヒビ割れに対する塗膜の追従性が特徴です。「バインダー」は軽い劣化や塗料の吸い込みが少ない外壁に採用されます。基本的に築10年以上の建物ではなく新築で採用される下塗り塗料です。
「サーフェイサー」はシーラーをはじめとした下塗り材と上塗り材の間に塗布します。シーラーを塗ったあとの下地の微調整や密着性を高める目的です。傷んだ下地にシーラーと一緒に使うこともあります。
下塗り~上塗りまでの日数
下塗りは必ずしなければなりません。ただオーナー様として気になるのは工期ではないでしょうか。入居者に正確な情報を伝えるためにも把握しておきたいところです。
外壁工事で塗料を塗る作業だけだと下塗りは1日です。中塗りと上塗りで合計2日かかります。ただし目安でしかありません。外壁の範囲の広さや劣化状態と天候にも左右されるからです。とくにマンションの規模が広い場合は1日では済みません。
塗料を塗る作業だけではなく、各工程で行われる作業は最低1日かかります。また、外壁塗装は塗料を乾かす時間が必要です。雨が降ると湿度が高くなるため外壁塗装はできないからです。スケジュールを優先させて強引に施工しても、塗料が雨で流れる可能性もあります。光沢も落ちますし施工後すぐに塗装がはがれたりヒビ割れたりしかねません。あらためて塗膜を除去して再塗装も求められます。その分費用もかかりますし工期も伸びて、オーナー様にとっては損しかないのです。
下塗りの費用
下塗り塗料の費用相場は700円/㎡〜1,000円/㎡ですが、あくまで目安と考えてください。下塗り塗料もピンからキリまであるからです。安いと費用を抑えられますが、遮熱機能を備えているような製品は費用も高額になります。また、マンションが大規模ならその分、施工面積も広く職人も数が必要なため金額は上がるのです。他にも外壁の劣化が激しいなら下地調整も時間がかかります。高圧洗浄で古い塗膜や汚れの除去が必要です。サビがあれば落とさなければなりません。
豊橋市で外壁塗装をするならカトペンにお任せください
外壁塗装は下塗りだけでもコストがかかります。ただし外壁塗装をしない場合、劣化するとマンションの資産価値は落ちるでしょう。美観も悪くなり雨漏りが頻発するようなマンションだと入居率は厳しくなるかもしれません。家賃を下げたり、敷金と礼金をなくしたりしても入居者がいないとマンション運営自体できなくなります。
ただし外壁塗装は安ければいいものではないのです。「安くしたいから下塗りはなし」という提案をして「はい」と応える外壁塗装施文業者はいません。結果を知っているからです。もし要望に応えるようなら悪徳業者の可能性さえあります。外壁塗装は実績やホームページに事例を掲載し、評判の高い業者に任せるべきです。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊川市と豊橋市を中心に地域密着で外壁塗装工事を手がけてきました。大手塗料メーカーアステックペイントが母体になっている認定プロ施工店の運営組織プロタイムズの加盟店です。アステックペイント代理店部門施工実績では愛知県3位を獲得しています。東三河では1位です。ホームページでは300件以上の事例もご紹介しています。
カトペンへの外壁塗装へのご相談はホームページの問い合わせフォームでお伝えください。電話やメールでも受け付けております。相談、見積もり、診断は無料なためお気軽にご相談ください。
DATE 2024年7月12日(金)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市の戸建て住まいで初めて「屋根塗装」を検討中なら、塗料の知識が必要です。専門知識は不要ですがある程度知っておくと、塗料選びや塗装のタイミングを適切に判断できます。
本州のほぼ中心にある豊橋市は温暖な気候で冬も雪がときおりちらつく程度です。ただ、温暖化の影響で気温は上昇傾向にあります。真夏は30度を超え、熱中症の危険性も高まる気候です。
屋根は屋根塗装により作られる塗膜という膜で保護されます。真夏の厳しい日差しも塗膜があるため屋根に直接当たりません。ただ、塗膜は劣化します。屋根塗装の塗料には耐用年数があるからです。耐用年数は機能が保てる塗料の寿命を示しています。塗料にはアクリルやウレタンの他、フッ素、無機塗料などさまざまですが、耐用年数は異なるのです。また、耐用年数以外に機能性も異なります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市で戸建て住まいの屋根塗装を検討中の方に塗料の基礎知識をくわしくお話しします。
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屋根塗装が必要なのは紫外線や雨風での劣化を防ぐため
屋根材は一般的に大きく4種類あります。
| 粘土系 |
|
| セメント系 |
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| スレート系 |
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| 金属系 |
|
これらの屋根材はメリットもあればデメリットもあります。共通して言えるのは、耐久性や耐候性があってもすべての屋根材は劣化することです。太陽光の赤外線の熱や紫外線、雨や風でダメージを受けます。
1年程度では劣化しませんが、数年もダメージを受け続けるとヒビや割れなどの劣化症状が出ます。巨大な岩石も風や雨により削られるのと同じです。屋根材の寿命を長くしたいなら、塗料による屋根塗装という選択肢が出てきます。
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塗料が戸建ての屋根を守る仕組み
屋根塗装で屋根材を守れるのは、塗料による塗膜があるからです。塗膜が雨風や太陽光などから屋根材が直接ダメージを受けないようにしています。
塗膜は塗料が乾いて残った成分が固まったものです。塗料は「顔料」「樹脂」「水や溶剤」「添加剤」で構成されています。
顔料とは物に色をつける成分です。樹脂は元々松ヤニや、うるしのような樹木の樹液が固まったものを指していました。化学の進歩で石油や石炭などの原料にした人工的な合成樹脂が登場しています。塗料に含まれるのはその合成樹脂です。
水や溶剤は、樹脂を溶かしたり薄めたりするために含まれています。溶剤の代表例はシンナーです。添加剤は塗料の性能を高めるために含まれる、防カビ剤やつや消し剤などがあります。
屋根材に塗料を塗ると「残って塗膜になる成分と残らない成分」に分けられます。残って塗膜になるのは顔料・樹脂・添加剤です。水や溶剤は揮発して気体になり残りません。残った成分は乾燥して固くなった状態となり、塗膜として残ります。その塗膜が屋根材を保護するのです。
屋根塗装で押さえておきたい機能性
屋根に限らず外壁でも押さえておきたいのが機能性です。塗料の機能性は大きく分けて「保護」「美観」「特別な機能」があります。3つの機能に関して以下でくわしくお話しします。
保護
屋根塗装をすることで下地である屋根材を守れます。雨や風や紫外線はもちろん、排気ガスや雪や熱も屋根材の劣化を進める要因です。塗膜が外部からのダメージ要因をシャットアウトします。保護されることで屋根材は長持ちするため、安心できる住環境を保てるのです。
美観
美観とは見た目の美しさに関することです。塗料自体に色や模様や光沢を持っています。住まいの外観は見る人の印象を左右する重要な要素です。屋根も視界に大きく入るためおろそかにできません。
特別な機能
塗料が付与できる特別な機能は本当に幅広いです。以下は代表的な機能の一例です
- 遮熱性
- 耐熱性
- 防火性
- 防汚性
- 防水性
- 防錆性
- 防音性など
たとえば遮熱性能があると室内の気温上昇対策ができます。真夏に住まいの温度が上昇するのは太陽光の赤外線が理由です。赤外線が屋根や外壁に当たると表面温度を上昇させます。また、当たった屋根材や外壁は熱を蓄えて放出するのです。そのため室内は熱い状態が続きます。遮熱塗料は太陽光を反射させるために、屋根材や外壁材への熱による影響を抑えられるのです。
他にも、屋根材や外壁材の高熱が室内に伝わりにくくなる断熱機能が高いものもあります。雨と一緒に汚れが落ちる防汚機能までさまざまな機能性を持たせた塗料が販売されています。
塗料の種類と特徴
塗料の耐用年数は塗膜が劣化して機能性を失うまでの期間です。以下は一般的に使用されている塗料と耐用年数です。
| 塗料の名前 | 耐用年数 |
| アクリル | 約3~5年 |
| ウレタン | 約5~7年 |
| シリコン | 約7~10年 |
| フッ素 | 約10年~15年 |
| 無機塗料 | 約10年~15年 |
耐用年数は絶対的な数字ではなく、あくまで目安と考えてください。建っている場所次第で、住まいの負担が変わるからです。たとえば、工場の近くや交通量の多い場所だと、排気ガスや煤(すす)があります。海の近くなら潮風は塗膜にダメージを与える要因です。他にも毎年大雪が降るような場所や、真夏でとくに温度上昇する場所があげられます。耐用年数はあくまで期待できる耐用年数です。次は各塗料の特徴をくわしくお話しします。
アクリル
アクリル塗料とは「アクリル系の合成樹脂」が使われている塗料です。高い透湿性があるため湿気の影響が大きくなる場所に塗装されることがあります。ただ、シリコン塗料やフッ素塗料など、高い耐久性と機能性を持つ塗料の登場で採用は減りました。価格は塗料の中でも低価格ですが、耐用年数は約3〜5年程度です。メンテナンス頻度が多くなるため、コストパフォーマンスは高くありません。
ウレタン
ウレタン樹脂の塗料です。シリコン塗料が出るまではよく採用されていました。アクリルより高額ですが、他の塗料と比べると安い部類に入ります。アクリルより耐用年数は長いため、コストとのバランスがいい塗料です。また、耐摩耗性という点に強みがあります。屋根以外に鉄階段や手すりの他、雨戸などに塗られています。ただし、長期的に屋根塗装を持たせる場合では向いていません。
シリコン
価格と機能性のバランスがいい塗料です。アクリル、ウレタンと代わり主流となっています。カラーバリエーションの豊富さもよく採用される理由です。水へのなじみがいい親水性も有しています。親水性が高い場合、雨が降ると汚れも一緒に流れるのがメリットです。ガラスや鉱石と同じ構造をしているため、雨風や日差しに強い高耐候性があります。
フッ素塗料
フッ素塗料は幅広い天候に対抗できるだけの高い耐候性があります。施工コストは高額ですが、約10年以上の耐用年数を持っています。アクリルは約3年〜5年の耐用年数ですから、10年保たせるには最低2回〜3回の屋根塗装が必要です。コストは安いですがあくまで塗料の価格に過ぎません。屋根塗装の施工費も考えると一度で済むフッ素塗料のほうが安くなるという考え方もあります。
他にも汚れにくい防汚性能があるのも強みです。雨が降るだけで屋根の汚れを洗い流せます。屋根の美観と劣化につながる苔やカビなどの抑制機能も期待できるのです。また、遮熱機能の高さもあります。高い遮熱機能は太陽光の熱で屋根が暑くなり過ぎるのを防ぐのです。真夏は住まいの中で熱中症になる方も少なくありません。子供や高齢者は熱中症のリスクが高いため、フッ素塗料は有効な対策と言えるでしょう。ただし塗膜の硬さからヒビ割れが起きやすいという注意点もあります。
無機塗料
無機塗料はセラミックやケイ素のような無機物を配合しています。超耐候性と言えるほど、雨風や紫外線への強さを持っています。1度施工すれば15年以上長持ちするのがメリットです。雨風や紫外線に強い耐候性や汚れに強い低汚染性能もあります。フッ素塗料と同様に苔やカビの発生も抑えられるため、美観の維持という面でもメリットがあるのです。
遮熱性も高いため、熱中症対策も期待できます。高い遮熱性があるとエアコンの効率的に稼働させられます。室内の気温上昇を抑えられるため、設定温度まで下げるための稼働時間が短くなるからです。エアコンの消費電力が効率的になることで電気代の節約が期待できます。
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豊橋市で戸建ての屋根塗装のことは外壁・屋根塗装工事専門店のカトペンです
外壁・屋根塗装のことなら豊橋市の地域密着株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にお任せください。大手塗料メーカーアステックペイント運営のプロタイムズ加盟店です。遮熱性や耐久性や防汚性までさまざまな機能を持ったアステックペイントの塗料を提案できます。
アステックペイントは品質の高い施工ができる業者にしか商品を販売しない方針です。そのため屋根塗装の要望に応えられる自信がカトペンにはあります。
おかげさまで、全国展開の住宅塗装ネットワークでは4部門で1位を獲得しました。お客様満足度、店舗展開数、施工累積棟数や建物診断累積数での1位です。豊橋市での屋根や外壁塗装のご相談は、ホームページの問い合わせフォームで受け付けております。メールや電話でも相談無料、見積もり無料、診断無料なのでお気軽にご相談ください。
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